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AC通信 No.702

2018/07/28

AC通信:No.702 Andy Chang (2018/7/27)
AC論説 No.702 政権と反政権

一般に経済や内政外交などで社会不安が起きると国民の不満が増長し
て反政府となる。ところが今のアメリカは経済が好転しているのに民
間ではトランプ嫌いが多く、国が二極化している。

民主党はトランプ罷免に躍起になって国政を顧みずトランプ批判を繰
り返している。原因はオバマ政権の政府高官が選挙に介入したからで
ある。皮肉なことに民主党側が始めたトランプ罷免の調査でDOJ/FBI、
CIAの高級官僚などの違法が明らかになりつつある。トランプと闇の
帝国の闘争が選挙まで、或いは選挙の後も続くかもしれない。

トランプ大統領は今朝アメリカの第二四半期(4〜6月)のGDP実質国
内総生産の成長率が4.1%と急成長したと発表した。1〜3月の2.2%を
大幅に加速したのである。この成長率は過去のブッシュ、オバマ大統
領時代の成長率1.8%と比べてアメリカ経済がかなり良くなっている
証拠である。トランプ大統領は今後の成長率が3.3%か、それ以上に
なる見通しと述べた。

経済が好転した原因は幾つかある。第一にトランプの1.5兆ドル大型
減税が内需を後押しした、第二に雇用増加により家庭消費が4%上昇、
第三に減税と雇用増加による所得の増加が国内消費を刺激し、第四に
貿易戦争前の駆け込み需要である。

良いニュースにも拘らず株式市場は下落した。経済が好転しているの
に一般では貿易戦争が始まれば経済は下向きになると懸念している。
更に11月の中間選挙を控えて民主党はトランプのロシア癒着、トラン
プのスキャンダル、違法移民問題などを選挙の主題として宣伝してい
る。政権奪取を狙う民主党にはトランプ降ろししか選挙対策がないと
言えるが、与党の共和党は経済と政治、アメリカファーストを主題と
している。

●民主党は何を狙っているのか

あと100日で中間選挙が行われるが、民主党は国会過半数を取るため
懸命になっている。トランプは政治的にも経済的にも好い業績をあげ
ているが民主党にできることはマラー検察官のロシア癒着調査でトラ
ンプに不利な証拠が見つかること、トランプのセックススキャンダル、
選挙違法の調査などである。

しかしトランプのロシア癒着の証拠が挙がらないだけでなく、癒着は
罷免するに十分な理由とはならない。ヒラリーのウラニューム・ワン
こそロシア癒着、売国罪である。セックススキャンダルも同じである。

大統領を罷免するには国会で過半数と、上院3分の2以上の賛成票を
取る必要だが、民主党が中間選挙で勝っても達成できる数字ではない。

民主党は中間選挙で勝てば(1)トランプの減税を廃止する、(2)オ
バマ健保法案を回復する、(3)健康保険と大学学費の無料化を主張す
る候補者もいるがトランプが拒否権を行使すればすべて通らない。

●トランプには好業績と国民の支持がある

トランプは傲慢だが業績は悪くない。国際政治でも北朝鮮の非核化、
イランとロシアの経済封鎖など、国内政治でも経済好転や雇用率の上
昇など前政権ができなかった好成績を上げている。

トランプ大統領の業績は過去20年来の大統領の業績を上回っている。
調査ではトランプ/金正恩会談、トランプ/プーチン会談は成功だった
と評価されている。

先週のギャラップ世論調査ではトランプの支持率が44%から45%と
上昇した上に、共和党員の支持率は88%と史上最高となった。民主党
が新政策を提示できず反トランプを繰り返すだけなら中間選挙は民主
党大敗となるかもしれない。

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