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メルマガ版広島瀬戸内新聞

被爆地ヒロシマから、地域・平和・環境・人権にかんする話題を
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広島瀬戸内新聞

2004/02/10

広島瀬戸内新聞 2004年2月10日発行

http://www.h2.dion.ne.jp/~hiroseto/

みなさん。

寒波も去り、少し暖かくなってきたような感じもします。
太陽高度で言えば、11月の初めと同じ感じです。

大分春が近づいてきた感じも光からはします。

さて、昨日の参院本会議でイラク派兵基本計画・
そして2003年度補正予算案が成立してしまいました。

イラク派兵基本計画については、記事の中でも詳しく触れますので
省きます。

2003年度補正予算案。1つはイラク「復興」
支援費。もう1つは、外為特別会計の上限枠
21兆円引き上げです。

憲法9条を踏みにじるが自衛隊派兵基本計画、
25条を無視するのが21兆円補正予算=
ドル買い介入枠増大です。

21兆円もアメリカドルや国債に使うくらいなら
もっと感謝される使い方があるでしょう。

たとえば、イラクへの復興支援。アメリカの占領下
ではなく、独自の枠で行う。兆単位でお金を
注ぎ込んで、病院や学校再建はもちろんです。
整備新幹線をたとえばバグダッドからバスラ、
アンマン、エルサレムに引く。もちろん、労働者は
現地で雇う。完成後の雇用創出効果も絶大だと
思います。

さらに、北朝鮮やパキスタンなど核疑惑国の
核施設を買い取り、解体する。アメリカの軍事産業の
構造転換を支援することも必要でしょう。
これにより、憲法九条=非武装を世界に広げます。

北朝鮮は核開発を「エネルギー確保のため」といって
いますが、それならば、燃料電池や太陽電池を
贈呈しましょう。軽水炉でも原発は原発ですから
万一の事故のとき放射能が日本に流れる事を
考慮してもNGです。

北朝鮮の経済が離陸すれば、日本の「国益」にも
なります。北朝鮮への輸出が増大し、日本の景気も
回復し、税収も回復するでしょう。

もちろん、これだけ、莫大な援助を約束すれば、
北朝鮮としても拉致被害者を帰さざるを得ません。
返さなかったら、今度は金正日の「人徳」
が地に落ちるでしょう。

万景峰号のことが報道されていましたが、
北朝鮮と日本の往来はあるのです。制裁ではなく
往来があることを逆手に取りましょう。

日本がその気になったという情報は、実は国民にも
幅広く広がるはずです。それを蹴ったとなれば
逆に不満が高まる事になりかねないでしょう。

もちろん、北朝鮮に対する手法は、パキスタンや
インド、イラン、リビア、シリアなどにも使えます。

アメリカに対しても、国債を買うのではなく、軍縮
費用を援助することを申し出ればどうか。もちろん、
安保条約は廃棄、友好条約に切り替えです。

私は何が言いたいか?

「革新」はどうせこのままでは選挙は惨敗なのだから、
思い切ったビジョンを打ち出すべき、だと
思うのです。

野党がイラク派兵反対を言うのは「正しい」し、
共産・社民が「護憲」をいうのも「正しい」。
しかし、今ひとつインパクトにかけます。

「あ、そう」で終りかねません。

どうせ惨敗なのだから、ビジョンを打ち出すことを
すべきです。自民党側は事実上「国家安全保障戦略」
に相乗りし、「アメリカの戦争ビジネスのおこぼれ
に預かる」というビジョンを打ち出しているのです。

それに変わるビジョンがほしい、というのが
私の思いです。
 

今月中の平和関係イベントについては
http://www.h2.dion.ne.jp/~hiroseto/HIROSHIMA/PEACE/NOWAR/action.html
をどうぞ。


もくじ


UMRC情報 (2004.2.6)“警告”イラクにおける市民、NGOスタッフ、
外国請負社員、連合軍兵士へのウラニューム汚染の危険
 

あなたは核戦争の「加害者ヒロシマ」で本当に良いのですか?

‐‐‐ピースリンク広島・呉・岩国平和船団、今日も行く(1)‐‐‐
 

あなたは「『わやくちゃな』日本」で本当に良いのですか?

