政治・経済

福祉とまちづくりを語ろう!

身近な問題でも、よくわからない福祉や介護、それからまちづくり。施設の経営者として、また元村議会議員としての見地から日頃考えていることなどをお知らせし、皆さんと考えていきたいと思っています。

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福祉とまちづくりを語ろう! 2009.04.02

2009/04/02

三上 直樹です。
今年に入ってから、Blogすらその日のうちに更新できないドタバタとした毎日で、これ
が2009年最初のメルマガとは、お恥ずかしい限りです。
新年度は何とかペースを整えて発行していきたいと思いますので、これからもよろし
くお願いいたします。

○智詠さんと丸一日過ごす/「語りき」2009.03.20
親交を深めている佐藤ぶん太。さんから、小林智詠さんを招いてのツアーをするので
長慶苑でもどうですかというオファーがあり、喜んで引き受けてみたら、その日は一日
智詠さんを案内してもらえませんかという話になったので、10:00に佐藤家に迎えに
上がりました。

あいさつを交わしたことはあるものの、真面目一徹を絵に描いたような方とお見受け
していたので、やっぱり音楽に関係するところへ案内するのがいいだろうと、金木の津
軽三味線会館へと車を飛ばしました。 
開演には少し遅れましたが、福士三弦会の福士豊加さんの三味線を聴き、三味線の
歴史を展示したコーナーを見てから、斜陽館を見学して昼食をとり、長慶苑へと引き
返しました。 
長慶苑でのミニライブでは、オリジナル曲を含めて6曲を弾いていただいたのです
が、やっぱりなじみのある曲をと「コンドルは飛んでいく」をアンコールでやっていただ
きました。

終了後は、市内の五重塔や禅林街を車中から案内し、ぶん太。さんを育てた舞台で
もある岩木山神社に駆け足で参拝し、夜のライブの準備に入る智詠さんと一度分か
れて、19:00から改めて「水輝食堂」でのライブに足を運びました。
二人の演奏も意気が合い、ぶん太。さんが斜里を訪ねた思いを音にした曲では涙が
こぼれるほどの感動を味わいましたが、そこでもう一つ味わったのは逸品の日本酒で
した。 
水輝食堂は、漫画「夏子の酒」のモデルになったことでも知られる、新潟県・久須美酒
造の酒を県内で唯一取り扱っているのだそうで、当日は「清泉」「亀の尾」ばかりでな
く「亀の王」「亀の翁」といっためったに手に入らないものまで出していただいて、日頃
は日本酒には手が出ない私も堪能させていただきました。 
後日の地元紙に、その際の写真が大きく載っていて汗顔の至りですが、これも智詠さ
んを案内したご褒美だと思いますし、それをつないでくれたぶん太。さんには何にも
増して感謝です。

○今年も3時間の地区総会/「語りき」03.22
昴地区の総会は、昨年に続いて3時間もの長丁場となりました。 

今年は役員改選も会則改正もありませんから、早々に懇親会に入れるだろうと思って
いたのですが、繰越金が前年より多かったことで、積立金を積み増ししないなら会費
を元に戻してはどうかという意見が出たのが発火点となり、赤い羽根募金や社協会
費の一律徴収に対する疑問やさまざまな経費節減の意見、さらには総会で議決を図
る際の委任状の取り扱いや議事録を残すことなどにまで話が進みました。 
私も自ら発言したり、議員としての意見を求められたのですが、委任状の取り扱いで
は理解不足だと反論されたり、最後に報告してもらうことにしていた町名変更について
フライングでふれてしまったりと、混乱に拍車をかけてしまったので、反省しきりでし
た。 
長慶苑の職員会議があったので、乾杯の後で抜け出し、終了後に改めて懇親会に加
わったのですが、議論続きの一日に加えて、空きっ腹でのアルコールで酩酊してしま
いました。

ところで町名変更についてですが、私が一般質問で取り上げた後に、ほとんどの家か
ら同意書を取りつけた上で再度要望書を提出していたのですが、先日の質問とりに
市民生活課で来た際に確認したところ、新年度には予算がつき12月には町名変更が
実現するとの文書を出してもらうことができました。 
これは、佐藤会長をはじめとする役員の方々が民主主義を大事にし手順を踏むことを
いとわずに努力した成果ですので、ようやく実現に向けて動き出すことにかかわること
ができて、私としてもうれしい限りです。

