消費者金融の数が増えるにつれて、ヤミ金に引っかかったという苦情や相談も年々増えてきているのが現状です。ヤミ金から借入を行うと完済までの目処が立たず、最悪の場合自己破産等の債務整理を行わなければならなくなります。 そこでここでは消費者金融を選ぶ時に、ヤミ金を選ばないですむ情報をお伝えいたします。
ヤミ金とは?
ヤミ金とは、多重債務などで経済的に破綻したと思われる者に対してさらに借入れを行わせる、新手の金融屋のことをさします。
ヤミ金会社の登録内容は法人名義を名乗っていたとしても、実際個人営業がほとんどで代表者の自宅も架空の住所であることが少なくありません。ヤミ金に手を出してしまうと後は終わる事の無い返済地獄が待っているだけです。またあり得ない金利で返済の目処が立たず、過剰な取立ても永遠に続きます。
さらに返済を終えたとしても「請求すれば払う」というレッテルを貼られてしまって、再度カモにされる可能性もあります。
ヤミ金関連の苦情・相談件数は、97年度3456件、00年7130件、01年一万件、02年2万1928件と今現在にかけても増加傾向にあります。
ヤミ金被害者数はピーク時で32万1841人、被害総額は約332億円とされており深刻な問題となってきていると言えるでしょう。
しかしヤミ金は摘発されても実刑判決がくだされる例が稀で、02年度の一年間で320人が逮捕、うち一審で実刑判決がくだされたのは、たった12人しかないのが現状です。
具体的な手法としては駅周辺の捨て看板や、サンドイッチマンたちが駅前で宣伝する、いわゆる携帯番号だけを広告しているような金融屋。通称、「090金融」 の他、債務者が所有する自動車や家具をいったん買い取った形をとり、そのリース料として高利で貸し付ける「リース金融」 、キャッシング枠ではなく、カードの利用枠をつかって金券やブランド品を購入させ、それを故買商に売って現金化させる手法の「金券金融」「チケット金融」などがあります。
ヤミ金の見分け方は?
まず貸金業登録の有無がヤミ金かそうでないかを見分ける指標になります。しかし登録があった場合でも、ヤミ金でないとは言い切れませんので注意は必要です。知事登録している業者の中にもヤミ金が存在します。
実際、東京都の場合、登録して三年以内の業者を「 都!)(トイチ)業者」 と言い、全国で摘発されるヤミ金の半分近くがそのトイチ業者とされています。
他にも金利が出資法違反の高金利でないかチェックしてください。
出資法第5条第2項に定められている上限金利(年29.2%:元本1万円につき1日8円の利息)を超える貸付けは、出資法違反となり罰則の対象となっています。
法律で定められた金利を超えて設定している業者は違法な業者とみて良いでしょう。実際、申し込みをする場合はかならず契約書をよく読んでから申し込みをしてください。
ヤミ金に陥らないために?
審査の甘いヤミ金を利用する人は多重債務に陥った人が多いと言われています。そこで他の消費者金融に追随するような金融機関から借入れを行わないことが、ヤミ金に陥らないための最善の策とも言えるでしょう。もし新しくキャッシングする必要がある場合は、しっかりと契約書に目を通すか、もしくは極力名のある有名な消費者金融から借り入れるようにしましょう。 また最悪ヤミ金に陥ってしまった場合は、引っかかったと思った時にすぐに弁護士に相談して対応する事が重要です。
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