企業

企業のパワーアップ倍増作戦

今話題の会社を救う「コンピテンシー」とは何かとコンピテンシー導入の仕方について分かりやすく解説します。中小企業の経営者の方、人事担当の方に是非ともお読みいただきたいと思います。

全て表示する >

精鋭揃いにすれば仕事のできる人の集団ができる!

2011/12/27

           ■企業のパワーアップ倍増作戦■
          <仕事のできる人の集団作り戦略>

      ◆◆この記事の知人、同僚、友人への転送は自由です。◆◆

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

         シリーズ「コンピテンシーをレビューする!」

<第368回>[(第26話)「精鋭揃いにすれば仕事のできる人の集団ができる!」]

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の
必要性について、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは、「コンピ
テンシーをレビューする!」と題して様々な角度から鋭く分析した記事を紹
介していきます。中小企業の経営者の方、管理者の方、人事担当者の方に是
非ともお読みいただきたいと思います。

===========================

今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】メルマガ本論
1.少数精鋭とは!
2.ニトリの多数精鋭化への取り組み!
3.クロネコヤマトの全員精鋭化への取り組み!
【3】今日のまとめ
【4】編集後記
【5】彩愛コンサルピアからのお知らせ

===========================



規律もなく統一もなくただ集まって騒ぐさまを「烏合の衆」と言う。えり抜
かれた強いものを「精鋭」と言う。「少数精鋭」とは、えり抜かれた少数の
精鋭と言うことになる。

どこの会社でも「烏合の衆」と「精鋭」が入り混じっているのが常ではない
かと思う。圧倒的に精鋭は少ないと思われるが皆さんの会社ではどうだろう
か。

アサヒグループの荻田会長は「やる気のある2割の社員を抜擢して新しいこ
とを強力に推進する」と述べられていたのを思い出す。多くの場合「2:6
:2の法則」が成り立つことを荻田会長はよくご存知なわけだ。最初の2は、
ひとこと言えば10を知ってバリバリ実行して大きな成果を挙げてくれるグ
ループだ。真ん中の6は極普通の社員で、指示すればそれなりに仕事をする
グループだ。後ろの2はお荷物グループで、時にはやる気のある人の足も引
っ張る。

最初の2のグループに新しいことをやらせれば前に進む確率は高くなるわけ
だ。つまり「精鋭」の活用と言うことになる。

ニトリの似鳥社長は、少数精鋭ではグローバル時代を乗り切れないと考えて
おり、「多数精鋭」にしなければならないと考えている。

一方、クロネコヤマトでは人数が多いから烏合的人間ができてしまう。少数
にすればどの職場も責任感が強くなるから「少数精鋭」になると考えている。

精鋭揃いであれば生産性は上がり、困難が伴う仕事も前に進むようになり、
しかもスピードが速くなる。

そこで今回は「精鋭揃いにすれば仕事のできる人の集団ができる!」と題し
て、「精鋭揃いにする」ための幹部や上司のマネジメントについて解説する。



【1】心に刻んでおきたい言葉

***********************************************************************

少数精鋭でなく多数精鋭に改革していく。

                          似鳥昭雄

***********************************************************************



【2】メルマガ本論

[(第26話)精鋭揃いにすれば仕事のできる人の集団ができる!]

1.少数精鋭とは!

前述したように多くの会社では「2:6:2の法則」が成り立つ。つまり精
鋭と思われる社員は2割そこそこしかいないのが一般的だ。だから「少数精
鋭」と言われる所以である。

しかし、私の推察ではあるが、サントリーのような「やってみなはれ風土」
の根付いている会社は「8:2:0の法則」なっており、官僚的な会社、例
えば電力会社などは「0:8:2の法則」かもしれない。会社によって比率
は異なるわけだが圧倒的に多いのが「2:6:2の法則」の会社である。

特別な任務を担当する秘密警察、消防署のレスキュー隊や軍隊の諜報機関は
全員が精鋭でなければならないから人数こそ少ないが「全員精鋭」と言うこ
とになる。一般の組織や職場でも「全員精鋭」を実現すれば自ずと「多数精
鋭」が実現できるかもしれない。



2.ニトリの多数精鋭化への取り組み!

