国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<漁夫の利で笑うベトナム、カナダ、ブラジル、カンボジア

2019/07/07

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)7月7日(日曜日)
       通巻第6132号  
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 米中貿易戦争はアメリカにも甚大な損失をもたらしたことは明白だが。。。
  余波は日韓台を襲い、漁夫の利で笑うベトナム、カナダ、ブラジル、カンボジア
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 高関税を掛け合って、報復合戦に突入してから一年が経った。
米中貿易戦争では、中国の損害も目立つが、アメリカ側も甚大な損失を伴った。

 米国からの大豆、自動車、液化ガス、鉄くず、木材、パルプなど30%から80%の輸出減となり、ロスは2兆円前後と見積もられている。全体で38%減少した。
 中国からの対米輸出も集積回路、電気機械、部品など14%の減少を示した。現時点でみる限り、おあいこである(度合いは中国が低いように見えるが全体量比較ではなく、金額ベースでそれぞれが2兆円前後のロスとなっている)。

 米中貿易戦争の余波は北東アジア、とりわけ日本、韓国、台湾の経済を襲い、サムソンはじつに56%の収益減。スマホ輸出は事実上とまった。対中半導体輸出が激減したからだ。そのうえで日本からの規制強化に遭遇し、売り上げ予測は大幅な下方修正が迫られる。

 漁夫の利で笑うのは木材と穀物の対中輸出が激増したカナダ、そして大豆を中心とした穀物輸出が急伸のブラジルである。
また迂回貿易で沸き立つベトナム、カンボジアでは、中国企業の進出が顕著なばかりか、両国の港では中国製品を一度陸揚げし「MADE IN CHINA」のラベルの張り替えが行われている。原産地偽装でアメリカへ船積みをし直すのだ。

 米国のインテル、クアルコム、アップルは業績の大幅下方修正、中国のファーウェイも、三兆円の売り上げ減を予測しているうえ、韓国のSKハイニクッックスは株価が22%も落ち込んだ。

 以上をみる限りにおいて米中は大けが、日韓台は重傷となり、商業主義的な見地から言えば、「ろくなことはない」のである。

 しかし米国は「目先の利益より国家安全保障が重要だ」と息巻き、トランプ政権より議会が強硬である。
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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1921回】         
 ――「支那は日本にとりては『見知らぬ國』なり」――鶴見(15)
鶴見祐輔『偶像破壊期の支那』(鐵道時報局 大正12年)
 
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 「其の無限の曠野、其の底知れぬ忍耐力」に対するに「繊麗なる日本の自然と怜悧なる日本の人間」。この両者の間で「相互無關心に相互不感染に存在し乍ら三千年の國交を續け」てきたことに、鶴見が首を傾げる。
そして「十二萬方哩の小國たる日本と四百萬方哩の大國たる支那との關係」は、とどのつまり徹底して「『見知らぬ國』である」と結論づけた。

  「同文同種と言ふ抽象的な概念的な標語に累せられて日支兩國民は、あまり相知つたと自惚れ過ぎた。相似ざる隣人達が、異なる環境に異なる文明を抱いて生活し乍ら、相似たる者の如くに振舞つた。其の間から怏が渦巻き起こつた」。
とどのつまり、「似ざる者の間に起る精神的反撥と物質的乖離とを一時の權宜と半呑半吐の好意とを以て繋ぎ合わせようと大勢の人々が騒ぎ犇めいた」ところに、問題の発端があったわけだ。

  「日支兩國民」が揃ってそうだったのかどうかは判らないが、少なくとも日本人が「同文同種と言ふ抽象的な概念的な標語に累せられて」、「あまり相知つたと自惚れ過ぎた」ことだけは確かだろう。「あまり相知つたと自惚れ過ぎた」からこそ、その後の悲劇――敢えていうならば嘗めなくてもいい苦労――を体験しなければならなかったに違いない。