○残念ながら、一般会計修正案否決/「変える」03.23
議事日程で予定されていた4日間をもってしても来年度一般会計予算の審議が終わ
らず、閉会に向けての議事整理日にあたっていた今日の午後でようやく予算特別委
員会が終わりました。 
地元紙でも審議の過程は報じられていますが、焦点となったのは当然ながら全天候
型スポレク施設でして、今回は弘清会3名でスポレク施設の部分を減額する修正案
を提出し、私たちはそれに賛成したのですが、共産党3名の加勢も空しく、賛成10
名の少数で否決となり、原案どおり可決となりました。 
審議が終わりましたので、この間の経緯や明らかになったことを詳しくお知らせしま
す。

通告・通告外入り乱れての質問で明らかになったのは、施設の総事業費は約8億円
であること、この件は昨年10月に方針が決まっていたこと、そこで堀越地区町会側に
は交流センターだけでは難しいのでスポレク機能を追加した要望を近隣町会ととも
に上げるよう「指導」し、それに添った要望書が1月に提出されたのを受けた形で計画
を浮上させたとみなされる疑いがあること、それにもかかわらず交流センターはスポ
レク施設より優先度が低く、利用状況を検証するまで当面新規建設は見合わせると
いう方針で地区からの要望は反古にするといった、まさに我田引水の手法であるのが
はっきりしました。 
また、口を開けば財政難というのにスポレク施設はいいのかという同志・斉藤議員の
問いにも、高齢者の健康増進が図られればそれでいいといういい加減な答弁でした
し、矢面に立たされた保健体育課長や教育部長が答えに窮するほど情報を持ってい
ないことからも、庁内で真剣に計画を進めていないと受け取れる場面が何度もありま
した。

この件については、私は当初から反対を表明していましたが、いつもの「4人組」だけ
でなく古巣・弘清会の先輩方も拙速で強引な手法に異を唱えなければならないとい
う思いで一致していましたので、いつどういう形で修正案を提出するのか、慎重に準
備を進めてきました。 
提出は今日の開会直前ということになり、市長与党である最大会派・鷹揚会で理由は
どうあれ欠席者が2名あるという情報もあったので、キャスティングボートを握る第2
会派・木翔公明からの賛同の可能性にかけるために弘清会3名のみで提案し、一戸
副議長が提案理由説明と答弁にあたる形で臨んだのですが、「造反有理」と意を決
する賛同者は現れませんでした。 
私は原案に対する反対討論という形で、スポレク施設を高齢者の健康増進と関連づ
けていながら、介護予防などの事業や老人クラブの予算が減じられている矛盾を指
摘し、市民生活や財政の厳しい状況下では「公約より生活」という視点で予算を立て
実行していくべきだと最後に意見を述べましたが、結果としては敗れたものの、堂々
と正論を主張した上でのことですので、残念であっても悔いはありません。 
8億円のうち3億円を今年度に補正して執行する腹づもりのようですが、市民の皆さ
んに今回の経緯を知り理解してもらえれば反対の声が高まることでしょうし、そのエ
ネルギーが市長交替につながって予算執行をさせないように風向きを変えていかな
ければなりません。

それにしても、これだけの重大事を議論する予算特別委員会の傍聴が認められてい
ないため、熱心な市民の方はロビーに放送されている音声をずっと聞いていたという
話もあり、これで市民の方々に正しい判断をしてほしい、関心を持ってほしいというの
は困難です。 
また、意志形成過程中の案件についてはBlogにアップしないよう議長から申し渡され
ている足かせもかけられたままですので、情報公開さらには議会改革について会派代
表者会議にはかるよう申し入れをするつもりです。

○木の机とお別れに複雑な思い/「変える」03.24
月曜日まで予算特別委員会が延びたせいで、たった一日の休会日でしたが、ちょうど
小学校で机の入れ替えをするのでご協力をという依頼がありましたので、少し遅れ
て行ってみました。 
すでに玄関には新しいスチール製の机と椅子がうずたかく積まれていまして、押っ取
り刀で貼られたシールを目印に教室の前まで運ぶ作業を繰り返し、5名の父母と教
職員とで約1時間で終えることができました。

