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時事通信社「官庁速報ヘッドライン」

発行日:12/26

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■□    時事通信社 官庁速報ヘッドラインメール      2008/12/26  ■□
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                         http://jamp.jiji.com/info/
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 読者の皆様へ
 ◇メールマガジン休止のお知らせ
 いつも弊社の「官庁速報ヘッドラインメール」をご愛読いただき、ありがとうござ
います。このたび、諸般の事情から、本メールマガジンを今月末で休止することとな
りました。お届けするのは本号が最後となります。長い間のご愛読、重ねてお礼申し
上げます。また、機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
                                時事通信社
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●●●●●●●●●●●●●【トップインタビュー】●●●●●●●●●●●●●●
  
  宮城篤実・沖縄県嘉手納町長

 ◇「日々新たに」基地問題に取り組む

 沖縄県嘉手納町は、面積約15平方キロの83%を嘉手納飛行場や弾薬庫、陸軍貯
油施設といった米軍基地が占める基地の町。残りの土地に1万3800人の町民が暮
らし、日夜、戦闘機などの離着陸の爆音や訓練の騒音に悩まされ、町の基盤整備や産
業振興を大きく制約している。1月に5期目の折り返しを迎える宮城篤実町長(みや
ぎ・とくじつ=72)は、爆音など異常な状況が常態化して免疫化するのを警戒、「
日々新たに」基地問題に取り組んでいる。
 米軍再編で嘉手納基地の負担が軽減をするはずだったが、「測定結果からしても減
っておらず、むしろ爆音量が増えている」と不快感を隠さない。基地問題の抜本解決
は「日米安保条約がなくなったときだ」と指摘。「自治体には、基地問題で権限は与
えられていない」と強調するが、就任から17年間、F15戦闘機の滑走路や海軍駐
機場の移動など、政府や基地の司令と交渉を重ね、部分的だが現実的な改善を実現し
てきた。さらに「嘉手納基地使用協定」の締結を目指す。
 町の「21世紀躍進プラン」の柱となる町役場周辺の再開発では、那覇市にあった
防衛局を町へ移設させた。新聞でも大きく取り上げられ、町議会でも「基地を固定化
するのではないか」と問題になった。当時を振り返り、「防衛局があるから基地が固
定化するのではなく、基地があれば局がなければならない。移転で基地を実感しても
らい、400〜500人の職員に町の中心に移ってもらい、まちづくりにも加わって
もらう」と説明、反対はなかったという。
 施設を運用するため、「当時の梶山静六官房長官に米軍基地所在市町村の普通交付
税を実現してもらった」。しかし配分は旧自治省の裁量で、面積と人口が基準。交渉
の当事者の嘉手納町への配分は沖縄市の10億円より少なく3億円。熟慮の末、「交
付税は要らない。その代わり基地の全面返還だ」と政治生命を懸けて政府に「ノー」
と表明。「政府は驚がくし、梶山長官が尽力し翌年には傾斜配分になった」と話す。
 防衛局が入居する施設は、国の費用で建物・土地を買い取り更地にして施設を建て
る。それが嘉手納町のものになり、防衛局が家賃を払う。さらに施設の食堂、警備な
どはすべて町民が担っている。賃料が入り、地域の雇用も確保できるという異例の方
式だ。家賃を支払うことについて、「旧大蔵省は『おかしい』と言ったが、ノーとは
言えなかった」という。
 町長に当選した際のスローガンは「よみがえれ嘉手納」。戦前、軽便鉄道の終着駅
があり、奄美や離島から穀物、家畜類が運び込まれ、中北部の中継地として栄えてい
た。嘉手納は方言で「嘉利庭(かりなー)」といい、潤いと喜びに満ちた場所を意味
するという。役場の西には情報関連産業を集約、東には嘉手納飛行場を望める絶好の
スポットとして修学旅行生や観光客の人気を集めている道の駅があり、地域活性化の
拠点として、かつてのにぎわいを取り戻せるか期待が高まっている。
 〔横顔〕町議会議長を経て1991年町長。県町村会長、全国町村会常任理事。沖
縄振興審議会委員、中央教育審議会委員も務める。毎日1食はイモを食し、泡盛も。
米軍基地と苦闘し、闘牛に夢中という。
 〔町の自慢〕町出身の野国総管は、1605年に初めて中国から沖縄にサツマイモ
を持ち帰ったとされる人物。町内には総管の墓や座像もあり、郷土の偉人として親し
まれている。
 〔ホームページ〕http://www.town.kadena.okinawa.jp/
(那覇支局・野口安計)

(2008年12月10日配信)      【iJAMP「インタビュールーム」より】
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            ▼きょうの官庁速報ヘッドライン▼
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◎特交の措置率・上限を拡充=林業公社、債務引受団体も対象−総務省
◎航燃税軽減措置の対象拡充=離島路線維持で−国土交通省

◎5.9%増の17兆7359億円=定住自立圏に79億−総務省の09年度予算案
◎公共事業関係費は実質4.2%減=道路予算の社会保障充当で−国交省予算案
◎13.7%増の25兆1568億円=年金国庫負担割合引き上げで−厚労省予算案
◎「脱ゆとり」で授業時数増に対応=2年連続プラスを確保−文科省予算案
◎重要課題枠で986億円確保=2.9%減の2兆5605億円−農水省予算案