 この鶴見の指摘は正鵠を得ている。余りにも正しいだけではなく、中国に関心を持つ日本人の大部分が今に至っても学び取ることのできない、あるいは体得することを回避し続けた「不都合な真実」と言っておきたい。
やはり我々は「あまり相知つたと自惚れ過ぎた」のである。いや、より正確に表現するなら、「自惚れ」に「自惚れ過ぎた」のだ。

 あたかも当時は奉直戦争と呼ばれる軍閥間の内戦が行われていた。

  北京に近づくに従って「鼠色の小倉服を着た支那兵」が目につくようになる。「停車場の壁や汽車の廊下などに、二尺五寸に一尺五寸程の大きな貼紙がしてあ」り、そこには「汝等秋毫も犯すべからず」と。一方の大将である張作霖の布告であった。
その狙いは「民心を害なふまいと言ふ支那の督軍の苦心と、其の苦心の背後に在る支那の輿論の勢力、と言ふやうなことが、スーッと旅行者の腦裏をかすめて通る」。

  ここで鶴見は「埃及の沙漠に立つスフィンクスのやうな、昔からの謎である」「支那に於ける民論の勢力」について考えた。それは「或時は無いやうで、そして或る時は千丈の奇峰のやうに峙つて來る」。「其の正體を見究めやうと思つて、多くの外國人と旅行家とが、北は北京から南は廣東まで走り歩いた」。その結果、「冷頭の物知り」は「支那に民論などあるものか」と吐き捨てる。
一方、「生一本な人道論者」は「支那は昔から民論の國である」と「握り拳を固め」る。どちらにしても「民論」の正体を捉まえられない。

  この「正反對の兩極端の間に、區々まちまちの評價が人々の性格のまゝに生まれて來た」。それゆえに、「支那の民論の價値」は永遠に未解決の謎であり、謎のままに「支那研究者の眼前に?はつて居る」のであった。こういった図式は、21世紀初頭の現在も同じだ。

 今年は中華人民共和国建国から70年である。前半の30年ほどの毛沢東の時代を見ても、1950年代の半ば以降、言論の自由を掲げた「百花斉放・百家争鳴」運動から始まり、反右派闘争、大躍進政策、そして文革。文革をみても当初の敵である劉少奇を打倒すると、次は「毛沢東の親密な戦友」であったはずの林彪が毛沢東の敵とされ、やがては林彪と孔子とを一緒くたに批判する批林批孔が展開され、遂には毛沢東の側用人として文革の旗を振りまくった四人組が批判され・・・何が何だか判らないままに「毛沢東の敵」が目まぐるしく入れ替わる状況が連続したにも関わらず、人民は対応している。
どうやら、この辺に「支那の民論の價値」があるように思う。ともかくも変幻自在で融通無碍なのだ。

 「支那の民論」を前にしては反中・嫌中も親中も・・・暖簾に腕押し、糠にクギ。
《QED》 
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  読者の声  どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 
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(読者の声1)夕方の民放各局のニュースを見ていたらアメリカ独立記念日の模様と解説。軍事力の誇示はけしからんという反対派の意見を取り上げていましたが、イギリスではバッキンガム宮殿の上空を、フランスでもエッフェル塔上空を空軍がデモンストレーションする。
 日本でも1964年の東京オリンピックでは航空自衛隊のブルーインパルスが五輪を描いて国民は誇らしかった。国の守りを誇示することに何ら恥じることもないはず。
 フランスなど左右で国論が分裂しても核兵器と原発については国の安全保障上の理由から持つのは当然とされている。
頭でっかちの上に感情論が支配しがちなドイツでは原発廃止だの移民受け入れ賛成だの極端に振れ、メルケルの治世に軍事力は崩壊、まともに飛べる戦闘機もなく、戦車は外国へ売り飛ばし陸軍も最低水準。フランスとポーランドに極右政権ができて第二次大戦の恨みと攻め込まれたらドイツが東西に分割されかねないほど。
 番組ではワシントンDCのリンカーン記念堂を解説。記念堂の柱の数が36本というのはリンカーン大統領時代のアメリカが36州だったから。また一つ勉強になりました。
 リンカーン大統領が奴隷制度自体に反対していたわけではなかったことは高山正之氏の変見自在シリーズを読めばわかることですが、欧米人はスローガンやキャッチフレーズで国民も世界も騙すことにかけては長けています。
日本も欧米にはさんざん痛い目にあってきて最近やっとまともに対応というか反撃できるようになってきました。

