国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<台湾総統選に勝った民進党、戦い済んで、「勝利の美酒」も醒めて

2020/01/15

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 最新の見本誌を掲げます。

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和弐年(2020)1月15日(水曜日)弐
         通巻6340号   
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 台湾総統選に勝った民進党、戦い済んで、「勝利の美酒」も醒めて
  次の目標は2024年、頼清徳(副総統)政権の実現ではないのか?
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 1月11日、結果は以前から小誌も予想した通り、台湾総統は蔡英文が再認された。
史上初の810万票という「勝利の美酒」に酔うのは一夜限り。結果を分析すれば、投票率が75%で若者の参加が目立ったのに、この新有権者は民進党ではなく、新党へ流れていた。

何を言っているのか、よく分からないがニューモードの「台湾民衆党」(何文哲台北市長が率いる)がいきなりの五議席。この犠牲となって宋楚諭の「親民党」は4・6%の得票があったにもかかわらず(5%ルールに従って)五議席からゼロへ。まさに壊党の危機に陥った。つまり新旧交代がはっきりと出たのだ。新世代からすれば、民進党も古いのだ。

 同時に民進党は立法委員選挙では7階席減、国民党は3議席増となり、支持率は国民党が6%増だった。具体的な数次をみると、これでは「大勝利」とは言えないのである。

 この事実は重要である。台湾の有権者は満腔の賛意を示したのではない。それもこれも蔡英文への「消極的」な支持であることを証明しており、他方で国民党は「中国共産党の番犬」でしかないが、いまだに39%の台湾有権者が、この政党を支持しているという奇妙な乖離をいかに説明できるのか。

 今後四年、台湾政治が前途多難なことは指摘するまでもない。
当面、一国両制度をきっぱりと拒否し「現状維持」を継続しつつ、アメリカの支援を拡大し、2024年に備えることになるだろう。
極言すれば、蔡英文政権は次の独立を主張する政権への「つなぎ」であり、2024年に頼清徳政権実現へ向けて、党内結束を強固な態勢とする必要に迫られる。
民進党支持者の多くが頼清徳を信任するのは、かれが台湾独立を明確に志向しているからだ。
アメリカで言えばペンス副大統領のように、安定を堅持しつつも、着実に実績を積み上げる。頼清徳にとって次期総統への道は険しいが、難関はむしろ党内の四つの派閥をうまくまとめる指導力が発揮できるのかどうかにかかっている。

五月の正式就任まで、頼清徳(副総統に就任する)はフリーの立場にある。
ということは、訪米、訪日のチャンスであり、日本にきて人脈を増やし、或いは安部首相と懇談の機会も設営が可能、靖国神社への参拝も、現時点では自由は立場だから北京としては歯ぎしりしつつ、見ている他はないだろう。
  ともかく台湾総統選挙、大勝という印象と実態とはかくも隔たりがある。

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宮崎正弘独演会は、今晩(1月15日)です。
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宮崎正弘独演会は今晩(1月15日)です。「正論を聞くつどい」は午後六時半から。大手町「産経プラザ」です。

とき      1月15日(水曜)午後六時半
ところ     大手町「産経プラザ」三階大会議室
https://www.s-plaza.com/access/
講師      宮崎正弘
演題      「2020外交展望==米中、中東、そして日中」
資料代     1500円(学生千円)
主催      正論の会(代表・三輪和雄)
★どなたでも予約なしでご参加いただけます。
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム 
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【知道中国 2017回】                
 ――「支那を亡すものは鴉片の害毒である」――上塚(35)
 上塚司『揚子江を中心として』(織田書店 大正14年)

    ▽
  1896年にフランスとの間で契約が締結された?越(昆明=老開)鉄道を皮切りとして、1916年までの間に、イギリス(7路線)、白耳義シンヂケート(3路線)、フランス(2路線)、四国財団(2路線)、アメリカ(5路線)、日本(1路線)と、「揚子江流域の鐵道は、悉く列強の手に委せられ、列強は此の利權を基礎として牢乎たる勢力を扶植し、若し此の情勢を以て推移したならば、支那は分割乎、然らずとも、鐵道の共同管理は是れ當然の運命であつた」。

