医学・薬学

ハナヤマ通信

『からだの異常はなぜ左に現れるのか』(廣済堂出版)でおなじみの花山水清が、医者も知らない重大疾患の前兆「アシンメトリ現象」や、その解消法「モルフォセラピー(R)」についての最新情報をわかりやすく解説。読むだけで病気の不安から開放。あなたの知識が家族の健康を

メルマガ情報

メルマガ情報は非表示設定にされています。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

このメルマガは最新記事のみ公開されています。

ハナヤマ通信 369 女性ホルモンの低下が骨のズレを促進する

2017/07/05

.
    ♪ 
━━━ ♪ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━♪
┃\/┃ 月刊「ハナヤマ通信」Vol.369 7/5/2017 http://www.hnym.jp 
┗━━┛                             ♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪━━


  このメールマガジンは、花山水清(はなやますいせい)の独自の医学理論
 をできるだけ多くの方にお伝えしようと、2003年5月から発行しております。

       ─────────────────────
        花山水清の「モルフォセラピー(R)」とは
       ─────────────────────

 <現代医学における形態学・発生学>を基礎として研究開発した、
 花山独自の理論による、全く新しい施術法です。

 関節の「ズレ」に起因する、さまざまな現象に対して、
 「1kg未満のソフトな力」でアプローチしていきます。

 実証主義に基づく施術法ですから、東洋医学でもサイキックでもありません。

 モルフォセラピーについて、くわしくは →→ http://tinyurl.com/l8u6tmz 


 ●セミナーの受講、DVDのご購入は【日本モルフォセラピー協会】まで
  お問い合わせください。→→→ http://www.morphotherapy.jp/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 目 次 ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 【1】本文:女性ホルモンの低下が骨のズレを促進する


 【2】モルフォセラピーを家庭で実践!
    
    公式DVD「おうちでできるモルフォセラピー」発売中♪

 【3】今月の雑感



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【1】女性ホルモンの低下が骨のズレを促進する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  先日、ヒザの痛みを訴える60代の女性が来院された。