 今にして思えば。1970年代から80年代にかけての日本は現在の中国同様、自国の利益しか考えない世界経済撹乱の目障りな存在だったと言われてもおかしくないほどです。
 家電のトップだったナショナル(パナソニック)の電気剃刀はフィリシェーブでしたが、オランダのフィリップスとの技術提携品とのことは一言もでてきません。
国鉄のディーゼル機関車のエンジンも欧米製を模倣したもの、船舶のエンジンなど海外からの輸入かパテントだらけ。今の韓国を見ていると30〜40年前の日本を見ているようで痛々しい気もします。
日本と韓国が違うのは戦争後の自助努力の差でしょうか。
アメリカに負けた日本は潜水艦やレーダーなど世界トップクラスにまでなりました。日米に冷戦のショーウィンドウとして育てられた韓国はなんの苦労もなく自力で先進国になったと勘違いしています。朝鮮戦争で逃げ回っていた韓国は自称世界水準のお笑い兵器ばかり作るのが関の山。

 ひところブームとされた韓流ドラマ、国王に取り入ろうとする臣下、声闘、さらには韓国お得意の告げ口まで、韓国人の性格を知るにはまたとない教材でした。
韓流ドラマを見た人なら朴槿恵の告げ口外交も韓国歴代大統領の絶対に非を認めない姿勢もわかるはず。反面教師という点では韓国ドラマも貢献しています。作家の岩井志麻子氏は韓国人を「手首切るブス」といいましたが、夫も浮気相手も韓国人という韓国マニアの岩井氏の言はネットでたちまち「リスカブス」(リストカットするブス)として定着しました。
付き合いたくもないのに無視すると「死んでやる」と手首を切ってはすがりつく。男なら笑顔を見せただけで「この女は俺に気がある」というストーカーです。
 2012年に留学先のタイで韓国人につきまとわれた女性のブログがまだ残っていました。韓国人の「気持ち悪さ」をこれでもかというほど指摘しています。
http://realjapanese.blog.fc2.com/blog-entry-512.html

 韓国人とはまともに話が通じないためネットではかなり以前から「○○ヒトモドキ」や「黒い山葡萄原人」(北朝鮮人の祖先) 、さらには「亜人」となり、最近では「ゴブリン」とまで。ゴブリンスレイヤーというライトノベル・アニメでは、教えられたことはできる知能を持ち、人間の女をさらっては繁殖の道具にする悪辣で卑劣で狡猾な生き物という設定。パクリは当たり前で強姦魔の韓国人そのもの。
 韓国人は「嘘をつかないと死んでしまう病気」と以前からネットでは揶揄されていましたが、瀬取りの証拠を示しても絶対に認めることはないのでしょう。
政府の対応は生ぬるいように思えますが韓国人の実態を知らない日本国民に対する啓蒙だと思えば長期戦でジワジワ締め上げるのが正解ですね。
   (PB生、千葉)



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(読者の声2)宮崎正弘独演会が7月13日、文京区民センターで開催されます。
演題は『余命半年の中国・韓国経済』です。
 本誌メルマガ読者の皆さん、宮崎先生の独演120分、焦眉の問題に集中して、行われます。

