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宮崎正弘の国際ニュース・早読み

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<マレーシア、「借金の罠」から這い上がる残務整理の悲哀

2019/03/31

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成31年(2019年)3月31日(日曜日)
通巻第6032号 <平成の御代、最後の日>
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 マレーシア、「借金の罠」から這い上がる残務整理の悲哀
  フラッグ・キャリア「マレーシア航空」まで売却を検討中
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 うっかり中国の甘言に乗って「借金の罠」に陥没したマレーシア。中国の「一帯一路」プロジェクトは東西新幹線とボルネオからのガスパイプライン合計220億ドル。マハティース首相は果敢に全てのプロジェクトの「中断」を声明し、予算の見直し、残務整理の作業を急いできた。例外はすでに完成間近のクアラランプール近郊の新幹線で、全体の二割の区間だけである。

 マレーシアの負債総額は2450億ドル(27兆円弱)もある。
 まず政府系ファンドKHAZANAH社が所有する「非戦略的」資産の処分に入った。リム・グアン・エン財務相は、資産売却キャンペーンを主導しているが、「債務削減が優先する」として、政府系ファンド「KHAZANAH」が所有する有力資産をリストに挙げている。

 すでに香港に所有したマレーシア領事館の入ったビルを売却して、3億9200万ドル。シンガポールに鳴り物入りで建てた高層複合ビル「デュオ」も売却したほか、通信企業「AXIATA」をシンガポールの「M1テルコ」へ、ヘルスケアの大病院、銀行、不動産、そしてテーマパークなども売却、もしくは相手捜しに入った。

 この集中的な資産処分は連鎖でシンガポールの不動産市場に深刻な影響を与えるため、急遽マレーシアとシンガポールの首脳会談が4月7日からクアラランプールで行われることになった。

 背に腹は代えられないマレーシアは、国の象徴たるマレーシア航空の売却も宣言しており、「国内外の企業で興味を占めるところへ売却する」としている。
マレーシア航空は2014年にインド洋上で忽然と消えたMH370,ウクライナ上空で撃墜されたNH716という二つの大事故で、経営の根幹を脅かされてきた。

 それにしてもナジブ前政権が中国の甘言に乗って始めた無謀はシルクロード相乗りは、経済に悲哀を運んできた。

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  ★読者の声 ★READERS‘ OPINIONS ★どくしゃのこえ 
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(読者の声1)御新著『明地光秀 五百年の孤独』(徳間書店)、項日良き機縁がありまして宵浅き時刻から読み始め集中没入して日付が替わる頃には読了しました。歴史をやるということは即ち、通説、俗説、定説に修正を要求することだとの定理の一の代表のごとき著述でじつに面白く拝読したことでした。
   (KK生、世田谷)

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(休刊のお知らせ)小誌、海外取材のため4月4日から8日まで休刊となります 
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  • 名無しさん2019/03/31

    マレーシア、「借金の罠」から這い上がる残務整理の悲哀

      フラッグ・キャリア「マレーシア航空」まで売却を検討中

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     うっかり中国の甘言に乗って「借金の罠」に陥没したマレーシア。中国の「一帯一路」プロジェクトは東西新幹線とボルネオからのガスパイプライン合計220億ドル。マハティース首相は果敢に全てのプロジェクトの「中断」を声明し、予算の見直し、残務整理の作業を急いできた。例外はすでに完成間近のクアラランプール近郊の新幹線で、全体の二割の区間だけである。



     マレーシアの負債総額は2450億ドル(27兆円弱)もある。←宮崎先生、情報ありがとうございます。