海外旅行

SHIZA旅 3年4ヶ月世界一周ひとり旅

「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。(無料)【相互紹介歓迎】

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SHIZA旅(ルワンダ1)

2011/05/30

SHIZA旅(ルワンダ1)
2011.05.29 18:46作成:日本
2011.05.29 23:31貼付:日本
2011.05.30 10:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:345部 melma!:456部
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

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【目次】
1.死体
2.ルワンダ
3.ギコンゴロ
4.虐殺記念館
5.編集後記
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【1.死体】

(2004年4月20日)

扉が開かれると、狭い部屋の中に、
ずらりと死体が並べられているのが見えた。

死体は、台の上に乱雑に並べられている。
その台は、私の腰ぐらいの高さだ。

私は、部屋の入口で立ち止まっている。
その部屋に入るのに、ためらいがあった。

しかし、思い切って敷居を跨いだ。

異臭が強烈に、こっちへ迫ってくる。

アンモニアのような匂いと言えばよいのか、
窒素化合物のような匂いが、鼻に刺激を与えてくるのだ。

部屋の中は50体ぐらいのミイラ化した遺体が並べてある。

台の高さは1メートルぐらい。
その台は木製だった。

そして、その遺体は、表面が白くなっている。

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【2.ルワンダ】

私は、ウガンダから国境を越えてルワンダに入国したのは、
2004年4月19日だった。

ルワンダの首都キガリから南へ、
バスで2時間程度の場所に位置している
ブタレという街で一泊した。

ブタレの博物館は、近代的な設備で驚くほど洗練されていた。
それに、このルワンダという国は予想以上に物価が高い。

もちろん、旅をする上で、事前の調査はある程度していたが、
書物で読むのと、実際に肌で感じるのでは、違うことも多いのだ。

翌日、「マタトゥ」と呼ばれる「乗り合いタクシー」で
ギコンゴロという村(日本の感覚では「集落」に近い)へ向かう。

私が乗ったのは、「トヨタハイエース」だった。
ここでも、日本車は活躍している。

ギコンゴロには、著名な場所がある。
それが「虐殺記念館」だ。

ここには、
1994年に起こった「虐殺」についての展示があるというのだ。

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【3.ギコンゴロ】

ブタレで、「マタトゥ」に乗り込み、
9時40分頃にギコンゴロに到着した。

マタトゥ料金は500RF。(1ドル弱)

そこからムランビ地区まで3Kmと少々歩く。

途中、「100フランくれ」と言ってきた子供や、
大騒ぎしながら、私の後を付いてきた子供たちが印象に残っている。

現状の穏やかな村の様子を見ていると、
この近くで、「虐殺」があったことが信じられない。

濃い緑の山が美しく、
その道を歩いているだけで、心が和んでくるのだ。

この道は舗装されていないが、白っぽい土が、
強い太陽の光に照らされて、光り輝いている。

アフリカ独得の植生も、太陽の光に輝いている。
何もかもが濃い世界だ。

しかし、風景が美しいからといって、
歴史が変わるわけでもないのだ。

あそこに立っている村人が「虐殺」を目撃したのかもしれない。
もしかすると、家族が「虐殺」に遭ったのかもしれない。
いや、「虐殺」に加担した可能性すら否定できない・・・

そういうことを考えると、何ともいえない気持ちになる。

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【4.虐殺記念館】

山道を歩いていくと、
「虐殺記念館」らしき建物が見えてきた。

しかし、それは工事中だった。
新しい建物を建設しているようだ。

ここが、数年後には新しい「虐殺記念館」になるのだろう。

その建築中の建物の裏に、いくつかの小さな建物があり、
係りの女性がそこに案内してくれた。

一つの建物は、長屋のような感じで長方形だ。
土色のレンガのようなもので壁を作っている。
屋根はトタン板だろうか。


建物には、6つの部屋が右から左に向かって並んでいる。

1つの部屋の大きさは、日本の学校の教室の大きさの
3分の1ぐらいだろうか。

後で聞いたが、ここは、小学校だった建物だ。
その建物の中に、死体が展示されているのだ。


クリックすると写真が表示されるはずです。
(飛べない場合はコピペして下さい)

ムランビ地区まで2kmの看板
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/rwanda01.jpg

「虐殺記念館」へと続く道
http://www.geocities.jp/shizatabi/top/rwanda02.jpg

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【5.編集後記】

本文中にも買いたが、ルワンダは物価も高く、
他のアフリカ諸国と比べても、豊かな国という印象を受けた。

山がちの国土で、自然もとても美しい。
治安も、私が訪れた当時は、比較的安定していた。

こういう国を襲った悲劇。
今、思い起こしても悲しみを禁じえない。

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創刊日:2003-03-30  
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