とき   令和元年7月13日(土)14時30分〜16時30分(開場:14時)
ところ  文京区民センター2F 2-A会議室(文京シビックセンター向かい側)
https://www.google.com/maps/place//@35.7093449,139.7523338,17z/data=!4m5!3m4!1s0x60188c3788294175:0xe0caa434378f574d!8m2!3d35.7087787!4d139.7542113?hl=ja
参加費  事前申込:2000円、当日申込:2500円、事前申込の学生:1000円
(高校生以下無料)
【懇親会】 17時〜19時頃 参加費:事前申込3500円、当日申込4000円
申し込み  7月12日21時迄にメール又はFAXにて(当日受付も可)
(懇親会は7月11日21時迄)
FAX 0866-92-3551
E-mail:morale_meeting@yahoo.co.jp
主催   千田会 https://www.facebook.com/masahiro.senda.50
https://twitter.com/Masahiro_Senda
詳しくは下記で。
https://www.kokuchpro.com/event/c237dbd6ec09c8fc1252184030ef9cc4/
     (千田会)



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(読者の声3)ジュネーブから帰国しました。国連人権理事会の本会議の場で徴用工問題での韓国の非を訴えました。下記URLのほとんど最後の方(2:31:55あたりから)に私のスピーチが出ています。よろしければ開いてみてください。
 http://webtv.un.org/%5D/watch/item5-general-debate-23rd-meeting-41st-regular-session-human-rights-council-/6055302978001/?term=?term&lan=french
  話した内容は下記の通りです
 「韓国の最高裁判所は、「第二次大戦中に朝鮮人を強制連行して日本の工場で奴隷労働をさせた」という理由で日本企業に個人に対する賠償命令を下した。しかしこれは歴史的事実に全く反している。 
  当時多くの朝鮮人が自ら望んで日本で働いたのが実態である。1944年に徴用令が朝鮮人男性にも適用されたが、当時Wartime Laborersとして日本国民である彼らを徴用することは国際法に照らしても合法である。 
  さらに日韓間の請求権問題は個人の請求権も含めて1965年に締結された政府間協定によって「最終的かつ完全に解決された」ことを確認している。韓国が条約を守らず日本人に賠償を要求することは日本人の人権を侵害する行為である。
  我々は国連人権理事会に対して、韓国に次のように勧告を出すことを要求する。
 1.韓国の未熟な司法システムを悪用して日本人の人権を侵害する行為を中止すること。
2.1965年に締結した二国間条約を遵守すること。
 なお、合わせてサイドエベントもやりました。
産経新聞の記事が下記にあります 
https://www.sankei.com/world/news/190702/wor1907020038-n1.html
   (松木國俊)



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(読者の声4)「消費税増税を望むのは、老人と公務員か」
◆一定の増税賛成層◆
参院選が4日公示されて17日間の選挙戦に突入した。NHKニュースを見ていたら、街頭インタビューの中で1人のお年寄りのご婦人が、候補者に望む事として消費税の増税を挙げていた。
消費税増税延期の聞き間違いではないかと思ったが、確かに増税と言っており、筆者は軽いショックを受けた。
 しかし考えてみれば、政府が増税の理由として年金財源の確保も謳っているのだから、年金受給世代としては全員がそう思っている訳ではないだろうが、増税に賛成というのも正直な気持ちなのだろう。知り合いの老齢者を思い浮かべても、その感触は受ける。
一方の若い単身者や子育て世代にとっては、年金受給は遠い先であり、政府は消費税増税分を幼保無償化財源等に使う事も謳っているが、それ程直結しては考えていないようだ。
 なお、消費税増税に賛成する有権者は、反対を下回るものの相当程度いる。
 (時事通信6/7〜10日調査 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061400822&g=pol

その他で消費税増税に賛成なのは、先ずは国地方の公務員が挙げられるだろう。何も統計を取った訳ではないが、何しろ自分の食い扶持がそこから出ているのだから、安定財源の確保を願うのは人情としては自然だ。
加えて、官僚組織のトップに立つ財務省主計局は、増税を成就させる事が財務省「中興の祖」として尊敬を集め、よりよい天下り先も確保されるという仕組みとなっており、強いインセンティブが働いている。
また、他に消費税増税に賛成なのは、バーターで法人税減税を確保したい大企業の経営者、所得税累進課税の税率UPや社会保険料の高額負担でこれ以上取られたくない高給サラリーマン他の高額所得者、及びこれらを取り囲む政界、学会、マスコミ等が挙げられるのではないか。

