国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み (読書特集)

2019/11/02

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)11月2日(土曜日)
         通巻第6260号
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((読書特集))
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川口マーン惠美『移民難民』(グッドブック)
老村・著。夛田狷介・訳『騒土』(中国書店)
宇山卓栄『韓国暴政史』(扶桑社新書) 

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 「かれら」のDNAとは「自国民虐殺」「政敵暗殺」「市街戦」
  「従北勢力」(文政権)の巨大な陰謀に韓国は自滅して果てるのか

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宇山卓栄『韓国暴政史  文在寅現象を生み出す社会と民族』(扶桑社新書)
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 福沢諭吉は後世に残る『脱亜論』を世に問うたが、主宰した『時事新報』(1985年2月26日)の社説でこう書いている。
 「この国(朝鮮)を目して野蛮と評するよりも、寧ろ妖魔悪鬼の地獄国と云わん」。
 その「妖魔悪鬼の地獄国」で「反日」の暴走がとまらない。その結果、日本では韓国批判が嘗てない高まりを見せる一方で、多くの批評家、歴史家、学者、ジャーナリストらの韓国・朝鮮史研究の深化によって、従来の歴史観がひっくり返った。
 これまでの左翼学者や朝日新聞が書いてきた現代朝鮮史は嘘だらけだったことが同時に明らかにされた。歴史学者の朝鮮史も出鱈目だった。
第一は稲作をもたらした弥生人が朝鮮半島から来た渡来人であるといういかがわしい説に対して多角的な歴史検証がなされ、虚説であることが立証された。
評者(宮?)も、拙著『神武天皇以前』で触れたが、稲作はむしろ日本から半島に伝えられた。ついでに言えば縄文後期から稲作は日本で定着していた。その遺構が発掘され、誰も反論が出来ない。
第二に民族のDNAが医学の進歩によって明らかにされ、日本民族と朝鮮の人々との遺伝子に共通性が低いことが判明した。考古学者らは、DNAやミトコンドリアなどで、日本人と朝鮮人、中国人、モンゴル人がまったく人種的に異なることがわかっても、知らん顔をしているのは、自分たちの視野狭窄による「学説」が崩壊するからである。これは言語学系列の研究でも明らかになっていることだ。
第三は、中国の正史が侮蔑した『倭』とは、じつは日本人が統治した半島の南を含めていた事実が再認識されたことである。かくて戦後の歴史教育がネグレクトしてきた史実が浮かんだ。『魏志倭人伝』における「倭」の意味は北九州の豪族による地域政権だけではなく、朝鮮半島南部を包括しての総称だった。

 本書が改めて指摘する下記のポイントがとくに重要だろう。
 北朝鮮と韓国を「一つの民族」と喩え、統一朝鮮と叫ぶのは間違いであり、漢江を挟んで北は遊牧の満州族が主体、南は農耕民族の韓人だが、その「韓人」とて、ひとくくりには出来ず百済、新羅、任那のように「三韓の地にいた人々」だとする。
 本書は言う。
 「世宗は『貢女』と呼ばれる性奴隷を中国に積極的に差しだして」ご機嫌を取ってきた。自国の「民を売り飛ばすようなことは朝鮮では日常的に行われていた」。だから、日本も同じだろうという劣等根性から世界各地に「慰安婦像」を建てることになる。考え方によっては、あれは自らを反省する材料ではないのか?
 自らの劣等感を、日本を侮ることによって精神の安定を得ているのだ。
 「日本書紀の雄略紀や欽明紀では、日本(大和王権)が任那をはじめ伽耶を統治していたことが記されています。(中略)『広開土王碑』には、倭が新羅や百済を臣従させたと記されています。新羅と百済は王子を日本に人質に差しだしています」。
それゆえ前方後円墳が半島南西部にまで分布しているのは、日本の統治下だったからだ。
 そのうえ白村江の戦いに関する戦後の歴史認識も、改められる。つまり任那日本府があったように、朝鮮の南は日本の統治下にあって、唐が新羅を攻め立て、ついで百済を侵略した。
唐の大軍に対して日本にいた王子が大和朝廷に救援を求め、斉明天皇自らが大軍を率いて瀬戸内海からの出軍、途次の福岡で急逝する。防衛路線を継いで日本は出兵したが、白村江の戦いで敗れた。
 この歴史の真実は「百済の滅亡が日本にとって、『遠い外国の話』ではなかったからです。事実上の自国の領土を侵犯されたという当事者意識とその国辱に対する憤激が日本を突き動かした」と見るべきだと著者は強調するのである。
 そして新羅が裏切り、唐の属国となって以来、彼らには奴隷根性が染みついた。それが韓人のDNAである、と著者は言う。

