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日々の日経新聞や日経金融新聞などが取り上げる話題から、株式や債券・為替などの市場の動きに結び付く題材を探し、各市場を勉強されている方々の参考になるような記事を提供します。

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金融業界内申書

2002/04/10


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    金融業界「内申書」  アール・ピー・テック  2002.4.10
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(1)本日のクレジット・モニター  河合CRP編集長
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 4/10/02

みずほシステムトラブル 合併3行不協和音(毎日新聞)
みずほ銀システム崩壊――富士通呼ばれぬジレンマ(NewsEdge) (日経産
業新聞)
参考人招致という騒ぎにまでなった前代未聞の大騒動。本日10日の決済を前に、現場
の担当者は帰宅もできない日が続いているのだろう。この日経産業新聞の記事はすご
く、第一勧銀システム担当の富士通がSEを待機させているにもかかわらずクライアン
トの銀行からヘルプを呼ぶ声がないというもの。みずほHLDG広報からはアナリスト向
けに連日のようにリリースがあるが、これが一日遅れとなり、新聞発表の後追いにな
るミスもある始末。何度も言うようだが現場は大変である。参考人招致の頭取発言は
一斉にテレビメディアで取り上げられ、非難をあびたが、この問題が多かれ少なかれ
合併実務推進戦略の誤りにあることは事実であろうし、こういう形のトラブルが表に
出たことはむしろよかったのかもしれない。しかし立ち直れるのだろうか。

<ソニー生命>欧米生保と資本提携を検討(毎日新聞)
提携先は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)グループか、米保険大手プルデンシ
ャル生命保険が有力とみられる」とのことである。生命保険会社業界はまだ再編の火
種があり、現状ミレアから外れている朝日生命もターゲットの一つであろう。

新社長でどうなる三菱自動車(日経ビジネス)
ダイムラー社が買収意欲を見せているとの記事を先日紹介した三菱自動車の社長はD社
出身であるということだが、不勉強にして三菱グループの主要企業である同社が外人
社長を受け入れていたとは知りませんでした。いまや財閥グループ所属であろうと系
列を超えた統合、合併話には事欠かないが、これだけ大きな会社であればやはり注目
である。

禍根残した相互信金処理 金融庁大慌て (夕刊フジ)
「今年3月15日、同日開かれた相互信金の総代会(株式会社の株主総会に相当)で
相互信金の解散および大阪信金への事業譲渡が否決されてしまった」ケースの現状で
ある。民事再生法か?

 担当HP  http://www.rptech.co.jp/credit/index.htm
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(2)週刊債券トピックス     久保田   
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 ◆2年国債(195回)の個人向け販売について◆

 2日に2年国債の入札が実施された。ペイオフ解禁もあり、個人による国債投資へ
の関心も強まっているため、それぞれの国債の販売について解説したい。
 2年国債(195回)であるが、入札の結果は、最低落札価格、平均落札価格とも
に100円09銭。入札結果については、財務省のホームページで確認できる。
( http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/nyusatu/2002/resul001.htm )

 利率は0.1%。2年以上の国債の利率は0.1%刻みとなっているため、最低が
0.1%となる。昨年の3月27日に入札された2年国債以来ずっと0.1%の利率
が続いている。発行額は1兆6千億円と4月債から2千億円増額されている。募入決
定額1兆5,741億円に対して応募額は、9兆6,635億円あり、応札倍率は6.
14倍と高かった。応札倍率とは応募額を募入決定額で割った数値で、入札の人気度
を示すバロメーターのひとつ。6倍はかなり高い倍率である

 最低落札価格は100円09銭で、平均落札価格も同じ100円09銭。利回りに
直すと0.054%となり、これまでの2年国債のなかでは最低水準。ペイオフ解禁
により国債へのニーズが高まっているのは、この数値からも理解できる。郵便局や証
券会社、銀行などで販売される際には、この価格から販売手数料相当分として2〜3
銭程度上乗せされる。参考までに郵便局における販売については、内容がホームペー
ジでアップされているので参考にしてほしい。
( http://www.yu-cho.yusei.go.jp/n0000000/n0000710.htm )

 郵貯での払込金額は100円12銭となっており、価格に上乗せされた3銭が手数
料相当分である。この手数料相当分については、金融機関によって多少の違いがある。
また、経過利子がかかるが、これはこの国債の払込日が4月22日となっており、最
初の利払い日の10月20日には4月20日からの分の利息が支払われるため、2日
分を先に返しておく必要がある。それが経過利子となる。郵貯での募集期間は、平成
14年4月5日から平成14年4月16日までとなっているが、売り切れればそこで
終了となる。

  担当HP  http://www.rptech.co.jp/ushikuma/index.htm
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(3)最近の興味         倉都 
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 Wall Street Journalが紙面を一新。カラーあり写真ありの60年ぶりの刷新だそう
だ。白黒に拘った信念も時代遅れとなったのか。だが、ネットでの記事閲覧が加速す
る今日にあっては紙面の意味も薄れつつある。日本の新聞も字体を大きくする変更が
相次いでいるが、これも衰退の一つのプロセスであろう。

 日経新聞を読まなくなって寂しいものは文化欄である。記事はネットで済ませられ
るが、文化の欄や書物の欄は読めない。逆に言えば、新聞の付加価値はそこにしか無
いという、ジャーナリズムにとって究極の逆説が生じ始めている。政治経済を語る論
説も至る所に「氾濫」しているので、新聞としての価値存続が危ぶまれる。ポスト金
融危機は、新聞社危機かもしれない。

 ネットでの記事探しに専念すると、驚くほど様々な媒体がフリーで情報を提供して
くれることが解る。勿論、お金を取るビジネス・モデルを模索中なのだろうが、事実
を伝えるだけの記事ではもうお金にならないのは明らかだ。事象を解読し、判読する
という能力無しに、ジャーナリズムは成立しえないことがあらためて浮き彫りになり
つつあるのだろう。 

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創刊日:2002-03-14  
最終発行日:  
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