政治・経済

福祉とまちづくりを語ろう!

身近な問題でも、よくわからない福祉や介護、それからまちづくり。施設の経営者として、また元村議会議員としての見地から日頃考えていることなどをお知らせし、皆さんと考えていきたいと思っています。

全て表示する >

福祉とまちづくりを語ろう! 福祉の縁への恩返し

2006/09/15


三上 直樹です。
バックナンバーを振り返ってみて、「つがるALSウィーク」について一度も書い
てこなかったことに気がつきましたが、6日から9日までの小野寺大作絵画
展、8日の「二人日和」上映会、9日のシンポジウムも無事に終了することがで
きました。
今回は、このイベントを通じて感じたことをお届けします。

ALS:筋萎縮性側索硬化症という難病をテーマにイベントを行うきっかけと
なったのは、映画「二人日和」を紹介されたからでした。
古都京都を舞台に、この難病に冒された妻を看取る職人の夫との夫婦愛を描
いた美しい映画を上映するのは即断したものの、福祉の仕事をしていながら
実際にはALSそのものにかかわったことのないのが実情であり、これを一般の
方々に少しでも関心を持ってもらうために、絵画展とシンポジウムもあわせて開
催することになりました。
新聞・TV・FMといったマスメディアでの告知や今までにないところまでポス
ターを貼らせていただいたにもかかわらず、3つのイベントとも予想以下の来
場者であり、金銭的な収支の面では失敗だったというのが厳しい現実です。

しかし、私にとっては得がたい出会いがあり、人の縁という収支では大きなプ
ラスであったと思っています。
まずは、シンポジウムの基調講演をしていただいた日立製作所の小澤邦昭さ
んです。
意思伝達ソフト「伝の心」、そして脳血流での意思判定システム「心語り」とい
う最先端の開発を進めていて、それを世界中で使ってもらうために前日までノ
ルウェーに滞在していた多忙な方をお招きできたのは、今回実行委員として
加わってくださった弘前大学の小山智史先生がパイプを持っていたからでし
た。
1995年に小山先生の懇話会にはじめて参加した際のスピーカーが小澤さん
であり、もう一度いらした際にも運よく参加して「伝の心」の進化については
少々知っていましたが、単なる聴講者に過ぎなかった私が主宰者そしてコー
ディネーターとして小澤さんをお迎えする日が来るというのは、不思議としか
いいようがありません。
他にもシンポジウムでお話しいただいた方や、その準備のためにかかわった
方からも全然知らなかった知識や現実を教えていただくことができたのは、こ
れからは在宅・地域で中重度の方々をケアしていく方向性が見えてきている
だけに、本当に参考になりました。

そして何より大きいのは、十和田の小野寺大作さん美樹さんご夫妻と出会え
たことです。
ちょうど最初の実行委員会の直前に、十和田市で回顧展を開催するという記
事が載っていたのを知り、そこに足を運んでいきなり弘前での絵画展を開催し
たいという唐突な申し出を快く受け入れてくださったのが、今回の複合イベン
トへの第一歩でした。
その後も連絡が遅れて気をもませたり、絵を受け取りにうかがった際にできあ
がったばかりの回顧展のDVDを貸していただいたりと迷惑千万だらけの私
を、温かくご自宅に迎え入れてくださって、さまざまなお話を通じてALSのこと
ばかりでなく、現実を受容する強さや夫婦の絆を教えていただいた気がして
いますし、それだけでもこのイベントをやってよかったと思っています。

ただこのままでは、お世話になりっぱなしで終わってしまうので、できればもっ
と多くの人に絵を観てもらいたいという願いをかなえるのが、今回のイベント
を無駄にしないことにもつながると思い、すぐに八戸でお世話になっている瑞
光園の岩渕園長にお願いしたところ、地域の関係者を巻き込んで開催するこ
とを検討していただけることになりました。
そればかりか、その際に同席していた岩手県遠野市の菊池永菜さんまでも関
心を持ってくださり、道の駅のギャラリーで展示させてほしいという、うれしい申
し出もいただきました。
永菜さんとは、10年前に岩渕園長に招かれてシンポジウムでご一緒して以来
お世話になってきたのですが、それがこういう形で生きてくるのですから、人の
縁というのはありがたい限りです。

最近、多くの方から来年どうするのか問われる機会が多くなり、自らも出馬の
決意を伝えお願いをさせていただいていますが、福祉の世界で得た縁を大事
にしながら、それを恩返ししていくことは、自分にとって当然の務めだと思って
います。

「三上 直樹、かく語りき」 http://mikami.cocolog-nifty.com/talk/
09.14 旧処分場から見える合併の実相
09.13 永菜さんに再会
09.11 小野寺大作絵画展を終えて
09.11 「つがるALSウィーク」閉幕
09.09 小野寺大作絵画展/3日目
09.08 「二人日和」上映会
09.07 小野寺大作絵画展/2日目
09.06 小野寺大作絵画展/初日
09.06 「つがるALSウィーク」開幕
09.06 西元さん来青に感謝と残念
09.04 運営推進会議での提言
09.03 小野寺ご夫妻の思いを受け取る
09.02 地域リハ研修会でタジタジ
09.01 大人の手打ちを、とりあえず傍観

--------------------------------------------------

このメールマガジンは、三上 直樹が個人的にメールのやりとりをさせていただ
いた方や名刺を頂戴した方にも、代理登録してして配信させていただいており
ます。突然のメルマガ配信にびっくりなさった方々にはおわび申し上げますとと
もに、これもご縁とご愛読のほどよろしくお願いします。

ご意見、ご感想また登録変更や解除につきましては、下記までお願いします。 
n.mikami@nifty.ne.jp

転載については大歓迎です。みなさんの周りでぜひお広めください。その際
は、ご連絡いただければうれしいです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/ 福祉とまちづくりを語ろう!/発行者:三上 直樹
_/  意見はこちら: n.mikami@nifty.ne.jp
_/  仕事はこちら: http://www.cnet.or.jp/
_/  個人はこちら: http://homepage1.nifty.com/naokim/

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-12-19  
最終発行日:  
発行周期:月刊  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。