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AC通信 No.699

2018/07/05

AC通信:No699 Andy Chang (2018/7/04)
AC論説 No.699 アメリカ建国記念日に思う

今日はアメリカの建国記念日である。242年目の記念日に思うことはアメリカ
が民主国家でなく政治的に分裂した国になりつつあることだ。

自由のない国から見れば自由とはどんなに素晴らしいことだろうと思う。これ
までアメリカは自由民主の旗手としてチュニジア、エジプト、リビアなどの民主
化を推進してきた。ところがアメリカは「自由の行き過ぎ」のため民主自由が
危機に陥っている。自由の悪用が国家の分裂を招き、不満に満ちた国とな
った。

アメリカは国境における違法入国を阻止できないため、国内で麻薬の横行、
マリファナの合法化、全国で連日のようにデモが起きるような国である。違法
入国に加えて最高裁のケネディ(Anthony Kenedy)大法官が7月末に引退す
ると発表したら、たちまち民主党議員がトランプ大統領の大法官指名をボイ
コットすると言い出した。これでわかるように、アメリカの社会が不安に満ちて
いるのは殆ど民主党の反トランプが原因である。民主党がトランプ大統領の
罷免を画策して擾乱を画策するから起きるのである。

●移民問題と違法入国

国境のない国はないし国境を守らない国はない。アメリカは合法移民を受け
入れるが違法入国は禁止する。違法移民はテロや犯罪の原因となる。違法
入国は国境でストップすべきだが、国境開放(オープン・ボーダー)を主張す
る阿呆が居る。アメリカは移民のお蔭で偉大になった。だからアメリカは合法
移民に反対ではない。しかし違法入国は別問題、絶対禁止だ。

違法越境者は善良な難民ばかりでない。麻薬の密輸やテロ、スパイ、犯罪
者などが居る。アメリカとメキシコの国境で国境警察が毎日多数の越境者を
逮捕している。トランプは国境に高さ10メートルの塀を作ると主張したが民主
党は反対で国会で予算が通らない。

一部の密入国者は意図的に未成年者を同伴して越境する。逮捕されてもリ
ベラルサヨクが未成年者の保護を訴えるからだ。親が違法でも子供は無辜
だから居住権を与えろと言う。未成年者の入国は無辜と言っても合法で入
国したのではない。彼らに市民権を与えたらやがて彼らがサヨクの票源とな
ってアメリカは左傾化する。つまりサヨクが未成年の違法入国を「お慈悲で」
援助するのは政治的な意図があるからだ。

セッション司法長官が密入国の「ゼロ寛容」を唱えて違法入国者を逮捕し、
逮捕された親子を隔離保護した。するとサヨクが隔離された子供がカワイソウ
と言って各都市で大規模なデモを行った。それでトランプは親子の隔離を
やめる法令を出した。

なぜ親子を隔離したかというと、サヨクが違法入国した親を強制送還しても
未成年者を送還するなと主張したからである。親子が離れ離れになるのは
カワイソウというなら親子とも送還するか、親子とも入国させるかだが、親子送
還ならサヨクがまた騒ぎだすに違いない。

もう一つ言い足すことがある。違法入国者が逮捕されたら冷房の効いたテン
ト村に入居させ、彼らの衣食住を確保し、法廷裁判を経てから国外送還とな
るのだ。総数はどれほどかは知らないが数十万は下らないだろう。違法入国
者を保護し、衣食住を保証するアメリカには各都市にホームレスがたくさん
いる。ホームレスはアメリカ国民である。ホームレス国民を保護せず違法入
国者を保護するのは不公平ではないか。

●政治が政党闘争となった

辞書を引けばわかるように、政治とは国を治めることである。国家の制度であ
る立法司法行政の三権を通して国家的統一を維持し、国民の共同生活を
守ることである。

いまのアメリカは民主国家とはいえ、政治が単なる政権争奪でしかなく、政
治家が選挙と政党闘争で政権を奪い合うだけである。与党に反対し国家の
元首を倒すことに熱中し、国家の安全、国民の共同生活、社会の平和を無
視した活動、与党と野党の二極に分かれた国になり下がった。

トランプ罷免でFBI、DOJなど政府機関の上層部が選挙に介入し、メディアも
反トランプで右往左往している。政治とは多数決となり、声を大きくすれば主
張が通る、それが政治と思うのは間違いだ。金と数の多ければ勝つ政治は
正しいとは言えない。数の力は必ずしも正義でなく暴力である。

ケネディ(Anthony Kenedy)大法官の引退でトランプ大統領が法に従い次の
大法官を指名する。大法官は大統領が指名し、上院が多数決で任命する。
だが民主党11月の中間選挙のあとまで投票をボイコットすると発表した。現
在の上院は共和党が50名(マッケイン議員は入院中)で民主党49名だが、
11月の中間選挙で民主党多数となるかもしれない。民主党多数ならトランプ
に指名権があっても民主党贔屓の大法官を選べると言うのだ。最高裁は法
の最高機関であるが、サヨクは最高裁を法の執行でなく政治的機関にした
い、アメリカを民主国家でなく社会主義独裁国家にしたいのである。

●セクハラ、パワハラ、ポリハラ

建国して242年経って今ではセクハラやポリハラが社会的に忌避されるよう
になったのに、アメリカは政敵を攻撃し群衆を集めて騒擾を起こすポリハラ
が通るようになった。

選挙で政敵のあら捜しをして攻撃するのが常套手段である。オバマ民主党
はヒラリーの落選後もロシア癒着を捏造し、特別検察官を設置してトランプを
罷免しようと画策し、一年半調査してたも証拠がない。一年半も続けてトラン
プのあら捜しをしても数あるヒラリーの違法を起訴しない。

反トランプで政府閣僚の日常行為を妨害しろと演説した民主党議員が出現
した。政府内にも反トランプ言論を個人の自由と言う公務員がいる。言葉で
人を傷つけるのも自由とするサヨクが横行する国になった。

言論の自由は憲法で保障されていると主張する人がいる。自由は人が生ま
れながらに持っているもので憲法が保障したものでない。多数数が少数派
の日常行動を妨害するのはポリティカル・ハラスメントである。アメリカの民主
は間違った方向に向かっている。ポリハラが横行する国になってはいけな
い。

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