小中高校

ALEマガジン(エールマガジン)

新しい授業スタイルを取り入れようとされている先生方へ向けたメールマガジンです。ワークショップ型の授業の具体的事例や解説、また、ALE-Netについての最新情報をお届けいたします。

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**ALEマガジン No.83**

2003/12/15

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  ●●●  ●       ●●●          *ALE(エール)マガジン*
  ●  ●  ●       ●                           No.83
  ●   ●  ●●● ●●●    2003.12.15(月)
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 ■■■  INDEX  ■■■
 【1】苅宿俊文の「授業で使えるワークショップのノウハウ(8)」
   「実践的事例 発展編(3):主体的に参加するワークショップ」
 【2】ALE−Netの使い方;たのしさ工房
   「6時間目 振り返られる環境」〜環境・状況のデザイン〜
 【3】ALE−Netの使い方;国語のとびら
    国語のとびら「外来語と日本文化」
 【4】ALE−Netからのお知らせ
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■1 ■苅宿俊文の「授業で使えるワークショップのノウハウ(8)」
■  ■ 「実践的事例 発展編(3):主体的に参加するワークショップ」
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 11月末、東京都大田区にある小学校の総合学習の発表会に参加しました。
「文化フェスタ」と命名された発表会は、全校児童が学年ごとにテーマを決め、
その発表をワークショップ形式(児童主体の参加型体験型発表形式)で行うというものでした。
劇での発表や映画、さらには参加者が体験できるものなどがあり、まるで高校の文化祭を
思い起こさせるほど、子どもたちが主催者になりきっていました。

 この小学校では、毎年夏休みに地域の方や先生方が講師となって、子どもたちが
いろいろな体験をする「サマーワークショップ」を開催しています。今年の夏、
私たちも延べ40名の子どもたちを対象に「コンピュータでアニメーションを作ろう」という
ワークショップを行いました。絵を描くプロセスをビデオのように再生することができる
「脳の鏡」というソフトで作品を作り、その製作プロセスをみんなで紹介し合うというものです。

 2学期になり、3年生の先生から「今度は子どもたちが地域の方に向けてワークショップを
開くことになったので、もう一度ソフトの使い方とワークショップの進め方を詳しく
教えてもらいたい。」という連絡をいただきました。3年生は文化フェスタの際に
「ドリームショップを開こう」という題名で発表をすることになったそうです。
サマーワークショップで体験したことの中から自分たちでも挑戦してみたいことを選び、
それを地域の方に見てもらうという内容でした。

 「文化フェスタ」当日、会場となるコンピュータ室には保護者の方や他の学年の子どもが大勢
集まっていました。私が行くと、「見て!こんなにお客さんが来てくれたんだよ!」と
自分たちで考えたクイズの解答用紙の束を見せてくれました。

 待っている人を飽きさせないためにクイズを作ったり、模造紙にソフトの特徴を大きく
書いたり、操作する子とスクリーンを指す子とが別れて説明したり。
子どもたちは、来場者のことをイメージしてさまざまな工夫を凝らしていました。

 ここまで子どもたちが主体的に動いていけるようになるには、先生方の明確な目的意識と
かなりの準備の時間が必要であったことでしょう。また、ひと夏続けた
サマーワークショップによって、子どもたちがワークショップの持っている
ファシリテート(共感的理解)や双方向性などの愉しさをたっぷりと味合ったことが、
自然に主体的に動くことができた下支えになったことは言うまでもありません。

 子どもが潜在的に持っている主体性を、計画的に耕し育てていくことの大変さと
そのすばらしさを知り、主体的な学びの場面としてのワークショップ型授業の可能性を
改めて認識できた実践でした。
                             (続く)


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■2 ■ALE−Netの使い方;たのしさ工房
■  ■「6時間目 振り返えられる環境」〜環境・状況のデザイン〜
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 ALEマガジンでもご紹介している「ワークショップ」のノウハウを、
授業の中でどう生かすか、というテーマで先生方向けに解説するのが『たのしさ工房』です。
ワークショップのノウハウを取り入れた「ワークショップ型授業」をつくるための
6つの学習環境を、分かりやすく解説します。第6時間目のテーマは、「振り返られる環境」
です。振り返りの大切さや楽しさを手軽に感じることができる方法を3つご紹介します。

