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AC通信 No.680

2018/02/13

AC通信:No.680 Andy Chang (2018/2/12)
AC論説 No.680 諸悪の根源はヒラリーだ

FBIの選挙介入について毎日新しい情報が出る。それにも拘らず三大メディ
アは殆ど報道しない。三大メディアとCNNは何でもトランプ反対だから何でも
歪曲して報道する。NYTimesやWashington Timesなど大新聞も反トランプであ
る。オバマ政権が国家の組織を使ってヒラリーの当選を援助した。民主党側
は万全の体制で選挙に臨んだにも拘らずヒラリーが落選した。

トランプが大統領に就任しても民主党はトランプ反対である。オバマは引退
した後もワシントンに留まって反トランプを画策している。これまでのアメリカ
の歴史でこんなに酷い分裂はなかった。

FBIと司法部の「ヒラリー癒着」は民主国家の根本を揺るがす大事件である。
民主党が躍起になってヒラリーとFBIや司法部の犯罪を隠すのはこれが民
主国家の根本を揺るがす大犯罪だからである。

News ChannelラジオのホストMark Levin氏の説明によるとFBIの「ヒラリー癒
着」はFBI と司法部だけでもなく、ヒラリー、オバマとホワイトハウス幹部も介入
していたはずだと言う。FBIの幹部がヒラリーの支持をしていた、司法部の上
級幹部も関係していたなら、オバマ大統領が知らなかったはずはない。ヒラリ
ーとオバマが裁判で有罪になればホワイトハウスの関連も調査され、民主党
は大きな打撃を受ける。だから民主党はこの事件を矮小化しようと頑張って
いるのだ。

今では既に10人以上の名前が挙がっているし、新しいニュースも多い。しか
し司法部はまだ調査に入っていない。事件が複雑なので今回はこの一週間
の新発展だけを書いてみる。

●トランプが民主党側の反論を却下

一週間前にDevin Nunes 委員長のFBIの「ヒラリー癒着」報告をトランプ大統
領が公開許可した。この報告に対し、民主党のAdam Schiff 議員が10ページ
の反論を提出し、国会情報委員会は5日、全員賛成でトランプ大統領に提
出した。しかしトランプは9日、民主党の反論は機密事項が含まれていると
言う理由で委員会に差し戻し、適当に修正すれば公開を許可するとした。

民主党側はトランプが共和党の報告書は許可したのに民主党の反論を却
下したと批判した。これは事実に反する批判である。トランプはこの反論には
機密に関する事項があるので、若しも無条件で許可すればメディアはトラン
プが機密を公開したと攻撃する。また、トランプが機密部分を削除して公開
すれば民主党側はトランプが自分に不利な箇所を削除したと言って攻撃す
る。トランプがこんな罠を見抜けないはずはない。おまけに不都合な部分を
修正するのは民主党側の責任でトランプの責任ではない。トランプが反論を
差し戻したことで批判される筋合いはない。共和党議員もこの反論が修正さ
れ発表されることを願っている。

●「第二の文書」が発見された

前の記事で書いたように、英国のChris SteeleはFusionn GPSの依頼を受けて
トランプのロシア関係、今ではSteele Dossierと呼ばれる文書を作成した。FBI
はこの文書を主要理由としてFISA法廷にCarter Pageのロシアスパイの疑惑
調査を申請したのだった。

Steele 文書は彼自身がロシアで集めた資料と言われていた。ところがそうで
はなかったのだ。2月5日に国会司法委員会(House Judicial Committee)の
Chuck Grassley委員長とLinsey Graham上院議員がFBIの提出したメール
資料をもとに発見した事実では、ヒラリーの腹心、Sidney Blumentholの部下の
Cody Shearerが作成した「トランプのクレムリン癒着」を、ある司法部の職員を
通してSteele に渡した。そしてSteeele文書の大半は「Blumenthol Dossier」の内
容に基づいてたものだったと発表した。

つまりSteele文書の資料来源はヒラリーの腹心部下が提供したもので、トラン
プとロシアの関係はヒラリー陣営がでっち上げたものだと判明したのである。
ヒラリーからブルメンソール、シェラーから司法部のある人物を通してスティー
ルに手渡されたのだった。これが事実ならトランプのロシア癒着はヒラリー側
のでっち上げで、マラー検察官の調査も不確かな情報に基づいていること
になる。

7日のCNN報道によると、Shearerが作成した「トランプとロシア」文書はブルメ
ンソールが司法部のJonathan Winer元駐リビア公使に手渡し、Winer公使は
それをSteeleに渡したと。更にワシントンポストは、Steele文書の一部はブルメ
ンソール文書の内容に拠ると書いた。つまり、でっち上げの根源はヒラリー陣
営から来たのだと判明したのである。諸悪の根源はヒラリーだったのだ。

●天網恢恢

これまでの経過を見てみると以下のようになる:

(1). ヒラリーが金を出して民主党本部、Fusion GPSを通して英国のスパイ
Steeleがトランプに不利な偽情報をでっち上げた。
(2). Blumentholは司法部のWinerを通してShearer資料をSteeleに渡した。
Steele Dossierの一部はヒラリー側から来た偽情報によるものだった。
(3).FBI幹部はSteele文書を使ってFISA法廷にトランプの幹部だった
CarterPageのスパイ嫌疑調査を申請し、トランプ当選後も続けて申請した。
(4).FBIや司法部の上級幹部が選挙に介入してヒラリー当選事実ではなを
援助した。
(5).これほどヒラリーが絶対的に当選する体制を作ったにも拘ずヒラリーは落
選した。
(6).FBI、司法部の上級幹部、民主党幹部は、トランプが大統領に就任した
後もSteele 文書を使ってスパイ調査を継続し、特別検察官を指名してトラン
プのロシア癒着の調査、トランプの罷免運動を続けた。
(7).トランプのロシア癒着は今でも証拠を上げることが出来ず、ヒラリーの陰
謀である事実が判明している。
(8).全ての人は法の前では平等と言うが、民主国家アメリカではヒラリーを
裁くことが出来ない。FBIの上級官僚を裁くことも出来ない。
(9).メディアは何でもトランプに反対で、トランプを罷免したいと躍起になっ
ている。トランプを罷免してもヒラリーは大統領になれない。

法は平等なのにどうしてヒラリーの罪を追及できないのかと言う声が日増しに
高くなっている。Foxnewsの報道によると、今のところは三月に予定された司
法部のMichel E. Horowitz監督官(Inspector General)の報告を見てからどのよ
うに発展するかがわかるそうである。

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  • 名無しさん2018/02/13

    日本の新聞やテレビは反トランプ一色ですが、これは、アメリカのフェイクニュースに毒されているのでしょうか。

    知らない事情が紹介されてとてもよかったです。