政治・経済

参議院議員森元つねおの国会だより

自由民主党参議院議員森元恒雄の国会での活動報告です。現在の国会の情勢、地方分権や教育問題などに関する情報を、原則週1回配信します。

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【参議院議員森元恒雄の国会だより】

2006/09/04

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 参議院議員 森元恒雄の国会だより  2006/9/4---No.229
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● 教育バウチャー(2)


(3)私立学校の取り扱い

 学校選択の自由を拡大する場合、選択できる学校の範囲を公立学校だ
けとするか、私学まで含めるかという問題があります。ただ、わが国で
は、現在も私学を選択することは個人の自由ですから、ここでの議論の
ポイントは、教育バウチャーの導入に際し、公私間に格差を設けず、私
学にも公立学校と児童・生徒1人当たり同水準の補助金を交付するか否
かということです。
 
 4〜5倍ある公私間の保護者負担格差を解消することは、大きな政治
的課題です。ただ、公私間格差を解消することだけを考えた場合、その
手法として教育バウチャーが必須条件かと言えば、これまたそうとは言
えません。

(4)義務教育における学校選択の是非

 小中学校における学校選択制は、既に東京都品川区が取り入れてお
り、一定の評価を得ています。

 確かに、現在の公立の小中学校は、教育の内容や質、学校運営の良し
悪しと関係なく、毎年決まった児童・生徒を受け入れることができるた
め、設置者である市町村はもとより、校長をはじめとする教員も学校の
行く末を案じる必要がありません。このため、ややもすると、学校運営
や教育のレベルアップに対する意気込みが、鈍りがちなことは否めませ
ん。

 しかし、それでは学校選択を自由化すれば、このような面が一気に解
消されるかと言えば、そうとも言えません。それは、中学区制、大学区
制を採っている公立高校の実情を見れば明らかです。身分が保証され、
学校の盛衰と無関係に給与などの処遇が決まる公務員の仕組みの下で
は、所詮学校や教員の努力には限界があります。

 むしろ、学校選択制は公立高校の実情を見れば明らかなように、学校
間の格差を拡大させ、固定化させる虞があります。義務教育の段階で、
学校間に大きな格差が生じることが、果たして適当でしょうか。学校や
教員の切磋琢磨は、むしろ学校評価や教員評価の徹底とその結果を反映
した処遇を通じて促すべきではないかと思います。

 さらに、学校選択制は通学距離が長くなり、遠距離通学が常態化する
虞がありますし、山村や離島ではそもそも選択制など実行不可能です。


                    参議院議員 森元恒雄


※ 追伸   前回、「父兄」という言葉を使ったことに、多くの方から適
当な表現でないとご指摘いただきました。これからは、慎重に言葉を選
びたいと思います。お詫びして「保護者」と訂正させていただきます。

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