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日刊「SOHOのツボ!」

SOHOの集まる事業協同組合が日刊で発行。様々なSOHOとしての立場からのリアルな体験談から、マネジメントの話まで、業界重鎮からの熱いコラムをお届けします。

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★日刊「SOHOのツボ!」2004.9.1/「PR手法とその効果」

2004/09/01

【関西の元気なSOHOが熱く語る!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.09.01 Vol.184 ━━━━━
 ☆☆★★★
 ☆☆★☆☆ 日刊「SOHOのツボ!」
 ★★★☆☆              http://www.soho-union.com/soho/
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                                    配信部数 936部

「稼げるSOHOに必要なこと」(#004)
                     オリカサ@ペンギンファクトリー

【○】本日のお題「PR手法とその効果」━━━━━━━━━━━━━━━━━

オリカサです。
今回は「PR手法とその効果」について書こうと思います。

自社の製品や商品はできたでしょうか?
さあ、この自社の虎の子達をどうやって世に送り出すか。

大きくは【広報】と【広告】の、2つの手法があります。

よく似た言葉ですが、【広報】は専門的にはPR(パブリックリレーションズ)と同
義で企業がマスコミに向けて情報を発信して、それが報道を通じて社会に情報伝
達されるものです。【広告】は新聞や雑誌のスペース、ラジオやテレビの時間を
お金を払って、そこで企業の製品情報やメッセージを伝えるものです。

使い方の違いとして、【広報】は報道するかどうかはマスコミに委ねられるので
時期や対象層を特定できませんが、【広告】は時期や対象層を特定してメッセー
ジを伝えることができます。

【広告】は基本的に有料です。それから明確なメッセージが必要です。さらに広
告費を湯水のように使える大企業とまともにはり合うことになります。そのため
あまりSOHOには向かない手法です(ということで今回は省きます)。

% 最近では、記事が出るタイミングでタイアップ広告を打つ有料パブリシティの
% ような形も専門誌や雑誌などで多いですね。

また媒体としては、

『紙』:新聞、雑誌、折込チラシ、ポスター、DM
『乗り物』:バス・鉄道・飛行機などの車内ポスター、駅看板、車体広告
『屋外』:立て看板、屋上や壁面の看板、ネオンサイン
『屋内』:POP、ポスター
『電波』:テレビ、ラジオ、衛星放送、ケーブルTV
『インターネット』:ホームページ、Web広告
『その他』:CD-ROM、ビデオ、DVD

といったところでしょうか。

対象層は誰なのか?というのも重要ですね。
「購買層」「マスコミ」「社員」「株主」「取引先」「学生(人材)」あたりが
ターゲットとするところでしょう。

【広報】の内容を「購買層」に直接届けられるといいんですが、なかなかそうは
いきません。そこで、必要となるのはやはり「マスコミ」の力です。
どこそこのお店が大阪ほんわかテレビで取り上げられて連日行列ができている。
とか、誰それの商品がちちんぷいぷいで取り上げられて生産が追いつかない。と
いう話はちらほらと耳にされるんじゃないでしょうか。「マスコミ」の中ではや
はり?TV?が大きいです。?ラジオ?は残念ながら昔ほど効果はないですね。
また、あの雑誌を見て来たんです〜。とか、新聞記事にあったのはこの商品でし
ょうか?など?TV?ほどではありませんが?新聞?や?雑誌?の力もなかなかあ
などれません。

% ちなみに?新聞??テレビ??ラジオ??雑誌?をまとめて、マス四媒体など
% と言ったりします。

「購買層」へ訴えかけるための手段=「マスコミ」と思ってもいいんじゃないか
と思います。

そして「マスコミ」へ事業や製品の情報を送って、それが報道する価値があると
判断され、無償で記事や番組として取り上げてもらうことを《パブリシティ》と
いいます。そして、それを企業として行なうことを《ニュースリリース(または
プレスリリース)》といいます。

ではどうすれば、報道する価値があると判断してもらえるのでしょうか?
一般的には次のように言われています。
・新しいこと…世界初、日本初、業界初、といったような事柄
・価値がある…社会的に価値があるなど客観的に判断してニュースに値する事柄
・現実である…将来的なものでなく現実に行われている事柄
・話題性…時代的背景の中で、話題となる価値があること
・正確である…未確認の要素が無いこと、データの裏付けがあること 

まあ、正論ですね。でも実際にわかっていても、上記を満たしたニュースをリリ
ースするのはなかなか難しく、企業にもそれ相応の体力が必要です。

あと、記者の人たちも人間なので、いくつかすりぬける要素があります。

・ブランド…イメージが確立されていれば、掲載されやすくなります
・メジャーである…ブランド同様に、よく知られている方が安心ですよね
・直接の知り合い・紹介…やはり人のつながりに弱いのはみんな同じです
・食事に誘う・金品を渡す…わかり易くやると単なる贈賄(犯罪)です(^^;;;

