ボランティア

土佐の森・救援隊

森林ボランティアの役割は、実践活動を通して、森林・林業・山村が抱える問題を自らの問題として、「森林を守る応援団」「森林の良き理解者」になることです。森林ボランティアNPO「土佐の森・救援隊」のすべてをお送りします。

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土佐の森・救援隊 141

2005/12/11



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  NPO
 土佐の森・救援隊 141   (平成17年12月11日)
           <「こうち山の日」(11月11日)特集>

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〔回覧板〕

■高知県森の多面的利用推進事業

 17年度、森林環境税を使って、県民参加の森づくりを推進する
ため、高知県は、森林の有する多面的な役割の一つである保健休養
の場の提供の観点などから、継続的にグリーンツーリズムの展開を
促進することを通じて、森林の有する多面的な役割の理解の促進や
県民みんなで森と森の営みを支えていこうという森林環境税の目的
を達成するために、地域住民の組織を主体として構成された団体等
から、「森の多面的利用推進事業」の提案(企画書)を募集しました。
(6月13日締め切り)

 森林環境税は、より多くの県民に森林への関心を深めてもらい、
森林環境の保全への参加や支援、県産材の利用など、森林の有する
多面的な役割の理解と森づくりに向けた県民の行動を促進すること
を目的の一つとしています。

 森林環境税を使って実施している「こうち山の日」を中心とした
各種の取り組みでは、森に実際に足を運んでもらうこと、森の役割
に関心を深めてもらうことをテーマに県民意識への働きかけに努め
てきたところですが、一過性のイベントになりがちで、継続的に森
に足を運んでもらえる仕組みづくりが今後の課題と考えられます。

 そこで、森林の有する多面的な役割の一つである保健休養の場の
提供等に着目し、森林に係る体験学習等を行うグリーンツーリズム
を推進する、森の多面的利用推進事業を実施することにより、森林
環境税の導入趣旨である森づくりに向けた県民の行動を、継続的に
促進することとします。

 「森の多面的利用推進事業」においては、森林に係るグリーンツ
ーリズムを推進する活動が継続していく仕組み作りが最も重要です。

 そこで、森に親しむきっかけとなる森を活用したプログラムで、
地域の特性を活かし、体験学習などのニーズに対応したものをつく
り、地域でその体験プログラムを指導する人材を確保し、将来的に
活動し続けることができる団体を選定し、事業を実施することにし
ました。(「同事業、要綱・要領等」より)

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〔BBS・掲示板〕  

■土佐の森・救援隊は「森の多面的利用推進事業」に応募し、
 次の企画(計画)書を、高知県知事に提出しました!


                平成17年6月13日 

  高知県知事 橋本大二郎 様

                団体の名称        NPO 土佐の森・救援隊
         事務所の所在地  いの町天王4丁目6−4
                代表者の職・氏名  理事長 橋詰 寿男   印

       森の多面的利用推進事業計画書

  森の多面的利用推進事業に係る計画は、次のとおりです。

 【以下・省略】

 企画の概要は
〔ボランティアの森〕〔森林ボランティアの輪・和・話〕に掲載。

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〔ボランティアの森〕   「NPO 土佐の森・救援隊」の巻

■森の多面的利用推進事業計画書【概要・その1】

◆事業の目的

 森林と人の生活との関わりは、木材の生産供給の場、食料の生産
・供給の場、行楽の場として密接に関わってきました。経済発展に
伴う都市化の流れ中で、こういう関わりが急速に失われてきました。

 我々はこの失われてきた「森と人との関わり」とそれに伴い育ま
れてきた文化や風景に着目し、これらを復活再生していくことを、
目的とします。

 その手段として、いきなり林業・農業としてではなく、森林を、
グリーンツーリズムやエコツーリズム・環境教育として活用してい
こうと考えています。

 それにより、森を多面的に利用(かつてのように)できることを
発信し、山の再生や地域づくりに貢献できるものと考えます。具体
的には林業面では本来の間伐や皆伐作業、農業面では、焼畑復活や
棚田保全に着目していきます。

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〔森林ボランティアの輪・和・話〕

■森の多面的利用推進事業計画書【概要・その2】

◆実施を予定しているグリーンツーリズムに係る活動の内容

1 活動の拠点となる森林や自然の特性

 いの町本川長沢地区の町有林を主に活用。名称が「未来の森」、
約15haで、整備の遅れた人工林と雑木林。10年以上前、旧本川村
が都市住民との交流の森として計画するが、実施できないままとな
っている。

 吉野川本流に沿った場所で渓流・里・森がコンパクトにまとまっ
た地域で、近くにはコウヤマキ等の原木が残る自然林「木の根ふれ
あいの森」もありセットにすることもできる。

 平家平から笹ヶ峰にかかる連山も眺望でき四国のてっぺんの認識
をあらためて観じることができる。吉野川源流の森となるため、
「四国の水がめの森」との位置付けができ、四国内へのアピール度
は高い。

 また四国の真ん中に位置し、国道194号線沿いでもあるため交通
の便は良く、西条市・新居浜市からは30分ほどの距離である。松山
からも近く、しまなみ街道経由での中国地方も当然視野に入る。
(中国地方の方は四国の山に一様に驚き感動します。)

