日本語

日本の不思議はアップダウン構造

ありがとうは潜在意識をゆり動かす。日本語アップダウン構造の奥の神への感謝だから。英語サンキューでは効果なし。日本語の言霊、精神世界に興味のある人も目からウロコ。魔法のキーワードが日本文化の不思議を解明

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日本論の大発見!日本アップダウン構造・第7号

2004/05/14

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■ 日本論の大発見!日本アップダウン構造 ■ 第7号 (2004/05/14) ■

 翻訳30数年のプロが、魔法のようなキーワード(アップダウン構造)を
 使って、独創的日本論・日本人論・日本語論を展開する。

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□今回のもくじ

1. 日本語文法全体の主語は神

2.日本語の乱れとアップダウン構造

3.昌原講演会のお知らせ

4.編集余録 (ご無沙汰「再度」お詫び申し上げます)

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1. 日本語文法全体の主語は神

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 「日本語に主語はない」 という説が、日本語文法研究者の間でかなりの勢力
を占めるようになりました。大体、「主語」(Subject)という概念は、明治以来、
西洋語の文法にならって日本語文法を作り上げる際に導入した概念です。
 西洋から移植した「主語」という概念はどうにも日本語の実情にそぐわない点
があるのです。

 「主語」ひとつ取ってもお分かりのように、今日においても、決定的標準的日
本語文法といえるものはまだできあがっていません。

 それはアップダウン構造が分からなかったからです。
 アップダウン構造を根底に置かない限り、決定的な日本語文法は未来永劫作り
得ません。

 本号では、アップダウン構造によって日本語の「主語」の問題を考えてみます。

 「日本語に主語はない」 という説には充分な論拠があります。それは西洋語と
の比較から、日本語の特質を浮かび上がらせているからです。

 しかし、その説は間違いではないのですが、突っ込みが足りません。

 アップダウン構造を使って、「日本語に主語はない」という説を更に一段突っ込
んで考察しますと、


  日本語に主語はあった!
  しかもその主語は、日本語文法全体を統括する根本主語であった!


 という大発見に至るのです。

 拙著『ありがとう日本アップダウン構造』に掲載した例文を使って、それを解説
致します。

 ● Dragons's remains formed petroleum. (formed = 作った・・・能動態)

 ● 龍の残骸から石油が作られた.     (作られた・・・受動態)

 上の英文は実際に英文雑誌から取ったもので、完璧な英語です。(主語のみ変更
した。)
 次の和文は、その英文を翻訳したものです。
 両者を比較すると、英語の formed (能動態)は、日本語では「作られた」とい
う受動態になっています。これは翻訳テクニックの一つで、態の転換と言います。
 翻訳者はほとんど無意識のうちに態の転換を行って翻訳作業を進めます。

 態の転換をせずに、

   「残骸が石油を作った」

 とすると、日本語としては到底受け入れられない違和感が残ります。
 残骸が作るわけは、ないだろう、と感覚するのが日本人。

 この違和感、これが日本語のアップダウン意識なのです。

 能動が  受動に  変わる!

 こんな不思議なことがナゼ起こるのでしょうか。

 それは、日本語動詞の動作主(私の造語です)が、英語動詞の動作主と違うから
です。
                                
    (remains)     ーーー (formed) ーー→ (petroleum)
    (残骸)        (作った)      (石油)

 「残骸が石油を作った」といって何の違和感も感じないのが西洋語の感覚です。
 そこには、残骸と石油との二者関係が存在するのみです。

 しかし、日本語アップダウン意識は、隠れた第三者を無視できないのです。
 その第三者が、日本語「作る」の真の動作主です。
 「作る」の動作主とは、アップダウン構造の奥に隠れている神に他なりません。

   残骸から (神によって) 石油が 作られた。

 これで、日本語アップダウン感覚が落ち着くのです。
                  
  -----------------------------------------------------------------    
    「残骸」と「石油」と「神」の三角関係(アップダウン構造)

                (    神  )・・・・・・・・・・見えない世界

             ↓ ↑
     神が石油を  ↓    ↑   神が残骸を
    作った   ↓       ↑    使って
       ↓          ↑
     ↓              ↑
 ( 石 油 ) <- - - - - -   ( 残 骸 )・・・・・見える世界
 
  ------------------------------------------------------------------

 英文において、formed (作った)の主語(動作主)は、remains (残骸)で
すが、和文では、「作った」の動作主(主語)は隠れた「神」なのです。

 この一事もを見ても、西洋文法の「主語」が日本語文法には当てはまらないこ
とが明らかです。
 また、「日本語に主語はない」と言いたくなるのも充分納得できます。何しろ
それはアップダウン構造の奥に隠れていたのですから。

 さらには、

   日本語に主語はある!
   その主語は、一つの文の主語というちゃちなものではなく、
   日本語文法全体の究極主語である!