▼『たのしさ工房』トップページ
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/
「たのしさ工房」は、ベテラン先生とシンマイ先生の会話で全体が構成されています。
どちらかの先生になったつもりでご覧ください。

▽「なってみて考えよう」
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/6-1.html
 自分を振り返ることを楽しむ方法の提案です。図工の授業などで、完成した友だちの作品を、
その子になったつもりで紹介していきます。すると、紹介する側は友だちの製作過程を
想像する楽しさを、紹介される側は自分の製作過程を客観的に振り返る楽しさを
体験することができます。

▽「タイムマシンビデオ」
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/6-2.html
 自分の成長を実感することができる方法の提案です。例えば、算数の時間に
解くことが楽しい問題を出題し、解けた子からその解き方をビデオに記録していきましょう。
すると、数ヶ月後に本人がそのビデオを見たときに、「自分でもできる」という実感を
味わうことができます。

▽「リフレクションボード」
 http://www.ale-net.com/tanoshisa/6-3.html
 心の変化を可視化していく方法の提案です。国語の授業などで、子どもたちが単元の初め・
中間・終わりのタイミングにそれぞれの感想を小さな紙に書き、教室の後ろに設置した
「リフレクションボード」に張っていきます。すると、子どもたちの心の動きが
目に見えるようになり、感想を張った本人も深みのある感想文を書けるようになります。

 シンマイ先生と同じような悩みをお持ちの先生方はもちろん、ベテラン先生のような
立場の先生方もぜひ、このコーナーを参考に「振り返られる環境」をお試しください。

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■3 ■ALE-Netの使い方;国語のとびら「外来語と日本文化」
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 国語のとびらのリニューアルコンテンツをご紹介します。今回は「外来語と日本文化」です。
身近な外来語を調べることができる昨年のコンテンツに加え、子どもたちが調べたことを
展示館形式で発表するコーナーなどを追加しました。

▼「外来語と日本文化」トップページ
 http://www.ale-net.com/hpcs/gairaigo/index.htm 

「外来語と日本文化」は、以下の大きな3つのコーナーで構成されています。

▽教科書を深めよう
 http://www.ale-net.com/hpcs/gairaigo/index.htm
 今までの学習で習った関連事項の確認をする「ふりかえりポイント」と教科書に登場する
難しい言葉を解説した「用語解説」の2つで構成されています。「ふりかえりポイント」は
本単元の学習の始めに活用されると効果的です。

▽ホームページおすすめリンク
 http://www.ale-net.com/hpcs/gairaigo/link.htm
 外来語をさまざまな視点から調べることができるコーナーです。外来語の故郷を探すコーナー、
外来語と和製英語の違いを見抜くゲーム、語源が同じ言葉が世界に広がるにつれて変化する
ようすを調べるコーナーがあります。このコーナーを通して外来語の楽しさを感じることができます。

▽やってみようー展示館を開こうー
 http://www.ale-net.com/hpcs/gairaigo/yatte.htm
 展示館を開いて発表するまでの過程を6段階に分け、そのノウハウを分かりやすく提供する
コーナーです。中間発表で自分の発表を見直すことも盛り込みました。それぞれの段階に
便利なワークシートやカードが付いていますので、印刷してご活用ください。

 ALE−Netの数あるコンテンツの中でも一番人気を誇る「外来語と日本文化」ですが、
発表をサポートするコンテンツを追加することでより充実して生まれ変わりました。
子どもたちの自主的な学習を支援するツールとしてご活用ください。

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■4 ■ ALE−Netからのお知らせ
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▽▼ ALE−Net更新情報 ▼▽
 ALE−Netをリニューアルいたしました。ぜひご覧ください。

▼国語のとびら「外来語と日本文化」
 http://www.ale-net.com/hpcs/gairaigo/

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「ALE(エール)マガジン」 No.83 2003.12.15(月)発行
発行者 ALE研究会
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創刊日:2001-09-10  
最終発行日:  
発行周期:月一回  
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