‐‐‐ピースリンク広島・呉・岩国平和船団、今日も行く(2)‐‐‐

呉を平和都市に!   被爆県・呉からの輸送艦(戦車揚陸艦)「おおすみ」の イラク派兵中止
を強く要請してください
軍転法の精神に沿い呉を海外派兵の拠点にしないよう求めてください!
 



**********************
UMRC情報 (2004.2.6)“警告”イラクにおける市民、NGOスタッフ、外国請負社員、連合軍兵士へのウラニューム汚染の危険

2004年2月6日−最近完成した調査分析は、「ウラニューム医療研究センタ
ー」(UMRC)の現地調査団の二人のメンバーが、劣化ウラン弾に汚染されている
事実を示した。二人の野外調査スタッフ、カナダからとベイルートからのスタッ
フは、空爆と地上作戦による「イラク自由作戦」の停止の5ヵ月後、2003年
5月に13日間イラクを訪れた。

UMRCの協力者であるドイツの研究所が、Mass spectrometry(質量分光計?)を
使用して調査団二人の尿の劣化ウランを計測した結果である。
 
 

UMRC調査団は、バグダッドや、ナシリーヤ,スエリア、バスラなど米・英軍によ
る占領戦闘地域や南部イラクの爆撃地域において調査した。(詳細はUMRCネット
の野外調査レポート参照)。調査チームのDU汚染をもたらしている状態は、ウラ
ニュームと風媒ウラニューム酸化物及び金属の微粒子が満ちている空中に漂う砂
の超微粒子と塵の微粒子の吸入のよると見做される。

ウラニュームは米・英両軍により、26日間にわたって展開された「イラク自由
化作戦」のなかで、対戦車貫通弾として、大砲抑制弾として、掩蔽壕攻撃弾の
弾頭として使用された。
 
 

UMRCは、湾岸戦争に従事したカナダ、アメリカ、イギリスの兵士たちの尿のDU汚
染を1997年に検出した最初の研究機関である。戦闘地域におけるウラニュー
ムの尿排泄物は被曝後6年に証明されたのである。

2004年1月、アメリカ退役軍人省は、「砂漠の嵐作戦」後の2000年すな
わち8年後に、DU弾の破片などを体内に保有していないアメリカ兵の尿の中にDU
が検出されたことを認めた。

2001年、続いて2002年にUMRCは、アフガニスタンで展開された「不朽の
の自由作戦」において爆弾の爆発による煙柱に曝されたアフガニスタン人たちの
尿に、合成同位体元素のU236を含んだ人工的なウラニュームの高い濃縮を計測
した。
 
 

2003年11月、イギリス国防省(MOD)は、UMRCによる英軍のテリック作戦戦
闘地域の調査所見が、高レベルの放射能汚染を示したことについて、ガーディアン
紙において正式に否定する見解を発表した。MODは戦闘地域のウラニューム残留は
破壊イラク戦車の内部に定着していて、人間に生物学的な作用をするものではない
と明白に述べた。しかしその後、英国国防省MODは、バスラで従軍した第一装甲師
団の兵士達の尿から高濃縮のウラニューム排泄物を時として発見している。

昨今帰還し、ドイツに配属された英軍兵士たちにおけるDU汚染についての英国防
省MORの最近の調査結果は、イラクにおけるUMRCスタッフのDU汚染とあわせて考
えるとき、イラクにおける市民や外国人たちの被曝防止の早急な解決を図る必要
を論証している。

現地の土壌や水のサンプル、市民の尿サンプルのUMRC研究所による予備的な調査
結果はイラクの数都市や戦闘地域におけるウラニューム汚染を示している。

これらの詳細な結果については今月2月下旬に発表される予定である。

UMRCはUNEP(国連環境計画)に対して、イラクやアフガニスタンにおける爆撃地
域や戦闘地域の放射線汚染のUNEP戦後調査チームを案内する手助けをすでに申し
出ている。

UMRCは、UNEPに対し、UNEPが出来るだけ早くイラクやアフガニスタンの人々のた
めに放射線防御策の実施と同時に環境汚染除去の管理監督の履行を導き出すため
の速やかな調査に着手することを促すものである。
 
 

情報提供のために

T  Weyman  イラク調査団リーダー(仮訳・森滝)

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あなたは核戦争の「加害者ヒロシマ」で本当に良いのですか?

