演劇

『演劇百貨店』メールマガジン

演劇百貨店では活動の内容をお知らせするメールマガジンを半月ごとに発行しています。
ワークショップに関するレポート、関連分野のオーソリティー達との対談、制作スタッフの裏話など内容は盛りだくさんです。http://www.engeki100.org/

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『演劇百貨店』メールマガジン第17号■「イギリスの演劇教育と、読み書き計算」

2003/10/25

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                     子どものための演劇ワークショップ
                       『演劇百貨店』メールマガジン
                        http://www.engeki100.org/
                           第17号 2003/10/25発行
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     「演劇百貨店」は、
     子どもたちを中心としたさまざまな人たちに
     演劇ワークショップを通して、コミュニケーションの楽しさを
     体感してもらうプロジェクト。
     国内各地での劇場、学校、児童館で活動するNPO法人です。

     また、地域の演劇指導者の養成活動などを通じ
     地域、教育、文化が直面しているさまざまな課題についても
     積極的に提言をしていきます。

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  演劇ワークショップをめぐる活動をお知らせする『演劇百貨店』メールマガ
  ジン。秋、たけなわです。世田谷の大道芸フェスティバルが今月25〜26日に
  迫り、当百貨店内もざわざわしてきました。今号は、演劇百貨店店長・柏木
  陽の対談「店長が行く!」で、英国ロイヤルナショナルシアターの派遣ファ
  シリテーター、フィオナ・レスリーさんにお話を伺ってきました。
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                               も  く  じ
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 ○ 演劇百貨店 営業中!
   世田谷パブリックシアターの
   「世田谷アートタウン 三茶de大道芸」今週末に開催!
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 ◎ 店長が行く!第8回 「イギリスの演劇教育と、読み書き計算」
   フィオナ・レスリーさん(シアタープラクティショナー)
   ×
   柏木 陽(NPO法人演劇百貨店代表)
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 ○ 番頭日誌 小川 智紀(演劇百貨店制作)
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 ○ 配信中止/配信先変更について
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                           演劇百貨店 営業中!

                         世田谷パブリックシアターの
              「世田谷アートタウン 三茶de大道芸」今週末に開催!
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  劇場とまちがタッグを組んで開催している地域のおまつり「世田谷アートタ
 ウン2003 三茶de大道芸」の季節が近づいてきました。世界中の大道芸人たちが、
 三軒茶屋の辻々で芸を披露するこのフェスティバルを支える地域の文化ボラン
 ティアを、世田谷パブリックシアターとともに応援しているのが、演劇百貨店
 の柏木陽店長。

  地域のみなさんのあっと驚く大活躍を期待するも良し、空中ブランコからあ
 め細工まで、びっくりの大道芸に浸るのも良し。はたまた、ただ焼きそばと綿
 あめに舌鼓を打つのも、もちろん良し。秋の週末、ぜひ三軒茶屋までお出かけ
 ください。ちなみに昨年は15万人の動員がありました。今年も晴れますように。


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                              先取り特集記事

          店長が行く!第8回 「イギリスの演劇教育と、読み書き計算」

            フィオナ・レスリーさん(シアタープラクティショナー)
                                     ×
                       柏木陽(NPO法人演劇百貨店代表)
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  イギリスの劇団「THE MAP」のディレクターであるフィオナさんは、英国ロイ
 ヤルナショナルシアターが派遣するワークショップ・ファシリテーターとして、
 たびたび来日しています。彼女は、日本で演劇ワークショップをしながら、ど
 んなことを考えているのでしょうか。同じ仕事を日本でなさっているティム氏
 にも同席をお願いし、イギリスの演劇教育についてお話しいただきました。

                                     ★


 ――いま日本では、学校と演劇とか、コミュニティと演劇だとか、あるいはコ
 ミュニティとアートという問題がいろんな形でクローズアップされるようになっ
 てきているんだけど、イギリスと比べた場合の差はどこにありますか。