これらを踏まえた上で、どうすればうまく《パブリシティ》を活用できるのでし
ょうか。

まずは根気よく続けることが大事です。私達も最初のうちは掲載されないことが
ほとんどでした。自分達にとっては新規性のあることでも、ダラダラと長い文章
で説明したり、分厚いマニュアルを送ってみたりしたところで、相手も忙しいの
で目を通してくれるのは稀です。わかりやすい説明と、うけのいいキャッチコピ
ーは必ず必要です。決して独りよがりにならずに記者さんの価値判断基準と本当
に顧客になってくれる購買層の人たちに向けたメッセージをじっくり悩んで書き
ましょう。デザインもプレスリリースではそう凝る必要はありません。ワープロ
4級とかの程度で十分です。コピーも苦手なら最初のうちはプレスリリース代行
します!みたいな会社にやってもらうのも手かもしれません。

% あまり手間賃を要求されたり広告を勧められて少ない予算を削り取っていった
% りする会社とはさっさと手を切った方が無難ですが。
% やはり自分の会社の【広報】ですから、最終的には自分達が発信元です。あく
% まで色々な広報のテクニックや、ブランド戦略のためのシンクタンクのような
% 社外ブレーンとしてお願いする形がベストでしょう。

次に色々試してみることです。表現の手法を変えたり、製品のPRする切り口を変
えたり、送信する先をプレスセンターやDM・直接の記者発表にしてみたり、雑誌
や新聞、TVなど相手も変えながら、色々と試してみましょう。基本となる記者さ
んの価値判断基準さえ忘れなければ少々迷惑がられても大丈夫です。なんせ新参
者ですから出る杭は打たれます。打たれたら逆に出てやる。ぐらいの気持ちで丁
度いいぐらいです。気にしない気にしない。釣りと同じでそのうちにガツンと引
きがきます。

意外とよく聞くのはせっかくの記事にケチをつける人。相手に一生懸命に伝えた
つもりでも、うまく伝わっていないってのは、友達関係でもよくあること。あま
りに酷い間違いや批判記事でなければ、次回取材のときの笑い話のネタぐらいに
考えておきましょう。

それから、雑誌や新聞は思っているより効果はありません。ただ、イメージを浸
透はしていっていますから、小さい記事だったり顧客の反応が無くても根気よく
続けましょう。

最後に大事なことは、実際の営業と必ず併行して動くことです。《ニュースリリ
ース》だけを行なって実際の活動は何もしていない。これではせっかく記事や番
組になっても何の意味もありません。次回から載せてもらえない、、、なんてこ
ともありますので、必ず、実現する内容のものを発表することです。

ということで、後は具体的な《ニュースリリース》の書き方は、書籍やサイトを
参考にしてみてください。うちのホームページにも新聞記事になったものやそう
でないもの。いくつかニュースリリースがありますので、参考にしてみてくださ
い。

あ、もうひとつ。記事を掲載してもらったら、必ず記者さんにはお礼の電話なり
メールなりしておきましょう。《ニュースリリース》の基本です(^^)

メディア向けの《ニュースリリース》手法。少し判っていただけたでしょうか?

『インターネット』が抜けている?そうです。従来「購買層」に直接訴えかける
ことが難しかったため「マスコミ」を経由していた《ニュースリリース》ですが
、その図式を大きく転換したのが『インターネット』ともいえるでしょう。
そのあたりを次回もう少し詳しく書こうと思います。

ということで、次回は「インターネットを活用したPR手法」についてです(^o^)ノ

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【プロフィール】

オリカサ★トモヒロ(本名:折笠 僚洋)
EMail:ori@penguin.ne.jp
Blog:http://ori.wablog.com/

〜Linux&オープンソースで高品質なサービスを〜
有限会社ペンギンファクトリー 代表取締役 プログラマー
URL: http://www.penguin.co.jp/

1970年 北海道生まれ。小学校卒業とともに福岡から京都に転校してくる。
1993年 「ディアスコーポレーション(屋号)」として個人ソフトハウス開業。
1999年 資本金300万円で「有限会社ディアス」設立。
2001年 「有限会社ペンギンファクトリー」に社名変更。
2003年 増資。資本金620万。

生産・販売管理などの全社システムから、社内決済や業務管理用ツール、テクニ
カルなWebサイトやグループウェアシステムなど、大小100以上のシステムの設計
〜開発を自ら行なう。「ネット社会をよりよいものに!」をモットーに、自社開
発システムのオープンソース化や低価格サービスなどの提供で社会貢献をしつつ
次代を育むようなWebサービス作りを行なっている。特技はプログラムしながら
トリップできること。現在もペンギンファクトリーのメインプログラマーとして
Webサイトやパッケージシステムの構築を行っている。最新システムは CMS+BLOG
「ペンギンブログ」⇒ http://ori.wablog.com/


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