政治・経済

参議院議員森元つねおの国会だより

自由民主党参議院議員森元恒雄の国会での活動報告です。現在の国会の情勢、地方分権や教育問題などに関する情報を、原則週1回配信します。

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【参議院議員森元恒雄の国会だより】

2006/08/28

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 参議院議員 森元恒雄の国会だより  2006/8/28---No.228
                http://www.t-morimoto.com/

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● 教育バウチャー(1)


 規制改革・民間開放推進会議や経済財政諮問会議が教育バウチャーの
導入を前向きに検討するよう提唱しています。これに対して、文部科学
省は慎重な姿勢を崩していません。

(1)学校選択の自由と教育バウチャーは不可分か

 教育バウチャーは、学校への予算配分を児童・生徒単位に行う、ある
いは一旦父兄に補助金を交付し、父兄を経由して学校に補助するもので
す。

 教育バウチャー導入のねらいは、父兄にわが子が通う小中学校を選択
する自由を拡大することにあります。わが国の場合、子供が通学する小
中学校を指定する権限は市町村にあります。これを父兄に移管し、親が
自由に学校を選べるように改めるべきである。そうすることによって、
学校の浮沈をかけた競争が始まり、学校や教員の質の高い教育をめざす
努力が促される。その結果、わが国全体の教育が改善される、というこ
とのようです。

 確かに、児童・生徒数に応じて学校に予算を配分すれば、学校間の競
争が促される効果があることは事実です。しかし、そのためには、その
前提として学校を自由に選択できる権利が保障されていなければなりま
せん。反対に、学校を自由に選択できれば、学校への予算配分は必ずし
も児童・生徒単位でなくてもいいように思います。特に、わが国の場
合、学校への予算配分は学級数、教員数をベースに行われていますが、
その基礎には当然児童・生徒数があるわけです。したがって、学校選択
の自由の拡大のためだけなら、ことさら予算配分方式を改めることは、
必要ないように思います。

(2)外国での教育バウチャー

 教育バウチャーと言っても、その形態や支給対象者の範囲、支給条件
などが国や地方自治体ごとにまちまちで、共通したものは定かでありま
せん。大別すると、父兄にクーポン券を発行するものと、児童・生徒数
に応じて補助金を配分するタイプのものがあります。

 アメリカでは、宗教教育に対する公的補助が憲法で厳しく規制されて
いるために、それに触れないようにするための便法として、父兄にクー
ポンを発行する方式を採っているようです。この点は、わが国と事実が
異なるように思います。したがって、仮にわが国で教育バウチャーを導
入する場合でも、教育クーポン方式は直接補助に比べ余計な手間がかか
り、行政コストが嵩むだけですから、採用しない方がよいと考えます。


                    参議院議員 森元恒雄


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創刊日:2002-05-26  
最終発行日:  
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