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こんな映画は見ちゃいけない! 

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蜜のあわれ こんな映画は見ちゃいけない! 

2016/04/07

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☆  こんな映画は見ちゃいけない!  2016/4/7  Vol.1741    ☆
   
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 こんにちは、発行人のオテロです。

 本日、とりあげる作品は
 
             「蜜のあわれ」  です。

作品は評価され、それなりに名を残した。過去に浮名を流した女も数
人はいた。今や老境に達した作家は、最期の願望を原稿用紙にしたた
める。それは胸を焦がすような恋と性。奔放にして純粋、蠱惑的だが
情に濃やか、赤いドレスに身を包んだ娘は作家の心に居座り、男性機
能を刺激していく。物語は、老作家の前の現れた若い女が、彼の日常
にまとわりつきかき乱していく様子を描く。愛してくれてはいるけれ
ど、かまってやらなければ寂しがる。可愛くて仕方ないけれど、何を
考えているかわからず手を焼いている。聞き分けのいい女では物足り
ない、つれない女では耐えられない。そんな都合のよい妄想の中、創
作の炎を消すまいとする作家の失われた若さへの憧憬が切なく哀しい。

赤子と同居する作家は、彼女の自由な振る舞いに翻弄されつつも愛お
しくてたまらない。ある日、赤子はゆり子という女の幽霊と知り合い、
ゆり子は赤子に作家の秘密を教える。作家は愛人の元に通っていた。

誘惑、挑発、わがまま、嫉妬……。赤子は男心をくすぐるあらゆる感
情を大きな目で表現する。そしてコンテンポラリーとレトロが融合し
たユニークなダンスで作家を惑わせる。彼女を演じる二階堂ふみの魅
力が余すことなく引き出され、艶やかさと妖しさを際立たせていた。

バイアグラのない時代、勃起能力を失ってもなお女体への執着を捨て
られない老人のあくなき性欲と、ただ枯れゆく己の肉体への怒りと焦
燥・歯がゆさが哀れで切実だった。。。

       お勧め度=★★★(★★★★★が最高)

                 「蜜のあわれ」
                         についての詳細は、

       http://d.hatena.ne.jp/otello/20160404
               
          を参考にしてください。



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        余|談|
        ━┛━┛

東京メトロの地下鉄線内で、ベビーカーを挟んだまま列車が発車した
という報道がありました。さいわいベビーカーに赤ちゃんが乗ってお
らずけが人はゼロ。

報道を見ただけで詳しいことはわかりませんが、主な原因は車掌の確
認ミスだったようです。ただ気になるのは、なぜ空のベビーカーを押
す父親が折りたたんで乗らなかったのかということ。

最近はベビーカー乗車が認められていますが、ラッシュ時の混雑した
電車にまで強引にベビーカーで乗り込む親には閉口します。

いくら子育て支援といっても周囲の理解は必要。ベビーカーを使う側
にももう少し気遣いがあってもいいと思います。。。

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      次回配信予定は4/9作品は
         
         「さざなみ」
         
              です。

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