 鉄道建設に関する借款問題が「辛亥革命の導火線とも稱すべき」動きを誘い、やがて革命が勃発し清朝が崩壊し、中華民国が生まれる。だが、全国混乱は続く。この機を逃すまいと、「邊境の疆域至る所に蜂起した。就中蒙古及西蔵の兩域は率先して自主獨立を宣言する」。この動きを見透かしたかのように、「露、英の巨腕が一は蒙古に向つて、他は西蔵に對して振るはれたのは言ふまでもない」。

  辛亥革命を達成し中華民国を打ち立てたとはいえ、財政危機という現実は避けようもない。そこで革命のキッカケとなったはずであった「鐵道利權は、續々として革命政府によつて列強に濫與さらるゝに至つた」。そのまま第1次世界大戦が勃発しなかったなら、鉄道利権をテコに列強による搾取・支配構造は定着化しただろう。

  だが、戦争によって、ヨーロッパ列強は中国利権どころではなくなってしまった。その間隙を衝いて「支那に於て其の勢力を伸張しめたものは、日本と米國とである」。

  日本は「日英同盟の誼によつて聯合國に参加し」、東洋におけるドイツの権益を押さえた。その一方で「工業は振興し、商圏は擴張せられた。一躍して債權國となり」、「盛んに支那の借款に應じ」、「此の勢に乘じ對支二十一ケ條を提出した」。その結果、「猛烈なる反對が四方から起つた、排日を叫び、不賣同盟が至る處に勃發した」。

  そんな「日本より以上に其の勢力を支那の上に植付けたものは米國」である。じつは第1次世界大戦参戦によって莫大な富を得たことから、アメリカが進める「資本主義的侵略政策は、其の有効な投下地を求むるに汲々であつた」。であればこそ、「彼の眼が、特に廣莫たる老大支那の上に注がれた事は、之れ當然の成行と云わねばならぬ」。そこで後発国としては、先行していた「各國に向つて、其の勢力範圍を撤廢させ、門戸を開放せしむるより外に途は無」かった。

  戦争の結果、「歐州の列強は疲弊困憊」の極にあり、アメリカの敵ではない。「東洋に於ける障害は一日本あるのみ」となったところで、「果然一九一七年十一月、彼は日本に向つて、支那の門戸開放、機會均等を誓約せしめた」。この石井ランシング協定をキッカケにして「米國の弗費は、自由に支那を闊歩するの見込みがついたのである」。また「聯合國側に組して獨墺に宣戰」したことで、「支那の得たる収穫は非常に大なるものがあつた」。

  「(辛亥)革命後、洪水の如く全國に?流せる思想上の變化は、歐州大戰の結果更に徹底し、讀書生は勿論、店頭の小僧さへ、自由を論じ、民主、共和を議するに至つた。婦人の間には參政權の要求が叫ばるゝに至つた。就中米大統領『ウ井ルソン』の提唱せる民族自決主義は、束縛、侵犯、凌辱、四面梗塞の支那に取り天來の福音だつた」のである。