◆自助に舵を切れ!◆

逆に言えば、世論調査で消費税増税反対の方が多いという結果が出ている事を考えれば、まことにザックリ言えばそれ以外の層は、意識高い系を除いて概ね消費税増税に反対と言ってよいのではなかろうかと思う。
 EU等では消費税率は日本よりもっと高いが、ただでさえ金を使わない働きアリのような日本人には、消費に対してペナルティ的に働く消費税は相性が悪い。消費税率は下げこそすれ、これ以上上げれば消費の萎縮効果たるや悲惨な結果を日本経済に及ぼすと筆者は考える。
さてしかし、もし消費税を上げないとすると、将来の年金支給等の社会保障財源不足はどう賄うのか?
 自助に舵を切れ、と筆者は言いたい。
 年金支給年齢は、今よりも限りなく後倒しにする選択を可能とし、代わりにその場合累進的に支給額を増やし、死ぬまであるいはその5年位前まで働ける社会(但し週3、4日勤務等)を構築する。そして年金を「うっかり長生きしてしまったが、運悪く働けなくなってしまった場合の文字通りの保険」として位に置付け、貰わずに死ぬのが理想という程にする。筆者はそういった風が日本人には合っていると考える。

その前に、小さな政府として、国地方の公務員平均給与は基本的に2割減とする。なお人員配置も見直すが、全体的に人員が不足しているなら平均給与を3割減とし、1割増員してもよい。
また一例を示せば、官庁は企業に対して各種経済統計調査を行っているが、財務省、経産省、総務省等、またその各部局から同じような調査を全部合わせれば10件を超える勢いで掛けている。これらは基準を統一して一括調査とし、データベース化すれば官民共に可成りの効率化となる。このような行政の重複は他にもあるだろうから、全体では相当なものになるだろう。

 自公は消費増税断行でこの参院選を突っ切るつもりだ。一方の野党の主張は、消費税増税延期、凍結、減税、廃止まで、更に代替財源も様々で百花繚乱だ。
また自民の候補者の中にも消費税増税反対を主張して臨む者もいる。その意気はよいが、ならば消費税増税凍結の議員立法提出を公約に掲げればよいが、そうでなければ選挙用の単なるポーズと取らざるを得ない。
  安倍総理は、外交、経済で、他党や党内のライバルが政権を担った場合を少し想像すれば、比較してよくやっていると言えるだろう。
しかし今回の消費税増税は頂けない。政権の末節を汚し、きっと後悔することになる。
 筆者は、総理にギリギリでの改心を促すためにも、参院選で手痛い打撃を与え、国民は明確な意志を示すべきと考える。
     (佐藤鴻全、千葉)



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(読者の声5)中国人や中華系の多い国で目にするのは上半身ハダカのおじさんたち。北京でも上海でもマレーシアやシンガポールでも暑い夏は上半身裸のおっさんばかり。
 最近ではTシャツを腹の上にまくりあげているスタイルが「北京ビキニ」と言われているそうで済南市では公共の場所でのシャツ着用を命じる通知を出したという。
http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51996339.html
 冷たい水やビールは体に悪いといいいながら、腹を冷やすのはOK。
まるで犬が腹を見せて暑さを耐えているよう。2000年当時に成田空港で済南市の修学旅行の女子高校生たちと遭遇、みな素直で引率の教師がビデオを撮りまくりでした。
日本に来る中国人が増えるほど中国人が文明化するということなのかもしれませんね。
   (PB生、千葉)
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■宮崎正弘の新刊  ■宮崎正弘の新刊  ■宮崎正弘の新刊 
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宮崎正弘『地図にない国を行く』(海竜社)
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 ●グーグルマップでも見ることができない世界の裏。ガイドブックにない国、地方、秘境。昼と夜でその顔を変えてしまう、あの街。不思議な世界!
 写真およそ百葉。256ページ。
  ●現代は世界の隅々の地図を瞬時に把握できる。世界のどこかで起きている災害もテロ事件も、お祭りもSNSの発達により把握できるが、さて地図に載らない場所が、世界中にある。
――海流のなかの島々、ガラパゴス、イースター島、パプアニューギニア、フィジー
――孤島の東チモール、モルディブで何が起こり、どのような生活をしているのか。
 ――世界の秘境と言われるブータン、ネパール、そして日本人が殆ど行かないアジアの国々のなかでコタキナバル、クチン、あるいは日本人が寄りつきたくないバングラデシュ。遠き過去の出来事となったベトナムの激戦地ディンビエンフーを訪ねてみると。。。。
 ●宮崎正弘『地図にない国を行く』(海竜社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4759316663/
 (↑ アマゾン、残部僅少)


