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日刊「SOHOのツボ!」

SOHOの集まる事業協同組合が日刊で発行。様々なSOHOとしての立場からのリアルな体験談から、マネジメントの話まで、業界重鎮からの熱いコラムをお届けします。

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★日刊「SOHOのツボ!」2004.10.04/「続・SOHOによく効く書籍」創造性開発手法

2004/10/04

【関西の元気なSOHOが熱く語る!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.10.04 Vol.193 ━━━━━
 ☆☆★★★
 ☆☆★☆☆ 日刊「SOHOのツボ!」
 ★★★☆☆              http://www.soho-union.com/soho/
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                                    配信部数 941部

「続・SOHOによく効く書籍」(#007)
                           咲本@時計台ネット

【○】本日のお題 「創造性開発手法」━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは!咲本です。

以前、「ブレークスルー思考」と名付けてオススメ書をご紹介したことがありま
すが、今回はその続編となるコラムです。
http://www.tokeidai.net/sakimoto/column/040329.html

といいましても、今回オススメする書籍のほうが要注目書であったりします。


▽ マイケル・マハルコ『アイデアのおもちゃ箱―独創力を伸ばす発想トレーニ
ング』(ダイヤモンド社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478760632/

本書は、古今東西の創造的発想についての研究の中から、実用的に使える手法を
優先に、書名の如くまるでおもちゃ箱をひっくりかえしたかのように、パズル解
きのような楽しそうな発想法が次から次へと30近く紹介されています。

アイデアの発想法は「左脳を鍛える直線発想法、右脳を刺激する直感発想法」の
2つに分類されています。

このうち、私は前者の直線発想法に属する「SCAMPER(スキャンパー)」について
の解説が読みたくて購入しました。

SCAMPERとは、創造性開発の第一人者アレックス・オズボーンが7つのチェック
リストとして提案されたものを、その後ボブ・イバールが7つの頭文字に整理し
て覚えやすくしたものを指します。

SCAMPERは、下記の7つの問いかけのことをいいます。
S=Substitude? 代用品はないか。
C=Combine? 結びつけることはできないか。
A=Adapt? 応用することはできるか。
M=Modify?=Magnify? 修正、あるいは拡大できないか。
P=Put to other uses? 他の使いみちはないか。
E=Eliminate or minify? 削除か、削減できないか。
R=Reverse?=Rearrange? 逆にするか、再編成できないか。

SCAMPERの使い方について、多方面の事例によって説明がなされていますが、そ
れは本書をお読みいただいて感じていただくこととして省略いたします。

私が思うのには、SONYがウォークマンを登場させるようなことには、SCAMPERで
発想していくことが功を奏する場合が多いのでしょうが、現在のSONYが必ずしも
SCAMPER的発想があるとも思えず、その証拠としてAppleのiPodにかつてのウォー
クマン市場を大きく侵食されつつあるとでもいいたいところです。

通常、アイデアを出していく際には、ブレーンストーミングが使われることが、
たいへん多いかと思います。

これは、まず質よりも量を重視して、たくさんのアイデアを出すところに重きが
おかれるところが特徴です。

思い込みを捨て、他人のアイディアにも耳を傾け、アイディアを評価、批判、コ
メントすることなく、まずはアイデアを量産した後に、最も適切なものを見つけ
出そうという立場です。

しかし、いくらたくさんのアイデアを出して欲しいと漠然と呼びかけましても、
必ずしも大量のアイデアが出るとは限らず、むしろあまりアイデアが出ない場合
も多いのではないかと思います。

そういった場面で活用できるツールが、このSCAMPERなわけです。

これを使う際に注意しなければいけないのは、大きな問題、例えばWEBをリニュ
ーアルしたいとの問題があった際に、その問題そのものをSCAMPERで考えようと
するのではなく、細かな問題点に分割し、つまりはこの場合には、WEBの記述言
語、コンテンツ、コミュニティ、WEBマスター、ネットショップ等々に分割して
個々の問題点についてSCAMPERで考えることにより、より素晴らしいアイデアが
登場する可能性が高くなるという点です。

ただ残念なことに、1997年に発行された書籍であるにもかかわらず、現在品切中
です。

ダイヤモンド社は、素晴らしいビジネス書を多数発行することで、有り難い出版
社ではあるのですが、その反面、このような重要な書籍をいとも簡単に品切を起
こしたまま、いずれは絶版させるということを平気で続けている出版社でもあり
ます。

個人的には、書籍の内容によって、ロングセラーとして残すべき本とそうでない
本とを吟味された上で、メリハリをつけていただきたいものです。

ということで、今回はオススメしながら手に入りにくい書籍となっています。

私の入手方法は、Amazonの「ユーズド商品を安く買いたい」に書籍を登録してい
たところ、あっという間に状態のよい古本が手に入りました。

みなさんの中でお読みになりたいかたがいらっしゃいましたら、Amazonのこの機
能や、Yahoo!オークションなどから、うまく入手していただきたいです。


【プロフィール】
咲本 勝巳(さきもと かつみ)
1965年京都生まれ。京都在住。eビジネス、組織論、創業、ベンチャー、経営戦
略、現代思想にとても高い関心を持つマーケティングのコンサル屋。

関西ベンチャー学会 理事 http://www.kansai-venture.org/

大阪市立大学・大学院創造都市研究科アントレプレナーシップ研究分野
「創業アドバイザー」 http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/

起業・マーケティング・eビジネスによく効くメルマガ「週刊☆ビジマ」発行人
http://www.mankai.biz/


【あとがき】

9月29日・30日と久しぶりに東京に出張してきた。
東京国際フォーラムで開催の「イノベーションジャパン2004」を視察するためで
あった。
28日から29日朝にかけてクライアント企業の方と呑み明かし、新幹線予約時間に
間に合うように呑み屋から直行するという「ハードスケジュール?」をこなし、
午前10時開始のSONY副社長の講演をお聴きした。
会場には数百名の座席が満員で立ち見が出ていたくらいであったが、30分ほど聴
いて、あまりにもつまらない話なので、私一人だけ退席。
結果的には、知り合いと久しぶりに渋谷で呑むために東京に行ったも同然だった
ような気さえしている。

10月は、5日に淡路島で講演、15日は今月から新規クライアント先となったとこ
ろでの社内セミナー、25日は京都の某商店街での講演と、3件の講演が発生。
現在は、コンサルティングに力を入れている私としては、これでも多い方。

京都商工会議所さんに、某コンサルに使える新たな仕組みを作っていただき、
その活用先もドンドン投入していただくことが決定した。
こういった話は有り難い限り。


ご意見・ご感想は→ mailto:sakimoto@tokeidai.net
私についてご興味のある方は硝子張り公開→ http://www.tokeidai.net/works/


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【執筆者】<隔週で変更になります>
 月曜日:咲本勝巳、村上肇
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【編集者】
   稲木俊一、村上肇、石井研二、咲本勝巳

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最終発行日:  
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