政治・経済

地域からの発信

「首都圏の田舎」千葉県四街道市の市会議員となった筆者(元新聞記者)が発言する。国政・国際レベルのニュースについて地域住民の視点での発言。「市民の手によるまちづくり」のための発言など。





全て表示する >

地域からの発信 番外

2005/03/28

「地域からの発信」番外
********************************************************
田中 良太
gebata@nifty.com
http://www.simin-ykd.com/
〒284-0023四街道市みそら4ー5ー4
TEL&FAX043ー432ー5501
********************************************************
 しばらく配信を怠っておりました。お詫びします。
 本日送らせていただくのは、
◆旭川新聞「田中良太のニュースを読む」=2005年3月22日(火)掲載
◆同3月8日(火)付の2本。
◆それに「本日(28日)午後7時半NHK総合を見よう」という呼びかけ(転送

 の3本です。
  六十年前の教訓=3月22日(火)掲載
 三月十日は東京大空襲の記念日。今年は六十周年とあって、朝日、読売両紙が社
説を掲載している。タイトルは「東京大空襲――あれは『戦場』だった」(朝日)
と「東京大空襲 明らかに『戦争犯罪』だった」(読売)で、よく似ている。
 こうした言い方と共通するのが、「一晩で10万死んだんだから殺戮(さつりく
)でしょう」という石原慎太郎都知事の発言である。
 その日、三月十日の記者会見発言で、
 「そういうことを言ったらいいのにね。何か言わないんだよね、日本の政治家も
外務省もこのごろ、何かのときに。嫌みの一つも言ったらいいんだけど、言わな
いね。何か日本人は本当にマゾヒスティックになったね」
 と続く。
 石原が「このごろ」と言うのは、間違っている。同じ三月十日付「読売」の一面
コラム「編集手帳」は以下のように書く。
 「東京大空襲を指揮したのはカーチス・ルメイ将軍である。日本政府は戦後、自
衛隊育成の功労者としてルメイ氏に勲一等旭日大綬章を贈った。東京五輪の年であ
る。高度成長の上昇気流に酔い、かつて凍らせた血と涙の記憶を喪失したのだろう

 アメリカの言いなりになっていたのが戦後日本であり、いま小泉純一郎政権の外
交路線は「(米国の)属国路線」と言われる。それを是認する「読売」が、東京大
空襲だけ「戦争犯罪だ」と非難したって、イヌの遠吠えにも劣る言辞でしかない。
 六〇年も後になって、敵の行為を非難することなら、誰でもできる。しかしそん
なことは「歴史に学ぶ」ことにつながらない。
 東京大空襲に学ぶとすれば、あの惨劇を目の当たりにしてなお戦争を止められ
なかったのは何故か? を考えることであろう。
 三月十日は陸軍記念日。その日に首都東京が壊滅的打撃を与えられた。すなわち
日本軍の交戦力はもはや失われていたのである。それなのに、被害ばかりの戦争は
続いた。
「東京大空襲で“成功”した米国は、三月十二日に名古屋、十三、十四日には大阪
へと軍民無差別爆撃の対象を広げて行く。終戦までに百五十前後の都市が空襲され
、犠牲者は五十万人に上った」
 これは上記「読売」社説の一節だが、「犠牲者」の中に、沖縄地上戦の死者は入
っていない。広島・長崎の被爆死者は入っているのかどうか、疑問だ。いずれにせ
よ、当時の日本で「東京大空襲の惨劇が地方に広がるのは避けよう」という声は出
なかった。
 どんな時代でも「いまやっていること」をクールに反省し、中止することは難し
いことなのである。
 経済単一の価値観で作り上げた欲望本意の社会。その「被害」はさまざまな局面
で露呈している。
 美食のし過ぎで、糖尿病が蔓延し、予備軍を含めると二千万人。他方ではリスト
ラによる失業、職場のストレスなどによる中高年自殺が増え、自殺者三万人時代に
突入した。ホームレスが増え、全国いたるところに進出している。
 若者は人生の目的を見いだせず、学びも労働も拒否するニートとなる。いじめ、
不登校など異常事態が続く学校は、ついに卒業生に襲われる事件がひん発し、教
員が「さすまたの使い方」講習会に駆り出されるというマンガ的な状況に陥って
いる。
 官僚の腐敗はとどまるところをしない。国・地方公共団体の借金がGDP(国内
総生産)の十年分をはるかに上回る。
 こう並べてみると、いままさに、「戦後国家の敗戦宣言」が必要なときなのだ。
新聞が言論機関なら
 「経済単一の価値観による社会はもはや崩壊した。別の価値観を持つ社会に生ま
れ変わろう」
 と呼びかけなければならない。
「言論の自由」はあるはずなのに、こういう呼びかけはしないのが日本の新聞だ。
数百万部から一千万にものぼる部数を維持するために、こういう声が出せないのだ
ろう。戦時中軍の統制で真実が書けなかったよりも、さらに悪い(敬称略)。