‐‐‐ピースリンク広島・呉・岩国平和船団、今日も行く(1)‐‐‐


戦後始めて「陸軍」を「戦地」に送ってしまった自衛隊(日本軍)
派遣基本計画とアメリカの戦争を支えるイラク「復興」支援費・
外為特別会計上限枠引き上げ(=米ドル・国債購入費21兆円)
を含む補正予算が明日国会を通過しようとする8日、ピースリンク
広島・呉・岩国http://www.d6.dion.ne.jp/~knaruaki/plindex.htmは、
呉基地において海上デモを行いました。

呉基地から14日にはイラクへ向けて強襲揚陸艦おおすみが
「日本陸軍」装備輸送のため出発、翌日にはアラビア海へ向けて
駆逐艦「さみだれ」などが、テロ対策特別措置法に基づき、出発
する予定です。

呉は、大日本帝国海軍の「軍都」だったのが、戦後は軍転法により、
「平和都市」になったはずです。しかし、その呉が、「アフガンへの
報復戦争と、イラク戦争という2つの戦争を同時に支える街」(湯浅一郎・
当会世話人の海上からの自衛官へのアピール)になろうとしています。

船を漕ぎ出すと、代表の湯浅さんが

「呉が2つの作戦を担う町になっている。」
「みなさんも大義がないの行かされていることと
感じていると思う」
「与党の国会議員も、疑問を感じながらも、もう部隊が
いってしまっているから、と賛成票を投じてしまった。」
「いいかげんなことで、あなたかたの命を粗末にしようと
しているのではないか。あなた方は軽く考えられている
のではないか?」
とアピール。

私、さとうは
「自衛官の皆さん逃げてください」
「大量破壊兵器なんかありませんでした。」
「小泉総理が壊れたテープレコーダーの様に
『戦争に行くのではない』といったって、占領軍の
HPには日本の名前が載っているんです」
「歓迎されているのは、トヨタ など日本企業
が来ると勘違いされているから。期待が失望に
変わり、怒りに変わったらどうなるか。」

ある教員のメンバーは教え子に語りかけるかのように、
しんみりしたアピール。
「軍艦マーチでまた出て行くのでしょうか?」
「死傷者が出たって、派遣を命令した人は
痛みを感じないのではないでしょうか?」
「みなさん、良く考えてください。考えて派遣命令を
拒否して下さい」

別の牧師をしているメンバーは
「サマワに言った友人は、サマワの人の
自衛隊への期待が裏切られるのは時間の問題。
失望させるために行かないで欲しい。私も
NGO仲間をイラクへ送っているので、心配で
仕方がなかった。そんな思いを家族にさせないで」
と訴え。

シュプレヒコールしながら帰ってきました。

終って見ると、多彩なメンバーがかわるがわるに
アピールし、面白い行動になりました。

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あなたは「『わやくちゃな』日本」で本当に良いのですか?

‐‐‐ピースリンク広島・呉・岩国平和船団、今日も行く(2)‐‐‐

DUを使用した事実上の「核戦争」である
イラク戦争。大量破壊兵器廃棄を呼号しながら
その大量破壊兵器も見つからず、アメリカこそが、
むしろDUやバンカーバスターなどの非人道兵器を
使用したイラク戦争。

その「加害者」の側に、名目が「復興支援」ではあっても、
被爆県広島の呉がなろうとしています。

 そして、もちろん、隊員も無事に帰ってきたとしても、現地
で使用された劣化ウラン弾でヒバクすることは必定です。

DUが1度吸い込まれると永遠にα線を出しつづけるので、γ線や
中性子線に当たるのとは別の厄介さがあります。

「隊員は給料をもらっているから仕方がない、という
考えもある。しかし、国を守るということで入隊したはずだ。
専守防衛を超えて海外へ行かせるのであれば、もう1度
宣誓をさせるべきではないのか?」(メンバーのアピール)