終わってからのどを潤しながらの懇談となりましたので、木の机と椅子というのが相
馬らしくてよかったのにと聞いてみると、杉材のために材質としては柔らかいので破
損が多く、パーツごとに取り替えながら対応してきたものの、製造先で生産を終了し
たのでそれもできなくなり、味気なくても長持ちするスチールに切りかえることになっ
たのだそうです。 
国土の8割が山林だというのに、こういうところにまで林業の衰退が影を落としてくる
というのは、どうにも納得のいかないことですし、教育の場からぬくもりを感じさせるも
のがなくなっていいのかというのも、考えなければならないことだと思います。

木の机と椅子のメモリアルとして写真を撮っておきましたが、何とかこんな元気な笑
顔が失われることのないよう、教育環境の整備、産業の振興という重要な課題に思
いをめぐらしたいと思います。

○ハプニングな最終日を終えて/「変える」03.25
日程以上に長かった気がする、3月定例会が閉会しました。

当初から文化に関する事務を市長部局=市民環境部に移管する条例には反対の通
告をして、各委員長からの報告が終わり、いざ討論と構えた矢先に、工藤栄弥議員
から「議事進行!」の声が上がりました。 
内容としては、新西部給食センターの機械設備の入札について談合疑惑があり、そ
のことについて管工組合に弁明・謝罪を求めていたのはどうなったかということでした
が、それに対して三上惇総務常任委員長が「たった今受け取りました」と発言したた
め、取り扱いを検討するため休憩となり、総務委員会で全員に資料として配付の上賛
否を問うことになりました。 
内容としては、確認したものの談合はないという素っ気ないもので、情報が寄せられ
た2月の会合にも元水道部長の関与についてもふれられておらず、総務の各委員に
送られてきた20ページを超える生々しい情報を否定できるものではありませんでし
た。 
会派内では、本体工事とあわせて「異議あり」として反対の意思表示をしようと決めて
いたのですが、これだけのことがあるのでは反対の理由を明らかにすべきだと思い
立って、再開間際にこれについても通告をしました。

討論の内容としては、文化に関する事務については予算委員会で取り上げた石川獅
子舞のような文化財とそれを支える地域のコミュニティが分断されたり、小中の教育
と地域とに隔絶をもたらすことが懸念されるし、現に市民文化祭に市長が介入して実
行委員会方式を強行したことで2団体が参加取りやめたことからしても市長部局が文
化を所管するのは問題であるとし、契約については談合の疑惑が晴れないのであれ
ば過去2回入札を取りやめたような毅然とした態度で臨むべきであると、反対の理由
を述べました。

結果としては、文化については一般会計予算と同じく反対10、契約については反対2
でそれぞれ否決となりましたが、もう一つ反対の意思表示をすることになった追加案
件がありました。 
それは、固定資産評価委員に新たに市長後援会連合会代表である三上鉄や氏を選
任する案件でして、法的に問題はなくとも自分に近い人物を臆面もなく公職につける
姿勢に異を唱えるため、4人で反対に回りましたが、地元紙でも別枠で記事になった
ように、問題をはらんだ人選だと思います。

そして最後の最後に、議員発議で全会一致で意見書が採択されたのですが、会派
持ち回りの慣例のため私が提案者となりました。 
文案どおり読み終えたところで、「この場をお借りして5人の部長はじめとする退職す
る職員の方々に…」とねぎらいの言葉を付け加えたのですが、とたんに「何を言い出
すんだ」と罵声を浴びせられ、議長からもさっそく当該発言の削除を申し渡され、さら
に続けて先日の一般質問における「自ら立ってでも」発言も削除されました。

こんなことが重なって、閉会となったのは13:00を回ってしまうハプニングの展開で
したが、「綸言汗の如し」と言うとおり、一度人の耳に残ったものは削除で消えるもの
ではありませんし、それだけの思いを自ら肝に銘じて、これからの言動にも心してい
かなければならないと思っています。

○議員年金破綻への意思表示/「変える」03.25
長かった3月定例会が閉会してすぐ、議員年金についての意見交換会が行われまし
た。 
これは、30日に地方議会議員年金制度検討会が開催される前に、市議・区議の年
金が3年後に破綻する予測について情報提供し、どこにぶつけるというわけでもなく意
見交換をしようとことだったようで、国に責任があるのだから拠出するのが当然だと
いった意見や、これからどういう手順で決まっていくのかといった質問などがありまし
たが、30分ほどで素っ気なく終了となりました。