2 1の特性を活かして実施を予定している活動の内容

 最近の森林整備は切り捨て間伐が主体ですが、切った木を腐らす
ことなく、有効利用してこそ、CO2削減には効果があります。
(腐らすことは、水環境保全には効果がありますが、資源として、
育成した木材は、やはり資源として使うのが本来の姿です。枝葉、
樹皮等は森林地内で腐らすのがベストです。)

 本来あるべき森林整備(間伐)は、どうあるべきか、を重視し、
本年度の主体は「本来あるべき間伐作業」をグリーンツーリズムと
するための活動とします。

 そのために間伐と関連する作業をきちんと各工程に分け、各工程
ごとにプログラムを作成し、工程ごとに楽しむ・学ぶ・体験する等
のしくみをつくり上げます。

工程(プログラム)

(1)つける・・作業道をつける(大正町方式)、維持管理するこ
とを体験・学習します。

(2)伐る・・木を切ることを学び体験し楽しんでもらいます。
昨年度「西日本中央連携軸事業」にて木を伐る体験を40人ほどにし
ていただきましたが、大変好評でした。

(3)出す・・林内作業車を使って間伐材を搬出すことを体験して
もらいます。林内に切り捨てるとCo2を放出します。材を搬出し使う
ことで、Co2を固定することができる、ということを体感してもら
います。

(4)挽く・・移動式簡易製材機を使って、間伐材を柱材や板材に
製材する体験をしてもらいます。この作業は経験することがなかな
か出来ない作業で安全面を確保すれば、超目玉になる可能性もあり
ます。

(5)乾かす・・製材した材を自然乾燥させます。

(6)使う・・製材した材を木工所にて自由に加工します。作った
作品を、道の駅等に展示・販売するコーナーを作っても面白いかも
しれません。木を加工し、使うことにより「木の文化」を学んでも
らいます。

 *いの町本川地区脇ノ山にある、本川小学校(廃校利用)を
(4)(5)(6)のフィールドとします。(6)の木工所は長沢
地区にある地元所有の木工所、道の駅の一画を借りることも検討
します。

3 2の活動以外で実施を予定している特徴的な活動の内容

 いの町本川地区や池川町で焼畑を復活し、農作物生産の場として
森林地を活用する予定です。グリーンツーリズム化やスローフード
運動とも連動させ山の賑わいを演出する予定です。焼畑後は、里山
づくりの一環で森づくりもおこなう予定です。

 また、いの町の山間部の里山において棚田保全の活動も実施し、
元気な里山づくりを支援します。

4 その他アピールできる特色

 廃校跡を、グリーンツーリズムの宿泊施設として活用します。
宿泊施設では、ボランティアと地元との交流会を等を行います。
大人も子供も一緒に寝食をともにすることにより、大人のための、
及び、子供のための、社会環境学を学習する「森の学校」を開校
します。

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[告示版]その1 

■「森の多面的利用推進事業」の審査結果。

『残念ながら、土佐の森・救援隊は、提案資格要件に合致しません
ので、申請書を受理することはできません。』

 事務局へ、森林局から電話で、門前払いの通知が来ました。審査
委員会の審査にかかる前に、アウトです。「なぜに!」と絶句すると、
森林環境税による事業の担当官はこともなげに「提案者の資格要件
は、『・・・』となっており云々」で、簡単に理由がわかりました。

『・・・』=「地域住民の組織を主体として構成された団体、又は
市町村若しくは地方公共団体の組合とします。ただし、地域住民の
組織を主体として構成された団体については、その団体が市町村又
は地方公共団体の組合を含んだ構成であることが条件となります。」

 こんな提案資格要件がついていたとは!県の公式HPに掲載され
ていた応募要領の備考欄に書いてあったのを見逃していたのが悪い
のですが、この要件では応募できるNPOはおそらくありません。
NPOに限らず、森林ボランティア団体に市町村が会員として参加
することなど、あり得ないことだからです。

 それにしても、橋本知事の「今年を森林ツーリズム元年に位置づ
けて、これから地域やNPOとともに森林を活用するツーリズムを
強く推し進めていきたい、と考えています。」というコメントと、
この提案資格要件とが、どのように整合性があるのか、分からない
ことばかりです。
                  (中嶋健造<いの町>:正会員/事務局長)

◆森林ツーリズム
 http://shizen100s.exblog.jp/d2005-11-01

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[告示版]その2

■愛媛県森林環境保全基金公募事業募集要領

◆県民施策提案公募事業

 県が森林環境税を財源として実施するするべき事業提案を募集し、
審査・選定のうえ、ふさわしいものについては、翌年度事業での、
施策化を検討します。

◆提案資格

 県内外を問わず、本県の森林環境保全等に関心のある、全ての、
個人及び団体等


【愛媛県も森林環境税を創設しました。公募事業についての「提案
資格要件」の違いは、県民性の違いによるものでしょうか?土佐の
森・救援隊では、この門前払いになった「森の多面的利用推進事業
計画」に、排出権取引にかかる「森林証券制度」を加味した企画を、
愛媛県に提案することも検討しています。】


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◇編集・発行:NPO土佐の森・救援隊事務局(中嶋)
  mailto:npo_tosanomori@yahoo.co.jp
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◇ホームページ:「土佐の森・救援隊」(生き活きこうちの森)
  http://www.digi-mori.com/dmr/ouendan/v_tosanomori.htm

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