 整形外科での診断では、変形性膝関節症だから手術が必要だといわれたそう
 だ。

 しかし、ヒザ痛の発症時に、打撲などといった外的な要因がなければ、その
 原因はほぼ腰椎のズレなのである。

 そのため、腰椎のズレさえ戻せば、ヒザの痛みも解消する。

 こんなことは、神経のしくみを理解していれば、ごく当たり前の発想である。


  ところが整形外科では、全く違った常識が支配している。

 変形性膝関節症を代表とする変形性関節症の主な原因は、軟骨のすり減りだ
 と考えるのだ。

 そこで整形外科では、必ずX線で関節の軟骨のすり減り具合を調べる。

 軟骨そのものはX線画像には写らないので、患者には、「軟骨がすり減って
 関節の隙間が狭くなっているから、それが痛みの原因だ」と説明する。

 だが、関節に問題があるとしても、それは結果であって原因ではない。

 それなのに、全く見当違いの治療をする。

 だから、治らない。

 整形外科の世界では、そんな見当違いを60年以上も続けており、今現在も
 世界中の研究者が、軟骨のすり減りにとらわれているのだ。


  変形性関節症の原因については、当メールマガジンでは10年以上も同じ
 説明を繰り返してきたので、これ以上の話はしない。

 今回来院された女性も、原因となっている腰椎のズレを矯正することでヒザ
 痛は解消し、手術の必要などなくなった。

 これでメデタシメデタシ、といいたいところだが、人体のメカニズムはその
 ような単純な話ばかりではなかった。

 腰椎のズレを戻した途端、彼女の体に大きな変化が現れたのだ。

 みるみるうちに顔と手が真っ赤になり、全身から汗が吹き出した。

 本人も「暑い、暑い」といって、まるで更年期障害のような症状だ。


  骨のズレを戻して、体調が急変するのは珍しいことではない。

 何らかの持病があったり、薬を服用している人ならなおさらだ。

 だからこそ、施術には細心の注意が必要なのである。

 彼女の場合も、橋本病の患者であることが、急激な体調変化の理由だったよ
 うだ。


  橋本病とは、自己免疫の異常によって起こる甲状腺疾患の一つで、甲状腺
 の機能が低下してしまう病気である。

 甲状腺は体の代謝を司る内分泌器官であるから、橋本病のように甲状腺機能
 が低下すると、体温が下がったり、汗が出にくくなったりするのだ。

 ところが、彼女の体に現れた突然の変化は、橋本病とは正反対で、甲状腺機
 能が亢進した状態である。

 彼女にとって、甲状腺の機能が亢進するのは好ましいことではあるが、ホル
 モン濃度の急激な変化は危険なことなので、手放しで喜ぶわけにはいかない。

 私はヒヤリとしたが、しばらく安静にしていてもらったら、彼女の症状は落
 ち着いた。


  それでは、骨のズレの解消と甲状腺機能の亢進には、一体どのような関係
 があるのだろうか。

 そこで、骨のズレが甲状腺ホルモンに対して、どのように作用しているのか、
 順を追って考えてみよう。


  まず、骨がズレると、そのズレた骨が血管を機械的に圧迫することで、血
 流が阻害される。

 また、ズレた骨が交感神経を刺激して、アドレナリンが分泌される。

 すると、さらに血管は収縮し、ますます血流が阻害される。

 その状態で骨のズレを戻すと、瞬時に血流が回復する。

 この急激な血流の回復は、血管拡張と同じ作用をする。

 その結果、血液は重力に従って一気に下がる。

 その際、脳は一時的に虚血状態に陥ってしまう。

 本来、血中のホルモン濃度は、体のホメオスタシス(恒常性維持機能)に
 よって、常に一定に保たれるようになっている。

 だが、骨のズレを解消したことで起きる、この一時的な脳の虚血状態を、脳
 下垂体は血中の甲状腺ホルモンの異常な低下だと判断してしまうのだ。

 すると、ホメオスタシスが働いて、血中に甲状腺ホルモンが放出される。

 このようなメカニズムで、彼女の体に突然、甲状腺機能亢進の症状が現れた
 のではないだろうか。


  では、ここでもう一歩、話を進めてみたい。

 彼女は橋本病だったが、実は橋本病の患者でなくても、骨のズレを戻した途
 端、甲状腺機能亢進のような反応を示す人は、何人もいたのだ。

 しかもそういう反応は、圧倒的に女性に多い。

 そして、橋本病のような甲状腺疾患も、女性に多い病気である。

 また、変形性膝関節症も、女性に多く見られることが知られている。

 つまり、これらの病気は全て、女性ホルモンが関与しているのである。


  女性ホルモンは、骨のズレとの関係が非常に深いホルモンである。

 なぜかはわからないが、女性ホルモンの分泌が低下すると、極端に骨がズレ
 やすくなるようなのだ。

 そのため、月経前や月経中、閉経後など、女性ホルモンが低下したときに、
 頭痛や腰痛になる人が多い。

 もちろん、頭痛や腰痛は骨のズレが原因である。

 しかし、女性ホルモン、特にエストロゲンの低下が、骨のズレを助長するこ
 とによって、それらの症状が起こりやすくなるようだ。

 これと同様のメカニズムで、変形性膝関節症も、閉経後の女性に多く発症し
 ていると考えられるのである。


  また、腰椎のズレは、女性ホルモンを分泌する卵巣の機能そのものにも影
 響する。

 しかもこの場合、腰椎のズレは、エストロゲンの分泌を過剰に促進する作用
 をしているようなのだ。

 このことからは、エストロゲンの低下がズレを助長するのも、ある種のホメ
 オスタシスの働きなのかもしれないと思うことがあるが、これは断言はでき
 ない。


  いずれにしても、腰椎のズレを矯正すれば、卵巣機能は正常になり、エス
 トロゲンの過剰分泌も収まる。

 ところが、ズレを戻したことで、エストロゲンが急激に低下して、それが脳
 下垂体にフィードバックされると、いきなりのぼせや多汗などといった、更
 年期障害と同じ症状が出現することがある。

