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時事通信社「官庁速報ヘッドライン」

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時事通信社「官庁速報ヘッドライン」

2008/10/29

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■□    時事通信社 官庁速報ヘッドラインメール      2008/10/29  ■□
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●●●●●●●●●●●●●【トップインタビュー】●●●●●●●●●●●●●●

  江戸満・愛知県扶桑町長

 ◇元陸将補町長の「戦略的改革」

 愛知県扶桑町(3万3754人)の江戸満町長(えど・みつる=75)は、防衛大
学校を卒業し陸上自衛隊の駐屯地司令などの要職を務めた元陸将補。厳しい規律と指
揮系統の中で身に付けたノウハウを役場の改革に駆使し、成果を上げている。「問題
意識を持って業務を実施する。問題点とは設定した目標との差だ」。町長が職員に配
るペーパーには実践的な知恵が詰まっている。
 近隣自治体との合併計画が頓挫し、前町長が辞任するという厳しい状況下の4年前
に就任。真っ先にやったのが「役場が変わる宣言」だった。
 「地方分権が進んでいる中、意識転換をする必要がある」と呼び掛け、課長補佐以
下の職員から「行革旗手」を募集した。23人が集まり、「何を変えるか」を話し合
った。2005年4月の宣言文には「KAIZEN運動、行財政改革、住民力の発揮、
新総合計画の策定を4つの柱とする施策を着実に推進します」とある。改革への思い
を記した職員の寄せ書きを、役場1階に掲示した。
 「例えば、メールや投書で寄せられる町民の声には必ず10日以内に回答を出すよ
うにした」と町長。住民から「以前は言いっ放しで、なしのつぶてだった。こんなこ
とは初めて」の声が出た。「町民には誠意をもって対応しなければいけない。相手次
第であいまいな対応をするのは駄目。仕事が累積され、別なところでまた(問題が)
復活する」。
 町長が幹部会議で配った教育資料はどれも興味深い。「状況判断の思考過程」とい
う1枚のペーパー。自衛隊で、迅速に状況を判断し行動する際の手法で「任務を理解
し、目的達成のために影響のある要因を把握。複数の行動方針を立て、それぞれの利
・不利を明らかにして採用する行動方針を決める」という趣旨のセオリーが簡略に記
されている。
 「業務のやり方10訓」「業務のあり方の具体的心得」には、「初動を重視せよ」
「頭の中に書いてあっては誰も読めない。紙に書き、まとめ、情報と考えを共有しろ」
「朝夕、時間が空いた時は、仕事の守備範囲を見渡す。漠然とではなく、チェック項
目をもって見渡す」「思考はマクロからミクロへ、全般から部分へ」「幹部は、事務
的処理は部下に任せ創造的仕事に取り組め」などの言葉が並ぶ。「町長の手法は、行
政評価チェックのためのロジックモデルとも合致していてびっくりした」と職員。
 専門分野ともいえる危機管理については「平時は起こった事象を順番で対応してい
けばいいが、有事には多発的に事象が起き、対処能力が十分でなくなる。優先度を明
確にして力を投入する必要がある」と話す。危機管理対応のみならず「緊急性・重要
性」を物差しに、「緊急で重要なもの」を優先し、どちらでもないものは後回しにす
る手法が必要という。
 今年4月から開始した総合計画にも知恵を絞った。「総合計画は網羅的、抽象的に
なりやすい。実効性を持たせるため、将来の施策の基盤になる方向性を示し、健康診
断の受診率アップなど目標化できるものは目標化した」。作りっぱなしではなく、毎
年の事務事業評価や3年ごとの実施計画で見直しをする。
 組織のスリム化も進め19課を15課にした。企業誘致では大手水産会社が冷凍食
品の基地を町内に建設することが決まった。「従来は企業に来てほしいという意思表
示が弱かった。意思を示し情報を発信していった」と話す。
 職員に望むことは「(仕事を)承るだけでなく、問題意識をいつも持って、政策、
施策能力を高めてほしい。『気付き』の力を強めてほしい。施策能力を高めるために
は情報は欠かすことはできない。情報に鋭敏でなければいけない」と強調する。
 〔横顔〕昔はゴルフなどスポーツもやったが、今は「静かにいろいろなことを考え
る」黙想の時間を大切にしている。
 〔町の自慢〕地の利=気候が温暖で、木曽川の沖積地で地盤がしっかりしている=、
人の利=自治会・コミュニティーがしっかりしている=がある。特産品の守口大根、
守口漬。野だてなどで見掛ける手作りの「つまおり傘」。扶桑文化会館(伝統芸能)。
 〔ホームページ〕http://www.town.fuso.aichi.jp/
(名古屋支社・松永努)

