ライフプランニング

TEN's magazine

ナチュラル志向の現代人に自然派プロデューサー天川 彩(てんかわあや)が贈るほっと一息マガジン。読者を魅了するコラムや連載、占いコーナーなどのほか本物志向の人の為の大自然体感ツアーやイベント情報なども満載。

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TEN's magazine 第48号

2002/12/28


2002/12/27━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ☆★☆   TEN's magazine 第48号   ☆★☆   
 
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━  http://www.office-ten.net

 こんにちは!天川 彩です。

あと数日で、今年も終わりですね。
皆様にとって、今年はどんな年だったでしょうか?
私は、出会いと学びの一年でした。

正直なところ、今年はちょっと(イヤかなりかな…)凹むこともあった
のですが、そんな時には、いつも目に見えない大いなる力と、家族や友
人、スタッフなどまわりの人々に助けられて、感謝感謝の一年でもあり
ました。

来年は、今までとは全く違った新しい風が吹いてきそうです♪
めいっぱい面白いことを発信していきますので、来年もどうぞよろしく
お願いいたします。

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◇◇今日の目次◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇
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1・連載========= 天の河に橋かけて(最終回)
2・最新速報!===−== シリーズ『天職のはなし』
3・コラム・風の文様=== 「海亀のこどもたち」
4・締め切り迫る===== TEN'sメイト
5・編集後記======= ひとりごと

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【1】◆◇連載◆◇
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■『天の河に橋かけて』(最終回)

□「TEN」

21世紀に東京でしなければならないことがある。
到底、他の人からは理解しがたい理由で東京に出てきたはいいが、3ヶ
月経っても何をどのようにして生きていけばいいのか皆目見当がつかな
かった。
そして母から借りたお金も、保険を解約して工面したお金も底をついて
しまった。
しかし、自分の生活の目処すら立たない状況のところに、子供も神戸か
らやって来て、親としての責任も重く圧し掛かっていた。

私は、子供と共に生きていく為にとりあえず就職しようと思った。
そして就職情報誌を買ってきて、娘にそのことを話した。
すると、娘はまじまじと私の目を見て言った。
「お母さん。お母さんが神戸から東京に出て行くことを決めた時、東京
でしなければいけないことがあるって言っていたじゃない。もしも、就
職してしまったら、その会社で働くことが生活のリズムになってしまう
から、本当にやらなきゃいけないと思っていることが出来なくなってし
まうよ。
私は毎日納豆ひとつだって構わないから、頑張って本当にしなければい
けないことをやってよ、応援するから。就職して働くのなら、天川 彩
なんて名前だっていらないはずでしょ。お母さんがしなければならない
ことを忘れないで!」

今、考えてみても、この言葉がなかったら、今の私はなかったと思う。

その直後、私はインターネットでライター仕事を見つけて、どうにか生
きていく目処をつけながら、自分の立ち居地を探っていた。

大きな転機が訪れたのは、2000年の10月。
「神話を語り継ぐ人々」という催しの東京実行委員会の代表になった時
からだ。
この催しは、映画「地球交響曲 第3番」にも登場する写真家の故星野
道夫氏がアラスカで出会った先住民族・クリンギット族の友人たちを日
本に招いて、全国数箇所で神話を聴こうという催しを大阪に住む写真家
の人が企画したものだった。
その東京での催しの責任者として私が関わることになった時、どうして
も事務所が必要となった。

必然的に事務所を要する状況は98年の平和イベント『神戸からの祈り』
の時と同じだ。
この時、イベントの事務所として「オフィスTEN」を開いたのだが、
このように必然的に何かが必要となった時は、信じられないような動き
が起こる。
結局、あれよあれよという間に、私は自宅から程近い場所に新たな「オ
フィスTEN」を構えることとなった。

20世紀の終わりの12月、神話のイベントを終え、広島や韓国で祈り
の時を終えた私は、21世紀の節分明けから本格的に東京で「オフィス
TEN」を始動することとなった。

「TEN」。
それは、天の仕事を地上で展開し、点と点とを結ぶNETとなる為の事
務所。
紆余曲折しながらも、やっと辿りついた自分の立ち位置が、このオフィ
スTENなのだ。
もうすぐ3年目を迎えようとしているこの事務所には、今、共に天の河
にかけ橋をかけようとする仲間がいる。

たった一人では決して成し得なかった未来へのビジョンが、今仲間と共
に翔こうとしている。

                         完



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【2】◆◇最新速報! ◆◇
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『天職のはなし』

シリーズイベント決定!!

