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日々の日経新聞や日経金融新聞などが取り上げる話題から、株式や債券・為替などの市場の動きに結び付く題材を探し、各市場を勉強されている方々の参考になるような記事を提供します。

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2005/01/25

=========================================================================                      【TFC  Daily Magazine】
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  マーケット ドライブ
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皆さんおはようございます。

今朝の日経31面の「消費欄」には、レンタルビデオ店の会員が「3年で3割
減」という記事が出ておりました。原因として、この記者は「低価格DVDの
販売増加に加え、CS放送やケーブルテレビの普及、映画館来場者の回復など
が背景にある。」と主に「映像ソフトを楽しむ選択肢が増えていること」から
くる会員数の減少と捉えております。

この記事を担当した記者はおそらくアミューズメントを担当する若手の人では
ないかと思われますが、これを社会面を担当する記者に書かせれば、「ここで
も二極化」などという見出しをまず頭に描いて取材し、地方における会員数の
減少とか、過去にビデオをレンタルしていた人が、リストラや厳しくなる生活
で娯楽費をカットしている姿を追うのではないでしょうか。

「会員、3年で3割減」という事実から、どの切り口で記事を作るかで読者に
与える印象は大きく変わってきます。だからこそ記者の資質や、それを抱える
デスクの役割、報道機関の軸足が大切なのですね。

ところで新聞会社ほど閉鎖的な社会はないのではないかと思っているのですが、
これまでに朝日新聞の記者が読売に再就職したり、日経の記者が毎日に転職す
るというような、新聞会社間の記者の異動は例があるのでしょうか。あったら
教えてください。

ところで、昨日は、「やってもいいことだけを列挙するポジティブリスト方式
で規定」しては業務が多岐にわたるPKO(国連平和維持活動)には不向きで、
「本気で国際貢献したいなら、どうしても必要な禁止事項だけを列挙するネガ
ティブリスト方式に変えるべき」だとの元国連事務次長の明石康氏の言葉を取
り上げましたが、今朝の日経の『やさしい経済学』では、佐和隆光京都大学
教授が別のポジティブとネガティブを紹介されていました。

「これまでの福祉は高齢者、失業者、極貧者らに生活費を支給するものだった。
その意味で、こうした福祉はネガティブ福祉とも呼ばれる。これからの福祉は、
自分という人的資本に投資(たとえば転職のために大学に学士入学)する人を
支援する、というポジティブな役割をも担わなければならない。」

やる気があるのに排除されてしまう人をなくす「ポジティブ福祉社会」を目指
すことが市場主義改革に伴う「痛み」を和らげることができる第三の道改革と
いうことだそうです。

さて、昨日のNY株式相場では、終り1時間前にはプラスであったダウも結局
続落で引けてしまいました。

ダウ採用企業が相次いで好決算を発表した事を受けて朝方は上昇して始まった
ものの、企業業績の成長鈍化懸念や金利先高感が上値を抑え、引けにかけて下
落する展開となり、一方のナスダックは半導体セクターが足を引っ張る形で、
2ヶ月ぶりの安値を付けています。結局ダウは24.38ドル安の10368.61、ナス
ダックは25.57ポ イント安の2008.70で取引を終了しています。今週、2004
年度10-12月期決算発表がピークを迎えますが、ホリコ・キャピタル・マネー
ジメントによると、今のところ金融セクターが健闘する一方で、ハイテクが足
を引っ張る構図となっているそうです。明日以降は医薬品セクターの決算発表
が本格化するため注目を集めています。

為替では、朝方ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)による外国中
銀の外貨準備高調査で「ユーロの割合が増加している」ことが明らかとなった
事からユーロ買いが強まり、ドル・円もユーロ・ドルの上昇を受けて102円90
銭から102円55銭まで下落しました。

その後、RBSの調査内容についてウェーバー独連銀総裁が「外貨準備高の増加
率は 依然としてドルの方が高い」、グイン米アトランタ連銀総裁(投票権有)
が「外国中銀による外貨準備の調整」と発言したこともあり、継続的なユーロ
買いは続きませんでした。円は最終、102円60-65銭で引けています。

原油価格は一時49ドル台をつけています。米北東部が今年初の大雪に見舞
われ、厳しい気候が続いているほか、一部メディアが「テロ指導者のザルカ
ウィ氏が週末に控えたイラク国民議会選挙に対して宣戦布告をした」と伝え、
治安悪化からイラクが原油減産に動くとの観測も広がり、需給懸念が強まりま
した。NYMEXの原油先物(3月限)価格は一時49.15ドル(先週末比+1.2%)
まで上昇し、先週末比0.28ドル高(+0.5%)の48.81ドルで取引を終えてい
ます。

米30年国債 4.605% 米10年国債 4.117%
シカゴ先物、11255円大阪比45円安

林謙二
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