国際情勢

世界の「緑の党」

海外の緑の党や緑の運動団体に関する最新情報・政策動向などについてを随時レポートするマガジン。

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メルマガ 世界の「緑の党」 Vol.29

2007/03/13

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★★ メールマガジン 世界の「緑の党」★★★

 The Mail Magazine for Worldwide Green Parties


第29号 Vol.29       2007.3.12. 
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【編集局よりお詫び】

先ほど誤って中広告が入ったメルマガを送信してしまい
ました。訂正稿を改めて送信させていただきますので、
よろしくお願いいたします。

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【最近の海外情報より】

●豪・ビクトリア緑の党、州議会上院で3議席を獲得 
(2006年12月14日記事)

11月25日に投票が行なわれたオーストラリア・ビクトリア州
(州都:メルボルン)議会議員選挙の集計が終了し、ビクトリア
緑の党は州議会上院(定数40)で31万4847票(10.58%)の
大台を獲得し、票の数え直しの結果、3議席を獲得、州議会上院に
初めて議席を得ることとなった。
ちなみに2大政党のオーストラリア労働党は19議席、保守党
(自由党)は15議席となり、緑の党は第3政党の地位を確保した。
第4位には国民党2議席、その他民主労働党1議席という結果
であった。
オーストラリア緑の党党首のボブ・ブラウン連邦上院議員は、
この結果を画期的な成果と賞賛した。
この結果、リスト順にグレッグ・バーバー氏、スー・ペニキュイク
女史、コリーン・ハートランド女史の3名が当選した。緑の党の
州上院議員候補者は地区ごとに8名を擁立していた。

なお同日開催された州議会下院(定数88)議員選挙でもビクトリア
緑の党は10%以上を獲得したが、完全小選挙区制のため議席
確保には至らなかった。

【参考】
Victoria Greens 
www.vic.greens.org.au/

【記事】 
http://www.news.com.au/adelaidenow/story/0,22606,20926177-5005962,00.html
     


●グローバル・ヤング・グリーンズ世界大会 盛況に閉幕
(2007年1月19日記事)

世界社会フォーラム(WSF)が開催される直前の1月16日〜19日
の4日間、アフリカ・ケニアの首都ナイロビ郊外の大学保有施設の
キャンプ場にて、グローバル・ヤング・グリーンズ(GYG)世界大会が、
ハインリッヒ・ベル財団およびヨーロッパ緑の党(EGP)の後援および
アフリカ緑の党連盟の後援を受けて開催された。
 150名以上の若いエコロジストたちが全世界4大陸から集まり、
グローバル・ヤング・グリーンズ協議会(Global Young Greens Coordination)
が結成された。エコロ・ジャパンの若手組織部門かつ姉妹団体である
ジャパン・ヤング・グリーンズ(Japan Young Greens)も代表2名を大会に
派遣した。

 大会においては運営委員会メンバーの決定、団体規約、12の基本原則、
グローバル憲章などの採択が行なわれたほか、各地域代表者による会議
など様々なワークショップが開催され、気候変動、貿易、両性の平等、
水問題、アフリカ問題といったさまざまなディスカッションが開催された。
 会場がキャンプ場とあって宿泊やインフラ施設は十分ではなかったが、
各国からの若者エコロジストたちは、それぞれの言葉や文化の障壁を
乗り越えるべく努力しつつ、夜を徹して相互の交流を楽しんだ。

 参加した緑の政党の若手メンバー、NGO代表およびスタッフ、環境活動家
個人それぞれには対等な議決権が与えられた。
 今回はNGOの代表者を緑の政治の一翼に含めることができたが、この
「代表資格」(representativeness)という概念をめぐって参加者各地域の
文化的背景にもとづく理解の相違が見られたことは重要である。
 残念だったのは、南北アメリカからの参加者が少なかったこと(カナダ人3名、
アルゼンチン1名のみ)。運営委員は世界の全地域から14名が選ばれた。
 アジア太平洋地域からはオーストラリア、キルギスタン、ネパール、パキスタン
からそれぞれ代表者1名が選ばれた。

【参考】http://lp.jiyu.net/GYG-Conference.htm
     http://www.globalyounggreens.org



●オーストラリア緑の党代表ボブ・ブラウン上院議員、安楽死法案を提出
 (2007年2月8日記事)

オーストラリア緑の党代表のボブ・ブラウン上院議員がオーストラリア国内
において自発的安楽死を法的に承認させるための法案を提出した。
この法案は1996年にハワード政権下で却下されたものであるが、
ボブ・ブラウン上院議員は、自発的(積極的)安楽死の条件として、
患者の担当主治医、精神鑑定医を含む医師3名の同意が必要という
厳格な条件を付記した。
同法案は、ノーフォーク諸島やクリスマス島などのオーストラリアの海外領
には適用されるが、北部準州および首都特別地域(ACT)には適用されない。
ボブ・ブラウン氏は、アンケート調査では80%以上のオーストラリア国民が
安楽死法案を支持しており、世論の後押しを得られると述べた。

http://kalgoorlie.yourguide.com.au/detail.asp?class=national%20news&subclass=general&story_id=555344&category=gen
eral



●ドイツ緑の党、北朝鮮の核保有をめぐる6カ国協議の結果を歓迎
(2007年2月13日記事)

2月12日に平壌で開催された、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議
の協定内容に関して、ドイツ連邦議会緑の党会派のリーダーである
ユルゲン・トリッティン氏は「この協定の成果を歓迎する」旨を述べた。
同氏は「北朝鮮はこの協定どおり核開発の放棄を実際に履行しなければ
ならない」「核開発を行なっている国すべてに大きな責任がある」と
述べた。