いきなり破綻といわれてもピンとこないと思いますので、制度の説明と現状をお知らせ
したいと思いますが、現在53万円の議員報酬の7.5%にあたる84800円が強制的
に共済年金の掛金として天引きされ、それに1%上乗せした額を市が公費を拠出し
て年金が運営されているのですが、市町村合併で多くの町村議員が在任特例によっ
て市議として務めを終えたために、受給者が急増して破綻が目に見えて迫っている
のだそうです。 
これを継続するには掛金や公費負担率を上げるか、受給額を下げるか、はたまた一
時金を支払った上で清算するかといった議論を重ねて秋までに結論を得ることになる
のだそうですが、この機会に私の考えを明らかにしておきたいと思います。 
議員という立場以前に、それぞれ国民年金もしくは厚生年金に加入しているのです
から、議員年金というのはいわゆる二階建て部分にあたるオプションであるわけです
ので、これに財政難の中で公費を拠出するという制度はおかしいと思いますし、人に
よっては議員年金や一時金そのものがいらないという考えの方もいますので、強制
的に掛金を天引きするのも疑問です。 
その前提に立って、掛金は自分の一時金のためという位置づけに改めて、これまで積
み立てたものは現役・OBで負担分に応じて分配して清算してしまうのが、荒っぽい
ながらも全体最適にかなう考え方だと思います。

ちなみに、これは省令で改正できるのだそうで、市のレベルでどうこうできる問題では
ありません。 
それだけに、秋までに必ず行われる総選挙で、それぞれの政党がこの問題に対し
て、どういう姿勢で臨むのかも注目していい、いや注目してほしい問題の一つだと思
います。

○長慶苑の配食サービスは不滅です/「語りき」03.25
定例会は心配していたほどの波乱の展開とはならずに終わったので、市役所にいる
ついでに配食事業説明会に出席しました。

市側としては、議会で予算が承認されるまでは次年度の説明ができないため、このタ
イミングでの開催となったわけですが、よもや審議を終えたばかりの私が出るとは
思ってもいなかったようで、面食らっていました。 
内容としては、財政難の状況下で民間の事業者が活動していること、他市でも補助
を廃止している例が増えていることなどを理由に、新年度から事業を廃止するという
ことでしたが、現在事業を受託している7施設に来てもらったのは、これまでのお礼と
事業を継続するのであれば他の事業者と同じく利用者に紹介するということのみでし
たので、30分もかからずに終了となりました。 
このあたりからも、高齢者の健康増進といいながら福祉を切り捨てる相馬市長の姿
勢が見て取れるわけですが、長慶苑の配食サービスは事業として補助があるから取
り組んでいるわけではありませんので、極力値上げをしない形で継続していくつもりで
すし、逆にエリアがフリーになる分、近隣の地域からの要望にも応えられるチャンスだ
と思っています。

この機会に長慶苑の配食について記しておきますが、取り組むきっかけとなったのは
長慶苑開設準備の頃に旧南郷村社協で365日お昼の弁当を届けているのを知って
見学させていただいたところ、事務局長・加藤清蔵さんから「特養なら3食作るのだか
ら、それを届けるだけでいいんだ」という激励をいただいたのを真正面から受けとめ、
当時としては珍しかった土日祝日も開業するデイに加算配置があるのを生かして、2
年目の1997年からサービスを開始しました。 
3食で実施してみると、独居や老人世帯以上に3世代同居で生活パターンが違って
いたり別の食事を必要とする利用者にこそ配食が有効だということがわかったり、サテ
ライト型のデイを実施するにあたっても公民館にまとめてお昼を届けるだけで済むと
いうメリットにもつながりましたし、大晦日のおせち配食が安否確認の役割も果たした
こともありました。

その中でも出色のエピソードは、遠方で暮らす息子夫婦から同居を勧められた独居
の方が、「今はデイとヘルパーを利用しているし、ごはんを自分で作れなくなっても3
食の配食があるから心配いらない」と言ってくださって、数年後には逆に相馬で同居
することになったことです。 
この方は、おせちは義理で取ってくださいましたが、通常の配食は一度も利用したこ
とがなく、利用したことのない方まで支えることができたのを聞いた時、食にこだわっ
て取り組んだ甲斐があったと本当にうれしく思ったものでした。

それだけの思い入れを持って取り組んでいる長慶苑の配食ですから、永遠に不滅で
あることをここに宣言しておきます。

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