政治・経済

参議院議員森元つねおの国会だより

自由民主党参議院議員森元恒雄の国会での活動報告です。現在の国会の情勢、地方分権や教育問題などに関する情報を、原則週1回配信します。

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【参議院議員森元恒雄の国会だより】

2006/03/13

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 参議院議員 森元恒雄の国会だより  2006/3/13---No.204
                http://www.t-morimoto.com/

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 明日3月14日(火)午前10時から、参議院総務委員会において
総務大臣に対し、約60分間質問をすることになりました。
 予定している質問項目は、1.総務省の懇談会・研究会について、
2.放送通信について、3.地方行財政について、4.行政改革について、
です。
 インターネット上で中継されますので、お時間のお有りの方は、
http://www.webtv.sangiin.go.jp/
の「今日の審議中継」コーナーにてご覧いただければ幸いに存じます。
 また後日、同じアドレスの「ビデオライブラリ」より、録画を
ご覧いただくことも出来ます。
 よろしくお願い申し上げます。

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● 道州制


 去る2月28日、地方制度調査会から道州制のあり方に関する答申が小
泉総理に提出されました。

 しかし、率直に言って永田町には、その実現に向けて今すぐ具体的な
作業に入ろうという空気は全く感じられません。
 総理の声掛けで検討が始まり、党の公約にも掲げられた北海道道州制
特区についても、各省の抵抗にあって実質的な権限・事務移譲はほとん
ど進展せず、道路や河川は移管しても精々他県並み(北海道の場合、国
道や2級河川は全て国が直轄で工事)にするだけであり、また、北海道
の歴史的、地勢的、経済的な特殊事情から、道の財政負担が他県に比べ
軽減されていることについても、これを段階的に縮減し、いずれ廃止す
るとの案が示されています。これでは、北海道が二の足を踏むのは当然
ですし、それどころか、なぜ北海道を先行モデル地域として道州制を試
みるのか分からなくなってしまいます。

 そもそも、北海道をモデルとして道州制を試行することにしたのは、
全国的に道州制に移行した場合、たとえ他の地域の分割がどのようなパ
ターンのものになっても、北海道だけは現在の区域で一つの道州になる
ことは誰が見ても異論がないところであり、県を廃止する手順を踏む必
要がないからです。また、道州制という国の統治機構そのものを変革す
る大事業について、国民の合意を取り付けることは容易でなく、失敗は
許されません。そこで、先ずやりやすい条件が整っている北海道で実験
してみて、まずいところがあれば実施状況を見ながら手直しするのが現
実的な方法であると考えたからであったはずです。

 現在北海道で国が行っている事務事業の一部を北海道に移管し、果た
してそれでうまく処理し、実施できるか、何か支障が生じるのか、実際
にやってみて、その結果を検証すれば、全国的に本格実施するための有
力な判断材料が得られるはずだというのが、そもそも北海道道州制特区
を発想した原点であったはずです。

 したがって、初めから失敗を恐れて何もしないのでは、果たして何の
ために特区として実験的にやってみるのか、その意味がありません。道
州制への移行を真剣に考えるなら、思い切った権限・事務の移譲を試み
るべきであり、また、財政措置については、少なくとも施行期間中は現
在の負担区分を前提とした暫定措置で繋ぐ必要があると思います。

 道州制が都道府県合併と異なる最大のポイントは、単に都道府県の区
域を大きくするだけでなく、併せて国と地方の役割を根本的に見直し、
都道府県を廃止するとともに、新たに設置される道州に国の権限・事務
・財源を大幅に移管・移譲するところにあります。したがって、その改
革は、当然に国の省庁の再編を巻き込むことになり、国の統治機構を抜
本的に見直すことにつながります。

 今日、地方制度調査会が道州制のあり方について案をまとめたこと
は、先ず当事者の一人である地方の側から、そのあるべき姿を提示した
ものであり、これから議論を進める上で一つのタタキ台を示した意義は
大きいと言えます。

 しかし、実現に向けて本格的に検討を始めるためには、もう一人の当
事者である国が道州制移行に向けて一歩踏み込み、地方制度調査会とは
別に内閣を挙げて取り組む場、具体的には例えば道州制移行会議や道州
制移行本部を立ち上げ、具体案の検討に着手する必要があります。
 そして、そのためには、道州制移行に対する国民の期待が高まり、省
庁の抵抗を排してでも政府が政治的決断で事を進めて行きやすい環境を
整えることが何より重要です。誰がその役割を担うのか。一人一人の政
治家、そして当事者である都道府県、地方制度調査会の事務局を担当し
ている総務省の任務は大きいと言えます。


                    参議院議員 森元恒雄


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