ニトリでは、毎年百人規模でアメリカに研修旅行に派遣している。同業であ
る家具などの小売店はもちろんのこと、ウォルマートなどの世界的な小売業
も見学する。ホテルに帰り、レポートを作成しなければならない。どうすれ
ばお客に感動を与えることができるか。店舗のレイアウトはどうあるべきか。
品揃えはどうすべきかなどさまざまな視点で儲かるためのアイディアを盛り
込まなければならない。レポートを提出しなければ次の見学には参加できな
くなるからみんな必死だ。

社内提案制度も充実している。改善して提案するからみんな生き生きしてい
る。

小集団活動(QCサークル活動)も盛んだ。大手自動車メーカーから品質管
理のプロを迎えて品質管理、信頼性管理にも力を入れている。品質管理は製
品の品質だけが対象ではない。仕事そのものの品質も充実させようと考え、
管理手法や改善手法を全員が身に付けるように全社を挙げて活動している。

似鳥社長は「賞を乱発せよ」と号令を掛けている。いいことをしたら何しろ
賞をあげて労をねぎらう作戦だ。このような活動が「多数精鋭化」への導火
線になっている。

今や、ニトリは「安かろう。悪かろう」ではなく、「お値段以上、ニトリ」
になっている。


3.クロネコヤマトの全員精鋭化への取り組み!

平成23年8月、栃木県の二つの支店でクロネコメール便700通あまりが焼却さ
れたりシュレッターに掛けられて捨てられると言う前代未聞の事件が発生し
た。忙しくて配達が遅れ、そのうち期限切れになった。それらのメール便の
処置に困り果てた上の犯行だったと言う。クロネコヤマトほどの一流企業で
もこのような、あってはならない事件が起こってしまう。この問題は内部告
発で発覚したそうだ。

一般に、支店や営業所の人数は多い。自分一人ぐらいサボったり、不正を働
いてもばれないと思う輩は出てくるものだ。

クロネコでは、都市部などでは「エリアセンター制度」を導入している。エ
リアセンターでは、車ではなくリヤカーや自転車で集荷したり配達している。
人数はせいぜい7〜8人の所帯だ。常時いるのは5〜6人。サボっていれば
何しろ目立つ。一人ひとりが任務を遂行しなければエリアセンターは成り立
たない。つまり、責任感が湧いてくる。少人数にすれば全員が戦力だ。とい
うことは少数にすれば全員が精鋭にならざるを得なくなるわけだ。

宅急便生みの親である二代目小倉昌男氏は「顧客第一主義」と「全員経営」
を掲げ、今もされは受け継がれている。しかし、この理念を守らない支店長
クラスも出てくる。大人数組織の脆さなのである。



【3】今日のまとめ

1.「烏合の衆」を「精鋭揃い」にするには大変な努力が要ること。

2.ニトリでは研修、提案制度、小集団活動などを通じて勉強させ、「多数
  精鋭化」を図るべく努力していること。

3.クロネコヤマトでは「エリアセンター制度」で少数の組織をつくり、責
  任感を醸成して「全員精鋭化」を図っていること。

4.人数の多い組織では「烏合の衆」と「精鋭」が混在してしまいがちであ
  ること。

コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp



【4】編集後記

滋賀県に住宅建設販売を業としている「びわこホーム」という地元住民に愛
されている会社がある。上田裕康社長は「スーパーマンのような営業マンは
要らない。全員でやっていくほうがいいと思ったから歩合給は止めることに
した」と言っておられた。歩合給を廃止したとき、歩合給で稼いでいた上位
四人は辞めていった。

残った社員は「全員精鋭」となり、住宅着工戸数地元一番で高い業績を維持
していると言う。「多数精鋭」、「全員精鋭」。とてもいいキーワードだと
思う。

=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=



【5】彩愛コンサルピアからのお知らせ

(1)《コンピテンシーを磨いて差を付けたい人》にお勧めのメルマガ!

タイトル「コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる」を分かりやす
く解説中。経営者・管理者・社員の皆様、求職活動中の離職者の方、就職を
目指す学生さんに是非ともお読みいただきたいと思います。ご購読は勿論無
料!登録はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html

(2)《仕事のできる人になりたい人》に是非お勧めしたいのは、この一冊!

「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門(副題:仕事のできる人の集
団に生まれ変わる法)」が同友館から出版され、全国の有名書店で好評発売
中です。著者は下山明央です。彩愛コンサルピアに直接お申し込みの方には、
特別価格でしかも送料サービスでお届けいたします。詳しくはこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html

(3)問題解決力を磨けるメルマガ

「問題解決力」は、きっとあなたの武器になります。
登録は、⇒ http://mrmbers.jcom.home.ne.jp/3223898301/melma4.html

(4)人事に関するお勧めメルマガ

さいたま総合研究所から人事に関するメールマガジンが発行されています。
その名も「人事お助け隊」登録は⇒ http://www.ss-net.com/mmj01.shtml 


次回に続く。

***********************************************************************

発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19−29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/

(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから http://www.ss-net.com

***********************************************************************

ブログにも興味深い記事を掲載しています。こちらをクリック!
⇒ http://blog.livedoor.jp/shimo1873/

⇒ http://blog.goo.ne.jp/saiaiconsul/

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2002-03-05  
最終発行日:  
発行周期:隔週  
Score!: 92 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。