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【英文記事より】 (無料版)

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【英文記事より】 (無料版)  (2004-06-26)

2004/06/27

 2004-06-26
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      【英文記事より】 (無料版)  〈No.115〉

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The New York Times    (2004-06-16)
http://www.nytimes.com/2004/06/16/national/16mariana.html

太平洋のDデー:ノルマンディーに劣らぬ重要さ
In D-Day's Shadow, Pacific Veterans Celebrate
By JAMES BROOKE
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■原文■
(1) SAIPAN, Northern Mariana Islands, June 15 - Sixty years after they charged 
onto beaches here, aged American veterans strolled past tourist hotels on 
Beachfront Street on Tuesday in a parade marking the start of the 60th 
anniversaries of a series of battles that they describe as the "D-Days of the 
Pacific."

(2) On June 15, 1944, thousands of United States marines poured off a floating 
city of steel and launched a bloody 25-day battle here that set the stage for the 
end of Japanese power in the Pacific.

(3) Washington dignitaries could not make it. The Marine Corps Band had other 
commitments. The biggest out-of-town press team was The Pacific Daily News, 
from Guam.

(4) "It's the old story: out of sight, out of mind," Brig. Gen. Paul W. Tibbets of the 
Air Force, who is retired, said Tuesday on this remote island 3,700 miles west of 
Hawaii. "The world knew about Normandy right away."

(5) As a tropical drizzle fell on the veterans' parade, the 89-year-old general, a 
former bomber pilot, rode in the passenger seat of a white golf cart. The last time 
he was in the Northern Marianas, almost 60 years ago, he piloted the Enola Gay, 
a B-29, on its Aug. 6, 1945, sortie to Hiroshima, the world's first nuclear bomb 
attack.

(6) After a week of Atlantic D-Day television specials culminating with the June 6 
gathering of heads of government in Normandy, many Saipan veterans and their 
supporters gathered here on Tuesday said that just as in World War II, the 
American popular mind continued to relegate the Pacific theater to second-class 
status.

(7) "I used to say that everyone was willing to cross the Atlantic to honor the 
European theater, but no one was willing to cross the Potomac to honor the 
Pacific theater," Robert A. Underwood recalled Tuesday of a badgering campaign 
he waged 10 years ago as Guam's Congressional representative to cajole 
high-ranking officials in Washington to turn out for a Pacific theater wreath 
ceremony at the Tomb of the Unknowns in Arlington National Cemetery in 
Virginia.

(8) Jerry Facey, co-chairman of the Saipan's 60th Anniversary Committee, said 
that during two years of organizing Tuesday's events, he received a long series of 
"no's" from Washington politicians and Pentagon brass who were invited to 
attend the ceremonies. Recalling the last big commemoration that he organized, 
he said: "It is just like the 50th, we were overshadowed by Normandy. We are so 
remote, people just forget."

(9) On July 21, Guam will celebrate the 60th anniversary of its liberation from 
Japanese military rule. Although the battle for Tinian started three days later, 
Tinian and Saipan are jointly marking the 60th anniversaries of their liberation 
this week. Guam, Saipan and Tinian are focusing events on honoring the returning 
foot soldiers and on educating younger islanders about the Japanese occupation 
and the American liberation. They no longer hold out much hope for national 
attention from the news media and high-level visits.

(10) "We are disappointed, but we don't think our veterans necessarily are 
insulted by the lack of attention because they know in their hearts what they 
have done," Mr. Facey said of the fight over this 72-square-mile island, a raging 
battle that left 30,000 Japanese dead, 3,144 American soldiers dead, and another 
10,952 Americans wounded.

(11) In Guam, where the fighting and carnage was often equally intense, Tony 
Lamorena, an organizer of its anniversary event, said Tuesday by telephone: "We 
are not necessarily going to get CNN or any of the major networks to cover us, 
but we are going to get 200 actual veterans for sure. We want to say thanks to 
our liberators and to teach our young people about what they did."

(12) Historians say that the American victories in Saipan, Guam and Tinian 
irrevocably turned the tide against Imperial Japan's military.

(13) "With the capture of Saipan, the U.S. forces could put long-range bombers 
on it, and the end of the Japan was inevitable," Daniel Martinez, historian of the 
U.S.S. Arizona Memorial in Hawaii, said here Monday during a break in a day of 
historical seminars, referring to Japan's defeat in World War II.

(14) Speaking of Saipan's close neighbor, Tinian, about 1,250 miles south of Tokyo, 
Mr. Martinez added: "This is where the massive air raids were launched against 
Japan. This is where the two B-29s took off with the bombs against Japan."