世の中には、多種多様な職業があります。
しかし、どんなに多くの職業があろうと、自分の仕事が「天職」だ
と言い切れる人は意外と少ないのかもしれません。
そこで、2003年度、オフィスTENでは
様々な業種の中から、「天職」に就いていると公私共に認める方々を
毎月お一人お招きして『天職のはなし』を開催することにしました。

第一弾・
1月・『呉服屋』
   静裳苑・「丸又」主人  野田益男さん

*1月は、お江戸日本橋の呉服屋「丸又」の旦那、野田益男さんをお招
きし、
江戸小紋にまつわるお話や、東京下町風情・人情話をたっぷりと伺いま
す。

日 時:2003年1月25日(土)
    19:00〜20:30
会 場: ムーブ町屋 ハイビジョンルーム
参加費:1500円  当日 2000円


<TEN'sメイトの方にお年玉プレゼント>
TEN'sメイト会員の方は半額でご優待いたします!
お申込みの際、TEN'sメイト会員番号をお知らせください。

野田さんは、あるきっかけから江戸小紋のことを調べ進めているうちに、
文様の
持つ魅力や意味深さに改めて気がついたそうです。更にその魅力を探っ
ているうちに、何故自分が江戸の文化発信の地、日本橋の地に生まれて
きたのか、そして何故、自分が「呉服屋」の家に生まれてきたのかがは
っきりとわかり、以後「呉服屋」が自分の天職であると思うようになっ
たそうです。

今回は、専門的な呉服のお話だけではなく、失われつつある古き良き江
戸の文化風習も面白可笑しくお話してくださるそうですので、とても貴
重なお話が聴けそうですよ。


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【3】◆◇締め切り迫る◆◇
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【TEN'sメイト 第2期】
締め切りは 12月31日
 
● 季刊紙「TENからの便り」が郵送で届きます
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● スペシャルイベントへのご優待(下町散策ツアー予定)
● オフィスTEN×TEN'sメイトの懇親会
● その他、TEN'メイトだけの特典が多数…

入会金  1000円  年会費  2000円

季刊紙「TENからの便り」では、メルマガやHPでご紹介しない少し
マニアックな?お知らせから、実にくだらない、いや楽しい内容が満載。
季刊紙は手作り新聞風?なのでとてもアナログですヨ。
*TEN'sメイト 第2期のお申し込みは、
http://www.office-ten.net

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【4】◆コラム・風の文様◆◇
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□『海亀のこどもたち』

数年前、屋久島で海亀の赤ちゃんが卵から孵化する場面に立ち会ったこ
とがある。
深夜、地元の人に案内されて懐中電灯で足元を照らしながら砂浜を行く
と、人だかりがあった。
海亀保護活動のボランティアの人たちが、心無い観光客が騒音や光りを
出したりしないように連日パトロールをしているらく、この日も幾人か
の若いボランティアスタッフ達が集っている様子。よく見ると、若い女
性スタッフの手には、海亀の赤ちゃんが何匹もいる。
「これが海亀の赤ちゃんですよ。海亀はとても繊細なので静かに見てく
ださいね」。
私は小さな海亀の赤ちゃんを目の当たりにして、その可愛らしさに感激
した。が、すぐに不思議に思った。どうして、この女性の手の中に、海
亀の赤ちゃん達がいるのだろう…。そして、更によく見ると他の若いス
タッフはしゃがみながら砂を掘り、孵化している海亀の赤ちゃんたちを
透明のケースの中に入れている。
私は単純な疑問から、その海亀の赤ちゃんたちをどうするのか質問をし
てみた。
すると「明日、小学生の子供たちに海洋教育の一環として、この海亀の
赤ちゃんを放流させてあげて、生き物の尊さを教えてあげるんです」と、
なんとも誇らしげに言う。しかし私は悲しい気持ちになった。

実はこの日、海亀の赤ちゃんたちはどのようにして海に帰るのか、屋久
島の友人から聞いていたところだったのだ。

海亀のお母さんは、産卵期になると夜遅く砂浜に上がり、深く穴を掘っ
て一晩がかりで卵を産み、そしてカラスなどの外敵から狙われないよう
にしっかりと砂をかけておくそうだ。
そして、深く埋められた卵は数ヵ月後、一斉に孵化して外敵が最も少な
い夜中から明け方にかけて海に向かうという。
一斉に孵化するのは互いに協力しあって地上に這い上がる為らしい。一
匹や二匹が這い上がろうとしても、到底深い砂穴から這い上がるのは極
めて難しいのだが、小さな赤ちゃん達でも互いに協力し合うことで、海
に帰ることができるそうだ。

私は、海亀の赤ちゃんたちと私たち人間がダブって思えた。
私たち人間も世界中の人々の意識が一斉に目覚めはじめている。そして、
誰かが抜きん出て何かをするのではなく、互いに協力し合いながらそれ
ぞれの立場を応援しあう時代になっているのではないかと思う。

私は、その若い女性に尋ねた。
「こうやって、ほんの少し先に孵化した海亀の赤ちゃんを掘り出してし
まったら、これから孵化しようとしていた卵はどうなるのですか?」
「死んでしまいますが、それはそれで仕方がないですよ」と、いともあ
っさりと言われてしまった。

私達は、もっと海亀から学ぶべきことがあるのではないだろうか。
人間も、互いの「いのち」を本当の意味で互いに尊重しあい協力しあえ
るようになりたいものだ。

どうか「いのち」の摂理を人間の勝手な都合で変えないで欲しいと、屋
久島の夜の海を見ながら切なくなった。


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【5】◆◇編集後記◆◇
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今年の1月から週一で配信をし始めたメルマガ。
我ながら、よくぞ毎週書けたものだと思う。
そして、やっと今年の仕事もこのメルマガを書き終えたことで終わった。

あ〜開放感!
正月が来るぞ〜!

                    aya

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*1月3日(金)のメルマガはお正月休みの為、休刊です。

発行者   天川 彩

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他でお使いになりたい場合にはご相談下さい。
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最終発行日:  
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