 以下、本書には書かれていないが、嘗て司馬遼太郎が書いた「日本人の祖先の国」が韓国だとする虚言。面妖な司馬遼太郎史観の虚構がつぎつぎと暴かれている。
また大手メディアはいまもって「渡来人が日本にきて」、弥生式文化をもたらし、「縄文の子孫と混血して日本民族が生まれた」トカの陳腐な俗説がある。これらがすべて嘘であることが近年の科学、医学、遺伝子探求などで鮮明になった。
 これによって溝口優司や八幡和郎らが言ってきた虚説もまた嘘の列にあることが晒された。
 くわえて近年の邪馬台国を巡る珍説、奇説、愚説の洪水のなかでも「邪馬台国が東征し大和朝廷がはじまった」という井上光貞や井沢元彦、武光誠、古田武彦、上田正昭らの説も正しくないことが傍証される結果となった。
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 難民と移民との区別なく、EUの移動の自由がもたらした地獄
  遣唐・隋使の逆「遣日使」は日本へ亡命者を満載、元寇も実態は農民の亡命だった

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川口マーン惠美『移民難民 ドイツ・ヨーロッパの現実 2011−2019
――世界一安全で親切な国日本がEUの轍を踏まないために』(グッドブック)
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 長い題名である。いや題名だけで内容の概要が呑み込めるから、あるいは便利かもしれない。だが、難民問題のディテールは本書を読まないと本質を掴めない。
 日本の政治はじつに悠長である。
情勢の激変に対して反応が鈍く、鋭利な国際感覚はゼロに近いと言える。世界が激動し、危機が迫っているというのに、五千円の香典を秘書がもっていったとか、選挙の宣伝嬢への謝礼が相場より多かったとか、そんな理由で大臣の頸が飛ぶ。永田町は閑だなぁ。
 難民の危機が迫っている。
 シリア問題は日本から遠いが、香港なら近いだろう。あの香港大乱で、不動産暴落が始まり、マンションを叩き売ってマレーシア、シンガポール、最近は日本のマンションを買っているのは誰なのだ?
 「富裕層は騒乱になると、さまざまなコネを使って早々に国を離れる。そして、残された貧しい弱い人たちが、戦乱に巻き込まれ、抑圧され、あるいは干ばつに見舞われ、病気に晒され、結局、二進も三進もいかなくなり、着の身着のままで、近隣の難民キャンプにたどり着いた」。(中略)「犯罪者たちは、生活に絶望した人々に、『EUに行けば仕事がある』という甘い言葉を吹き込んだ」(33p)
 シリア難民の事態は深刻化した。ドイツを目指して数百万の民族大移動が始まって各国が国境の門を閉めた。
 ドイツのメルケルは人道主義を楯に難民をかたっぱしから受け入れた。
 「このころのEUは、まさに非常事態に陥っていたと言っても良い。膨大な難民が自国に雪崩れ込むことを懼れ、各国は次々に国境を閉じた。つまり、国境検査を廃止したシェン源協定までが崩れたのである」(58p)。
ついで地中海を渡ってくるアフリカ難民でEU諸国は難民に溢れかえり、一気に治安が悪化したばかりか不景気となって、政治の方向が難民排斥に転化した。
トランプはメキシコに高い壁をつくった。一部の偽善ヒューマニストを除いて大半のアメリカ人はトランプを支持した。
 いったい何が起きたのか。そして、この難民危機は、じつは明日の日本を直撃する大問題なのだ。それなのに五千円香典騒ぎで朝から晩まで吠えまくる日本のメディアってアホの骨頂ではないのか。

