政治・経済

地域からの発信

「首都圏の田舎」千葉県四街道市の市会議員となった筆者(元新聞記者)が発言する。国政・国際レベルのニュースについて地域住民の視点での発言。「市民の手によるまちづくり」のための発言など。





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地域からの発信四街道のまちづくり・田中良太私案3

2005/05/06

 「四街道のまちづくり・田中良太私案」3
 序論3 素人っぽさが求められる時代
 さいきん四街道市の幹部と市会議員が数人ずつで酒を飲む機会
がありました。市の幹部をつかまえて、前回の下志津病院宝物論
をぶったところ、「それはよく分かりますが、もうちょっとひっ
こんでもらいたいですね」という言葉が返ってきました。病院が
駅前にある必要はない。駅から離れた場所にひっこんでもらいた
いということのようです。
「どうして?」
「駅前は、やっぱり吉祥寺のようにしたいと思うのですよ」
「それじゃフツーじゃないですか。せっかく駅前に病院があるん
だから、いまよりもっと目立つようにして、『ど真ん中に病院が
あるまち』として売り出そうと思うんだけど」
「……」
 という会話が続きました。
 この会話を紹介するのは、「市の幹部はアタマが固くて困る」
などと主張するためではありません。市の幹部が、行政の常識の
枠内で発想し、発言するのは当然のことです。しかし市民代表で
ある私たち市会議員が、素人っぽい発想・発言に徹することも必
要です。行政のプロと、素人がそれぞれの考えをぶっつけ合うこ
とによって、より良いものができるでしょう。
 そういう「分業」を前提にしたうえで、行政のプロの方に求め
たいことは、「三位一体改革の時代」というものをよく考えてほ
しいということです。
 新聞の解説記事によると三位一体改革とは、「財政面から地方
分権を推進するため(1)(国が地方に配分する)国庫補助金・
国庫負担金削減(2)国から地方への税源移譲(3)地方交付税
見直し――を一体的に進める改革」(「毎日新聞」04年6月1
日付)となっています。
「地方分権の推進」は看板だけで、国の財政危機を乗り越えるた
め、地方自治体に向けた支出を削減したいだけだという批判があ
ります。それがあたっているのは間違いありません。
 三位一体改革の時代とは、国が自治体の面倒を見ることを止め
ようとしている流れの時代なのです。これまでなら、「行政の論
理」に沿った施策を実施するなら、国は必ず補助金・交付金など
で面倒を見てくれたかもしれません。しかしいまや国は「そんな
ことはできないよ」と言っているのです。
 そういう時代であるからこそ、行政の素人の主張の値打ちが上
がります。どうせ国からの補助金が引き出せないなら、素人の主
張を大胆に取り入れた、個性的なまちづくりを推進した方がいい
じゃないですか。
 そういう方針をとっても、国から金を引き出すことは可能です
。04年度予算から計上され始めた国土交通省の「まちづくり交
付金」は、一定地域内の「都市再生」に必要な予算ならば、道路
でも公園でも、あるいはハコモノでも、自由に使えるようになっ
ています。「ユニークなまちづくり構想」をつくった方が、国交
省の審査はパスしやすいようです。
「行政の論理」も大きく変わっているのが現状です。だからこそ
、素人の提言が必要だと思います。いまの時代、「素人っぽい」
ことはマイナスではなく、プラスです。そう思って書いていくの
が、この「私案」です。
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創刊日:2001-12-03  
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