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日刊「SOHOのツボ!」

SOHOの集まる事業協同組合が日刊で発行。様々なSOHOとしての立場からのリアルな体験談から、マネジメントの話まで、業界重鎮からの熱いコラムをお届けします。

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★日刊「SOHOのツボ!」2004.03.01/インターネットによる情報発信

2004/03/01

【関西の元気なSOHOが熱く語る!】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.03.01 Vol.123 ━━━━━
 ☆☆★★★
 ☆☆★☆☆ 日刊「SOHOのツボ!」
 ★★★☆☆              http://www.soho-union.com/soho/
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                                   配信部数 0896部

「SOHOによく効く書籍」(#004)
                           咲本@時計台ネット

【○】本日のお題「インターネットによる情報発信」━━━━━━━━━━━━

みなさん、こんにちは!咲本です。

SOHOとしてやっていくためには、インターネットによる情報発信は欠かすことの
できない点だと思います。

そこで今回はネット活用に利く書籍をご紹介いたします。


▽ 住太陽『SEO検索エンジン最適化プロジェクト 検索エンジンからのアクセ
スを最大化させるWebサイト構築手法の導入と実践』(ディー・アート)

いくらご自身のホームページを立ち上げられましても、おこなっている事業に興
味を持ってもらえる人達に多数来てもらえないと、その効果が出るかどうか以前
の段階で終わります。

そのためには少なからずSEO対策の施されたホームページであるべきです。

本書はSEOをすすめていくのにあたっての実践手法が網羅されたものです。

これを読んでいきますと、HTMLの文法に忠実であったり、サイト設計がわかりや
すかったりといったように、サイト構築の基本に忠実なることが何よりのSEO対
策となることがわかってきます。

SEOについては、制作業者に限らず、ホームページで効果を上げようとされる全
ての人が実践すべきことです。

しかし、いくらプロの制作業者さんにお任せされたとしても、そのような事柄を
意識して制作してくれる業者さんは、ごく一部であると思います。

ご自身のホームページは、ご自身も勉強なさって、よりよいものとなるように努
力すべきです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886486991/


▽ 片平秀貴『ブランド・エンジニアリング』(日経BP社)

書名からすると一般的なブランド論について述べられたように受け取られがちな
のかもしれませんが、本書はホームページにおけるブランドづくりについて述べ
られたものです。

ホームページを見れば、その企業の経営姿勢やどのくらい効果を発揮しているの
かが、ある程度わかってきます。

例えば、ハウス食品の「とんがりコーン」が好きだとして、新しい商品情報やウ
ンチクを得ようとして、Googleで検索しましたら、1位に表示されるのは、ハウ
ス食品のページではありません。

確かに2位で検索はされるのですが、これは2003年に発売された商品広報文のPDF
ファイルですので、他のページへ飛べるナビゲーションが全く表示されません。

で、仕方なく「ハウス食品」というキーワードで検索し、ホームページの中を探
しましても、全く商品情報が出てきません。
http://www.housefoods.co.jp/

前2著から得られる視点からすれば、SEO対策がなされていないこと、特にフレー
ムを使っているという致命的欠点を持っていること、「とんがりコーン」をブラ
ンドとして育てていこうという気は毛頭なく、ホームページをTVCFと同じ性質を
持つ広告媒体としか考えていないことがわかってきます。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822243133/


▽ 橘川幸夫『インターネットは儲からない』(日経BP社)

一方で本書はインターネット時代の社会論とでもいえばよいものです。

著者は以下のように言ってます。

「インターネットは読む場所ではなく書く場所である。」
‥‥(中略)‥‥
インターネットが、これからの参加型社会のプロトタイプであるならば、この局
面において、ビジネスになりうるのは、個人が全体に参加するための支援装置で
しかない。

と書かれているように、インターネットは個人の情報発信にとても向いているの
です。

そして、「つながりっぱなしの世界」と「参加型社会」というキーワードをベー
スに、これから来るべき近未来像を描き出されています。

また、SOHOにとって注目すべき発言は、

 お金も同じである。僕たちは生活を営むためと、より豊かな生活を楽しみたい
がために金銭目当ての労働を行う。とにかくどんな手段でもよいからお金を手に
入れて、その次に、手にいれたお金で自分に「ごほうび」を与えるように贅沢を
したり、自分が「納得」するために使ったりする。でも、最初からお金を稼ぐた
めの労働の中に「ごほうび」と「納得」が入っていれば、あとは生活を営むため
の収入が得られればいいのではないか。手段と目的の一体化は、企業レベルでも
個人レベルでも、これからますます問われていくことになるだろう。

「手段と目的との一体化」・・・
これを目指してSOHOとなる人も多いのではないでしょうか?

このような近未来像を持って、ホームページ活用に臨みますと、更に力強いメッ
セージを発信していくことができるのではないかと思うわけです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822242358/

ちなみに、著者からその後に出された『暇つぶしの時代−−さよなら競争社会』
(平凡社)もおすすめです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582831672/


次回は、「SOHOによく効く広報関連書籍」についてお話する予定です。


【プロフィール】
咲本 勝巳(さきもと かつみ)
1965年京都生まれ。京都在住。eビジネス、組織論、創業、ベンチャー、経営戦
略、現代思想にとても高い関心を持つマーケティングのコンサル屋。

関西ベンチャー学会 理事 http://www.kansai-venture.org/

大阪市立大学・大学院創造都市研究科アントレプレナーシップ研究分野
「創業アドバイザー」 http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/

起業・マーケティングによく効くメルマガ「週刊☆ビジマ」発行人
http://www.mankai.biz/

このようなコラムを書き始めた結果、結果的に読書量が少し増えたような気がし
ます。

どうしてもビジネス書ばかりの読書では面白くないので、日本が誇る哲学者であ
る故・廣松渉氏の『世界の共同主観的存立構造』(講談社学術文庫)を、再読し
たりしています。

それにしても、英語、ドイツ語、フランス語、ギリシア語が山のように散りばめ
られ、日本語かと思いきや、なぜ漢和辞典が必要な難しい漢字ばかり登場するの
だろうか?
漢字用語の例をご紹介したいのですが、パソコンに入っている漢字かどうかさえ
怪しいものばかりです(笑)


ご意見・ご感想は→ mailto:sakimoto@tokeidai.net
私についてご興味のある方は硝子張り公開→ http://www.tokeidai.net/works/


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▽編集発行/関西ソーホー・デジタルコンテンツ事業協同組合
 「SOHOに良く利くツボ」を提供!
【執筆者】<隔週で変更になります>
 月曜日:咲本勝巳、渡辺康一
 火曜日:後藤英夫、塩見政春
 水曜日:山本邦雄、田渕宗一郎
 金曜日:村上肇、寺本哲子
 ※後藤英夫は4週に一度の配信
【編集者】
   稲木俊一、村上肇、石井研二、咲本勝巳

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