(2008年10月27日配信)     【iJAMP「インタビュールーム」より】
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            ▼きょうの官庁速報ヘッドライン▼
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◎宿泊客呼び込みへ、16観光圏が始動=地域ならではの体験型ツアーを開発へ
◎模擬面談で評価能力向上へ=新制度施行で研修−人事院
◎定住自立圏、18地域で先行=09年度から全国展開へ−総務省

《霞が関短信》 ◎自治学会総会・研究会を開催=日本自治学会

◎利用実績に大差=原油高の企業支援策−福井県
◎エコドライブ認定制度創設へ=名古屋市
◎原材料高で中小企業支援チーム派遣=京都府

◎府営住宅の家賃減免見直し=大阪府
◎中堅対象の「匠の技」研修に助成=岡山県
◎財源不足298億円の見込み=愛媛県

◎保健福祉オンブズパーソンを設置=北九州市
◎有機JAS認証費などに助成を検討=大分県

《市政コーナー》 ◎中小企業に3年無利子融資=東京都府中市
《市政コーナー》 ◎夜間納税窓口を開設=愛知県豊川市
《市政コーナー》 ◎遺伝子組み換え施設に協定締結義務=大阪府茨木市
《市政コーナー》 ◎市議会公用車に広告掲載=長崎県松浦市

《町村スポット》 ◎「観光カリスマ塾」を開催=北海道弟子屈町
《町村スポット》 ◎臨時職員希望者を登録=石川県志賀町
《町村スポット》 ◎ニホンザルの農作物被害対策を強化=福井県南越前町

◎山梨県甲斐市人事(28日)

【アンテナ】 ★…談合はもうこりごり(大阪府枚方市)

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◇定住人口確保へインフラ整備=岡田局長が着任会見−東北地方整備局

 国土交通省東北地方整備局の岡田光彦局長(おかだ・みつひこ=53)は23日、
就任記者会見を行い、「最大の課題は定住人口の確保。全国より早い人口減少と高齢
化に少しでも歯止めをかけるため、雇用を創出する企業誘致に向けたインフラ整備に
重点的に取り組みたい」と抱負を語った。
 東京生まれの東京育ちで、東大工学部を卒業し旧運輸省入り。発展途上国への技術
支援など国際関係の仕事歴が3分の1と長く、パナマやインドネシアなどにも赴いた。
 最も思い出に残る仕事は、国交省航空局建設国際業務室長時代、羽田空港を再拡張
して新たな滑走路を造る巨大プロジェクトの入札で、設計と施工の一括発注という画
期的手法の導入を担当したこと。「世界で誰もやったことのない方式で、制度作りも
しなくてはならなかった」と苦労話を披露した。
 東北地方整備局には港湾空港担当の副局長として昨年7月に赴任し、東北生活は山
形県空港港湾課長時代と通算して5年目となる。今年6月の岩手・宮城内陸地震の記
憶も新しい中、もう一つの大きな課題に挙げたのが防災。「海溝型の想定宮城県沖地
震などへの守りを固めていくのが整備局の大きな使命」と強調した。
 趣味は登山とスキー。「昨年秋に紅葉の栗駒山に登った時は非常に穏やかだったの
だが」と振り返る。家族は妻と子ども2人で、仙台は単身赴任。

                  【iJAMP「ブロック機関コーナー」より】
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