  このような状況下で始まったゆえに、「支那は此の機(ヴェルサイユ講和会議)に於て、あらゆる利權を回収せんと猛烈なる活動を開始し」、「遂に支那は、我が日本が多大なる犠牲を以て攻略したる山東一帶の利權を無代償を以て還附せよと暴言を吐くに至つた」。
「之れに對する日本の拒否は米國の煽動と相俟つて果然支那の排日熱を激發し、其の勢は燎原の火の如く全國に廣がつた」のである。
やはり排日の背後にアメリカあり、なのか。
《QED》
   ○△□◇ヒ◎○△□イ○△□◇ズ◎○△□ミ△□◇◎ 
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)革命前のイラン。40年前といえば一昔前で、憶えている人が減ると「洗脳」は簡単に出来る様になる。いや違う、という年寄りがいなくなる。大正時代の「モボ・モガ現象」あるいはGHQ支配下における3S(スポーツ、セックス、スクリーン(米国の映画)による極端な西欧文化礼賛、があった事も忘れられる。
  1970年代には西欧ではビートルズなどによる体制の文化全否定が世界同時に起こり、若者のファッションは劇的に変化した。
イランもその影響を受け、当時の画像を見ると街には大きなアメ車があふれ、女はミニスカートを、男は長髪のビートルズの様で、まるで当時の米国の大学と見分けがつかない。つまり当時のイランは米国の一部の様な文化、自由と富を享受していた。彼らはまだその記憶があるから、現在宗教政権の抑圧に強く抗議している。

 問題は日本の国内情報統制である。
マスゴミ、NHK、朝日など支那の「国立公共放送」の様な役割を嬉々として受け入れ、政府からはその謝礼をいただく、という共謀・癒着が現在も進行している。その例がこの「イラン革命前」の情報遮断である。
 日本政府は、石油のためなら何でもとりあえず主義主張道徳同義宗教など関与せずと「アメリカの顔色を窺いながら、可能な範囲でイランとの関係を維持、強化する」方針を決め今日に至る。故に厳格なイスラム教政権を批判せぬ様マスゴミに通達し、日本国民はその様に洗脳される。
 この様な情報操作は現在の対支那外交にも当てはまれ、支那占領軍共産党に阿ってチベット、ウイグル、臓器移植、人民弾圧などなど、GHQも感心するほど見事に「自主規制」されている。台湾も簡単に裏切って、今頃になって少し反省する様になった。
 もちろん、国家運営は臨機応変にしかも短期・長期の国益の最適な解を求めて行う、べきではあるが、全国民の知識まで完璧にとりあえず操作してしまうと、その人工的に作った認識・情緒・価値観が国の政策にいずれ影響し、狂った方向に行く、行った、という日本の歴史がある。
山本七平氏の「空気の力学」であり、今回のゴーン氏の国内情報・有識者の特捜礼賛的な異様なまでの99%の「団結した意見」に国家の危険な脆弱さを見る。
特捜の99%有罪獲得率とは、99%危険な国の運営のフラクタルな仕組みの一例でもある。クワバラ、クワバラ。
   (KM生)
  


   ♪
(読者の声2)貴誌1月9日付通巻6337号で(アポトーシス)氏が「山本長官の脳裏には、日露戦争中、日本海で常陸丸・佐渡丸がロシア=ウラジオ艦隊に撃沈されると、民衆が第2艦隊長官の上村彦之亟の自宅に投石した、という生々しい、民衆不信の記憶があり、海軍は開戦劈頭に打ち上げ花火というか、華々しい戦果を挙げねば、民衆は米英との戦争にとても耐えられないと考えたと。「実際、その通りになった」というか、山本長官の思考のベクトルは、椿本氏の思考のベクトルとは逆向きだった、という事なのでは?」
 と述べられている点ですが、
 
 一般的には、山本案に基づくミッドウェー作戦(山本はもともとミッドウェー政略作戦には反対しており、それを強引に認めさせたのは首席参謀黒島亀人大佐であるという説もあるが)に対して、軍令部では反対論が強かった中で、ドーリトル空襲が発生したことから、軍令部の雰囲気も変わったと言われています。しかし、ドーリトル空襲など、どう見ても単発的で、反復継続的な作戦ではない、いわば米国内世論向けのショー的なものに過ぎず、山本五十六は過剰に反応し過ぎたのではないか、と私は考えます。生出寿氏は「真珠湾攻撃という大ブラフ(こけおどし)でアメリカをひっかけようとした山本が、逆手をとられてアメリカの小ブラフにひっかけられた感がある」と述べておられますが、同感です。

