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今話題の会社を救う「コンピテンシー」とは何かとコンピテンシー導入の仕方について分かりやすく解説します。中小企業の経営者の方、人事担当の方に是非ともお読みいただきたいと思います。

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仕事のできる人の集団作り戦略

発行日:12/24


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           ■■仕事のできる人の集団作り戦略■■

★バックナンバーは、http://www.melma.com/mag/81/m00059181/からどうぞ★

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彩愛コンサルピアからのお知らせ
 激動の1年ももう直ぐ終わろうとしています。今年3月から開始した当メールマガジ
ンは、多くの皆様からご批判、ご意見を頂き、本当にありがとうございました。年末・
年始はお休みさせて頂き、1月7日(火)から配信させて頂きます。どうか皆様よい
お年をお迎えください。
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 想像力は知識よりももっと大切である。
                                                    アイン・シュタイン

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 今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の仕方に
ついて、分かりやすく解説します。失業率が5%強の現在でも中小企業の経営者の方
は、人財(人材ではない)不足で悩んでおられます。要するに「仕事のできる人財」
が不足していることを示しているのです。中小企業の経営者の方、人事担当者の方に
是非ともお読みいただきたいと思います。

<第41回>シリーズ「コンピテンシー導入の威力を考える」
[(第18話)考えてやる仕事の苦手な人にもコンピテンシーは効果があるのか]

*はじめに
 前回は、「仕事の遅い人にもコンピテンシーは効果があるのか」を採り挙げて解説し
ました。仕事の遅い人というのは、潜在能力の問題もありますが企業の社風・風土が
大きく影響しており、人事制度、評価制度の大胆な改革が大切であり、頑張る人が正
しく評価されて報われるようにすべきであることとその上で仕事の遅い人のコンピテ
ンシーの向上を図ることが大切であることを解説しました。
 今回は、「考えてやる仕事の苦手な人にもコンピテンシーは効果があるのか」につ
いて解説します。

1.考えてやる仕事の苦手な人の現状
 ホワイトカラーとブルーカラーというように労働者を識別することがよくあります。
頭脳労働と肉体労働といえばピンとくるかも知れませんね。つまり頭脳労働は頭を使
ってやる仕事で比較的高い給与が与えられます。肉体労働をやる人は比較的低い給与
が与えられます。一方は高学歴者であり、もう一方は低学歴者でもありました。
 高度成長時代、セットメーカーではベルコンベアのラインに作業者を配置して高速
で量産しました。今の海外生産、とりわけ中国での生産をイメージして頂ければ分か
りやすいでしょう。しかし製造業の空洞化が叫ばれる今の日本においても肉体労働の
分野は広い裾野を持っており、この世界では高い失業率の中にあって人手不足にあえ
いでいるのです。仕方なく違法滞在の外国人労働者に依存している企業も多いという
実情があります。募集を掛けましても人が集まらないからです。
 そんな中、多くの離職者や学生はホワイトカラー部門への就職を目指しているので
すが、現在就業中の社員の中にこそ、実は考えてやる仕事が苦手な人が多いのです。
思考力が弱い、企画力が弱い、計画力が弱い、創造性が不足、満足な文章が書けない
といった人が多く、企業のトップの方が嘆いているのです。離職者や学生の方達も考
えて仕事をすることの苦手な人は就職が難しく、運よく就職できても仕事のできない
ダメな社員に甘んじてしまう可能性が高いのです。

