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日刊「SOHOのツボ!」

SOHOの集まる事業協同組合が日刊で発行。様々なSOHOとしての立場からのリアルな体験談から、マネジメントの話まで、業界重鎮からの熱いコラムをお届けします。

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★日刊「SOHOのツボ!」2004.07.19/ブランド論

2004/07/20

【関西の元気なSOHOが熱く語る!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.07.19 Vol.173 ━━━━━
 ☆☆★★★
 ☆☆★☆☆ 日刊「SOHOのツボ!」
 ★★★☆☆              http://www.soho-union.com/soho/
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                                   配信部数 0922部

「続・SOHOによく効く書籍」(#002)
                           咲本@時計台ネット

【○】本日のお題 「ブランド論」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは!咲本です。

前回のコラムで、マーケティングという枠組みで語られることには、前時代的な
発想がつきまとう傾向があり、21世紀的な発想で考えるためには、ブランドとい
う切り口から取り組んでいったほうが良いのではないかと最近感じることがある
と述べました。

ブランドといいますと、SOHOをやっている立場ではあまり関係のないことだと思
われるむきもあるかもしれません。

でも、そんなことはありません。

実は、一個人から小規模事業、大企業に至るまで、大いに関係あります。

商品・サービスが多種多様化し、情報が溢れかえる反面、企業不祥事が多発する
世の中にあって、あなたの事業活動がお客さまに信頼され、選ばれる存在となる
には、ブランドとしての活動が不可欠なのです。

ということで、今回はブランド戦略についての本をご紹介させていただきます。


▽ Harvard Business Review編集『ブランド・マネジメント』(ダイヤモンド
社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478501866/

米国によく見受けられるようなマス広告を大量に垂れ流すことがブランド戦略か
のような風潮が、以前にはよくありました。

本書で最も注目すべきなのは、第4章「マスメディアを使わないブランド戦略」
です。

この章で米国流マス広告頼みの戦略が時代遅れとなりつつあることが指摘された
上で、ヨーロッパ系企業の6社を事例に出して、ブランド戦略のポイントが展開
されます。

ここで最も強調されているのは、「ブランド・アイデンティティの明確化」とい
う点です。

これはすなわち「組織に取り込まれ、事業のビジョン、組織文化や価値観にリン
ク」したものであるということです。

では、それが具体的にどういったものとなるのかという点について、「ザ・ボデ
ィショップ」や「ハーゲンダッツ」などの企業事例によって、明確に語られてい
ます。

またその中で、「ビジリビリティ(視覚に訴える力)」が過小評価されていたこ
とも指摘されます。

ビジリビリティといっても、その戦略としてマス広告による露出だけに限られる
ものではありません。

イベント開催やイベントへのブース出展、広報を強化してのメディア掲載、社会
貢献活動の実践等々、非常に多くの方法が存在します。

SOHOであれば、WEBサイトの活用や講演活動によるビジリビリティアップ対策なん
ていうことは、とても重要な取組みだと思います。

本書は、Harvard Business Review誌掲載論文を編集して1冊の書物にされたもの
ですが、その割には「ブランド・マネジメント」について必要な切り口が網羅さ
れており、よくまとまったものとなっています。

ブランド論に関する本を読み漁りますと、この本の論考をパクッていたり、引用
している本がいかに多いことかに驚かされます。

そういった意味も含めまして、ブランド戦略について学びたい方なら、まず最初
に読まれることをおすすめします。

次回は、ビジリビリティを考える際に、切っても切れない関係にあるメディアに
ついて、つまりは「メディア論」をお題におすすめできる本をご紹介する予定で
す。


【プロフィール】
咲本 勝巳(さきもと かつみ)
1965年京都生まれ。京都在住。eビジネス、組織論、創業、ベンチャー、経営戦
略、現代思想にとても高い関心を持つマーケティングのコンサル屋。

関西ベンチャー学会 理事 http://www.kansai-venture.org/

大阪市立大学・大学院創造都市研究科アントレプレナーシップ研究分野
「創業アドバイザー」 http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/

起業・マーケティング・eビジネスによく効くメルマガ「週刊☆ビジマ」発行人
http://www.mankai.biz/


【あとがき・近況】
★まずは、宣伝から(^^;
いよいよ開催間近となりましたセミナーシリーズも、有料セミナーであるにも
かかわらず、予想以上のお申込をいただき、感謝いたしております。
滑り込みで今からでもお申込可能ですので、ご興味のある方は是非!
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 ★★ 7/21,23,30京都商工会議所で、WEBマーケティングの裏技大公開!! ★★
『今年で5年目の人気シリーズ!!』
     ほんまのほんま、販路の拡大を目指したWebサイトの再構築
     ◆◇◆◇◆◇Web活用による販路開拓の進め方◆◇◆◇◆◇
詳細は→  http://www.kyo.or.jp/nouritsu/seminar/syousai16/0721web.htm
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★先週・今週とで、新規クライアントが一気に3社増えることとなり、現在、超
多忙状態となりつつあります(汗)

講演する機会も、クローズドな場合を含めますと、比較的多いのですが、やはり
私が好きなのは、現場のコンサルティングです。

講演はコンサルティングと比べますと、はっきり言って、全力投球するとはいえ
やはり楽な側面の方が多いという意味で「おいしい」です。

でも、コンサルティングの現場で成果が出る喜びと比べれば、仕事の満足度とし
ては、かなうものではありません。

現場に重きを置いて活動していることによって、いわゆるセミナー屋さんよりも
骨太な成長ができるものだとも思っています。

★リクルート社のアントレ編集「独立事典04→05」の「自宅で始める」コーナー
に掲載いただきました。なんか、ちょっと恥ずかしい気持ちです。
http://entre.yahoo.co.jp/magaplaza/mook/index.html

★こんなコラムを書き続けていますと、さぞかし大量の本を読んでいるとの印象
を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。

でも、実際には自分自身で読みたい量とのギャップが激しく、読書時間を増やす
ためにどうしようかと悩んでいるところです。

ということは、こんな私ごときで読書量が多いと思われた、あなた自身の読書量
の方が、深刻な問題なのではないでしょうか?


ご意見・ご感想は→ mailto:sakimoto@tokeidai.net
私についてご興味のある方は硝子張り公開→ http://www.tokeidai.net/works/


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▽編集発行/関西ソーホー・デジタルコンテンツ事業協同組合
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【執筆者】<隔週で変更になります>
 月曜日:咲本勝巳、村上肇
 水曜日:渡辺康一、折笠僚洋
【編集者】
   稲木俊一、村上肇、石井研二、咲本勝巳

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