 「政界の人」堤義明逮捕の意味=3月8日(火)掲載
 もはや昔話になってしまったのだろうが、一九八七年、ポスト中曽根(康弘)
の自民党総裁争いがあった。安倍晋太郎・竹下登・宮沢喜一が争ったのだが、影の
主役は堤清二・義明の兄弟だったといわれる。
 仲の悪い二人が、義明は安倍支持、清二は宮沢支持で対立していた。最終的には
、首相の中曽根による後継指名となり、十月二十日に竹下を指名したのだが、直前
に「首相は宮沢指名を決めた」という噂が流れた。「だから安竹連合で巻き返す必
要があると、堤義明さんが言っている」と続く。政治記者も含めて義明には問い合
わせが殺到したが、「ノーコメント」で押し通した。こういう場合、否定しないの
は肯定ということになる。
 自民党の総裁派閥・森(喜朗)派の事務所は赤坂プリンスホテル(千代田区紀尾
井町)の敷地内にある。森派のルーツである福田(赳夫)派のころから、義明が事
務所を提供し続けてきたのである。
 義明は田中角栄元首相とも親しく、料亭や東京・目白の田中邸で二人だけで会う
ことが多かったという。田中氏が幹事長時代、滋賀県(当時全県一区)から新人を
出馬させるとき、地元調整のため堤家と接点を持ったのがきっかけという。田中派
を事実上継承した竹下登は、田中に反旗をひるがえした形になるが早稲田の同窓と
いう縁で親しかった。
 自民党の歴史は、おおむね田中派系統(旧橋本派)と福田派系統がつくる。双方
とも親しい義明が、安竹宮総裁選で「安竹連合」の旗振り役を務めたとしても、何
の不思議もない。
 義明は派閥のトップクラスと親しくしていただけではない。プリンスホテルを会
場とした政治家のパーティーがあると、百万円近くのパーティー券を買ってくれた
という。
 こういう努力が功を奏したのか、小渕恵三・森喜朗・小泉純一郎と続く三人の首
相にとって「親しい財界人」の筆頭は、そろって堤義明だった。
 義明の父、康次郎の帝王学は「友だちは作るな。利用されるだけだ」だったと
いう。その教えを忠実に守った義明を「孤高の人」という見方もあり、逮捕された
後も財界人から同情の声はない。政界人となら深くつき合い、面倒も見た義明は、
財界人ではなく「政界の人」だったのだろう。
 義明逮捕で「スポーツ界激震」といった記事は、一般紙・スポーツ紙ともつくっ
ている。義明はスポーツ界の帝王だったから、当然のことだろう。ほんとうは、政
界も激震なのである。
 その「政界激震」記事をつくっているのは、「日刊ゲンダイ」(三月四日付)
だけだ。さわりの部分は以下のようなものだ。
 【西武グループの政治団体「奉仕会」の政治資金収支報告書には森喜朗前首相、
橋本龍太郎元首相、中川秀直国対委員長らの名前が政治活動費欄にズラリと並ぶ。
とりわけ自民党には同じ早大出身の青木幹雄参院議員会長など親しい関係にある有
力議員がワンサカいるのだ。「西武グループが全国で広大な土地を取得し、事業を
拡大してきたのは、政治家と太いパイプを築いてきたからです。ゴルフにスキー場
など大規模なリゾート開発は、西武が施設を造り、地元自治体が道路などのインフ
ラ整備をするパターンで行われてきた。大物政治家だけでなく、地元選出国会議員
、自治体トップとの癒着があったのは紛れもない事実。特捜部は政治家絡みの贈収
賄も視野に入れているとみられます」(司法関係者)
 捜査当局は、堤が政治家への便宜供与を記したリストを入手しているとの報道も
ある。コクド内部で「義明メモ」と呼ばれるもので、政治家をA、B、C、Dの4
ランクに分け、実名とどんな便宜供与を図ったかの内容が記されたものだという。
 西武グループ捜査は「パンドラの箱」を開けるようなもの。政界に飛び火すれば
、プリンスホテル大好きの小泉首相だってタダではすまない。】
 こういう記事をつくろうとしない一般紙記者の怠慢ぶりにあきれる。
「日刊ゲンダイ」によると、霞が関の官僚たちが「小泉下ろし」に走り始めたと
いう。検察もしょせんは官僚である。国税庁査察部を通じて、財務官僚と親密な
間がらだ。堤義明逮捕は、官僚たちの小泉下ろしの一環かもしれないのである(敬
称略)。

 Original Message ----- From: "sugi-minnanokai" <sugimina@jcom.home.ne.jp 
To: <"Undisclosed-Recipient:;"@scanmail1.ogaki-tv.ne.jp Sent: Sunday, March
 27, 2005 6:13 PM Subject: 明日、クローズアップ現代で・・・
 みなさまへ    もう、ご存知かと思いますが、明日(28日)、19時30分か
ら、NHKのクローズ  アップ現代で、「国旗国歌・卒業式で何が起きているか」が
放送されします。 卒業式で日の丸・君が代に立って歌わない高校教師の処分を巡
る問題が  とりあげられるようです。 詳しくは下記をご覧ください。 http://www.
nhk.or.jp/gendai/   このニュース、まだ知られていないようでしたら、転送・転
載で伝えていただけ  ると幸いです。  そして、番組への感想を「クローズアップ
現代」の意見受付窓口へどしどし送り  ましょう。それは、制作現場の良識的なス
タッフへの大きな励ましになり、 ゆがんだ番組なら抗議の意思表示になります。 
https://www.nhk.or.jp/plaza/mail_program/gendai.html     ーーーー  ********
*****************************************  自由の風ネットワーク http://
comcom.jca.apc.org/freedom/               Email : 
jiyuunokaze@yahoo.co.jp               または  sugimina@jcom.
home.ne.jp  *************************************************      


          ×         ×         ×

 登録・解除は
 http://www.simin-ykd.com/
 から。

 バックナンバーも
 http://www.simin-ykd.com/
 で。

 ご意見は
 http://9009.teacup.com/ryotnk/bbs
 への書き込み、あるいは
 gebata@nifty.com
 へのメールで、
 お願いいたします。

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2001-12-03  
最終発行日:  
発行周期:おおむね週刊  
Score!: - 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。