 三村文男氏(『米内光政と山本五十六は愚将だった』の著者)は「(ドーリットルによる)4月18日の東京発空襲の時も、私(三村)は東京にいて敵B25が飛ぶのを見たが、戦争だからこういう事もあるだろうと思っただけだった。ところが山本は余程のショックだったようで、その後の作戦に焦りと狂いが出て来るのだ」と述べておられます。

 次に、1月14日付通巻6338号の「読者の声」意見について、簡単に私見を述べます。

 まず、現下の問題を考えるにあたっては、「他人の経験(歴史)」に学ぶことは不可欠であり、ましてや「自分の経験(自国の歴史)」に学ばない、学べないのでは、大馬鹿というほかないということです。
 次に、過去の歴史を見るに当たっては、政略面、戦略面、戦術面は、それぞれに別個の問題として論じるべきだということです。
 すなわち、たとえ、日米戦争に自存自衛の側面があり、その勃発において、ルーズベルト、スターリンの謀略、挑発があったとしても(政略面)、そして、それが主観的には「やむを得ずにした行為」だと主張できたとしても、だからといって、英米に対する宣戦、先制的開戦が正当化、妥当視されるというわけではない、ということです(戦略面)。
 そして、開戦に踏み切った行為が、少なくとも主観的には、「やむを得ずにした行為」と主張し得たとしても、真珠湾奇襲というような作戦を実施したこと(宣戦通告が遅れたという点は決定的に重大な問題ではなく、いずれにしても米国の反応はそう変わらなかったのではないか)が賢明であったかというのは、さらに別の問題点だということです(戦術面)。
 そして、戦前の軍部についての評価ですが、負ける戦争をやったこと自体が愚かなことで、それに尽きるのではないか。孫子でも、「無謀な戦争はしない。戦争を決断する前に、戦争をするべきか避けるべきか、被害の大きさなどを考える」ことが肝要だと述べられています(始計篇)。

 なお、守屋洋氏は、「大昔」に書かれた「孫子の兵法」を、以下の7つに集約されるとしています(Wiki)。 これらの諸点を総合的に精察して、東条英機や戦前の軍部が賢明であったか否かは明白だと私は考えます。
1.    彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。
2.    主導権を握って変幻自在に戦え。
3.    事前に的確な見通しを立て、敵の無備を攻め、その不意を衝く。
4.    敵と対峙するときは正(正攻法)の作戦を採用し、戦いは奇(奇襲)によって勝つ。
5.    守勢のときはじっと鳴りをひそめ、攻勢のときは一気にたたみかける。
6.    勝算があれば戦い、なければ戦わない。
7.    兵力の分散と集中に注意し、たえず敵の状況に対応して変化する。
        (椿本祐弘)



  ♪
(読者の声3)昨晩のフロントJAPAN番組「台湾総統選挙総括」(福島香織)「香港から見た台湾選挙と香港のこれから」(宮崎正弘)は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=fDsG5iK9cw8
 宮崎正弘の香港問題の解説は同番組の54分ごろから1時間12分までの部分です。
   (編集部)



  ♪
(読者の声4)ラジオ日本から番組のお知らせです。明後日(17日、金曜日)の「マット安川のずばり勝負」に宮崎正弘先生が生出演します。時局から国際情勢の分析を、マットさんとの対論のなかで、開陳します。
 またリスナーの皆さんからのご意見、質問も受け付けています。番組中にメール送信先のメルアドも放送されます。
 宮崎先生の出番は17日午後1240頃から1357までの予定です。
  (ラジオ日本「マット安川のずばり勝負」番組担当)
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──血なまぐさい弾圧を繰り返す中国は「紅色のナチス」
 ──香港大乱、武闘派の黒幕は誰七日、目的は何なのか?
 ──「反中」の輪が台湾から世界への拡散している
      
