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”産地直送” 気軽に楽しむイタリアワイン

イタリアソムリエ協会公認ソムリエが現地の生情報とともにイタリアワインの魅力をローマからお届けします。どなたでも気軽にさらっと読めるマガジンです。

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”産地直送” 気軽に楽しむイタリアワイン vol.95 【2006年版ワインガイド】

2005/10/25

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  ◇週刊◇
    ”産地直送”気軽に楽しむイタリアワイン 
         vol.95(2005年10月25日)

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こんにちは〜♪ イタリアワイン好きのみなさん、今日も
【”産地直送”気軽に楽しむイタリアワイン】
を読んで下さいまして、ありがとうございます!


◇【”産地直送”気軽に楽しむイタリアワイン】のバックナンバーは
 全てこちらに公開しております。
 興味のある方はどうぞごゆっくりご覧ください。
 
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     http://www.melma.com/backnumber_97687/


☆★本日のメニュー★☆
■今日のトピックス
  ★2006年版ワインガイド
■今日のワイン
  ★カンパーニアの赤
■今日のエリア
  ★ピエモンテ
■編集後記

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■今日のトピックス
 2006年版ワインガイド
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あれ〜っという間に10月も後半。涼しくなってきましたね。
ということで、そろそろ今年のワインガイド本の話題が登場しています。

とりあえずweb上でトレ ビッキエリのワインを発表したガンベロロッソ。
続いて、ソムリエ協会も286のチンクエ グラッポリをまず発表しています。
本の発売前にこうして話題をふっておいて、徐々に盛り上げていく作戦?

さて、こういうガイド本の評価はいわゆる「感覚」の評価によるもの。
色や輝き具合などを見る「視覚」、香りの強さや複雑さをはかる「臭覚」、
そして「味覚」。つまりワインを「絶対評価」しているわけ。

つまり、誤解を恐れずに言ってしまうと「おいしいもの」がポイントが高い。
もっとも味覚は人それぞれなので、たとえトレ ビッキエリやチンクエ 
グラッポリを取ったワインだからと言って、それが自分の好みかどうかは
飲んでみないと解らない、のですが。。

さて、こういう高い評価を受けた「おいしい」ワインたちって、たいてい
お値段も高いんですよね。おいしいから評価が上がり、評価が上がるから
値段も上がる。これは仕方のないことでしょうね。手が出ないからますます
欲しくなるのも人間の心理?

ちなみに、これら「おいしい」ワインばかりを集めた試飲会も開催されます。
例えばトレ ビッキエリすべて飲める(らしいが、本当にそんなに飲めるのか?)
のが10月30日にサローネ デル ヴィーノの一つのイベントとして行われる
グランデ デグスタツィオーネ(大試飲会、とでも訳しましょうか)。入場料は
50ユーロなり。

一方、チンクエ グラッポリのイタリアソムリエ協会は、10ヶ所で試飲会を
開催。イタリア20州を北から南へと10にわけ、リレー式に行われるようです。
タイミングよくそのエリアを旅行されることがあれば、参加されてみては?

UDINE(フリウリ ヴェネチア ジュリア州のチンクエグラッポリ)
 :11月26日 
TORINO(ピエモンテ、ヴァッレダオスタ、リグーリア州のチンクエグラッポリ)
:11月28日
GUBBIO(ウンブリア州のチンクエグラッポリ)
:12月3日 
AREZZO(トスカーナ州のチンクエグラッポリ):
12月4日
CHIETI(アブルッツォ、モリーゼ州のチンクエグラッポリ)
:12月5日 
MILANO(ロンバルディアとエミリア ロマーニャ州のチンクエグラッポリ)
:2月6日
VERONA(ヴェネト州)
:2月15日 
ANCONA(マルケ州のチンクエグラッポリ)
:3月25日 
TAORMINA(シチリア、カンパーニア、サルデーニャ、カラブリア州のチンクエグラッポリ)
:4月1日
BARI - Turi(プーリア、バジリカータ州のチンクエグラッポリ)
:4月16日



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■今日のワイン
 カンパーニアの赤
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先日、友人からプレゼントされたタウラージと、自分で買ったコスタ 
ダマルフィの赤を家族で飲みました。

