海外旅行

SHIZA旅 3年4ヶ月世界一周ひとり旅

「日本から飛行機を使わずにケープタウンまで行ってみよう」それが当初の旅の目的だった・・・3年4ヶ月世界一周半。累積訪問国110ヶ国以上。アジア、中東、アフリカ、中南米、中央アジア、ロシア。「辺境」を好んで旅した著者による記録。是非ご登録下さい。(無料)【相互紹介歓迎】

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創刊日:2003-03-30  
最終発行日:2019-03-25  
発行周期:不定期  
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SHIZA旅(グアナファト3)

2019/03/25

SHIZA旅(グアナファト3)
2019.03.24 21:43貼付:日本
2019.03.25 10:00配信予定(日本時間):時差0時間
まぐまぐ:229部 melma!:462部
Vol.1161
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【このメールマガジンについて】
これは、2003年4月から2006年8月まで旅をした経験などを元に
旅の思い出などを中心に語るメールマガジンです。

現在は、日本で再就職をしていますので、
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【目次】
1.ピピラの丘
2.強盗
3.徳島
4.旅
5.編集後記
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【1.ピピラの丘】

今日は、グアナファト最後だ。
明日の朝のバスで、出発する。

夜景を見るために、ピピラの丘に行った。
夜なので、用心してケーブルカーに乗る。

以前も書いたが、丘に向かう道は、強盗が出るという情報があるのだ。


乾いた夜風が吹き抜けていく。

丘の上から見る夜景は、街の明かりがキラキラと瞬き、
昼間とは、また違った様相を見せる。

ここまで来たんだ。
そう、ここまで来たんだと。
そんな想いが胸に迫る。

丘にあったベンチに座り、
しばらくグアナファトの夜景を眺めていた。

静かな夜だ。

都会の喧騒からは遠く、今は、観光客の騒ぐ姿もない。

だが、私は気が付いていた。
近くに、数人のグループがいるのを。

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【2.強盗】

強盗が出るというから、神経を張り巡らせていた。
そこに数人のグループがいる。

警戒を怠らないようにしていた。

ふとした弾みで、彼らの言語が聞こえた。
英語だ。

すると、強盗である可能性は低くなる。

しばらく、夜景を見ながら佇んでいると、
そのグループの一人が、すっと、こっちに近づいて来た。
東洋系の人だ。

そして、私は、はっとなった。

「日本人ですか?」
日本語だった。

日本語を話すのが久しぶりという訳ではない。
今日もKさんと、日本語で会話したばかりである。

だがまさか、ピピラの丘で夜景を見ている時に、
日本語で話しかけられるとはね。

「ええ、まあ日本人ですが・・・」
私が、そう答えると会話が始まった。

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【3.徳島】

その人は、徳島出身で、カナダ留学中ということだった。
仲間たちと一緒に、メキシコを旅行していると。

「一人で、メキシコに来ているんですか?」
そう聞かれたので、「ええ、まあ」と答えた。

「メキシコシティから、どうやって来たのですか?」
「どうやって?バスでバスターミナルまで来て、そこから市内バス」

すると意外な答えが返ってきた。

「グアナファトから、
メキシコシティまでの帰り方が分からないんです」

んなことがあるのか。
驚きで、訳が分からなくなる。

例え初めてでも、その辺の人に聞けば教えてくれるだろうし、
宿泊施設の担当者に聞くという方法も考えられる。

「知り合いと一緒に、ここまで来たので帰り方が分からないんです」

それなら知り合いと一緒に帰ればいいではないか?
知り合いと一緒に戻れない事情でもあるのだろうか。

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【4.旅】

深追いはせず、
私は、バスターミナルまでの行き方を説明した。

ぺセロ(この場合市内バス)の乗り方と、
ぺセロ料金は4ペソという情報。

それを聞くと、その人は、ホッとしたような表情になり、
仲間たちの方へ戻っていった。

乾いた夜風が吹き抜けていく。

グアナファトの夜景を見て、ケーブルカーで丘を降りれば、
グアナファトでの旅も終わりだ。


丘を降り、街を少し歩く。
公園で、マリアッチ(音楽)をやっていた。

明日の朝のバスで、サカテカスへ出発だ。
サカテカスも銀鉱の街である。

グアナファトからレオンへ行き、
レオンでサカテカス行きに乗り換える予定だ。

グアナファトからレオンは34ペソ。約1時間。
レオンからサカテカスは159ペソ。約5時間。

そうやって、進んで行くのだ。アジアに向かって。

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【5.編集後記】

戦国日本と大航海時代 平川新 
中公新書

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗。

戦国時代の武将と、
ポルトガル、スペイン、オランダ、イギリスなどとの関わり。

日本の歴史だけではなく、当然関わりのあった同時代の世界史。
各国の思惑も合わせて、書かれている。

その視点が面白く、興味深く読めた。

文献によれば、
マニラのスペイン人にとっては、日本による攻撃は、
警戒しなければならないことだったという。

日本の軍事力をスペイン人たちが恐れたというのは、
全く予想していないことだったが、
軍事力で、インカ、アステカを初め
多くの国を攻め滅ぼしてきたスペイン人にとっては、
やられるかもしれないという恐怖は、現実のものだったのだろう。

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最新のコメント

  • 名無しさん2018-04-22 07:18:19

    このメルマガを読みたいために、melma!に登録しました!

  • 名無しさん2016-08-15 11:21:55

    そろそろ南米も終わると思うとちょっと寂しい気分です。次は?

  • 名無しさん2016-06-06 12:01:17

    何回読んでも楽しくて空想をかきたてる旅行記ですね。次回が待たれます。90歳近い老人より。

  • 名無しさん2016-05-30 11:42:59

    いつもありがとう。

  • 名無しさん2016-01-18 14:07:46

    ナスカの地上絵、ぼくも見てみたい!