文学

三島由紀夫の総合研究

創立35年の老舗「三島由紀夫研究会」の会報を兼ねた、あらゆる角度からの総合研究メルマガ

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三島由紀夫研究会メルマガ(女系天皇を三島由紀夫は認めていない)

2012/06/24

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 『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
    平成24年(2012)6月24日(日曜日)
        通巻第662号  
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三島は女系天皇をみとめていなかった
 男系天皇論者であることは、三島の作品を読んで、その男女観からも明らか
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 6月22日(金)市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において三島研公開講座が開催されました。
講師は文芸評論家で関東学院大学教授・鎌倉文学館館長の富岡幸一郎氏で「三島由紀夫は女系容認論者か? 〜その天皇論の意味するもの〜」の演題の下に熱弁をふるわれました。

会場一杯の数十名の参加者がありました。講演資料として富岡幸一郎氏が今年一月『週刊ポスト』に発表された「『女性宮家創設』の前に読んでおきたい三島由紀夫の『天皇論』」の論文コピ−が用いられ、富岡幸一郎氏は昨今の女性宮家創設問題や皇統問題の論議においてまず三島由紀夫の天皇論に立ち返るべきことを主張されました。

皇統問題については富岡氏は基本的に男系継承尊重の立場に立つものの、女系天皇の論議も排除はしないとのバランスある考えを述べられました。また女系天皇容認論者の中に三島由紀夫が女系を認めていたと主張する向きがあることについて、三島自身が書いたもので女系天皇を明確に認めるような文献は見当たらないことにも触れられました。

これに関しては玉川代表幹事から鈴木邦男氏の著作などにおいてかつて楯の会における憲法研究会において、女系を認める三島由紀夫のメモがあったという議論があるが、まだこれは今後の研究課題であるとの参考発言がありました。
また会場におられた三島由紀夫文学館館長の松本徹氏からは、三島文学やそこに書かれた三島の男性観・女性観からみて三島の女系天皇容認説はありえない、との三島研究者としてのご意見も拝聴しました。

この問題は講演終了後に行われた懇親会においても参加者によって活発な論議や意見交換が行われました。尚、この富岡幸一郎氏の講演内容の詳細は後日三島研メルマガやニュ−スレタ−などに掲載される予定です。(三島研事務局)
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  三島研究会主催「公開講座」、勉強会など連続開催のお知らせ
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三島研例会 金子宗徳氏を招いて
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日時: 7月30日(月)18:30〜 (18:00開場)
会場: 中野サンプラザ8階研修室1番
講師: 金子宗徳(思想研究家)
演題: 三島由紀夫と国体論

<講師プロフィ−ル>昭和50年生、京都大学総合人間学部卒、同大学院修士課程修了、同博士課程修了退学、政治学者、里見日本文化学研究所主任研究員、日本国体学会理事(『国体文化』副編集長)など。著書に『安全保障のビッグバン』(共著 読売新聞社)、『保守主義とは何か』(共著 ナカニシヤ出版)など。



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公開講座 宮本雅史氏を招いて
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 現在産経新聞那覇支局長として尖閣諸島や沖縄問題の報道の最前線で活躍されている宮本雅史(みやもとまさふみ)氏を講師にお迎えして三島研公開講座を開催します。
最近、宮本雅史氏は多忙な取材活動の傍ら新著 『報道されない沖縄〜沈黙する「国防の島」』 (角川学芸出版)を上梓されました。
 おりしも八・一五の終戦記念日の前に行われる本講演で、かつて大東亜戦争の末期軍民一体となって国土防衛戦を戦って多くの犠牲者を出し、戦後は一転して巨大な米軍基地がおかれたまま現在にいたる沖縄の歴史を踏まえ、今や尖閣諸島問題に象徴されるように再び国防の前線に立たされている沖縄の現実を日本と日本人の立場から論じようとする宮本氏の熱弁にご期待ください。

 土曜日ですので、場所が違います。ご留意下さい!!!


日時:   8月11日(土)13時半開場、14時開演
場所:   ホテルサンル−ト高田馬場 大会議室
      JR・西武新宿線・地下鉄東西線「高田馬場」駅東口下車1分
主催:   三島由紀夫研究会 (後援 国防問題研究会)
講師:   宮本雅史氏(産経新聞那覇支局長)
演題:   大東亜戦争終戦六十七周年記念講演「尖閣諸島と沖縄問題」
会場分担金:2千円(三島研会員は1千円)

<講師プロフィ−ル>昭和28年生まれ。和歌山県出身。昭和52年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後産経新聞に入社。平成5年ゼネコン汚職のスクープで新聞協会賞を受賞。その後書籍編集者を経て現在、産経新聞那覇支局長。主な著書に『「特攻」と遺族の戦後』、『海の特攻「回天」』(ともに角川ソフィア文庫)、『検察の疲労』、『歪んだ正義―特捜検察の語られざる真相』、『「電池が切れるまで」の仲間たちー子ども病院物語』(以上角川文庫)、『報道されない沖縄〜沈黙する「国防の島」』(角川学芸出版)など多数。
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公開講座 ロマノ・ヴィルピッタ氏を招いて
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日時: 9月24日(月)18:30〜2030(18:00開場)
会場: アルカディア市ヶ谷(私学会館)4階会議室
講師: ヴィルピッタ・ロマノ(前京都産業大学教授、保田與重郎研究家)
演題: 三島由紀夫とイタリア
会場分担金  おひとり2000円(会員千円)



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公開講座 寺尾克美閣下(退役陸将補)を招いて
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日時: 10月22日(月)18:30〜 (18:00開場)
場所: アルカディア市ヶ谷(私学会館)
講師: 寺尾克美(退役陸将補)
演題: 三島由紀夫事件の真相
会費: 二千円(会員は千円)
講師プロフィール:昭和4年生。愛媛県出身。昭和28年早稲田大学卒業、保安隊(当時)幹部候補生学校入校、以後経理将校畑をあゆむ。三島事件当時は41歳の3等陸佐。旧陸軍では経理畑では主計中将が最高位でしたが、自衛隊では陸将補(少将相当)が最高位です。昭和59年退官。
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  三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
      メール  yukokuki@mishima.xii.jp
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創刊日:2006-01-12  
最終発行日:  
発行周期:半月刊  
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