たびそら

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旅写真家・三井昌志が送るビジュアル・メルマガ。等身大のアジアの表情を、美しい写真と旅情溢れる文章で綴ります。このメルマガから生まれた本は「アジアの瞳」「スマイルプラネット」をはじめとして6冊を数えます。 

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[ たびそら ] インド経済を混乱させた紙幣問題

発行日: 01/17

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2ヶ月後、インドで会いましょう! 2017年3月9日〜12日にインド・バラナシ撮影ツアーを行います。2016年3月に開催し、好評をいただいた企画です。ぜひ一緒にバラナシの街を歩きましょう!







バイクでインド一周するのも5回目


 バングラデシュの旅を終え、インドにやってきました。いつものように、オリッサ州プリーでバイクを借りて、インド一周の旅を始めます。

 インドを一周するのは、これでもう5回目。インドという国が好きだから、これだけ何度も通っているわけですが、実は外国人旅行者にお馴染みのインドのことはあまりよく知りません。デリーには2004年以降一度も行っていないし、タージマハール、ムンバイ、ゴアにもまだ行ったことがないのです。かなり偏った(偏屈な)旅人なのです。

 

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 今回の旅の相棒となるのはTVSというインドのバイクメーカーの110ccバイク「Victor」。ショールームに行って、ピカピカの新車を購入しました。フロントはディスクブレーキで、メーター類はデジタルという最新モデルですが、6万1800ルピー(10万8000円)というリーズナブルな価格。HERO、HONDA、BAJAJ、TVS、SUZUKI、YAMAHAといった国内外のメーカーがしのぎを削るインドの二輪市場の競争は激しく、消費者も価格に敏感なのです。

 

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 バイクを買ったら、まずお寺に行って、お祓い(プジャ)をしてもらいます。神社で行う交通安全祈願みたいなものでしょうか。ブラマンがバイクにココナッツジュースを振りかけ、線香を上げ、魔除けの飾りを巻いてくれると、無機質なバイクがぐっとインドっぽくなりました。こいつと共に3ヶ月かけてインドを一周します。


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インドの大問題。旧札廃止について


 今インドを訪れる旅行者を悩ませる最大の問題がキャッシュ。ATMで現金の引き出しが制限されているのだ。1回につき4500ルピー(8100円)しか引き出せない(去年末までは2000ルピーだった)のだが、インド国外で発行されたクレジットカードでのキャッシングなら、この操作を何度でも繰り返せるので問題はなかった。ちなみに僕は20回繰り返しました。

IMG_4426

 ただしATMで1回キャッシングするたびに108円の手数料が取られるのは問題です。これまでだと通常だと1万ルピー下ろして手数料は216円だったから、かなり損をする計算になります。

 しかし町によっては現金を手に入れることさえ難しい場合もあります。とくに地方都市では現金不足が恒常化していて、ATMの前には長蛇の列ができています。街中にATMはたくさんあるものの、大半が紙幣不足で稼働していないマシンなので、現金が供給されたATMには人々が集まってくるのです。

 


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 列に並ぶのが苦手で、すぐに横入りするのが当たり前だったインド人も、ATMの前ではしっかりルールを守っておとなしく列を作っています。インド人も洗練されたんだなぁと妙なところで感心。しかしこれは銀行口座を持っている、それなりに社会的信用のある人たちの例であって、鉄道駅や映画館の前では、相変わらず窓口に殺到するインド人らしさ全開の姿を目にすることになりますが。


 とにもかくにも、30分以上列に並んでようやく現金を手にすることができると、ひと仕事終えたような達成感を得ることになります。

 そもそもなぜインドが現金不足に見舞われているかというと、去年の11月に行った「500ルピー&1000ルピー廃止」という政策の結果です。これは脱税や資金洗浄といったブラックマーケットを標的にした政策だと言われていますが、同時に市民生活に大混乱をもたらす劇薬であったわけです。

 


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 もし日本政府が「明日から1万円札と5千円札は廃止。新札2万円札で行きます」という通達を突然出したら、非難囂々で政権はとても維持できないと思います。でもインド人は貨幣経済をそれほど信用してないので、「まぁそういうこともあるでしょう」と比較的おおらかに構えています。