広島弁で言えば、「わやくちゃ」なことがまかり通ろう
としています。法による支配がずたずたにされています。
それを許してはならない

「もう出してしまったから」との諦めもいけません。
納得しないまま、しかし「仕方がない」「やむをえない」
となってしまいがちな「和を持って尊しとなす」の雰囲気が
ないか

しかしそれでは済まされません。「不拡大」
をいいながら日中戦争・太平洋戦争にずるずるとはまり込んだ
戦前の二の舞をしてはいけない。国民向けには
「復興支援」と言っていることと、「東洋平和のため」
と称して破滅した戦前の日本が重なって見えます。

さらにいえば、世界は印パや印中の関係改善に
見られるように、むしろ緊張緩和を模索する動きも
強まっていますアメリカ・イギリス自身さえも大量破壊兵器
が見つからなかったので、「軌道修正」を迫られている。

そんななかで憲法九条を持つ日本こそが、戦後、
直接には戦争をしなかった日本こそが、世界を
リードして行くべきなのに、わざわざこれからアメリカの
戦争に荷担し「周回遅れのランナー」に転落しようと
しています。

ピースリンクでは9日には、呉市に、自衛隊派兵に
反対する様申し入れを行いました。14日の「おおすみ」
出港時には最大規模の船団を出します。

自衛隊員からも、「もっと反対して欲しい」という声がホットライン
にも寄せられています。「大規模なデモが起きて中止になれば
良いのに」と話した自衛官もいたそうです。

なるべく、こういう行動を続けて行きたいものです。
船に乗るのは「楽しい」ことでもあります。

船にのる前にゴムボートを膨らませたりしないといけません。
結構面倒そうですが、だからこそ、面白い。
是非御参加を。
 

「自衛官は逃げ出せ!」
「逃げても恥ではないぞ!」
「悪いのはブッシュだ!」
「悪いのは小泉だ!」
「悪いのは冬柴だ!」
「悪いのは石破だ!」
「撤退する勇気を!」
「復興支援なんて嘘っぱちだ」
「ブッシュのための公共事業だ!」
「足りないのは薬だ!」
「足りないのは先生だ!」
「足りないのは雇用だ!」
「装甲車なんか要らないぞ!」
「無反動砲なんか要らないぞ!」
「大量破壊兵器なんてなかったぞ!」

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要 請 書
   被爆県・呉からの輸送艦(戦車揚陸艦)「おおすみ」の イラク派兵中止
を強く要請してください
軍転法の精神に沿い呉を海外派兵の拠点にしないよう求めてください!

呉市長                   2004年2月9日
 小笠原臣也様
                       要 請 書
   被爆県・呉からの輸送艦(戦車揚陸艦)「おおすみ」の イラク派兵中止
を強く要請してください
軍転法の精神に沿い呉を海外派兵の拠点にしないよう求めてください!
        
  呉市政への日頃のご尽力に心から敬意を表し、感謝いたします。
  私たちは、海上自衛隊の輸送艦隊が、陸上自衛隊の武器弾薬、車両などを
輸送する任務を持って、イラクに派兵されることの中止を求めて、各地で自
治体や自衛隊へ中止要請をくり返し求めるなど様々な運動を進めている市民
グループです。1月26日、政府は、陸上自衛隊本隊と海上自衛隊の輸送艦隊
に対し、イラクへの派遣命令を出し、2月3日には陸上自衛隊本体の第一次
派遣部隊が北海道からイラクに向かいました。海上自衛隊は、揚陸艦「おお
すみ」(呉)と護衛艦「むらさめ」(横須賀)を派兵します。輸送艦は2月
中旬に呉港を出て、北海道などで武器弾薬、車両などを積み込んだ後、20日
に室蘭港を出港すると言います。これらは、一連の動きであり、私たちは、呉
を初めとして、室蘭、横須賀、そして旭川など北海道のグループの連名におい
て、輸送艦隊の中心を担う輸送艦「おおすみ」の呉からの派兵に反対して
いただけますよう申し入れさせていただくものです。

