海外旅行

SHIZA旅 3年4ヶ月世界一周ひとり旅

「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。(無料)【相互紹介歓迎】

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SHIZA旅(ザンジバル3)

2011/07/18

SHIZA旅(ザンジバル3)
2011.07.17 15:35作成:日本
2011.07.17 22:35貼付:日本
2011.07.18 10:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:337部 melma!:459部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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【目次】
1.蚊帳の中
2.波の音
3.珊瑚礁
4.村
5.編集後記
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【1.蚊帳の中】

白い蚊帳の中に、かすかな風が吹き込んでくる。
目を開けると、薄日が隙間から差し込んできていた。

体の節々がずきずきと痛む。
恐らく、昨日、海で、紫外線を浴びすぎたためだろう。

目が慣れてくると、蚊帳の周りが見えるようになってくる。
蚊帳の周りには、
黒っぽい点々がびっしりと付着しているのが見えた。

近くによって見ると、やはりそれは蚊だった。
蚊が、無数に蚊帳にへばりついていたのだ。

蚊帳の中に蚊を入れないようにしながら、
私は蚊帳の外に這い出る。

付近で、マラリアが流行しているという噂を聞かないから
問題ないとは思うが、

やはり、蚊に対しては注意しておく必要があるだろう。

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【2.波の音】

波の音が遠くから聞こえてくる。

昨夜は、宿の近くまで潮が満ちていてが、
今朝は、沖まで潮は引いてしまっている。

その白い海岸の向こうで、コバルトブルーの波が
ゆっくりと、動いているのが見えていた。

今日も、漁船に乗ってシュノーケリングに行く。
漁船では、50代くらいのフランス人夫妻と一緒になった。

こんな辺鄙な村で、観光客に会うとは思わなかった。

ここは、観光地から離れているとは思っていたが、
物好きな旅人が時折、訪れるのだろう。

我々は、小さな漁船で沖へ向かい、
海面に浮かびながら、珊瑚礁に生息する生物達を観察する。
それは、昨日と同じく色とりどりで、
海中でゆらゆらと揺れながら生きているのだ。

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【3.珊瑚礁】

時間が経つと、海面は更に下がり、珊瑚礁が海面から顔を出す。
我々は、小舟を降りて、珊瑚礁の周りを歩く。

ガイドが、先導し、ゆっくりと岸辺を歩いていく。
ヒトデ、ヤドカリ、ウニ。

それが、海面から顔を出していた。
ガイドがウニを拾い上げて、中身を取り出した。

それを私の方へ差し出してくる。

甘い。

食べられるウニと、食べられないウニがあるらしい。

今も、強烈な太陽の光りが、じりじりと私を照らしていく。

2時間ほど浪に浮かんでいたせいか、
背中が日焼けしてヒリヒリと痛む。

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【4.村】

夕方、村を歩き回った。

簡素な作りの家が並んでいる。

こうして歩き回っていると、私の記憶に、
この村の様子が、知らず知らず刻み込まれていく。

偶然すれ違う子供の声や、
粗末な雑貨屋に並ぶ商品や。
強烈な太陽に煽られる屋根。

錆びついたトタンの屋根も多い。

舗装されていない細い小路、
どこまでも澄んだ青い空。
深緑の椰子の葉、白い砂の道。

この瞬間の何もかもが、こうして私の中に忍び込んでいくのだ。


宿の前に戻ると、木製の手作りブランコが目に入った。
私は、そのブランコに座ると、コバルトブルーの海面を眺める。

もう時間は夕方に近く、潮は宿の近くまで満ちてきている。
夜になれば、この潮は更に上がってくるだろう。

今夜も、何が打ち寄せる音を聞きながら、
私は、白い蚊帳の中で眠るのだ。

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【5.編集後記】

アメリカや欧州での債権問題の行方が心配だ。
日本も大きな影響を受ける可能性が高い。

政治の力で何とか切り抜けて欲しいものだが。

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創刊日:2003-03-30  
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発行周期:不定期  
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