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宮崎正弘『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店 定価1620円)
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 ――「五百年の孤独」に耐えて、歴史の真実が明らかになった
 明智光秀評価の間違いを糺し、従来の「本能寺の変」解釈を根底的にひっくり返す!
 これほど誤解された武将はいないが、原因は『光秀ごときが』という黒幕説だった
 ――信長への過大評価と光秀への過小評価が真実を隠蔽してきた
 「主殺し」、「謀反人」という逆宣伝で光秀を貶めたのは秀吉と誠仁親王だった
 当時の空気。人々は予兆していた。光秀がことを起こそうとしていることを
 ――謎は愛宕神社、あの「愛宕百韻」の発句が「ときはいま天の下しる五月哉」にある
――光秀の『文化防衛論』は日本侵略を狙った切支丹伴天連との戦いだった
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宮崎正弘『余命半年の中国・韓国経済』(ビジネス社。定価1512円)
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 ――中国市場から制御不能の金融危機が始まる。天文学的債務が爆発寸前だ 
 ――ファーウェイ排除は次世代技術覇権競争が本質にある
 ――ソロスが言った。「習近平は西側のもっとも危険な敵」


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<< 宮崎正弘のロングセラーズ >>
『日本が危ない!  一帯一路の罠』(ハート出版。定価1620円)
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『AI管理社会・中国の恐怖』(PHP新書。950円)
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『米中貿易戦争で始まった中国の破滅』(徳間書店、定価1296円)
『アメリカの「反中」は本気だ』(ビジネス社、1404円)
『習近平の死角』(育鵬社、1620円)  
『日本が全体主義に陥る日  旧ソ連圏30ヵ国の真実』(ビジネス社、1728円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、1620円)
『西郷隆盛 ――日本人はなぜこの英雄が好きなのか』(海竜社、1620円)
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<宮崎正弘の対談シリーズ> 
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宮崎正弘 v 渡邊哲也『2019年 大分断する世界』(ビジネス社、1512円)
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宮崎正弘 v 田村秀男『中国発の金融恐慌に備えよ!』(徳間書店。1296円)) 
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宮崎正弘 v 大竹慎一『米中壊滅』(李白社、発売=徳間書店。1512円)
宮崎正弘 v 宮脇淳子『本当は異民族がつくった虚構国家 中国の真実』(ビジネス社) 
宮崎正弘 v 西部 邁『アクティブ・ニヒリズムを超えて』(文藝社文庫、778円)  
宮崎正弘 v 渡邊惣樹『激動の日本近現代史 1852−1941』(ビジネス社)  
宮崎正弘 v 藤井厳喜『米日露協調で、韓国消滅!中国没落!』(海竜社、1296円)
宮崎正弘 v 石平『アジアの覇者は誰か 習近平か、いやトランプと安倍だ! 』(ワック)
宮崎正弘 v 室谷克実『米朝急転で始まる中国・韓国の悪夢』(徳間書店、1296円)
宮崎正弘 v 福島香織『世界の中国化をくい止めろ』(ビジネス社、1404円)
宮崎正弘 v 河添恵子『中国、中国人の品性』(ワック、994円) 
宮崎正弘 v 高山正之『日本に外交はなかった』(自由社、1080円)
宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円) 
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(休刊のお知らせ)地方講演旅行のため7月14〜15日は休刊となります
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2019 ◎転送自由。転載の場合、出典明示
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