  呉から輸送艦「おおすみ」がイラクへ派兵される日が秒読み段階に入り、
自衛隊員の皆さんは、日々、心配が募っておられるはずです。この問題に関
して、呉市として、「国の専管事項だから意見を述べることは差し控えたい」
との姿勢を貫くことは、無責任以外の何ものでもありません。呉市には、被爆
県にある街を、アメリカによるイラク占領の片棒を担ぐ街にして欲しくない
ことを表明し、また一人の市民としての自衛官に「イラクに行かないで欲しい」
という思いを伝えることこそ、今、求められています。
 被爆県にある呉から、戦地とも言うべきイラクへ輸送艦が派兵されることにつ
いて、貴職はあくまでもものを言わないつもりなのでしょうか? 被爆県の呉
からイラクへ戦車揚陸艦を派兵することは、ヒロシマが、アメリカの占領に加担
することを意味するのです。貴職には、イラク派兵と軍転法・憲法九条の精神
との矛盾とか、イラク戦争の不正義とイラクの市民や自然が破壊されたこととの
関係について、人間的な問いかけは産まれてこないのでしょうか?

 私たちは、被爆者が市民として多数生活し、敗戦まぎわに甚大な空襲被害を受
けた呉市が、横暴で、大義のないイラク戦争を正当化するアメリカ政府のために、
自衛隊を派兵する街にされることは許し難いこととして、いてもたってもいられ
ない思いがわき起こってきます。このような理不尽なことが、「人道復興支援」
の名のもとに、税金を使って行われることは絶対に許せません。

  貴職は、最近の国会でのイラク派兵承認をめぐる状況をどのように見ておられ
ますか。私たちには、政府と国会は暴走していて、自らの力ではその暴走を止め
られない深刻な状態に見えます。

 折しも、大量破壊兵器の捜索を行ってきたデビッド・ケイ調査団長が辞任し、
「イラク戦争が始まった段階で、イラクに生物・化学兵器があったとは思え
ない」と証言しました。先制攻撃を命じたブッシュ大統領すら「私も事実を知り
たい」などとうそぶく始末です。小泉首相だけが、「まだ無いと決まったわけ
ではない」と居直っています。ともかく大量破壊兵器は未だに何も見つかりま
せん。何度でも確認しなければならないことは、アメリカによるイラクへの先制
攻撃と占領には何の大義もないのです。イラク戦争は、ただただフセイン政権を
倒すことを目的とした侵略戦争であったことが日増しに明らかになっています。
アメリカの戦争に正義はなく、その限りにおいて占領支援のために、自衛隊を
出すことは、自らをおとしめることにしかなりません。それどころか、1万人
とも言うイラク市民を殺し、メソポタミア文明発祥の地の自然を破壊し、劣化
ウランを永遠の放射能汚染源として残したアメリカの側にたつことはどこから
見ても不正義です。自民党の中にも、幹事長経験者ら数人が「大量破壊兵器が
見つからない中で、イラク攻撃の正当性はない」として、派兵に反対しまし
た。イラク戦争は戦争犯罪としか言いようがない行為です。それが戦争犯罪とし
て断罪されないところに、地球社会の理不尽さが象徴されています。

 そのことを承知で、政府は、「国際貢献」の名において、アメリカ中心の連合
軍に加わり、アメリカの戦争犯罪の片棒を担ぐために自衛隊を出すというのです。
国会は、その承認を強行採決で決めていく。これは、冷静な判断ではありません。
個々の議員は、あまり自信はないが、ここまで来たら引き返せないと言うことで
賛成してしまう。これを暴走と言わずして何というのでしょうか。

  しかも、サマワでは、警察官が射殺されるなど事件が起こり、自衛隊がはいり
出した頃から治安は悪化しています。国会では、小泉、石破両氏が、「サマワ市
協議会があり、治安は比較的安定している」と答弁していたことが、まるで嘘で、
市協議会は24日に解散していたと言うことが暴露されました。このようなあや
ふやな情報を下に、「安全宣言」が出されていたことは、政府の判断に何の信憑性
もないことを示しています。

 自衛隊は、自衛隊法の第三条で、「日本の防衛のために働く」ことになってい
るだけで、外国まで出かけていけるはずはありません。いつのまにか、「専守
防衛」以外の所に踏み外しており、自衛隊が「戦争状態が続くイラクに行くのは
自衛隊法に違反しています。