 もともとインド人は通貨の価値をあまり信用していないところがあって、手持ちの現金を貴金属や高額商品に替えておく習慣があります。どの街にも必ず「金銀宝飾店」界隈があって、資産は(価値が比較的変わりにくい)モノに替えておくわけです。そうすれば、今回のような紙幣廃止が起きてもダメージは最小限に抑えられる。ガンディーの肖像が描かれた紙幣の価値なんて、はなっから信用していないのです。

 この「旧紙幣廃止、新札切り替え」のタイムリミットは2016年12月31日まで。2017年になると、旧紙幣は紙クズになってしまうというので、僕も手持ちの5000ルピーを何とか新札に替えてもらう必要に迫られたのです。しかし銀行の窓口では「ATMで現金を引き出したというレシートが必要」と言われて(そんなものすぐに捨てちゃうよ)しまったので、仕方なくバイク屋のオヤジの協力を得て(彼の銀行口座に預けるというかたちで)、何とか切り抜けることに成功しました。タイムリミットまであと4日。ギリギリのところで紙屑化を逃れることができたのです。

 

IMG_4424このたび廃止となった旧500ルピー&1000ルピー

 


 旧札も新札も結局デザインはほぼ同じ。マハトマ・ガンディーが描かれています。まぁガンディー以外の偉人や宗教的な図案だと、それに反対する人も大勢いるから、「安全パイのガンディーで」ってことになるのでしょうね。

 1月1日をもって紙クズになったはずの旧500ルピー札と旧1000ルピー札を販売する謎の屋台を発見しました。20ルピーで売っているが、誰が何の目的で買うのでしょうか?さらに謎なのは、このお札がコピーされた偽札だということ。よく見ると番号はすべて同じ。謎だらけです。

 

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 ・・・と思っていたら、実はこれ、旧札をデザインしたお財布なんだそうです。今回の紙幣切り替え騒動を逆手にとったジョーク商品なのですね。しかしまぁこんなものよく考えたなぁ。


 さて、インド全土に大混乱をもたらした今回の旧紙幣廃止騒動。これがモディ首相の狙い通りブラックマーケットにダメージを与えたのかどうかはわかりませんが、その副作用によってインド経済が大きなダメージを受けているのは確かです。なにしろ口座から現金を引き出せるのが1日2000ルピー(今は4500ルピー)までに制限されたわけだから、高い買い物(たとえばバイクや車)をしようと思っても、手元に現金がないので諦めざるを得ない。実際、バイク販売店のオーナーは「景気は悪いよ」と言っていました。

 インド政府関係者は「これを機に、現金決済からクレジット・電子決済社会へ移行するのだ!」とぶち上げているらしいですが、「そんなのムリでしょう」というのがインド庶民の正直な感想でしょう。インド人がクレジットカードを使っている場面なんて全然見たことがないし、カードそのものがまったく普及していない。スマホは急速に普及しているけど、貧困層まで行き渡っているわけではない。

 確かにこの数年でインド経済は確実に成長を遂げてきたし、インド人の金回りは良くなりました。5,6年前だと何かモノを買って500ルピー札を出すのはドキドキものだった。「釣り銭がねぇよ」と受け取りを拒否されるのが当たり前だったから。でも今は違います。路上に果物を並べて売る行商人だって、ちゃんと500ルピーを受け取ってくれる(まぁ「みんな」ではないけど)。

 


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 とはいえ、「ようやく現金ってものの価値を信じ始めていた」インド庶民に対して、「これからは電子決済の時代です。あなたの銀行口座の数字のみが信用できるのです」と言ったところで、「はぁ?なに言ってんだ?」という反応しか返ってこないはずです。明らかに時期尚早です。

 最後に、これからインドを訪れる日本人旅行者へのアドバイス。
 大都市であれば、基本的にATMでのキャッシングはできるし(多少列に並ぶことはあるにせよ)、引き出せる上限額も気にしないでいい(その分手数料はかかりますが)。空港での現金の両替はレートも悪く、手数料もぼったくられるので避けた方がいいです。また、デリー国際空港の両替ショップでは、使えなくなった旧500ルピー札を渡すという詐欺行為があったとのこと。要注意です。

 




















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渋イケメンの国  アジア各地で撮影した渋くてカッコいい男たちがテーマの写真集です。
 目力があり、異性にモテることを意識せず、加齢を怖れない。それが渋イケメンたちの生き方です。 汗くさく、たくましく、全身生きる力をみなぎらせた男たちのパワーを存分に感じてください。













