政治・経済

参議院議員森元つねおの国会だより

自由民主党参議院議員森元恒雄の国会での活動報告です。現在の国会の情勢、地方分権や教育問題などに関する情報を、原則週1回配信します。

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【参議院議員森元恒雄の国会だより】

2007/05/14

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 参議院議員 森元つねおの国会だより  2007/5/14--No.265
                http://www.t-morimoto.com/

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● 決算委員会質疑(3)

 去る4月27日、参議院決算委員会において、金融担当大臣及び財務
大臣に対し質問を行いました。その内容のポイントを、先週に続いてお
伝えします。

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○森元恒雄君 次に、地方財政についてお聞きしたい。権限移譲は、各
省庁が率先して進めるべきだと思うが、これまで財務省は国の権限移譲
に際し、各省庁にブレーキを掛ける主導的役割を果たしてきたのではな
いか。

○財務大臣(尾身幸次君) 地方分権という基本的な考え方の下に、地
方でできることは地方でという考え方で、全体の国の方針の中で積極的
にこれを進めてきた。
 国と地方の財政をみると、地方の財政の方がはるかに楽である。その
中で、地方間の格差が拡がってきている。その手当てをしっかりやって
いく必要がある。

○森元恒雄君 欧米の主要国は、国の財源不足は中央政府が全部背負
い、地方政府は収支均衡予算が原則である。日本は、地方も財源不足を
背負っているという意味では相当努力している。
 三位一体の改革について地方は余り評価していない。補助金をやめて
自主財源である地方税で財源が賄えるようにするのが本来の趣旨であっ
たのに、必ずしもそうなっていない。直轄負担金は、地方は、口を出す
余地がないのにお金だけ出さざるを得ない。こういうものこそ、真っ先
に廃止するのが筋ではないか。

○財務大臣(尾身幸次君) 道路や河川といった国の直轄事業を実施す
ることによる便益が地方公共団体に直接及ぶことから、法令に基づいて
建設管理費の一部の負担を求めているものであり、受益、負担のバラン
スという意味から見て合理的な制度である。その内容を十分説明し、理
解を得てやっている。
 三位一体の改革については、3兆円の所得税の減税と3兆円の地方税の
増税をしたわけで、トータルとしてはイコールだが、地方に移譲した税
源は東京の方に行ってしまい、田舎の県はふたを開けてみたらほとんど
税金を納める企業もなく、気が付いたら、ものすごく収入が減ってし
まった。
 例えば東京は18年度で1兆4千億円の黒字があり、これだけあれば8つ
の県の赤字額を全部補てんすることができる。交付税は、地方の実情に
応じて、財政力格差に応じて地方に配分しているから、格差是正効果が
ある。総務省とも相談し、プロジェクトチームをつくって、どういうふ
うにしたらこんなに大きく開いた格差を是正できるか具体策について検
討を進めているところである。検討結果がまとまったら御相談をさせて
いただきたい。

○森元恒雄君 3兆円の税源移譲は大きな前進だったと思うが、例えば2
分の1の負担だったのが3分の2の負担になり、増えた負担分の手当てを
するための税源移譲が3兆円のかなりの部分を占めている。これが地方
から評価されない最大の点である。
 格差拡大を防ぐためにも、地方の固有財源である交付税の法定率は
きっちり堅持する、特例減額はしないことをこの際大臣から明言いただ
きたい。
 また、最近、総務大臣が地方消費税を拡充する方向で税源配分を見直
すということを言っているが、これに対する財務大臣の考えをお聞きし
たい。

○財務大臣(尾身幸次君) 交付税は要するに国がいただいた税金の一
部を地方に回すわけであり、財政力格差の是正に効果があるということ
で、枠はある程度トータルとしてなければならない。
 地方消費税について、その比率を増やすことについて私は必ずしも反
対ではない。しかし、国と地方の関係からいうと、国の財政状況の方が
トータルとしては厳しく、地方の財政状況の方がトータルとしてはるか
に楽であるという実態を踏まえていかなければならない。
 そういう中で、不交付団体の数を増やすことになると、田舎の県の貧
乏な県に回すお金がなくなり、一方では不交付団体はものすごくお金が
余ってしまう現象が起こる。
 
○森元恒雄君 税目によっては、その経済実態と税収との間に大きな差
があるものもあるので、地方税の税目を、国税含めどのように組み合わ
せるかということだけでもかなりの格差が縮まる。
 繰り返しになるが、プライマリーバランスで計算すれば、国の方が厳
しいことは分かる。しかし、これだけ大きな借金抱えている地方財政は
ほかの国にはない。地方団体のプライマリーバランスがなぜ黒字かとい
えば、起債の償還期限が短いこと、財政自主権が極めて制約されている
中で借金返しをしていかなければいけないために、切り詰め切り詰め努
力した結果である。本当に血を出すような歳出削減をやらないと予算を
組めないところや、現に赤字予算を組まざるを得ないところも出てきて
いる。実態をしっかりと見て、地方の困っている状態をお考えいただき
たい。


                    参議院議員 森元つねお


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創刊日:2002-05-26  
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