 危機の本質とは何か?
 難民達は自力で地中海を泳いでわたり難民申請をするわけではない。小舟にすし詰めとなって、ヤクザ組織など難民斡旋業者に大金を払い、海の藻くずとなるかも知れない危険を顧みず、洋上で助けを待つのだ。
 どこからともなくあらわれるNGOの救助船。おかしくないか?
「このNGOの「遭難救助」活動の裏には、それをちゃんと経済的に援助している人たちがいる」。
そして「シャトル便のように、救助した難民をせっせとイタリアやマルタに運んでくる」。だから「NGOと犯罪組織が連携している可能性も疑われている」と川口さんが指摘している。
 難民はパスポートを持っていない。どこの国かも分からず送還先さえ分からず、これらの難民は居座り、やがて事実上の移民となり、EUの移動の自由という隠れ蓑に紛れる。いや、テロリストが混入している。潜在的敵国でテロ活動をやるのに格好の隠れ蓑にもなる。
 なぜ日本に差し迫っているかと云えば、北朝鮮、韓国、台湾、そして香港という潜在的な難民輸出国があり、日本に難民を振り向けるには、NGOを装う左翼が日本国内にごろごろいるではないか。
そのうえ中国、韓国の犯罪組織はおそらく日本のヤクザと手を組んで、大量の難民を斡旋して日本海や東シナ海に届けるだろう。
 人道上、これらの遭難者を海で見つけたら最後、航海中の船は助けなければならないのだ。
  目の前の脅威。川口さんは声を大にして訴える。
 「日本は、いまこそが正念場だ。グローバリズムの荒波をどうにか乗り越えて行くには、みなが状況の深刻さを理解しなければならない」。
つまり、難民という大問題は、いまから悠長に対策シナリオの立案をすることではない。押し寄せてくるのは時間の問題なのである。

さて評者(宮崎)、本書を読みながら、次のことを考えていた。
 遣隋、遣唐使は十数回派遣されたが、それを上回る規模でシナから「遣日使」がやって来た。殆どは帰化を希望し、帰国しなかった。船は日本亡命希望者を満載してきた。
かの「元寇」とて朝鮮半島からの部隊と南宋からの部隊があったことは知られるが、じつは南宋からの『元寇』とは農民の亡命希望者が多かったのである。これは沈没船の積載貨物や船内に積み込まれていた小舟の量、遺体の骨の鑑定などから判明している。
ベトナム難民も多くが中国人の偽装難民だった。
人間の密輸を斡旋する犯罪組織は、最近も英国で冷凍車から数十のも遺体がでたように、その実態は密入国ルートだった。
 日本はいよいよ目の前に迫った大量難民への多角的な対策を急ぐ必要がある。
 
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 ようやく出現した中国農村の、糞尿まじりの土の匂い、騒擾の文学
  政治と性事。弾圧と抵抗。その悲喜劇こそ砂塵に暮らす人々だった

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老村著。夛田狷介訳『騒土』(中国書店)
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 「大江健三郎は縦に書いたフランス語だ」と、かつて杉森久英が言ったことがある。このデンといくと、たまたま日本語で書いた無国籍小説がムラカミハルキということになる。凜として華麗で絢爛な日本語を駆使した作家は三島由紀夫だろう。
 近代日本文学で日本人の魂と武士道精神を描いたのは森鴎外が筆頭、維新以来の迅速すぎた近代化の過程で日本の精神喪失の懊悩を吐瀉したのが夏目漱石であろう。永井荷風は外国に憧れながら日本の下町の情緒に戻り、庶民の江戸の情緒をそこはこと訴えたのが樋口一葉だった。
 もっと時代を遡れば、『古事記』は縄文の薫りと、弥生の匂いの混在した浪漫が濃厚だが、中国語で書かれた『日本書紀』はすっかり唐風である。
江戸時代は朱子学に染まった儒者だったが、彼らも、夜になると、秩序重視、体制維持の御用学問をよこに置いて陽明学を学んでいた。世間では国風の復権が澎湃となって、本居宣長、賀茂真淵、平田篤胤らの輩出をみた。これらは官界外の世界だった。しかし江戸時代こそ、美人画、春画、文学、浄瑠璃、歌舞伎、義太夫、小唄、日本は世界に冠たる芸術大国だった。
 現代の日本文学を見よ。
日本の精神は死んでいる。何処にも古代の浪漫が存在せず、外つ国の真似事をもって現代文学などと獅子吼し、縄文的風土が喪失されてしまった悲劇を誰も嘆かない。
 