写真家。1974年、京都市生まれ。東京都在住。
機械メーカーでエンジニアとして2年間働いた後退社し、2001年にユーラシア大陸一周の旅に出る。帰国後ホームページ「たびそら」を立ち上げ、写真集「アジアの瞳」を出版。以後、写真家と してアジアを中心に旅と撮影を続けながら、執筆や講演などを行う。これまでに出版した著作は8冊。 (→更に詳しく)










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バイクでインド一周するのも5回目


 バングラデシュの旅を終え、インドにやってきました。いつものように、オリッサ州プリーでバイクを借りて、インド一周の旅を始めます。

 インドを一周するのは、これでもう5回目。インドという国が好きだから、これだけ何度も通っているわけですが、実は外国人旅行者にお馴染みのインドのことはあまりよく知りません。デリーには2004年以降一度も行っていないし、タージマハール、ムンバイ、ゴアにもまだ行ったことがないのです。かなり偏った(偏屈な)旅人なのです。

 

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 今回の旅の相棒となるのはTVSというインドのバイクメーカーの110ccバイク「Victor」。ショールームに行って、ピカピカの新車を購入しました。フロントはディスクブレーキで、メーター類はデジタルという最新モデルですが、6万1800ルピー(10万8000円)というリーズナブルな価格。HERO、HONDA、BAJAJ、TVS、SUZUKI、YAMAHAといった国内外のメーカーがしのぎを削るインドの二輪市場の競争は激しく、消費者も価格に敏感なのです。

 

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 バイクを買ったら、まずお寺に行って、お祓い(プジャ)をしてもらいます。神社で行う交通安全祈願みたいなものでしょうか。ブラマンがバイクにココナッツジュースを振りかけ、線香を上げ、魔除けの飾りを巻いてくれると、無機質なバイクがぐっとインドっぽくなりました。こいつと共に3ヶ月かけてインドを一周します。


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インドの大問題。旧札廃止について


 今インドを訪れる旅行者を悩ませる最大の問題がキャッシュ。ATMで現金の引き出しが制限されているのだ。1回につき4500ルピー(8100円)しか引き出せない(去年末までは2000ルピーだった)のだが、インド国外で発行されたクレジットカードでのキャッシングなら、この操作を何度でも繰り返せるので問題はなかった。ちなみに僕は20回繰り返しました。

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 ただしATMで1回キャッシングするたびに108円の手数料が取られるのは問題です。これまでだと通常だと1万ルピー下ろして手数料は216円だったから、かなり損をする計算になります。

 しかし町によっては現金を手に入れることさえ難しい場合もあります。とくに地方都市では現金不足が恒常化していて、ATMの前には長蛇の列ができています。街中にATMはたくさんあるものの、大半が紙幣不足で稼働していないマシンなので、現金が供給されたATMには人々が集まってくるのです。

 


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 列に並ぶのが苦手で、すぐに横入りするのが当たり前だったインド人も、ATMの前ではしっかりルールを守っておとなしく列を作っています。インド人も洗練されたんだなぁと妙なところで感心。しかしこれは銀行口座を持っている、それなりに社会的信用のある人たちの例であって、鉄道駅や映画館の前では、相変わらず窓口に殺到するインド人らしさ全開の姿を目にすることになりますが。


 とにもかくにも、30分以上列に並んでようやく現金を手にすることができると、ひと仕事終えたような達成感を得ることになります。

 そもそもなぜインドが現金不足に見舞われているかというと、去年の11月に行った「500ルピー&1000ルピー廃止」という政策の結果です。これは脱税や資金洗浄といったブラックマーケットを標的にした政策だと言われていますが、同時に市民生活に大混乱をもたらす劇薬であったわけです。

 


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 もし日本政府が「明日から1万円札と5千円札は廃止。新札2万円札で行きます」という通達を突然出したら、非難囂々で政権はとても維持できないと思います。でもインド人は貨幣経済をそれほど信用してないので、「まぁそういうこともあるでしょう」と比較的おおらかに構えています。

 もともとインド人は通貨の価値をあまり信用していないところがあって、手持ちの現金を貴金属や高額商品に替えておく習慣があります。どの街にも必ず「金銀宝飾店」界隈があって、資産は(価値が比較的変わりにくい)モノに替えておくわけです。そうすれば、今回のような紙幣廃止が起きてもダメージは最小限に抑えられる。ガンディーの肖像が描かれた紙幣の価値なんて、はなっから信用していないのです。

