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”産地直送” 気軽に楽しむイタリアワイン

イタリアソムリエ協会公認ソムリエが現地の生情報とともにイタリアワインの魅力をローマからお届けします。どなたでも気軽にさらっと読めるマガジンです。

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”産地直送” 気軽に楽しむイタリアワイン vol.71

2005/02/01

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  ◇週刊◇
    ”産地直送”気軽に楽しむイタリアワイン 
         vol.71(2005年2月1日)

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こんにちは〜♪ イタリアワイン好きのみなさん、本日も
【”産地直送”気軽に楽しむイタリアワイン】
を読んで下さいまして、ありがとうございます!

最後までよろしくお付き合いくださいね。


◇【”産地直送”気軽に楽しむイタリアワイン】のバックナンバーは
 全てこちらに公開しております。
 興味のある方はどうぞごゆっくりご覧ください。
 
           ↓  ↓  ↓ 
    
     http://www.melma.com/mag/87/m00097687/



☆★今週のメニュー★☆
■今週のトピックス
  ★イタリアデザートワイン事情
■今週のワイン
  ★ロッソ ディ モンタルチーノ
■今週のイチオシ
  ★ブルネッロ ディ モンタルチーノ
■編集後記

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■今週のトピックス
 イタリアデザートワイン事情
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先日、面白い食事会に参加しました。
幹事の方がワイン通だったため、食事一品一品ごとにあわせて、異なる
ワインがサービスされる、そんな楽しい食事会。

参加者は大部分が男性、しかもワインのことはさっぱり解らん(でも
アルコールは大好き)という、平均年齢55歳(もっと上かな?)の方々。

けっこう調子よく、ぐいぐい飲んでは食べ、と盛り上がったのですが、
ラストのデザートワインのところで「うえ〜こりゃ甘い」としかめっ面。
甘いお菓子は全部食べているくせに、甘いワインには拒否反応。
何故なんでしょうね。あんなにおいしいのに・・・。

さてこのメルマガでもたびたびデザートワインの話題を出している私。
その私の愛読書(?)でもあるデザートワイン専門のガイド本「Bere dolce」
の2005年度版が出版中です。

「Bere dolce(ベーレ ドルチェ)=ドルチェを飲む」。ずばり、デザート
ワインだけに絞った唯一のワインガイドブック。その内容はワイン同様、
とっても濃い〜のです。

全ページカラー。値段、生産本数、エノロゴはもちろん、解説に加えて
アッビナメント(合うお菓子)まで書かれています。そして、もちろん5段階
評価つき!

見事最高評価を獲得したデザートワインは次のとおりです。
(ワイン名:生産者)

Aleatico dell'Elba 2001 : Acquabona
Vin Santo 1994 : Avignonesi
Vin Santo Occhio Di Pernice 1993 : Avignonesi
Colli dell'Etruria Centrale Vin Santo Occhio di Pernice
Dolce Sinfonia di Vallocaia 1999 : Bindella
Alto Adige Goldmuskateller Vinalia 2002 : Cantina Produttori Bolzano
Recioto di Soave Classico Le Sponde 2002 : Coffele
Marche Bianco Arkezia Muffo di San Sisto 2001 : Fazi Battaglia
Irpinia Bianco Privilegio 2001 : Feudi Di San Gregorio
Umbria Passito 2000 : La Palazzola-Grilli
Tal Lùc 2003 : Lis Neris
Veneto Bianco Acininobili 2001 : Maculan
Recioto della Valpolicella Classico Ca' del Pipa Le Vigne 2001 
: Michele Castellani 
Piemonte Moscato Passito Bertolino 2001 : Tenuta Olim Bauda
Verdicchio dei Castelli di Jesi Passito Tordiruta 2001 
: Terre Cortesi Moncaro
Recioto di Soave 2003 : Vicentini
Alto Adige Goldmuskateller Passito Serenade 2001 
: Viticoltori Caldaro

さらに、この中から「最も感動的で興奮させるワイン」に選ばれたのが
フリウリの生産者、Lis NerisのTal Lùc 2003。
生産本数も少なく、それだけにお値段もそこそこいたしますが、
そりゃあ、すんごいワインです。

私は2001と2002は飲んだことがあるのですが、とにかくエレガント。
口の中にフワ〜と広がって、味の複雑さをとことん感じます。 
決してしかめっ面なんてさせません!



