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AC通信 No.741

2019/06/06

AC通信:No.741 Andy Chang (2019/06/05)
AC論説 No.741 気候変化で政府を告訴したサヨク若者

オレゴン州ポートランド市の第9巡回控訴裁判所で21人のサヨク若者
たちが、政府が彼らの「安全で生活できる気候に対する憲法上の権利」
を侵害したとして告訴した。彼らは政府が地球温暖化を悪化させたた
め被害をこうむったとして政府を告訴したのである。オカシーヨ。

第9巡回控訴裁判所で一時間あまりの弁論のやり取りで、若者たちを
代表するグレゴリー弁護士は状況は非常に良かった(Very Positive)
と述べた。

原告側は気候変動が激烈に変動したことにより彼らの家屋が破壊され
たり、山火事が多発したための煙や、長引いた花粉の季節を発生させ
たため呼吸器の健康を悪化させたため基本的な生活環境が変わったと
して、政府が気候変動の主な原因である化石燃料の生産を支援したこ
とで政府が生命、自由および財産に対する権利を侵害する責任を負っ
ていると主張した。

この訴訟はつまり石炭採掘や石油と天然ガスの採掘のため政府が国有
土地を貸与したり、自動車の排気ガスの設定を緩やかにしたこと、お
よび化石燃料産業への助成などの政策から生じる温室効果ガスのなど
が地球温暖化の主因だから政府の責任であるとして賠償を要求する。
要するに地球温暖化はアメリカ政府の責任だから賠償城と言うのだ。

政府を代表するクラーク弁護士は、この訴訟理由には多くの欠陥があ
るが、その中でも特に「気候の安定を求める憲法上の権利」などは存
在しないと述べた。彼は更に「これは権力分立への直接攻撃」である
と述べて、気候変化に対処する政策は大統領と国会が関与する事項で
法律に訴えるものではないと述べた。

こんな告訴がまかり通るアメリカは全くオカシイ。民主主義で言論自
由を唱える若者はどんな屁理屈でも法律に訴えることで有利な結果が
得られると思っている。サヨク弁護士にしてみればどんなにバカげた
理由でも弁護士代を稼ぐことができたら訴訟に持ち込む。これがサヨ
ク化したアメリカの現状である。

政府が国有地を貸与したから石炭会社や石油会社が化石燃料を採掘し
た。その石炭や石油を燃やしたから排気ガスを生み、排気ガスが地球
温暖化の原因となった、だから政府の責任だと主張して政府を告訴し
賠償を要求するのは「風が吹いたら桶屋が儲かる」理論である。

人類が化石燃料を生産し、それを使って発電し、電力を使って暖房冷
房のある家屋で快適に生活し、家屋の照明やパソコン、スマホでゲー
ムをする若者は責任を負わないでよいのか。排気ガスを生む自動車を
運転している若者の責任を問わず、政府が土地を貸与したから地球温
暖化の元凶だとして政府の責任を問うのはまったくオカシイ話だ。

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  • 名無しさん2019/06/06

    沒錯!裏で操っている某国家がいるのでは無いかと疑ってしまいます。若者がこんな事を言い出すとは、まさに世も末ですね。