政治・経済

福祉とまちづくりを語ろう!

身近な問題でも、よくわからない福祉や介護、それからまちづくり。施設の経営者として、また元村議会議員としての見地から日頃考えていることなどをお知らせし、皆さんと考えていきたいと思っています。

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福祉とまちづくりを語ろう! 「NPOそうま」という試金石

2006/02/20

三上 直樹です。
昨日、相馬村閉村記念式典が挙行され、いよいよ26日の相馬村最後の日まで1週間と
なりました。そこで、これからの相馬地域について動いていること、考えていることをおしら
せします。

1月16日に、これからのロマントピアと相馬村のあり方についての提言をまとめた報告会
がありました。
そこで打ち出されたのは、ロマントピアの運営に村民がかかわるとともに、これからの地域
づくりを推進していく中核として、全村的組織としての「NPOそうま」を立ち上げるという構
想でした。
これは、合併に際して地域審議会や自治区といった特例に基づく行政組織を作ることが
できなかったのを、NPOという柔軟で住民主体となる組織でカバーしていこうという発想
ですので、最初に議会で報告を受けたときから、これはやらなければならないと感じてい
ました。

折しも、若い農業後継者の中で弘前ねぷたに出陣しようという話が出ているというので、
それをNPOの起爆剤にしたいと思い、そのねぷた愛好会の面々にコンタクトを取って、準
備状況や考え方を聞かせてもらうとともに、これからの村づくりにつなげるために、NPOと
の連携をお願いしました。
その件は好意的に受け止めてもらえたので、さらに多くの方々に理解と協力をしてもらうた
めに、提言をまとめた弘大の山下祐介先生と相談しながら、ロマントピアが主催となる形
で、再度説明会を開催しました。
役場の職員も村民の一人として参加してくれ、多種多様な立場から意見交換をしたの
ですが、全戸加入とするならば地区の協力が不可欠ではないか、ねぷたよりもロマントピ
アの活用を考えるべきだ、さまざまな事業を網羅しても実現できるのかといった声が出さ
れました。
そこで感じたのは、総論は賛同できるが、実現する手だてや優先順位で一致を見るのは
非常に大変そうだということと、いいことだとは思ってもそれを自ら動かしていこうという人
はほとんどいないという、厳しい現実でした。

ねぷたに関しては、ねぷた愛好会に対して、相馬村から最後の置きみやげとして補助金
が出されることになり、それを元手にすでに骨組みなどの発注へと準備を進めているよう
です。
私も、議員として最後の臨時会に上程された補正予算を通したのですが、式典後の祝宴
の席でもそのことにふれ、もっと小さな要望も通らないでいるのに、それだけが優遇され
るのは、といった疑問の声も聞かれました。

ところで、閉村式典の席で多くの方々から、議員辞職を惜しみ、次の選挙の際には改めて
出馬すべきだという、ありがたい言葉をいただきました。
これは真剣に受け止めなければならないことですが、一方では議員であり長慶苑のトップ
であるということによって、今回のNPO設立に向けて動いてみても、あなたが前面に出て
はうまくいかないこともあるという忠告をしてくださる方もあります。
政治家として、また福祉の専門家として期待してくださる方は多いものの、地域づくりの
リーダーとしては見られていない、もしくはそういう立場にまでなることは望まれていないと
いうことなのでしょう。

しかし、長慶苑を通じて地域福祉の向上に取り組んでいるのも、議員という立場で活動し
ているのも、この相馬という地域を活気ある住みよいところにしていきたいという、一念か
らです。
これまでの村づくりでは、第3期総合計画を形作るために、「そうま炉端懇談会」(ロバ懇)
という会が組織され、当時の若手リーダーが斬新な提言をしたことは、内外から高い評価
を受けています。
ただし、それは自発的に立ち上がったものではなく、役場の肝いりではじまったものだけ
に、所期の目的を達し、メンバーも若手という立場から相馬村の中核を担う側へと上って
いったこともあり、自然消滅していきました。
私はその消えゆく残映しか知らない立場ですが、本当の地域づくりができる集まりや機会
が必要だと思って、「そうまの子どもの未来を考える会」という形をとって動いたこともあり
ますが、気心を許せる方々は加わってくれても、新たな輪が広がる形にはなりませんでし
た。
ある意味では、今回の動きはそのリベンジでもあるのですが、相馬村という手のひらで村
づくりごっこをするのと、何も頼るものがないところを開墾するのとでは、より厳しい困難
があるのは明白ですが、だからこそ自分にとっての試金石だと思うのです。

何はともあれ、ロバ懇にかかわりのあった先輩方と、ねぷたをやろうとしている後輩たちと
をつなぐ世代に位置している私がその役割を果たして、地域づくりを住民の手で進める
ことができるか、見守り励ましていただきたいと思っています。

「三上 直樹、かく語りき」 http://mikami.cocolog-nifty.com/talk/
02.20 閉村記念式典で涙
02.17 智高さんと、久々に語らう
02.17 臨時会で大型補正
02.15 小規模多機能でねばる
02.14 一中生に合併を語る
02.14 NPOそうま、産みの苦しみ
02.11 トリノからのメール
02.11 最後の村民スキー大会
02.10 新市の人事発令
02.10 五輪トリオを迎えて、最後の中郡大会
02.08 本当に最後の説明会
02.08 ぱるるプラザの「西田」さん
02.08 新予防給付従事者研修
02.07 「ねぷた愛好会」の声を聞く
02.07 新プラン、やる気なし?
02.05 西目屋で合併を思う
02.05 長慶苑の実力を測る
02.03 がんばれ、新理事長!
01.31 やるじゃん、相中生
01.31 「新リア王」を読む

「未来の弘前市長へ」 http://mikami.cocolog-nifty.com/mayer/
02.20 第4の候補より、坂本龍馬が必要
02.16 前哨戦でニアミス
02.15 西目屋で合同演説会できず

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