語学・言語学

ローマから吹く風

ローマの日常コラムを読みながら、イタリア語の単語を無理なく覚えましょう!

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ローマから吹く風 歳時記

2004/01/07


:歳事記 1月6日:


BEFANA/EPIFANIA(ベファーナ/エピファニア)



    イタリアの子供にはBEFANAがあって、他の国の子供より一回プレゼントを多くもらえます。
    おばあさんの魔法使いBEFANAがほうきに乗って、暖炉の煙突からおりてきて、いい子にはアメを、悪い子には炭を靴下に入れて行く… 最近ではアメではなくて、おもちゃになってしまってクリスマスの後の親の財布泣かせです。


 ローマではクリスマス前からナボーナ広場に屋台が出て、最初は飾り付け用品、そしてクリスマス後はベファーナの人形やお菓子を入れた大小の靴下を売ります。子供のお祭りなので、メリーゴーランドやワタアメ屋、風船売りも出て、なんだか古臭く、懐かしいような色に包まれます
実際、子供にはお菓子など珍しくもないけれど、ベファーナのお祭りの日に赤い靴下(の形をした袋)に入ったお菓子を親戚や近所の大人からもらうのは、その雰囲気が何となく嬉しいようです。


BEFANAは民間伝承で、同じ日にキリスト教のお祭りも重なっています。EPIFANIA(エピファニア)、東方三博士が幼子イエスを参拝に行き、それぞれ贈り物をした、とされる日です。

三博士が旅の途中、パーティに巻き込まれ、持っていた贈り物のアメを食べてしまった。三人のうちの一人が「贈り物食べちゃってどうするんだよ?!」もう一人が肩をすくめて「花束でいいじゃない」…というアメのコマーシャルがこの時期になると流れます。

コマーシャルの出来はともかく、キリスト教(行事)が生活に溶け込んでるな、と思わせる事実ではあります。

    "BEFANA PORTA VIA TUTTA LA FESTA" (ベファーナはお祭りを持って行ってしまう)。
    11月1日のTUTTI I SANTI(万聖節)、12月8日の聖母無原罪のお宿りの日、25日のクリスマス、26日のサント・ステファノ、1月1日の元旦と続いた祭日がBEFANAの後は4月の復活祭まで祭日がありません。
    カーニバルが間に入りますが、祭日ではないのです。

    ところで今年のカレンダーをごらんになりましたか?
    4月25日の解放記念日、5月1日のメーデー、8月15日のフェッラゴーストも、万聖節もクリスマスも土日に重なってます。休日が減って、勤め人、学生は年初めからがっかりしてるイタリアです。


:今日の写真:

今日の写真は三枚ともテレビニュースです。
1枚目、表題に使ったのはミラノのドゥオモ広場で「ベファーナ」にインタビューをしてる所。
二枚目は、ローマのベファーナに欠かせないナボーナ広場とその話題。
三枚目はスペインのベファーナのお祭りの様子です。
正確には、ベファーナではなくてエピファニアのお祭りですね。
屋台からアメを投げるそうです。

他に、ベファーナに扮したボランティアが病院の小児科へプレゼントを持って行った話題、
世界の恵まれない子供達の話題が一日中流れていました。



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