 政府が「人道復興支援」とくり返し主張しても、日本政府がアメリカのイラク
戦争を全面的に支持し、その占領を支援する限り、日本は、アメリカの同盟国と
して標的にならざるを得ません。自衛官の多くは、イラク派兵が「国民を守る
ことに寄与するどころか、逆に国民の危険性を高めることにしかならない」こと
に悩んでいるはずです。イラク派遣の対象艦である揚陸艦「くにさき」の作業艇
が、1月22日夜、呉港内の防波堤に激突し、10人が重軽傷を負った事故は、不安
や悩みを持った隊員が多数おられる状況を反映したものです。今、派遣すれば、
自衛官の生命と人権がないがしろにされることは明白である以上、市民としての
自衛官の生命の安全を守る立場にいる貴職として、自衛官の生命と人権を軽ん
じた派遣は中止すべきであると主張してください。
 
 今、出ている派遣命令に正当性はありません。どう見てもイラク特措法、自衛
隊法、憲法九条に照らして全く違法です。実際は戦車揚陸艦である輸送艦「おお
すみ」の呉からのイラク派兵中止を強く求めるよう重ねて要請するものです。

 揚陸艦がイラク派兵されれば、呉は、海外派兵の拠点としてますます機能強化
されます。既に2001年11月以来、アフガンでの対テロ掃討作戦の戦争協力という
<戦時下における海外派遣>が続いています。私たちは、これは、軍転法の精神
を全く踏みにじるものであり、軍転法によって「平和産業港湾都市」をめざして
きた呉市政を根本から覆えすものであり、絶対に容認できません。今こそ、貴職
として、旧軍転法案要綱理由書(1949年10月)の平和宣言を思い起こすべきです。

 以上より、被爆地の、しかも平和憲法の地域版とも言える軍転法を持つにも関
わらず、輸送艦「おおすみ」の派兵が想定される街の首長として、自衛隊のイラ
ク派兵に強く反対し、国に対し、軍転法の精神を尊重し、それに沿った施策を
実施を求めるよう、以下、要請するものです。

1)軍転法が適用されている呉市、横須賀市から、それぞれ輸送艦「おおすみ」
、護衛艦「むらさめ」を室蘭港を経由してイラクへ派兵しないよう求めること。
2)イラク派兵基本計画の撤回を要請すること。
3)米英軍のイラク占領を止めさせるよう求めること。
4)国連など国際社会と協力してイラクの人々に対する非軍事の援助ができる態
勢を早急 に作るべく努力するよう求めること。
 
入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機! ピースリンク広島・呉・岩国(29団体)

アジアに学ぶ会    岩国市職労平和研究所     カソリック正義と平和広島協議会

共育・共生を進める広島連絡会   呉教育労働者研究会呉YWCA79女たちから 

 8.5広島集会世話人会  芸南火電阻止連絡協議会

原水爆禁止広島県協議会(広島県原水禁) 原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会   

 公害をなくす三原市民連絡会    在日韓国青年同盟広島県本部  

更紗の会      市民運動交流センター福山  従軍慰安婦問題を考える会・広島

 ストップ・ザ・戦争への道!ひろしま講座 差別は許さん!私たちは行動する会
 

全国水平運動研究会 電磁波問題を考える会  トマホークの配備を許すな!呉市民の会

東チモール問題を考える会   広島キリスト者平和の会  広島地区連帯労働組合広島

平和と生活を結ぶ会   日本キリスト教団西分区牧師会   ピースサイクル広島ネットワーク

 除虫菊の会  広島YWCA   憲法九条の会ヒロシマ

    世話人 湯浅一郎、久保田十一郎、田村順玄

有事立法はイケン広島県市民連絡会 
共同代表 横原由起夫、森滝春子、前田勝章、実国義範、湯浅一郎

室蘭平和都市宣言の実効を求める会
    共同代表 富盛保枝、増岡敏三
アオギリの会    成澤美雪
北海道ピースネット 越田清和、

非核市民宣言運動・ヨコスカ
ヨコスカ平和船団

連絡先:トマホークの配備を許すな!呉市民の会
  世話人 湯浅一郎
呉市幸町3−1 呉YWCA気付   呉21-2414     
 

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創刊日:2002-04-15  
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