【参考】
http://www2.irna.ir/en/news/view/line-20/0702130954190037.htm 



●コロンビア・ベタンクール女史 誘拐からまる5年が経過
(2007年2月24日記事)

Colombia marks Betancourt captivity (Feb.24th)
http://edition.cnn.com/2007/WORLD/americas/02/24/colombia.betancourt.ap/

【抄訳】

2月24日 AP通信 コロンビア・ボゴタ

先のコロンビア大統領選挙候補者の一人(コロンビア緑の党)であった
イングリッド・ベタンクール女史を人質に捕らえている過激派FARC
(コロンビア革命軍)のリーダーであるイヴァン・マルケス氏が2月23日
金曜日に、自分たちはまだベタンクール女史解放に向けて取引の用意
があると、声明文において語った。

同氏はベタンクール女史がコロンビア国外で軟禁されているという推測を
否定するとともに、ウリベ大統領が南部コロンビアの2都市から政府軍を
完全撤退させていれば、ベタンクール女史および他の人質全員の解放の
機会はあっただろうとし、さらにこれまで政府が拒んできた人質の取引
交渉に応じたければ、45日以内にコロンビア政府軍の2都市からの
完全撤退が条件だという声明を発表した。
しかしウリベ大統領は、軍隊突撃による人質解放にこだわっており、
取引交渉には応じない見通し。ベタンクール女史の親族は政府の消極的
対応に改めて怒りをあらわにした。

なおFARCはベタンクール女史の他にも、米軍関係者や先のコロンビア
政府閣僚など60名の著名人を人質に捕らえている。
別ソースによると、フランス・シラク大統領が同国籍も持つベタンクール
女史の解放に尽力を尽くすことを改めて表明。

ベタンクール女史がFARCに捕らえられてから、23日でまる5年を迎えた。



●エストニア緑の党、初の国政選挙参戦で7%、6議席を獲得
(2007年3月5日 記事)

http://www.vvk.ee/r07/pv_aken2eng.html?loc=pv_aken2eng.html

3月4日に行なわれたエストニア総選挙(一院制、定数101、完全比例
代表制選挙)は国政レベルで世界初の選択制インターネット投票が導入
された選挙※として注目を集めたが、昨年11月に結成されたばかりの
エストニア緑の党(EER, Rohelished)は、投票総数約90万票のうち4万票
近い39,316票(7.1%)を獲得し、6議席を獲得する見通しとなった。
なお投票全体では改革党(27.8%、31議席)が4年前の総選挙から躍進
して第一党になり、中央党(26.1%、29議席)が票を微減させて第2党に、
また与党第一党であった愛国共和連合(17.9%、19議席)は票を半減させ
第3位に転落、エストニア民主社会党(10.6%、10議席)は前回時より票を
伸ばして第4党という順になった。
緑の党は国政選挙初参加で5%ルールを突破し第5党に進出、同じく
前回総選挙より票を激減させたエストニア国民連合とほぼ同数の票を
獲得して議席を得る見通し。

◆エストニア緑の党(EER, the Greens of Estonia)

2006年11月25日に首都タリンで結成された新党。母体は4名の代表により
発起したNGOグループ「緑の党推進団体」で、現在党員は1500名以上。
エストニアではソ連からの独立後、環境運動が起こり、緑の党の運動も
1988年におきった。その後1991年に運動体が二分し、1998年に解散を
余儀なくされ、一部のメンバーは中央党に流れ込んだ経緯を持つ。
今回の3月4日の総選挙では、緑の党員は環境保護(自然エネルギー促進、
石油利用シェアの削減)、直接参加民主主義(全国、地域レベルでの国民直接
投票の実現)を公約に掲げたが、EU関連政策については不問とした。
今後の議会内の動きによってはエストニア緑の党は与党連合の多党連立政権に
参加するという見方も有力視されている。

※【参考記事】
http://news.livedoor.com/article/detail/3052401/
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20070305k0000m030067000c.html



●北アイルランド議会で緑の党が初議席獲得
(2007年3月8日記事)

イギリス連合王国(UK)を構成する4地域の一つである
北アイルランドで3月7日に行なわれた総選挙で緑の党が
初議席を獲得した。
北アイルランド議会(定数108、任期4年)の総選挙は域内
18の選挙区で各区から6名が選出される。

【参考】http://www.ark.ac.uk/elections/

今回当選したのは現職議員で前回2003年の総選挙では
無所属で当選したブライアン・ウィルソン氏。
今回は緑の党の候補者として選挙に臨み、地元のノース・
ダウン選挙区(首都ベルファスト郊外地域)で第4位で
当選を果たした。

同選挙区は2005年の統一地方選挙で8.2%と緑の党が
躍進していた地域。緑の党は北アイルランド全体では、
総得票数の1.7%に当たる11,985票を獲得し1議席を得た。

なお今回の総選挙全体では、二大政党である民主統一党が
36議席、シン・フェイン党が32議席といずれも議席を伸ばした。
逆に保守派のアルスター統一党は9議席減の16議席、社会
民主労働党も議席を減らし14議席となった。
第5政党の同盟党は7議席、緑の党は総得票数でそれに続く
第6政党となった。

【参考】
http://news.bbc.co.uk/1/shared/vote2007/nielection/html/main.stm

◆北アイルランド緑の党(Green Party in Northern Ireland)
http://www.greens-in.org/tiki-index.php


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第29号 Vol.29

2007年3月12日 発行

The Mail Magazine for Worldwide Green Parties 

発行者: エコロ・ジャパン
発行人: 今本 秀爾
URL: http://lp.jiyu.net/ecolo.htm
問合せ先: ecolo-japan-owner@yahoogroups.jp

(c) Copyright. 2001- Shuji Imamoto. All Rights Reserved.
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創刊日:2001-08-29  
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