2.考えてやる仕事が苦手な人に欠けているコンピテンシーと改革法
(1)考えてやる仕事が苦手な人に欠けているコンピテンシー
 まず「想像力」と「創造性」が大きくかけていますね。したがって「思考力」、
「連想力」や「論理思考」が伴わないのです。その原因は、読書をしない傾向が年々
増えていること、テレビの教養番組もあまり見ないこと、新聞も興味のあるスポーツ
欄以外は読まないといったことが大きく影響していると思われます。それと日ごろか
ら文章を書くことに慣れていないことも拍車をかけていると思われます。ビジネス書
もあまり読んでいませんね。これらが競合して仕事に必要な手法やツールが身につい
ていないのです。したがってたくましい「創造力」、「思考力」、「連想力」や「論
理思考」が著しい弱点になっているのです。心の中に「幼児性」が消えうせているた
め豊かな「創造性」が発揮できないのです。ベルトコンベアのラインの中で毎日決ま
った仕事をやらされていた時代は、「人間疎外」に陥り「精神的満足感」が得られず
社会的な問題になったことがありました。それらを少しでも解消するため小集団活動
を取り入れたり、提案制度を設けたり、自分達の仕事を自ら考えて改善するように仕
向けたものでした。
 このシリーズの中で「だらだら残業の人にもコンピテンシーは効果があるのか(そ
の2間接部門編)」(第33回、10月29日配信)で解説しましたように、同時ス
タートでの伝票を入力するという単純作業でも速くて正確な人と遅くて不正確な人と
ではかなりの時間差が生じることを解説しましたが、考えて企画立案し、計画書に落
とし込み、実行して成果を挙げるというフルコースの仕事を同時に数名に指示します
とできる人とできない人とでは、莫大な日数差が生じてしまうのです。
 しかし、このようなホワイトカラー的仕事においては、現場の仕事のように標準時
間を設定して効率管理をしにくい一面がありますので、適切な物差しがなく、まあこ
んなものかと見過ごされていることが多いのです。

(2)改革法
 まず、「情報収集力」と「情報の分析力」それに「情報の活用力」に着眼する必要
があります。今の時代情報を収集する気になれば、沢山氾濫しており、いくらでも大
量に収集できる環境にあります。まず、必要と思われる情報を収集することです。そ
の情報源が読書それも専門書やビジネス書、テレビの教養番組、新聞、それに近年は
インターネットです。
 ただ集めるだけでは即座に使えません。分析が必要です。ジャンル別、項目別、タ
イトル別などに分類し重要度も加味しておくとよいでしょう。次は活用力です。情報
を知っている、情報を持っているだけではただの物知りに終わってしまいます。情報
の引き出しを沢山用意してしまっておき、必要に応じて即座に引き出し、自由自在に
組み合わせて活用できる能力が実はものを言うのです。
 このことにより、「想像力」、「創造性」、「連想力」、「思考力」が著しく高ま
るのです。したがって必然的にアイディアが豊富になるでしょう。その結果これまで
になかった「イメージ形成力」を装備できることになります。しかし「論理思考」や
「企画力」、「計画性」までは充足できませんね。これらは又別のコンピテンシーと
いうことになるからです。「論理思考」を高めるには、ビジネスに不可欠ないろいろ
な手法やツールを身に付けることから始める必要があります。それにはビジネス書の
読破と社外研修などへの積極的な参加が必要です。しかし、トップや上司に促されて、
しぶしぶ参加する研修では何も身に付かないのです。社に帰っても研修の資料をしま
いこんでその資料は、2度と日の目を見ないという例はどこの企業でも経験済みでし
ょう。「企画力」を高めるには常にイメージしたことを紙に書いてみる習慣を身に付
け、書いてみた企画書を何度も練り直し、計画書に落とし込む訓練を積むことが大切
になります。計画書に落とし込むときの注意点ですが、「具体性」があって「実現性」
があるかどうかをよく吟味できるコンピテンシーも重要になります。絵に描いたもち
のような計画書では実行する上で挫折してしまうからなのです。
 私は、たまたま離職者訓練の講師をやる機会があるのですが、離職者の皆さんは必
死で今回解説したコンピテンシーの向上に取り組んでおります。むしろ現在就業中の
社員や就職を目指す学生の方達に、「考えて仕事をすることが苦手」な人が多いよう
に思えてならないのです。
 考えて仕事をすることが得意にならなければ、仕事のできる人とは言えないのです。

 次回は、「部分最適から脱出できない経営トップにもコンピテンシーは効果がある
のか」について解説します。
 次回に続く。

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 発行責任者:さいたま市上落合8丁目1−20−304
          彩愛コンサルピア代表 下山明央
 この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
 彩愛コンサルピアのHPは、
        こちらから http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
 (協)さいたま総合研究所のHPはこちらから http://www.ss-net.com

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