海外旅行

SHIZA旅 3年4ヶ月世界一周ひとり旅

「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。(無料)【相互紹介歓迎】

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創刊日:2003-03-30  
最終発行日:2017-12-11  
発行周期:不定期  
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SHIZA旅(キューバ6)

2017/12/11

SHIZA旅(キューバ6)
2017.12.03 21:56貼付:日本
2017.12.11 10:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:235部 melma!:462部
Vol.1116
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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【目次】
1.乗り合いタクシー
2.サトウキビ
3.ゲバラ
4.サンタクララ
5.編集後記
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【1.乗り合いタクシー】

空調が効き過ぎていて寒いぐらいだ。

車は猛スピードでハイウエイを走り続ける。
乗り合いタクシーは4人の乗客を乗せ、
サンタクララへと ひたすら走る。

ハイウエイは真直ぐに伸び、
周囲にはサトウキビ畑が広がっている。

ハイウェイといっても、
日本のように高架になっている訳ではない。
高架のハイウェイは、世界でも都市部や山間部ぐらいである。

日本が特異なのだ。


嵐の通り過ぎた空は、薄っすらと青みがかっている。

数時間前まで、
前が全く見えない程の豪雨だったのが信じられない。

車に、はねられた動物の屍骸を大きなハゲタカがついばみ、
車が近づくと大急ぎで空に舞い上がる。

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【2.サトウキビ】

時間は16時。
乗り合いタクシーは9CUC(約10ドル)で乗せてくれた。
バスは15CUCもするので、乗り合いタクシーの方がかなり安い。

チケット売り場の係員に、罵声を浴びて不愉快だったが、
こういう民間のタクシーは、そういうことが少ない。

惰性で生きるのか、商売をして生きるのか。
その違いなだけで、本当は、人間性の違いはないのだろう。
そう思い込む。

気持ちよいほどのサトウキビ畑だ。
その真ん中を猛スピードで乗り合いタクシーは行く。

キューバは、土地も肥沃で、平坦な地形であり、
サトウキビ栽培に適した島と言える。
気候的にも、そうだ。

そういう知識はあったが、これだけのサトウキビ畑は見事である。

ただし、価格の乱高下で、
必ずしも富だけを贈ってくれた訳ではない。

それに、一年の半分ぐらいしか仕事がないから、
労働者にとっては、安定した収入を生む作物ではなかった。

政治的状況にも左右されてきた。

「富を生む」作物だが、生むのは、富だけではないのだ。

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【3.ゲバラ】

ハバナを15時ごろ出たので、
17時前後にはサンタクララに着くだろう。

ハバナのバスターミナルで、
時間を随分ムダにしてしまったのが悔やまれる。


サンタクララは、「チェ・ゲバラ」らの霊廟がある街だ。
チェ・ゲバラは、キューバ革命の英雄として知られている。

その思想、行動、風貌、そして死に方まで、
全てが「英雄」にふさわしいと言える。
彼を「神」として崇めている人たちも多いはずだ。

「反米」だけではなく、「反ソ連」でもあったから、
「反米」一辺倒の指導者よりは人気がでやすいだろう。

だが、それによって、
「抹殺」(あるいは見殺し)にされたとも言える。

最後には、キューバも、ソ連も守ってくれなかったのだから。

あるいはこういう言い方が、真実に近いかもしれない。
キューバも、ソ連も、「チェ・ゲバラ」に死んで欲しかった。

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【4.サンタクララ】

彼の「聖地」の一つが、キューバのサンタクララである。

「盲目的に」何か(例えば神)を信じることで、行動を束縛される。
それを嫌い、「無神論者」になった人でも、
思想家、革命家を「神」として崇めることがあるようだ。

そう、きっと、私たち人間には
「神」という存在が必要なのだろう。

どんな文明にも「神」がいるように、
どんな人にも「神」がいるのかもしれない。

そんな思いが、胸を過る。

夕方だ。
空は晴れ、紅い西日が差し込んでくる。

サトウキビ畑を疾走した乗り合いタクシーは、
街に入った。

チェ・ゲバラの銅像が高く聳える。

サンタクララだ。

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【5.編集後記】

ヒートテックのような服を着ているが、
これは、暖かい。

急に冷えるようになったから、助かる。

冬になると、夏が恋しく感じられるから不思議だ。

来週(12/18)は、都合により配信できないかもしれません。

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