 この「旧紙幣廃止、新札切り替え」のタイムリミットは2016年12月31日まで。2017年になると、旧紙幣は紙クズになってしまうというので、僕も手持ちの5000ルピーを何とか新札に替えてもらう必要に迫られたのです。しかし銀行の窓口では「ATMで現金を引き出したというレシートが必要」と言われて(そんなものすぐに捨てちゃうよ)しまったので、仕方なくバイク屋のオヤジの協力を得て(彼の銀行口座に預けるというかたちで)、何とか切り抜けることに成功しました。タイムリミットまであと4日。ギリギリのところで紙屑化を逃れることができたのです。

 

IMG_4424このたび廃止となった旧500ルピー&1000ルピー

 


 旧札も新札も結局デザインはほぼ同じ。マハトマ・ガンディーが描かれています。まぁガンディー以外の偉人や宗教的な図案だと、それに反対する人も大勢いるから、「安全パイのガンディーで」ってことになるのでしょうね。

 1月1日をもって紙クズになったはずの旧500ルピー札と旧1000ルピー札を販売する謎の屋台を発見しました。20ルピーで売っているが、誰が何の目的で買うのでしょうか?さらに謎なのは、このお札がコピーされた偽札だということ。よく見ると番号はすべて同じ。謎だらけです。

 

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 ・・・と思っていたら、実はこれ、旧札をデザインしたお財布なんだそうです。今回の紙幣切り替え騒動を逆手にとったジョーク商品なのですね。しかしまぁこんなものよく考えたなぁ。


 さて、インド全土に大混乱をもたらした今回の旧紙幣廃止騒動。これがモディ首相の狙い通りブラックマーケットにダメージを与えたのかどうかはわかりませんが、その副作用によってインド経済が大きなダメージを受けているのは確かです。なにしろ口座から現金を引き出せるのが1日2000ルピー(今は4500ルピー)までに制限されたわけだから、高い買い物(たとえばバイクや車)をしようと思っても、手元に現金がないので諦めざるを得ない。実際、バイク販売店のオーナーは「景気は悪いよ」と言っていました。

 インド政府関係者は「これを機に、現金決済からクレジット・電子決済社会へ移行するのだ!」とぶち上げているらしいですが、「そんなのムリでしょう」というのがインド庶民の正直な感想でしょう。インド人がクレジットカードを使っている場面なんて全然見たことがないし、カードそのものがまったく普及していない。スマホは急速に普及しているけど、貧困層まで行き渡っているわけではない。

 確かにこの数年でインド経済は確実に成長を遂げてきたし、インド人の金回りは良くなりました。5,6年前だと何かモノを買って500ルピー札を出すのはドキドキものだった。「釣り銭がねぇよ」と受け取りを拒否されるのが当たり前だったから。でも今は違います。路上に果物を並べて売る行商人だって、ちゃんと500ルピーを受け取ってくれる(まぁ「みんな」ではないけど)。

 


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 とはいえ、「ようやく現金ってものの価値を信じ始めていた」インド庶民に対して、「これからは電子決済の時代です。あなたの銀行口座の数字のみが信用できるのです」と言ったところで、「はぁ?なに言ってんだ?」という反応しか返ってこないはずです。明らかに時期尚早です。

 最後に、これからインドを訪れる日本人旅行者へのアドバイス。
 大都市であれば、基本的にATMでのキャッシングはできるし(多少列に並ぶことはあるにせよ)、引き出せる上限額も気にしないでいい(その分手数料はかかりますが)。空港での現金の両替はレートも悪く、手数料もぼったくられるので避けた方がいいです。また、デリー国際空港の両替ショップでは、使えなくなった旧500ルピー札を渡すという詐欺行為があったとのこと。要注意です。

 




















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 目力があり、異性にモテることを意識せず、加齢を怖れない。それが渋イケメンたちの生き方です。 汗くさく、たくましく、全身生きる力をみなぎらせた男たちのパワーを存分に感じてください。













写真家。1974年、京都市生まれ。東京都在住。
機械メーカーでエンジニアとして2年間働いた後退社し、2001年にユーラシア大陸一周の旅に出る。帰国後ホームページ「たびそら」を立ち上げ、写真集「アジアの瞳」を出版。以後、写真家と してアジアを中心に旅と撮影を続けながら、執筆や講演などを行う。これまでに出版した著作は8冊。 (→更に詳しく)










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