(15) F. Haydn Williams, a retired diplomat with long service in Micronesia, sent a 
message to the veterans: "The fate of the free world was just as much on the 
line here in the Marianas, as it was at the cliffs of Pointe de Hoc, St. Lo and 
Caen in Normandy."

(16) On Sunday, a memorial was dedicated to the 933 indigenous people who died 
in the World War II battles and their aftermath.

(17) On Tuesday, this new monument was at the end of the short parade, which 
saw some of the octogenarian veterans walking, others riding while standing in the 
backs of two balky World War II-era military trucks.

(18) "It's changed a lot, but we sure love it," Hal Olsen, a Navy veteran from New 
Jersey, shouted down from one truck, referring to Saipan, and perhaps to the 
open-air thrill of riding in the back of a truck. In World War II, Mr. Olsen won a 
rapt following among airmen for the scantily clad women he painted on the nose 
cones of American bombers. Six decades later, his cult-like following was so 
strong that he gave a well-attended lecture Tuesday on "Nose Art and Air Corps 
Morale."

(19) For the veterans, the return to Saipan has been a cocktail of emotional 
highs and lows.

(20) "So many of the young fellows did not come back, so many good young 
boys," David McCarthy, a former Navy medical corpsman, said Monday night 
while nursing a beer at the bar of the Pacific Island Club, a resort built on Chalan 
Kanoa, one of the beaches where marines first stormed ashore.

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■試訳■
(1)【6月15日、サイパン(北マリアナ諸島)発】12日、当地の海岸に突進してから60年を
経て、年老いたアメリカの退役軍人が、ビーチフロント・ストリートの観光ホテルの前をパ
レードでゆっくりと通り過ぎた。それが、「太平洋のDデー」と彼らが表現する、一連の戦い
の60周年を記念する日々の始まりだった。

(2) 1944年6月15日、何千人というアメリカ海兵隊が、海に浮かぶ鉄の都市から殺到し、
当地で25日間に亘る血の戦闘を開始した。それが、太平洋における日本の支配権を終
了させる舞台を作った。

(3) ワシントンの大物たちは、参列できなかった。海兵隊には、他の任務があった。最大の
出張取材班を出したのは、パシフィック・デーリー・ニュースで、グアムの新聞だった。

(4) 「それは、昔の話です。去る者は、日々に疎し、ですよ。世界は、直ぐに、ノルマン
ディーのことを知りました」と、アメリカ空軍のW. Tibbets准将(退役している)は、15日、ハワ
イの3千700マイル西方の、この辺鄙な島で語った。

(5) 熱帯の小雨が、退役軍人のパレードに降りかかったとき、元爆撃機のパイロットで、89
歳の将軍は、白いゴルフカートの助手席に乗った。ほぼ60年前になるが、彼が、この前、
北マリアナ諸島にいたとき、彼は、1945年8月6日に、B29エノラゲイを操縦した。それが、
ヒロシマへの出撃であり、世界最初の核爆弾攻撃だった。

(6) 一週間にわたるテレビの大西洋Dデー特番が、6月6日の政府首脳たちのノルマン
ディー会合で最高潮を迎えたあとで、15日に当地に集まった、多くのサイパンの退役軍人
とその支持者たちは、ちょうど第二次世界大戦のときのように、アメリカの人心は、太平洋
戦域を二流の地位に追いやり続けている、と語った。

(7) 「ヨーロッパ戦域に敬意を払うために、みんなは喜んで大西洋を渡りますが、大西洋
戦域に敬意を払うために、喜んでポトマック川を渡る人は誰もいません、と私は、昔、よく
言ったものです」と、15日、Robert A. Underwood氏は、彼が10年前にグアムの議員とし
て行なった陳情キャンペーンのことを回想して語った。そのキャンペーンの目的は、ワシント
ンの高官たちをおだてて、バージニア州アーリントン国立墓地の無名戦士の墓で行われる
大西洋戦域の花輪のセレモニーに出席させることだった。

(8) サイパン60周年委員会の共同議長である、Jerry Facey氏は、15日の各種催しの、
2年に亘る準備期間の間、式典に出席するよう要請されたワシントンの政治家たちやペ
ンタゴンのお偉方から、「ノー」という返事ばかりをずうっと貰い続けた、と語った。彼が計画
した最後の大記念式典を回想して、「それは、まさに50周年と同じですよ。私たちは、ノ
ルマンディーに影を薄くされたわけです。ここは、大変遠いですからね。国民は、つい忘れ
てしまうんです」と語った。