 このような比喩を最初に書いたのは、もはや説明の必要がないだろう。
 近代中国文学も同じだったのである。魯迅も胡適も、器用に外国文学のスタイルで中国人を語ったが、そこの土着の匂いがなかった。文革以後に輩出した若い中国人作家は、「中国のサガン」「中国のガルシア・マルケス」などが出てきて欧米で騒がれたが、中国の百姓たちの、土着の雰囲気がない。
 評者(宮?)は嘗て、台湾に亡命した文豪・無名氏(卜内乃)に何回も、時間をかけて単独インタビューを重ね、彼の文学の詳細を論じたことがある(拙著『中国の悲劇』)。
やはり近代知識人の懊悩がテーマ、米国へ亡命した陳若?(チェンルォシー)をサンフランシスコの自宅に訪ねて中国文学の宿命や知識人の現状を聞いたことがある。やはり土の匂いが希薄だった。前者は文革中、自宅に逼塞し、静かに秘かに小説を綴り、原稿は巧妙に外国へ持ち出されて筆名で出版されていた。後者は文革最中に北京にあってホテル暮らし、文革の悲劇を見つめた。
 文革期、共産党の宣伝一色でプロパガンダとしての「芸術」なるものがあった。党御用達文学で糊口を凌いだ作家らを顧みる人はいない。
 いずれ文革の悲劇を壮大に悲壮に、しかし中国人らしくダイナミックに描く作品が出てくるだろうと期待して、はや四十年を閲した。
ようやく出てきたのだ。
 老村はもちろん筆名である。苦労を重ね、北京へ出て映像のプロデュースにも携わったが、やがて引き籠もり創作に専念した。
中国土着の物語の執筆に余生を賭けた。
この小説『騒土』は、中国文学に伝統的な『金瓶梅』や『紅楼夢』に技法を借りながらも、文革初期の遠隔地で、途方もない田舎に暮らした人々を活写する。黄色の砂塵を巻き上げる農村に文革宣伝隊もやってきた。

 ムラは政治的人間やら軍人崩れやら、金持ちの妾やらが入り乱れ、滑稽なほど隠微で乱倫なのに、倫理観が希薄な所為か人々は原始的に本能的に動き回る。無神だが迷信を信じる。嗚呼、これが中国の農村の底辺で暮らした人々の実相だったのだ、と感嘆するに至る。
 それにしても長い小説である。
 「生きていることと愉しむことだけが人生第一の喫緊事」ゆえに「男は自分の女房を守らず、ひたすら他人の女房を盗むことばかりを考えている。女は婦道を守らず、いつだって良家の子弟を誘惑する」。
 このような雑駁な人々が「世間から後ろ指を指される類の」「愚鈍頑固で腹黒い輩、権勢に阿って利をみては義を忘れる人等が、秋の蝗のように上の方にはブンブン飛び回り、下の方ではぴょんぴょんはね回り」、繁栄してきた豊穣な郷は荒廃した。
「残ったのは禿山と乾河、耕地は荒れ果て、人里には雑草」という時代を迎えるのだった。巨大なニヒリズムが砂塵とともに到来し、去った。
 題名の『騒土』は、騒ぎ乱れる、浮ついている、かる弾み、淫らなどの意味を掻き混ぜた、全体を象徴する語彙を選んで冠された。 

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<今月の拙論と予定>
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(1)「香港大乱の舞台裏で」(『正論』12月号、発売中)
(2)「世界は今、東カリマンタン」(『エルネオス』11月号)
(3)「習近平、経済崩壊でゴースト・チャイナへ」(『テーミス』11月号)
(4)「米中金融戦争はどうなる」(『内外ニュース』11月1日号)。
(5)「トランプは本気、グリーンランド購入」(『月刊日本』、11月号、発売中)
(6)「指導者なき香港市民の暴走」(『ボイス』11月号、発売中) 

<刊行予定の単行本>
『CHINAZI 2020 何が起きるか』(仮題。11月下旬発売決定) 
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  読者の声 どくしゃのこえ  READERS‘ OPINIONS  
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(読者の声1)『正論』の貴論を拝読しました。香港の裏事情がよく分かりました。ところで、香港便「三人掛けが独り占め」、「定宿が半額」とありましたが、香港経済速報ではGDPがマイナスですね。香港経済、落ち込みが深刻です。この日本への影響は?
   (DF生、横浜)


(宮崎正弘のコメント)全日空は香港便をかなり劇的に減便し、中部空港発着便はおやすみに。成田往復は半減のうえ、機体も少人数用に変更の由です。航空会社ひとつをとっても、はっきりと影響がでています。
 日本企業との繋がりは深いですから、悪影響は必至でしょう。
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