まずタウラージを開け、続いてコスタ ダマルフィを。

タウラージがタンニンのしっかりした濃厚な味、コスタ ダマルフィは
どちらかというとやや固めの味、というイメージだったのですが。
(じゃあ、何でタウラージを先に飲んだのか?という疑問がわいてきそう
ですね。答えは簡単。1日に2本飲む気は最初はなかったんで〜す)

いやはや、タウラージのやわらかでデリケートな味わいだったこと。
もちろんパワーのある赤には違いないのですが、その完成度に
「さすが、タウラージ」と思ってしまいました。

コスタ ダマルフィも感動的な味わいでした。アマルフィ海岸沿いの
斜面地で作られるこのワイン、口に含むと何の違和感もなく、とろける
ようにひろがっていくんです。文句なしにうまい!

偶然とはいえ、同じときにカンパーニアの2つの赤を開けて(空けて)
しまったわけですが、いい気持ちになっていくその中で、

「カンパーニアってやっぱりすごいポテンシャルのある土地だ」

と思ってしまいました。





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■今日のエリア
 ピエモンテ
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今日のトピックスでチンクエ グラッポリについて触れましたが、
どの州が一番多くチンクエ グラッポリを出しているでしょう?

答え:ピエモンテ州(65のチンクエ グラッポリ)

2位のトスカーナが55、3位のフリウリ ヴェネチア ジュリア
が23なので、いかにピエモンテが「ぶっちぎりにうまいワインを作る」州
だということがおわかりになるでしょうか。
(それにしても、3位がフリウリだなんて嬉しい限りです)

ピエモンテが他州を引き離す要因。それは3つのBと1つのDがあるから
なんですね。

3つのBとはBAROLO、BARBARESCO、BARBERA(バローロ、バルバレスコ、
バルベーラ)。1つのDとはDOLCETTO(ドルチェット)。
みんな赤ワイン。

私はどれも好きなのですが、バルベーラはブドウの個性が醸造によって
面白いぐらいに変化するので、気軽に楽しめるお気に入りワインです。
お値段も他の2つのBに比べて断然安いので、その点でもポイントアップ。

ただし、年代を追って味わいを比較しながら楽しむ、となるとやはり
バローロ、バルバレスコにはかなわない。覚えていらっしゃいますか、
違う年代を飲み比べること。デグスタツィオーネ ヴェルティカーレ
(垂直的試飲、縦の試飲)をするならば、やっぱりこの2つですよね。

とはいっても、古いヴィンテージのワインは手に入れるのもちょっと大変。
値段もさることながら、「ない」「見つからない」という問題が大きい。
でも、手に入れにくいからこそ探す楽しみがあるのかもしれませんね。




 
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■編集後記


このメルマガ、ローマではなくて大阪で書いています。
日本の秋を満喫、といいたいところですが、なんか変な気候ですね。

そういえば、先日友人を訪ねて関東(埼玉)に行ったのですが、
「こんな妙な天気、おかしい。10月なのにこんなに暖かい。近いうちに
地震が来るに違いない」なんて友人が言うんです。

ええ〜そんなことってあるの〜?なんて笑っていたのですが、
なんと、翌日(10月16日)震度4の地震発生!!

そういえば東京では「家に歩いて帰るための地図」とか何とかいう本が
ベストセラーだそうです(大阪にもあるのかな?)。

阪神大震災から10年が経過して、あの恐怖を忘れかけていますが、
でも鮮明に思い出せる自分もいます。
本当に、今まで体験したことのないすごい揺れでしたから。

備えあれば憂いなし、とは言いますが地震は突然すぎるぐらいに突然に
やってくるもの。倒れやすい家具の近くで寝ている皆さん!今一度、
見直してみてくださいね。

次回はローマからお届けする予定です。

それではまた来週!
(前回もこう言ってお別れしましたが、1ヶ月近いご無沙汰で。
失礼いたしました(汗))

〜”産地直送” 気軽に楽しむイタリアワイン〜
発行者:高井 晶子(Takai Akiko)
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創刊日:2003-08-21  
最終発行日:  
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