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日刊「SOHOのツボ!」

SOHOの集まる事業協同組合が日刊で発行。様々なSOHOとしての立場からのリアルな体験談から、マネジメントの話まで、業界重鎮からの熱いコラムをお届けします。

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★日刊「SOHOのツボ!」2004.10.13/「アイデア」

2004/10/13

【関西の元気なSOHOが熱く語る!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.10.13 Vol.196 ━━━━━
 ☆☆★★★
 ☆☆★☆☆ 日刊「SOHOのツボ!」
 ★★★☆☆              http://www.soho-union.com/soho/
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                                    配信部数 946部

「稼げるSOHOに必要なこと」(#007)
                     オリカサ@ペンギンファクトリー

【○】本日のお題「アイデア」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オリカサです。

前半はどちらかというと内部的な話が中心でした。
ということで、そろそろ実のある話を書いていこうと思ったんですが、もう少し
手前のお話を(^^;

せっかくいい商品を開発して、実際に他と違ったことをしていても、本当に違う
のか?オンリーワンなの?と聞かれて、つい答えに詰まってしまいませんか?
そこに自信を持っていなければ、セールストークが微妙に弱くなって、お客さん
に勧めることができなくなってしまい、当然ながら売上には繋がりません。

では、どうするのか?それには、事前の商品を企画する時点でしっかりと調査を
して、それを反映させた企画にして他社に負けないものにするか、まったく新し
いアイデアを盛り込んでオンリーワンなものに近づけていくしかありません。と
はいっても、SOHOではそんなに企画段階の調査に予算をかけられる訳ではありま
せん。ということで、アイデア中心の製品企画が必要です。

1.Think/考える
 まずは自分の思いついたサービスや製品を、そのものズバリではなく、少し先
の展開を踏まえて考えてみます。商材によって色々と違いはあると思いますが、
特に利用者や購入者の視点から考えると色々な応用や展開が見えてくるはずです
。使い道、色や形、応用、売り方など。それをキーワードとして控えていきまし
ょう。
 例えば、友達に誘ってもらったライブの帰りにチケットの半券を見て、格安の
ライブチケット販売サービスをあなたが思いついたとします。ここからあなたの
全精力を傾けて色々なことを考えてみましょう。
まずは「不要なライブチケットを安く譲り受けて定価かそれ以上で売る」という
案ですね。既にこれはダフ屋さんや金券ショップなんかでやっていますし、ヤフ
オクなんかで個人同士で売買されるのもかなりの量になってきてますね。さらに
考えて「大量に捌いてみる」ことを思いつきました。これも、チケットぴあやコ
ンビニなどで既に行なわれています。もう少しオマケ的な要素を考えてみましょ
う。チケットの機能に絞って考えると「裏が電車やバスのチケットとして使える
」「どこかのお店とタイアップしてディスカウント機能をもたせる」「同じライ
ブハウスやコンサートホールなら他のアーティストのライブに安く行ける」「半
券がライブDVDの割引券として使える」「アーティストのオフィシャルホームペ
ージのアドレスを印刷して広告費をもらう」なんてこともいいかもしれません。
販売の方法を考えると、紙で印刷するから多少なりともコストがかかる訳で、「
Webや携帯を使ってペーパーレス化する」とかもいいかもしれません。ちょっと
寄り道に逸れました。誘ってもらった結果としてタダで行けた訳ですから、それ
自体をサービスにするのもいいかもしれません。どうしても一人で行かなければ
ならなくなった人が誰かを誘えるサービス(ちょっと出会い系の要素があるな〜
)や、チケットを共同で購入する仕組みなんかも面白いかもしれませんね。

昔、外資系IT企業の社内ポリシーで「Think!Think!Think!」というのがありまし
たが、まさにその通り。頭の中で、制約を外して、どんどん方向性を広げて考え
ていきましょう。できればノートやメモに書きながらがいいですね。次のアイデ
アが出たときの方向性になったり、アイデアの広げ方のいい練習になります。
広がりがあまりないようなら、今は使えないアイデアです。でも、もしかすると
時期が来たら使えるネタに大化けするかもしれません。ストックしておくといい
でしょうね♪
1週間ぐらいアイデアを「あーでもない。こーでもない」と練り続けて、最終的
に商品やサービスのイメージが出てくるようなら、なかなか脈ありのアイデアで
す。

ちなみに私の場合、風呂でリラックスしながらだったり、歯をボーっと磨いてい
る時だったり、夢の中で自分が作っているものだったりと、意外とニュートラル
状態の時にアイデアがひらめくようです。