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 <宮崎正弘の対談シリーズ> 
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宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック)  
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宮崎正弘 v 石 平『こんなに借金大国・中国   習近平は自滅へ!』(ワック) 
宮崎正弘 v 宮脇淳子『本当は異民族がつくった虚構国家 中国の真実』(ビジネス社) 
宮崎正弘 v 西部 邁『アクティブ・ニヒリズムを超えて』(文藝社文庫)  
宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852−1941』(ビジネス社)  
宮崎正弘 v 藤井厳喜『米日露協調で、韓国消滅!中国没落!』(海竜社)
宮崎正弘 v 室谷克実『米朝急転で始まる中国・韓国の悪夢』(徳間書店)
宮崎正弘 v 福島香織『世界の中国化をくい止めろ』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社)
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(休刊のお知らせ)小誌は1月24日―30日が海外取材のため休刊となります。
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2020 ◎転送自由。転載の場合、出典明示
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  • 2020/01/20

    「アジアの奥地」とは・・・「5G」の恐怖

    インドに古くから伝わる葬儀の方法で、死者の体の上に鉄片を置く作法がある。これは肉体から離脱した死者の霊・プラーナが、我が肉体に執着して戻ろうとするのを防ぐのだという。「鉄」を用いるところがはなはだ興味深い。鉄と言えば磁気。

    霊魂という得体のしれないものの本体がいったい何であるのか・・・、これを磁気のようなものと仮定してみると面白い・・・汗。以下、例の妄想的思考実験。

    磁石を導線に近づけて動かすと電流が生じる・・・電磁誘導。ここで、意志の本体が磁気的な何かであるとすると、脳内において、その意志であるところの磁気が電気を起こし、その微弱な電流が神経を伝わって筋肉を動かす。

    そして、長年こき使った肉体が活動を停止すると、意志は肉体を離脱して、いわゆる「あの世」へ旅立って行く・・・汗。

    肉体に宿っているときは「意志」。離脱すると「霊魂」・・・汗。

    そんで、その「霊魂」がまた別の肉体に宿り、その肉体が滅ぶとまた離脱する。・・・この繰り返しを「輪廻」という・・・汗。

    英語では、霊が肉体をまとうことをインカネーション:incarnation(受肉)。そして死者の霊が再び肉体をまとって蘇るのがリインカネーション:reincarnation。ようするに輪廻。

    人間の意志の本体が磁気的なものだとすると(汗)、もしかしたら磁気的な操作によって、他人を意のままにコントロールすることも、あるいは狂わせて破滅させることも、可能になるのではないか・・・恐。

