国際情勢

宮崎正弘の国際ニュース・早読み

 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<李嘉誠が仙頭大学の卒業式を欠席、学生は失望

2019/07/02

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)7月2日(火曜日)弐
       通巻第6125号
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 奇怪、意外。それとも予定された行動?
  李嘉誠が仙頭大学の卒業式を欠席、学生は失望
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 仙頭大学は李嘉誠が財団を作り、中国教育省、広東省政府を共同で創設された。殆どが李嘉誠財団の寄付によってまかなわれ、国際的なエンジニア養成を主目的とした。李は連続十七年間、かならず卒業式にでて祝辞をのべてきた。赤マントに卒業帽子、英国の伝統そっくりのファッションで、希望の燃える若者達を鼓舞する演説だった。

 2019年6月30日、晴れやかな卒業式に「名誉会長」でもある李嘉誠実はあらわれず、代理役の息子のリチャードも欠席した。李は2018年に「名誉会長を退きたい」と周囲に漏らしてきた

 李は12歳で故郷の広東省潮州を離れ、香港へ渡った。その後の艱難辛苦、血と汗の努力で香港一の財閥となったが、故郷への貢献も「故郷に錦を飾る」レベルを超えていた。なにしろ潮州市の町を歩くと、写真館のモデルは(当時の)江沢民ではなく李嘉誠だった。それほど広東省では尊敬を集めてきた。

 仙台頭大学は、国際的コネクションが強く、海外への雄飛を夢見た若者が入学してきた。自由な学風があった。いつの間にか、共産党の指導が濃厚となって、学長は、当該大学党委員会書記が当たることとなり、思想面での締め付け、「愛国教育」という名の洗脳が蔓延るようになり、李嘉誠を大いに失望させたと見られる。

 一方、李嘉誠はイスラエルのハイファに技術大学を設立した。広東からイスラエルへ、彼の夢は飛翔した。
 (註 「仙頭大学」の「仙」はさんずい)
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)(A)G20大阪サミット関連の米国の資料 
トランプ大統領は6月27日、G20大阪サミット出席のため日本に到着しました。大統領は6月28日に日米首脳会談を行ったほか、インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領等と会談しました。サミット2日目にも各セッションの合間に各国の首脳と個別の首脳会談を行ったトランプ大統領は、サミット閉会後に記者会見を行いました。 
(1)G20大阪サミットの最後に行われたトランプ大統領の記者会見 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-press-conference-osaka-japan/
(2)トランプ大統領と中国の習主席との会談前の声明 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-president-xi-peoples-republic-china-bilateral-meeting-osaka-japan/
(3)トランプ大統領、安倍首相、インドのモディ首相の3か国首脳会談前の声明 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-prime-minister-modi-trilateral-meeting-osaka-japan/
(4)日米首脳会談前の声明 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-bilateral-meeting-7/
(5)ファクトシート−G20サミットで世界経済の成長と繁栄を促進するドナルド・トランプ大統領 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/president-donald-j-trump-will-promote-worldwide-economic-growth-prosperity-g20-summit/
在日米国大使館による仮訳 2019年6月27日 
https://jp.usembassy.gov/ja/factsheet-g20-2019-ja/
(6)G20 大阪サミットの公式サイト 
https://g20.org/jp/

(B)トランプ大統領の訪韓と、非武装地帯での金委員長との面談 
トランプ大統領はG20大阪サミットの後訪韓し、6月30日に文在寅大統領との首脳会談などを行いました。また文大統領と南北非武装地帯を訪れたトランプ大統領は、北朝鮮の金正恩委員長と会い、アメリカの現職大統領として初めて北朝鮮に足を踏み入れました。 
(1)トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との面談 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-chairman-kim-jong-un-democratic-peoples-republic-korea-11-meeting/
(2)ポンペオ国務長官は、非武装地帯訪問後、韓国のオサン米空軍基地で記者等の質問に答えた。 
https://www.state.gov/secretary-of-state-michael-r-pompeo-remarks-to-press-2/
(3)トランプ大統領と韓国の文在寅大統領との共同記者会見 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-president-moon-republic-korea-joint-press-conference/
(4)トランプ大統領と文大統領の首脳会談前の声明 
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-president-moon-republic-korea-joint-press-conference/



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(読者の声2)トランプ大統領は本当に面白い。有言実行で場を盛り上げながら落とし所もしっかり考えている。
板門店での米朝会談がサプライズなのか選挙目当ての茶番なのか、いずれわかること。韓国の文在寅大統領は当事者にもなれない、いわは刺身のツマ。米朝会談で浮かれる文在寅に日本は輸出規制という爆弾を落としましたがまだ序の口。
 1980年代の日米貿易摩擦のころ東芝機械がココム違反で摘発されたりしましたが、いまの韓国がやっているのは北朝鮮やイランに対する横流しなのでしょう。
だから日本政府も「徴用工問題」に対する制裁ではないとし、安全保障上の問題として「ホワイト国」から韓国を除外という形をとっている。韓国がWTOに提訴するなどと騒げば騒ぐほど日米は瀬取りなどの証拠を小出しにしながら韓国に対するセカンドボイコットに進んでいく。
 G20では日韓首脳会談もなく、大阪城前での屈辱的な記念写真に応じた文在寅大統領、歴史とは順番が変わりますが大阪夏の陣で外堀を埋まられた状態でしょうか。
さらに日本の銀行が信用状を止めたら韓国はひとたまりもない。
 中国も韓国に対してさらに圧力を強化、6月末には北京でサムスン・現代自動車の広告板を一方的に撤去されるという事件が発生。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/07/01/2019070180082.html
 さすが宗主国は属国のしつけ方をよくわかっている。
もしかして日米中露で朝鮮半島処分の密約ができているのかも。米中露は北から核を取り上げ緩衝国とし、北の労働者はシベリアへ。韓国は中国の属国へ戻る。
サムスン・ヒュンダイなど韓国国外の工場は日米中で分割、韓国国内の工場は閉鎖、韓国は農業国とし、世界に害をなすコリアンは半島に閉じ込めたほうがいいのかもしれません。
  (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)ついで哈爾浜駅に開館している安重根記念館も取り壊して欲しいですね。
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