◎農商工連携関連155億円に=中小企業対策は7.3%増−経産省予算案
◎0.5%減の2237億円=環境省の09年度予算案
◎1.4%減の51億5100万円=孤立集落対策予算を新規計上−内閣府防災
◎キャリア制見直しを推進=総額は110億円−人事院予算案
◎直轄事業費、11.7%の大幅減=新交付金など地方配分は増−国交省道路予算

◎河川局予算案3.5%減の9017億円=災害対策に重点−国交省
◎まち交付金の国費引き上げ=市町村の下水道普及を支援−国交省都市・地域局予算
◎高齢者の住まいづくりに重点=マンション事業者への融資拡充も−国交省住宅局予算
◎整備新幹線、過去最高の3539億円=新規区間に着工調整費−国交省鉄道関係予算
◎空港整備勘定は2.3%減=羽田再拡張に1312億円−国交省航空局関係予算

◎コンテナ24時間化へ官民連携=「スーパー中枢」に619億円−国交省港湾関係
◎地域交通活性化など実質9.6%増=建設業支援も拡充―国交省総政局
◎地域自立交付金を50億円増=災害推進費は大幅減額−国交省計画局予算
◎観光圏整備支援などに重点=訪日客増へプロモーション強化−観光庁09年度予算案

◎法令駆使能力強化を=政策法務向上へ指針−東京都
◎施設園芸農家の省エネ設備に助成=金沢市
◎4年ぶり交付団体へ=愛知県

◎失業の外国人労働者支援へ早見表=愛知県国際交流協会
◎38歳以上職員の定昇一時停止−大阪府寝屋川市
◎全職員の給与、3〜7%削減=熊本県

《町村スポット》 ◎広告収入で40万円確保=北海道遠軽町
《町村スポット》 ◎通年議会を制度化=宮城県蔵王町
《町村スポット》 ◎デマンド交通を全町に拡大=岡山県和気町
《町村スポット》 ◎農村条例で持続的発展目指す=福岡県筑前町
《町村スポット》 ◎「一勝地」巡り合格祈願=熊本県球磨村

◎12月2次補正は400万円の減額=広島県福山市

◎滋賀県甲賀市人事(09年1月1日)
◎岡山県高梁市人事(19日)

【アンテナ】 ★…投票率優先で「村長不在」に(長野県野沢温泉村)
【アンテナ】 ★…異例の流会(滋賀)

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  香川県・西原義一さん

 ◇企業ネットワーク構築に奔走

 「最終的に香川で活動するのが面白いと思ってもらうのが私の役目」−。昨年4月
に香川県の東京事務所長に就任した西原義一氏(にしはら・よしかず=52)は、首
都圏に進出している地元中小企業約200社を丹念に訪問し、ネットワーク構築に汗
をかく毎日だ。東京事務所が音頭を取って、企業同士の交流会「香川東京ブランチネ
ットワーク」を年4回のペースで開催する。
 毎回、平均40〜50社の支店長・部長クラスが集まり、なかなかの盛況ぶりだと
いう。企業側からも「継続的な交流会をわれわれが独自にやろうとしてもできない。
仕事にも役立っている」(めりけんや平田東京事業部長)と高く評価されている。「
彼らはいずれ地元に帰ると幹部になる人材。交流を促進することは行政として企業を
支えることにもなる」と開催メリットを説明する。
 交流会が定着している秘訣(ひけつ)は「あくまでさりげなく、プライベートな友
達を増やす感覚で来てもらえるよう気を付けている。行政が押し付けめいた企画では
決して長続きしない」と黒子に徹する姿勢を強調する。
 東京事務所の役割は「中央省庁と県庁との橋渡しを早く、正確に行うこと」と言い
切る。そこには「政策の意思決定はあくまで県庁の担当部局。東京事務所が突出して
はならない」との持論がある。もちろん「香川の良さを知ってもらう」ための情報発
信基地としての役割にも精力的に取り組む。
 現在アピールしている事業は、2010年に高松市と小豆島、直島、豊島、隣県の
岡山県犬島など7つの島で開催する「瀬戸内国際芸術祭」だ。クリスチャン・ボルダ
ンスキーや安藤忠雄、ロルフ・ユリアスら著名な現代芸術作家がそれぞれの島の特性
に合わせた作品を創作し、展示する。芸術祭を契機に美術館も建設する予定。「香川
東京ブランチネットワーク」でも積極的にアピールし、利用者を募る努力を地道に続
けている。
 神戸大学を1978年に卒業後、県庁入り。主に財政畑を歩み、2001年から3
年間、廃棄物対策課長を務めた。不法投棄された豊島の産業廃棄物を知事が住民と最
終合意を結んで処理に着手する直前だった。産業廃棄物の施設整備や運搬経路計画な
どを担当。
 「住民からいろいろなことも言われるつらい立場だった。しかし、最後は誠意をも
って粘り強く話をしていくことでしか道は開けないと確信した。この時の経験が今に
生きている」と笑う。仲間内からは「人当たりは温厚でソフトだが、『仕事師』の一
言に尽きる。任せて安心」との評がもっぱら。
 企業ネットワークの構築の今後について、「継続させることが一番。自分だけでな
く、次の所長にも引き継ぐ大事な作業。県にとって大きな花を咲かせるためにも、地
ならしをしていきたい」。行政マンとしてのプロ意識が垣間見えた。
(官庁部・中村幸之進)

(2008年12月18日配信)   【iJAMP「東京事務所長に聞く」より】

                  
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