 フィオナ:大きな違いとしては、イギリスでは学校の中に「ドラマ」という科
 目があるということ。イギリスで「ドラマ」を教科として教える人は、プロの
 俳優や演出家でなく「ドラマ」の教員免許を持っている先生なんだよね。だか
 ら俳優の仕事にはならないんだけど、そういう先生がいることは大切なんです。

  まず、ドラマティーチャーが学校にいることで、プロの演劇人がリンクを張っ
 ていろんなことをやれる。それから、プロの人たちは学校に出たり入ったりに
 なるけど、ドラマティーチャーは学校にいるから、さまざまな課題に継続して
 取り組むことができるんです。

 ――イギリスの学校科目としての「ドラマ」は、意義がちゃんと理解されてい
 るのでしょうか。

 ティム:それはすごく大きな質問です。イギリスではドラマが学校の科目にあ
 るとはいえ、やっぱり学校教育のメニューの柱は、読み書き計算。ドラマとか
 他の芸術科目というのはいつも学校教育のエッジぎりぎりのところに位置して
 いる。

 フィオナ:ただ私は、読んだり書いたり、というようなことをやるときに、ク
 リエイティブなものが結びつくことがすばらしい教育になるんだと思う。いま
 イギリスで注目されているのは、学校の先生がどうやって創造性を使って教え
 ることができるのか、ということ。別に演劇や音楽を教える、ということだけ
 ではなく、歴史や数学や国語だとか、すべての科目にわたってどのように創造
 性、柔軟性をもって教えることができるのかがテーマになっています。

 ――イギリスの劇場が起こしているアクション全般に対して、問題だと思う点
 はありますか。

 フィオナ:一般的に「手段」として演劇やアートを使うというやり方と、演劇
 やアートそのものについて学ぶ、というのと考え方は両方あります。この二つ
 はよく分けて言われるんだけど、私自身はそれが完全に分けて成り立っている
 状況をあんまり見たことがないのです。演劇やアートを勉強することは、人生
 を勉強することにも繋がっていくし、その逆もあるんだと思う。

 ※今回の対談では、吉野さつきさん(エデュケーション・プログラム・ディレ
 クター)に通訳などのご協力をいただきました。ありがとうございました。


                                     ★

  この内容を含む全文がホームページに掲載されています。
  http://www.engeki100.org/ のメニュー内「店長が行く!」からご覧下さい。

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  演劇百貨店の定款、柏木陽店長のプロフィールは、ホームページで。
  「演劇百貨店」 http://www.engeki100.org/


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                            演劇百貨店 番頭日誌
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  演劇百貨店制作の小川です。前号は「番頭出前中」のためお休みしました。
 今号も予定より若干配信が遅れています。お許しください。さて、夏にもこの
 欄に書き、いろんな方と話したことなのですが、いまだにずっと「お祭り」の
 ことを考えています。お祭りって何だろうか。

  独自の装飾を凝らしたおみこしが繰り出すところは「芸術的」と呼べるので
 しょうか。また、祭りを運営する住民たちの上手な世代交代の様子を見ている
 と「教育的」という考え方もできるかもしれません。でも、そんな見方はいず
 れも、つまんない。お祭りはお祭りだから、いいのですね。「世田谷アートタ
 ウン」の会場で、いか焼きを食べながら考えることにします。あっ。「アート
 タウン」に、おみこしは出ませんので。たぶん。

                               ★ ★ ★


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                       配信中止/配信先変更について
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 ※次回の発行は11月上旬を予定しています。

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 発行人:柏木 陽
 編集人:小川智紀、山本 大
 発行:特定非営利活動法人演劇百貨店
 発行日:2003/10/25
 定価:無料
 Webサイト:http://www.engeki100.org/
 e-mail:info@engeki100.org
 Copyright(C) 2003 特定非営利活動法人演劇百貨店
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創刊日:2003-02-03  
最終発行日:  
発行周期:隔週刊  
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