 今度は、そのアイデアの実現性を考えてみましょう。実現するために予算がか
かりすぎはしないか?製作工程はどうなるのか?仕入コストは適当か?自分達が
やるべき事なのか?協力者が必要ではないか?ライバルはどこまで行っているの
か?販路はどうする?などなど、次は事前の調査です。

2.Search/探す
 アイデアを実際に実現できるかどうかや、ライバルの動向。類似製品の存在。
商標や特許。これらはインターネットを使ってほとんどのところが検索できます
。GoogleやYahoo!を使って、そのものズバリだけではなく、関連する色々なキー
ワードを使ってインターネット上の情報を探してみましょう。既に製品化されて
いる場合は、残念ながらそのアイデアはストック行きです。類似のものがあった
場合、それに対しての優位点があるかどうか。冷静に判断しましょう。検索の際
に気をつけることはは、その元の情報が正確なものかどうか、判断する必要があ
ります。インターネットでは特に情報にノイズが多く含まれています。個人のブ
ログページや掲示板では発信元のリソース(情報元)を検証せずに踏襲している
ページも多いですが、中には他で発表されていない情報やこれからのトレンドと
なりそうな情報もあり、一概にゴミ情報とはいえません。普段からネットサーフ
ィンを心がけてできるだけ多くの信頼できるリソースをブックマークしておきま
しょう。また、海外のサイトもかなり情報の宝庫です。アメリカやヨーロッパの
英語サイトだけでなく、ロシアなんかも結構面白いリソースがあります。IT系
だと韓国や中国がかなり色んな情報が飛び交いはじめています。他言語を苦手だ
と思わずに、色々調べてみましょう。海外の情報は、まったく違う発想軸だった
り、まだ日本では活用されていないものについてだったりして、アイデアを具現
化する際にはかなり有用です。

あ、それから特許や商標も重要ですね。
このあたりはこちらから検索することができます。
⇒ http://www.ipdl.ncipi.go.jp/

3.Talk/話す
 私が個人的に大事にしているのは、意外とこれです。
思いついたことを少しまとめて、まず人に話します。特許を生業としている人か
らは笑われそうですが、自分では凄い!と思っているアイデアでも、意外と他の
人が既に思い付いていたり、他で使われ始めたりしています。一度考え始めると
、その考えに固執しがちで周りが見えなくなってしまうことが多々あります。
貴重な時間を無駄にしないために、手っ取り早くもある方法です(^^;;;オイオイ

いいアイデアはなかなか生まれません。かと言って、考えないと何も始まれませ
ん。
「もっとも〜っと、特別なオンリ〜ワ〜ン♪」
を目指して、頑張ってください!

ということで、次回はやっと「R&D」のR、「事前調査」について書こうと思
います (^O^)ノ

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【プロフィール】

オリカサ★トモヒロ(本名:折笠 僚洋)
EMail:ori@penguin.ne.jp
Blog:http://ori.wablog.com/

〜Linux&オープンソースで高品質なサービスを〜
有限会社ペンギンファクトリー 代表取締役 開発部部長
URL: http://www.penguin.co.jp/

1970年 北海道生まれ。小学校卒業とともに福岡から京都に転校してくる。
1993年 「ディアスコーポレーション(屋号)」として個人ソフトハウス開業。
1999年 資本金300万円で「有限会社ディアス」設立。
2001年 「有限会社ペンギンファクトリー」に社名変更。
2003年 増資。資本金620万。

生産・販売管理などの全社システムから、社内決済や業務管理用ツール、テクニ
カルなWebサイトやグループウェアシステムなど、大小100以上のシステムの設計
開発を自ら行なう。
「自分達の技術で社会をよりよいものに!」をモットーに、自社開発システムの
オープンソース化や低価格サービスなどの提供で社会貢献をしつつ次代を育むよ
うなWebサービス作りを日夜行なっている。特技はプログラムしながらトリップ
できること。
現在もペンギンファクトリーのメインプログラマーとしてWebサイトやパッケー
ジシステムの構築を行っている。
最新システムは CMS+BLOG「ペンギンブログ」⇒ http://ori.wablog.com/
2004'10/5にサービスインもしました「ワブログ」⇒ http://www.wablog.net/


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【執筆者】<隔週で変更になります>
 月曜日:咲本勝巳、村上肇
 水曜日:渡辺康一、折笠僚洋
【編集者】
   稲木俊一、村上肇、石井研二、咲本勝巳

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