    そこで問題になるのが「5G」。・・・極めて極めて要注意なのが・・・「華為」ファーウェイ。

    「アジアの奥地からヨーロッバにひろがっていくある恐ろしい、見たことも聞いたこともないような疫病の犠牲になる・・・」

    ドストエフスキーが「罪と罰」を著したのは、日本で言えばちょうど明治維新の頃。ドストエフスキーって、もしかしたらノストラダムスよりスゴいかも・・・汗。

  • 2020/01/20

    ラスコリニコフの悪夢 「アジアの奥地から・・・」

    彼は熱にうかされていた頃に見た夢を思い出した。彼は病気の間にこんな夢を見たのである。全世界が、アジアの奥地からョーロッバにひろがっていくある恐ろしい、見たことも聞いたこともないような疫病の犠牲になる運命になった。ごく少数のある選ばれた人々を除いては、全部死ななければならなかった。それは人体にとりつく微生物で、新しい旋毛虫のようなものだった。しかもこれらの微生物は知恵と意志を与えられた魔性だった。これにとりつかれた人々は、たちまち凶暴な狂人になった。しかも感染すると、かつて人々が一度も決して抱いたことがないほどの強烈な自信をもって、自分は聡明で、自分の信念は正しいと思いこむようになるのである。自分の判決 自分の理論、自分の道徳上の信念、自分の信仰を、これほど絶対だと信じた人々は、 かつてなかった。全村、全都市、全民族が感染して、狂人になった。すべての人々が不安におののき、互いに相手が理解できず、一人一人が自分だけが真理を知っていると考えて、他の人々を見ては苦しみ、自分の胸を殴りつけ、手をもみしだきながら泣いた。誰をどう裁いていいのか、わからなかったし、何を悪とし、何を善とするか、意見が一致しなかった。誰を有罪とし、誰を無罪とするか、わからなかった。人々はつまらないうらみで互いに殺し合った。互いに軍隊を集めたが軍隊は行軍の途中でとつぜん内輪もめが起った。列は乱れ、兵士たちは互いに躍りかかって、斬り合い殴り合いをはじめ、嚙みつき、互いに相手の肉を食い合った。町々で警鐘を鳴らし、みんなを招集したが、誰が何のために呼び集めたのか、それが誰にもわからず、みんな不安におののいていた。めいめいが勝手な考えや改良案を持ち出して、意見がまとまらないので、ごくありふれた日常の手工業まで放棄されてしまって、農業だけがのこった。そちこちに人々がかたまり合って、何かで意見を合わせて、分裂しないことを誓い合ったが、――たちまち何かいま申し合せたこととまったくちがぅことが持ち上がり、罪のなすり合いをはじめて、つかみ合ったり、斬り合ったりするのだった。火事が起こり飢饉がはじまった。人も物ものこらず亡びてしまった。疫病は成長し、ますますひろがっていった。全世界でこの災厄を逃れることができたのは、わずか数人の人々だった。それは新しい人種と新しい生活を創り、地上を更新し浄化する使命をおびた純粋な選ばれた人々だったが、誰もどこにもそれらの人々を見たことがなかったし、誰もそれらの人々の声や言葉を聞いた者はなかった。

    「罪と罰」工藤精一郎訳

  • 2020/01/18

    「クソ野郎」問題のドコモショップ市川インター店、閉店か・・・

    まあ「クソ野郎」はマズいんだが、どんな業種のどんな店でも、本音はこんなものだろう。特にデフレではお客様の「神様度」が高くなるから、接客側には非常にストレスがかかる。

    携帯電話が儲からなくなって店員の気持ちがすさんできた、という指摘もある。なぜ儲からなくなったのか・・・政府が強制的に通話料金を引き下げたから。

    デフレ克服のためにインフレターゲット! なんて言っているのに、なんで強制的に通話料金引き下げでデフレを加速させるのか・・・

    一度モノを売ってみればよい。対面販売というものがどれほどシンドイものかわかるだろう。売り手が相手にするのは、お客様の「心理」という魑魅魍魎、きわめて非合理的なものだ。そこに渦巻くものは、虚栄心・渇望・ためらい・不安、さらに「買う」ことによって店員に自分の存在を認めてもらいたいという承認欲求まである。まさに煩悩の坩堝。

    そんなところへ、何にも知らないトーシロがチョッカイ出すと、現場は大混乱。携帯電話が売れなくなることの重大な意味を政府は理解しているのか・・・?

    よい結果を出すには正しい手段。目的合理性という観念のない政府に好きなようにさせると、不信とあきらめが世をおおう。世の中の「わけわからん度」が沸点に達すると、何かのきっかけで煩悩の坩堝の中から、怒りの炎が吹き上がるだろう。1c5kj