 ということも納得されます。

 この日本語の究極主語である「神」が、アップダウン構造の奥から日本語に力を
及ぼし、日本人の意識を光明化し、日本文化に光を添わせ、日本経済・日本技術の
根元力となっているのです。

 日本とは、まことに、「言霊の幸はふ国」でありました。

 拙著『ありがとう日本アップダウン構造』にそのことを多数の例を引いて深く論
証しています。まだお読みでない方は、是非お読み下さい。
 せめて序文だけは、絶対にお読みくださいますように。

  上記の書の序文 → http://www.transpace.jp/up-jobun.htm
 
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2. 日本語の乱れとアップダウン構造

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 日本語が乱れているとよくいわれます。
 その代表例が、 「ら抜き表現」 と 「さ入れ表現」 です。
  
   食べられる  → 食べれる     (ら抜き表現)
   読ませて戴く → 読まさせて戴く  (さ入れ表現)

 この程度の乱れは、可愛いものですね。
 事実、特に「ら抜き表現」については、肯定的にとらえる人が多いように感
じられます。
 正しい日本語を保つ上で、一番大事にしなければならないのは、日本語のア
ップダウン意識です。

 もし万一、「残骸が石油を作った」 という表現をおかしいと感じる日本語
のアップダウン意識が崩れたならば、日本国も崩れてしまいます。
 日本人の存在価値がなくなるのです。
 日本文化の根元力が消え去るのです。

 日本人が日本語を使い続ける限り、そのようなことは起こり得ないでしょう。
 アップダウン構造は厳然として生き続けます。
 少々の乱れぐらいではびくともしません。

 しかし、日本語を学ぶ外国人は、「残骸が石油を作った」というショートカッ
ト表現に何の違和感も感じないのです。
 そのようなエセ日本語が、逆輸入されて氾濫したらどうなるでしょうか。
 それこそが最大の日本語の乱れとなるでしょう。
 それをカッコイイといって飛びつく無知な日本人が増えないとも限りません。

 これだけ海外の日本語学習が盛んになっている今日、あまりに単純に楽観視も
していられません。

 海外の日本語教育の根本に、アップダウン構造を据えるべきです。
 日本国内の国語教育の根本にアップダウン構造を据えるべきです。

 それが正しい日本語を保つために根本的に必要です。
 日本語(国語)教育に携わる人々にアップダウン構造を知らせる必要を感じます。
 読者の皆様、アップダウン構造を日本人の常識とする運動に、どうかご協力を!

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3.昌原容成・講演会のお知らせ

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日時: 2004年5月20日(木)午後6:30〜8:30
場所: スペース天夢(木曜会)
      〒160-0004 東京都新宿区四谷1-11-11
      エイトスター東京本社ショールーム2階
      TEL 03-3359-0303 FAX 03-3359-0306
アクセス:●JR「四谷」駅 四谷口より徒歩3分
     ●地下鉄 丸の内線/南北線「四谷」駅四谷見附口より徒歩2分
演題:日本精神の発現(アップダウン構造を解説し、日本語に生き方を学ぶ)
入場料:1500円 (当日会場で。予約不要)
詳細は → http://www.eightstar.co.jp/MainFrames.cfm
  (トップページに右上の「スペース天夢(木曜会)」をクリック)

■ 「スペース天夢」(木曜会)は新時代の目覚めた意識を開発してゆこうとい
う人たちの集まりです。主催者はエイトスターダイヤモンドの社長、田村富保氏。
懐の深いお人です。
 エイトスターダイヤモンドは知る人ぞ知る、まことに不思議なダイヤモンドで、
それを持つ人の心身を調和した状態に保つ力があり、エイトスターではそのこと
をドイツのEAVという測定器で科学的に測定しています。個々のダイヤモンド
と個々人の相性も無料で測定するそうです。
 婚約指輪には絶対お勧めですね。(上記URL参照)

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4.編集余録 (ご無沙汰「再度」お詫び申し上げます)

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● 前号に続いて、再度ご無沙汰をお詫び申し上げます。
 この鈍牛につきあってくださる皆様方には深く感謝申し上げます。
 お詫びの印にと申しては何ですが、メルマガの内容だけは、絶対によそでは
見られないユニークな内容をお届けするつもりです。
 何とぞ、ゆるゆると、おつきあい下さいますように。

● 今年は講演会に力を注ぎたいと考えております。
 講演依頼も大いに歓迎します。
 都合のつく限り、読者の皆様と直に話し合う機会を多く持ちたいと思います。 

● 昌原筆録5、国際コメ年に想うサッカー韓国の勝因と日本の敗因(言霊の力
  とコメの力)を随分前にアップしました。まだお読みでない方はどうぞ。

   → http://www.transpace.jp/hitu005-komenenn.html

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◎ トランスペースの本(書店ではお求めになれません)
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◎■『ありがとう日本アップダウン構造』 昌原容成・著 (1680円)■
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◎ 日本語文法全体の究極主語は「神」である。
◎ 日本文化全体の根元力は、「神」である。
◎ 日本語アップダウン構造によって、それを鮮やかに論証する。                
◎  → http://www.transpace.jp/

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■ 日本論の大発見!日本アップダウン構造 ■ 第7号 (2004/05/14) ■
■ 発行所:トランスペース研究所 http://www.transpace.jp/
■■ 著者:昌原容成(まさはらようせい)masa@transpace.jp
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■■■ Copyright (C) 2003 Transpace Institute All Rights Reserved
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創刊日:2003-09-08  
最終発行日:  
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