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■今週のワイン
 ロッソ ディ モンタルチーノ 
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ローマに住み始めてしばらくの間、語学学校に通いました。
ここでは、イタリア語の授業以外に週替わりでさまざまな催し物があって、
その一つにワイン講座、というものもありました。

まだソムリエのコースに通う前でしたので、ほとんど知識のないままに
参加。試飲ができる、ということで集まった生徒は呑み助ばっかり!

そのときの講師は後に私が通うことになる、ソムリエ協会のコースを
終了した先輩ソムリエ。ソムリエ協会の制服にタステヴァンをつけて
来られたその女性ソムリエがとってもかっこよく見えました。

どんな話を聞いたのかほとんど忘れてしまったのですが、印象に残った
ことが3つあります。

それは、
1)(ワインを勉強しようと思うなら)5ユーロ以下のワインは飲まない
2)(上と同じ理由から)店ではvino della casa(ハウスワイン)を頼まない 
3)まずはロッソ ディ モンタルチーノから

1)と2)については、ちっとも守っていない私ですが(^_^;)、3)は
わりと納得できたので機会があれば試してみました。

ロッソ ディ モンタルチーノというのはイタリアが世界に誇る
ブルネッロ ディ モンタルチーノの従兄弟のようなもの(ちょっと
違うか・・)。ブルネッロが選別に選別を重ねたブドウから作られる、
最高の品質を目指したものに比べ、ロッソ・・のほうはその選別から
もれたブドウからできるもの。

じゃあ、おいしくないのね、と思ってしまったらあなたの負け!

当たり前ですが、ブルネッロよりはうんとお安いロッソ。
でも、味はなかなかのものが多いのです。しかも、生産者によっては
ブドウの出来があまりよくない年はブルネッロを生産せずに、本来なら
ブルネッロのためのブドウを全てロッソ用にまわしてしまうこともある
(最近だと2002年)。

まあでも、ブルネッロを作った、作らなかったにかかわらず、一度ロッソを
飲んでみる。その中から気に入った生産者を見つけて、次はブルネッロに
ランクアップ、というのもけっこう楽しめます。

ちなみに、2002年のロッソ ディ モンタルチーノですが、私の愛読雑誌
IL MIO VINOによりますと、味もよければコストパフォーマンスも最高!
と評価を受けたのは次のワインです。
私も(試飲会で)飲みました。お買い得でございます。



★★ROSSO DI MONTALCINO 2002
  TENUTE SILVIO NARDI★★

  http://www.tenutenardi.com


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■今週のイチオシ
  ブルネッロ ディ モンタルチーノ
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前回のメルマガのトピックスで
「最も公正だと思うガイド本はどれか?」というアンケート調査について
お話しましたが、覚えていらっしゃいますか?

そのときの途中経過では「どれも信用できない」という回答が最も多かった
のですが、2週間たちまして見てみますと、あらあら、変化が現れました。

第1位にはガンベロロッソが。4人に一人が投票しています。次に多いのが
やっぱり(?)「どれも信用できない」という人。
まあ、ガンベロロッソの社員と試飲に参加した人たちが投票に参加した、
ということでない限り、この結果は信用していいでしょうね。

で、今回はこのガンベロロッソに敬意を表して、2005年版に彼らが選んだ
最高のワインをイチオシさせていただきます。

奇しくも、それは、ブルネッロ ディ モンタルチーノ。
おいしくなければならないワインがおいしい!最高!と表彰されるのは、
なんだかちっとも芸がない、と思う私は意地悪でしょうか。。。


★★BRUNELLO DI MONTALCINO POGGIO AL VENTO RISERVA 1997
    TENUTA COL D'ORCIA★★

    http://www.coldorcia.it

    
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■編集後記


先日、某有名イタリアレストラン(大阪)に食事に行きました。
ここは、いくつかあるその有名レストラン系列の中でも、
カジュアルに食事ができる、というところ(らしい)。

でも、こう、なんと言いましょうか、ワインをボトルで頼んで
ゆっくり食事と楽しもう、という雰囲気ではなかったように
思いました。

サービスされる方の態度もよかったし、食事もおいしかった
のですが。。。なあんか、落ち着かなかったなあ。

そんな経験、皆さんはありませんか?


それではまた来週!
(前回もこう書いたくせに、1回休んでしまいました。ごめんなさい)

〜”産地直送” 気軽に楽しむイタリアワイン〜
発行者:高井 晶子
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(メールアドレスが変更になっています)

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創刊日:2003-08-21  
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