  • 名無しさん2020/01/16

    すみません、1/25の会です もう直ぐなので。。。。。、宜しくお願いします。ーー



    防人と 歩む会   日露関係の今後



    山口さんより



    季節は小寒、七十二候では「水泉動く(すいせんうごく)」と言って凍っていた泉が動き始めるころだそうです。

    今日11日は鏡開きです。皆さんのお宅では如何されましたでしょうか。



    世界はあわや米イの開戦かと緊張が走りましたが今のところ小康状態です。

    米イ共自制しましたが、ウクライナ機の撃墜を観ていると偶発が戦争の引金になりかねないと危惧します。特に後で蠢き糸を引く輩がいますから。



    そんな中、我国は相変わらず大局観を欠いた政局まがいの議論ばかりが為されているように思えてなりません。



    扨、遅くなりましたが一月例会のご案内です。



    日ソ中立条約を一方的に踏みにじり、土足で参戦、多くの日本人をシベリヤ他に抑留したソ連にあって「非は我がソ連にあり」と言ったソ連人がいました。

    その名はアレクセイ・A・キリチェンコ氏、元KGB大佐で歴史家でした。文藝春秋の1990年7、8月号に論考を寄稿し話題になったことをーご記憶の方も多いと思います。



    そのキリチェンコ氏と親交を結ばれていた川村 秀氏をお招きしてお話を伺うことにしました。



    川村先生は日露関係史と文化交流の専門家であり、長らく商社に勤務、モスクワに駐在され、上司だった杉原千畝氏は先生の御結婚の仲人をされました。



    ?共産革命によって歪められた日露友好

    ?アレクセイ・A・キリチェンコの「対日参戦・シベリヤ抑留」批判

    ?杉原千畝の実像と歴史のイフ

    ?廣瀬武夫の新しい事実

    等を中心に、歴史の生き証人である先生からお話を伺い、中国も視野に入れた対露外交を考えてみるまたとない機会になると思います。

    お屠蘇気分も抜けて一息ついた頃と思いますので是非お誘いの上ご参加をお待ちしております。



    (1)日時:令和2年1月25日(土)15:00?17:00

    (2)場所:高田馬場駅前FI(エフアイ)ビル8階多目的ホール

          JR山手線/地下鉄東西線高田馬場駅早稲田口

          早大行バスロータリ正面

    (3)講師:川村 秀氏(ご略歴は下記ご参照方)

    (4)演題:「日露関係史の実態と問題点、今後の課題」

           お話は盛り沢山、多岐に亘り興味津々の内容です。

    (5)参加費:会員1500円 非会員2000円 学生無料 ご夫婦一人分

           35歳以下の方及びその同伴者は無料



    (6)懇親会:フォーラム後講師を囲んでフォーラムで聞けなかった事や参加者相互の意見交換を図ります。

      猶、正月明けですのでお年玉抽選会を行う予定です。

           参加費3500円 未成年者無料 ご夫婦一人分



    (7)申込み:フォーラム・懇親会の別を明記の上事務局宛て申込み下さい。

           事務局 山口(info@sakimori-japan.org) 090-4539-3117



    (川村 秀先生略歴)

    27年モスクワに駐在。1992年3月ロシア科学アカデミー東洋学研究所と共同で日露文化センタ―設立、センター代表として現在に至る。日露関係史やシベリヤ抑留問題に取り組んできた。商社駐在時代の上司は杉原千畝氏で結婚に際しては仲人(立会人)を務めた。



    ロック歌手故川村カオリは先生の長女、長男は俳優の川村 忠、先生の兄君は芥川作家の川村 晃である。

    (著書ほか)

    司馬遼太郎、吉村昭、石橋湛山等の著作のロシア語翻訳、日露・日ソ外交秘史公刊に取組み「KGBファイル『ラストボロフ秘史』」など発表。

    雑誌正論にキリチェンコ論文「東京裁判へクレムリン秘密司令」等の邦訳掲載。

    アレクセイ・キリチェンコ著「知られざる日露の百年」の翻訳編集。

    その他多数。



    防人と歩む会事務局長 山口勇治

    防人と歩む会ホームページ

  • 2020/01/15

    ニンジンをぶら下げるな! 【厚労省 就職氷河期世代1900人が応募、5月に10人採用】

    藁にもすがる思いで応募してくる人たちの気持ちを考えたことがあるのか・・・?

    不採用通知の文面はもう考えてあるのか? どんな文面だ・・・?

    結果としてほとんどの人が絶望に絶望を重ねるだけだ。その精神的ダメージが怖い。

    いかにも氷河期世代を救済します・・・というポースだけだろう。

    自分では良いことをしているつもりなのだろうが、どれほど冷酷な仕打ちであるか、良心というものがあるなら想像してみろ。

    「過ちを観て斯に仁を知る」 論語 里仁