 このような更年期障害の症状と、甲状腺機能亢進の症状がよく似ていること
 も興味深い。


  さて、腰椎のズレからくるヒザの痛みという末梢での話が、神経伝達やホ
 ルモン分泌の異常の話につながり、中枢機能を左右する話にまで広がった。

 他にも、腰椎のズレによるエストロゲンの上昇が、腫瘍促進物質として作用
 し、乳がんの発症リスクを上げてしまうことは、以前、書いた通りである。

 このように、単なるヒザの痛みであっても、その原因を突き詰めていけば、
 さまざまな疾患の成り立ちが、互いに複雑にからみ合っている姿が浮き彫り
 になってくるのだ。

 それにしても、ホルモンや神経伝達のしくみというのは、医学的にも未解明
 な部分が多くて難しい。

 骨のズレが、さまざまな症状を出すしくみを突き止めようとして、ホルモン
 や神経伝達との関係や、それぞれの物質同士の相関関係、受容体のことまで
 含めて考えていくと、難解な方程式を複数同時に解いているような気分にな
 る。

 この感覚自体は嫌いではないが、私の欲しい答えが見つかるまでには、まだ
 相当時間がかかりそうだ。

 今回の話も、結論というよりは、現状認識の報告に留まる内容ではあるが、
 これが同じ疑問を持つ人たちにとって、何らかのヒントになることを願って
 いる。
                             (花山 水清)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【2】花山の公式DVD発売中
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  「モルフォセラピー」の手技は、いたって簡単です。

 しかし、簡単ではあっても、そのことを伝えようとするとき、文章や写真・
 イラストだけではなかなか思うように伝えることができませんでした。

 そのような不便さが、DVDによる動画の導入によって解消されました。

 今回のDVDは、だれもが家庭で「モルフォセラピー」を実践できるように、
 初心者向けに制作しましたが、プロの施術者であっても、そのまま応用して
 実践できるように工夫して構成しています。

 また、自分の手で自分の体に施術もできるように、セルフセラピーも収録。

 このDVDは、数多くの映画制作に携わっておられる、萩原淳監督の手に
 よって撮影・編集され、株式会社東京映像制作さんに制作していただいた
 自信作です。


 ○花山水清 公式DVD

 『おうちでできるモルフォセラピー 初級編』10,000-(税+送料別)

  販売は、下記↓「モルフォセラピー協会」のみで行っております。

  http://www.morphotherapy.jp/books/morpho_beginner_dvd.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【3】今 月 の 雑 感
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ●インド映画『 PK 』

  お友達から、お勧め映画のDVDを貸してもらいました。珍しいインド映
 画です。2時間33分という長さを全く感じさせず、一瞬もムダなシーンが
 ないばかりか、あれだけ難しいテーマを完全なエンターテインメントに仕上
 げてしまうとは、インド人はやっぱり天才だと再認識しました。(ハナヤマ)


     『 PK(ピーケイ)』 http://tinyurl.com/y6u73s5g

      同じ主演の作品『 きっと、うまくいく 』もお勧めです!



     ★次回「ハナヤマ通信」は8月2日(水)午前10時配信予定です★



*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.。:+*


   『 医者ではわからない からだの不調はなぜ左に現れるのか 』

          花山水清 著 (廣済堂出版刊)

       Amazon 〉〉〉 http://tinyurl.com/ppx3a6y


  お近くの「紀伊國屋書店」でご注文いただけるとありがたいです!!


*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.。:+*



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ■記事提供/花山水清 ■編集・発行責任/有限会社花山水清
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  Copyright(c) 2017 Hanayama Suisei Co.ltd. All Rights Reserved.
.
.
.

S
e
e

y
o
u

!
.
.

最新のコメント

  • コメントはありません。