(9) グアムは、7月21日に、日本の軍政解放60周年を祝う。テニアン争奪戦は3日後に
始まったが、テニアンとサイパンは、今週一緒に開放60周年を記念している。グアム、サイ
パン、テニアンは、各種催しの重点を、戻ってくる歩兵に栄誉を与えることと、もっと若い島
民たちに日本の占領とアメリカの開放について教育することに置いている。彼らは、もは
や、報道機関から全国的に注目されることや、高官が訪問することを大して期待してい
ない。

(10) 「我々は、失望しています。でも、わが退役軍人たちが、必ずしも注目が集まらない
ことによって侮辱されているとは、私たちは思っていません。その理由は、彼らが、心の中で
は、退役軍人たちがしたことを分かっているからです」と、Facey氏は、この72平方マイルの
島で行われた戦闘について語った。それは、日本人を3万名死亡、アメリカ兵3千144名
を死亡、さらにアメリカ兵1万952名を負傷させた、激しい戦いだった。

(11) グアム(戦闘と殺戮がしばしば等しく激しかったところ)で、記念の催し物のまとめ役で
ある、Tony Lamorena氏は、15日、電話を通じ次のように語った。「私たちは、必ずしも
CNNとか大手のネットワークのどこにも私たちを取材してもらうつもりはありません。ですが、
私たちは、必ず実際の200名の退役軍人を集めます。私たちは、私たちの解放者にあり
がとうとお礼が言いたいのです。そして、私たちの若者に彼らがしたことについて教えたいの
です」

(12) サイパン、グアム、テニアンでのアメリカの勝利は、日本皇軍に対する形勢を決定的
に一変させた、と歴史家は言っている。

(13) 「サイパンの攻略で、アメリカ軍は、長距離爆撃機をそこに待機させることができるよう
になったので、日本の終焉は、不可避だった」と第二次世界大戦での日本の敗北に言
及して、ハワイにあるアリゾナ記念館の歴史家、Daniel Martinez氏は、14日、いくつか歴
史のセミナーが開かれた日の休憩中に、語った。

(14) Martinez氏は、東京の南方約1,250マイルにある、サイパンの近隣の島、テニアンの
ことを話しながら、次のように付け加えた。「ここが、大規模空爆編隊が発進した所です。
ここが、あの二機のB-29が、日本に落とす原爆を積んで離陸した所です」

(15) ミクロネシアで長い間勤務した外交官OBのF. Haydn Williams氏は、退役軍人に
メッセージを送った。「自由世界の運命は、それが、ノルマンディーのPointe de Hocや St. 
Loや Caenの絶壁に賭けられていたのとまさしく同じように、ここ、マリアナ諸島に賭けられ
ていたのです」

(16) 13日に、記念の品が、第二次世界大戦の戦闘とその余波で死んだ933名の原住
民に捧げられた。

(17) 15日にこの新しい記念の品は、短いパレードの最後部にあった。それは、80代の退
役軍人の一団が歩いているのを見ていた。また別の退役軍人の一団が立ったままで、第
二次世界大戦の時代の軍用トラック2台の後ろに乗っているのを見ていた。

(18) ニュージャージー州出身で海軍の退役軍人である、Hal Olsen氏は、サイパンのこと
と、多分、トラックの後ろに乗るという屋根なしのワクワク感のことに触れて、あるトラックから
大声で「ずいぶん変わっちゃったけどねー、俺たちゃ、本当に好きだぞー」と、怒鳴った。第
二次世界大戦当時、Olson氏は、彼がアメリカの爆撃機の円錐機首部分に描いたヌー
ドに近い女性に対する熱心なファンを空軍兵の中に獲得した。15日に彼が、「ノーズアー
トと空軍の士気」という題で講演を行なったところ、それに多くの人が出席した。それほど、
彼のカルト信者のようなファンは、60年経っても非常に多かった。

(19) 退役軍人にとって、サイパンへの帰還は、気持ちの高揚と沈静が混ざったものになっ
た。

(20) 海兵隊が最初に陸に向かって突入した海岸の一つ、Chalan Kanoaに建てられたリ
ゾートである太平洋島クラブのバーで、14日の夜、元海軍の衛生兵だったDavid 
McCarthy氏は、ビールをちびちびやりながら、「若者のうち、大変多くの者が、戻ってきま
せんでした。大変多くの良い若者たちがね」と、語った。
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