語学・言語学

法話「暮らしの中の仏教語」

日本語は仏教語に取り囲まれている。
仏教語を使わずには一日も暮らせない。どんな言葉があるか吟味してみよう。

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暮らしの中の仏教語 第326話

2011/05/20

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--------暮らしの中の仏教語 第326話------------

*******今回のお話は「授業 受業 作業 」*****************

                     毎月10.20.30日発行
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 第326話 通算985話 授業 受業 作業
 
 学校に通うようになると、
児童・生徒・学生は、授業時間割に従って授業を受けますね。 
授業とは「業を授ける」と書くように、
能動側の先生が言う言葉です。
受動側の生徒等から見れば、「業を受ける」のですから、
受業とならなければなりません。

 仏教では、
「師が弟子に仏道の作業を授ける」ことを授業と言い、
受業は「弟子が師から作業を受ける」ことを指してきました。
そういえば、授戒と受戒にも、立場による字の相違があります。

 ところで、師と子で授受する「作業」とは何でしょうか。
仏教で言う作業とは「業を作ること」で、
業とは「人間のなす行為」のことです。
つまり、身口意の作り出す活動が業であり、
業には、後に苦楽の報いを受ける原因となる余力がありますから、
注意深く行為されなければならないでしょう。

 弟子・子供・生徒などと呼ばれる者達は、
師匠・親・先生などと呼ばれる者の真似をしながら成長するので、
気をつけなければなりません。
「学ぶ」の語源は「真似をする」の「まねぶ」であることを思えば、
真似は当然の行為でしょう。

「やってみせ いふてきかせて させてみて 
ほめてやらねば 人はできぬよ」という慈雲尊者の句にある通り、
手本を示すことが第一です。
「人間の為す行為の模範を示す」とともに、
「何を為すべきかを指導する」ことが本来の作業なのですが、
現国で言う「作業」は、
おもに肉体労働を伴う仕事を指すようですね。

 本来、身体だけでなく口で言うのも意(こころ)で思うのも、
作業です。
親として、先生として、
家庭や学院で授業をする人たちにお願いします。
受業する者達には、
単に知識の切り売りやガミガミ言うばかりでなく、
人間として「何を為すべきか」をしっかり教授し、
模範を示してほしいと思う次第です。

                          終わり

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編集後記
 
 春も、もう終わりです。そして、夏が来ます。
月日の経つのは、早いものですね。

 私達の一生も、あっという間に終わり、
来世に突入して行くでしょう。
この世での仕上げがたいへんですが、
時間に遅れないよう、前向きに生きて行きたいと思います。

 この「お話」も、一回一回積み上げていきますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
                         A.K.
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