政治・経済

参議院議員森元つねおの国会だより

自由民主党参議院議員森元恒雄の国会での活動報告です。現在の国会の情勢、地方分権や教育問題などに関する情報を、原則週1回配信します。

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【参議院議員森元恒雄の国会だより】

2006/02/27

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 参議院議員 森元恒雄の国会だより  2006/2/27---No.202
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● 量的緩和の解除


 現在、日銀が採っている量的緩和政策は、膨大な借金を抱えて有効な
手が打てない財政状況とゼロ金利の下で、これ以上政策的に金利を動か
すことが不可能という手詰まり状況の中で、採れる手段はこれしかない
という異例の措置であることは間違いありません。それだけに、ゼロ金
利政策と並んで早晩政策の見直しを迫られることは必至です。

 景気回復の足取りが次第に確かのものとなって来た昨秋頃から、日銀
総裁が会見で条件が整えば量的緩和政策を転換するとの発言を繰り返し
て来たのも、いわば当然のことかも知れません。

 これに対して、政府や自民党からは、未だ金融政策を転換するのは早
計過ぎるのではないか、わが国経済のデフレ脱却が未だ確実になってい
ない段階で、日銀が些かなりとも引き締めの方向に舵を切るようなメッ
セージが市場に伝わると、折角軌道に乗っている景気回復に再び水を差
すことにならないかとの声が強かったのも事実です。6年前のゼロ金利
政策解除のシグナルが景気回復の腰を折った記憶が未だ新しいだけに、
政策転換に慎重さを求める声が大きいものと思われます。

 そんな中で、先日発表された月例経済報告によると、実質GDPは4四半
期連続プラス成長を達成し、昨年は実質2.8%(名目1.4%)の成長率を
確保したことが明らかになりました。これを受けて、政府もわが国経済
の基調判断を6ヶ月ぶりに上方修正しました。ようやく日銀による量的
緩和解除の条件、環境が整って来た感があります。

 これまで、金利はゼロベースに張り付き、資金はジャブジャブ過ぎる
ぐらい市中に供給されてきたにもかかわらず、銀行の貸し出しはほとん
ど伸びない状況が続いてきました。このため、一部に超金融緩和政策は
わが国経済にほとんど有効に作用していないのではないかとの見方もあ
るほどです。しかし、株価の上昇や為替相場の下落、貸出金利の低下な
ど、その効果は相当大きなものがあると思われます。

 それだけに、日銀が量的緩和を解除し、市中への資金供給量を縮小す
る場合には、日銀がそれを契機として金融引き締めへと大きく舵を切っ
たと市場関係者に過大に受け止められ、市場が過剰反応を示すことがな
いように、予め十分な対話を市場と交わしておくことが必要です。

 そして、そのためには、縮小する規模を一挙に大幅なものとせず、状
況を見ながら柔軟さを保ちつつ段階的に実施すること、また、次のス
テップとなるゼロ金利解除についても、予めその解除条件を市場関係者
に示し、金利引き上げに踏み切るタイミングを市場がある程度予測でき
る状況を作っておくこと、さらには日本経済の今後の見通しについて、
日銀だけなく政府としてもより一層の好転が期待できる旨の前向きの見
通しを明確に情報発信し、市場関係者が安心して対応できる環境を作っ
ておくことが極めて重要であると思われます。


                    参議院議員 森元恒雄


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創刊日:2002-05-26  
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